著者
林 伸和
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.106, no.2, pp.279-282, 2017-02-10 (Released:2018-02-10)
参考文献数
3
著者
中川 健一 長谷川 裕晃 村上 正秀 大林 茂
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.856, pp.17-00165-17-00165, 2017 (Released:2017-12-25)
参考文献数
13
被引用文献数
1

Badminton is one of the most popular sports in the world and is famous as the sport having the fastest initial velocity of a batted ball among all ball games. Initial velocity immediately after smashing may reach up to 408 km/h (113 m/s) at maximum. A badminton shuttlecock generates significant aerodynamic drag and it was confirmed that the high deceleration characteristics was related to the slots located at the leg portion of a shuttlecock in the previous study. Turnover refers to the flipping experienced by a shuttlecock when undergoing heading change from nose pointing against the flight path at the moment of impact and a shuttlecock indicates the aerodynamically stable feature for the flip movement just after impact. The purpose of this study is to investigate the effect of gaps on the aerodynamic stability (turnover stability) of a badminton shuttlecock during the flip phenomenon. In the present study, the flow field around the shuttlecock during impulsive change of an angle of attack (flip movement) was measured by using the smoke flow visualization and the behavior of the shuttlecock during the flip movement was evaluated in comparison with that of the conic model (with no gaps). The turnover stability of a badminton shuttlecock is affected by gaps of the shuttlecock skirt.

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著者
藤林元紀 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1], 1810
著者
中村 和之 三宅 俊彦 GORSHKOV Maxim Valerievich 小林 淳哉 村串 まどか
出版者
National Institute of Technology, Hakodate College
雑誌
函館工業高等専門学校紀要 (ISSN:02865491)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.39-47, 2018 (Released:2018-01-31)
参考文献数
12

This paper reports the result of the chemical analysis of the Chinese coin Yongle Tongbao owned by Khabarovsk Regional Museum named after N.I. Grodekov. It was found that this Yongle Tongbao is the officially minted coin. This coin was excavated in Krasnokurovka burial ground in the Khabarovsk Territory. The burial ground was made under the Pokrovka culture (from the 9 th to the 13 th centuries). However the Yongle Tongbao, which was first minted in 1408, was discovered in the mound No. 30 of Krasnokurovka burial ground. So, it is necessary to reconsider the end period of the Pokrovka culture.
著者
嶋 和明 本間 健 池下 林太郎 小窪 浩明 大淵 康成 佘 錦華
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J101-D, no.2, pp.446-455, 2018-02-01

電子機器の音声入力操作が一般的になった.音声入力操作に必要となる言語理解器開発のためのコーパスは,主にWOZで収集されてきた.WOZは,人が機械に話すときに見られる簡潔な発話スタイルの収集に向く.しかし,ユーザは,言語理解に優れる機械と対話するなかで,多様な発話をするように変化すると予測される.本研究は,機械相手の簡潔な発話だけでなく将来起こりうる多様な発話も収集することを目的とし,インタビューによるコーパス収集法を提案する.具体的には,カーナビをターゲットとして,質問者から回答者にカーナビに何と言うか質問し,回答を得る.回答者には,機械向けの発話収集であり,かつ機械は進化しているため発話の制限がないことを教示する.インタビューで得たコーパスと現製品の発話ログデータ(製品ログ)を比較したところ,コーパスが一発話あたり11.7%多く形態素を含み,多様な発話を収集できたことを確認した.また,現製品の言語理解用データとしての有用性を調べるため,コーパス,製品ログ,両者混合の3パターンで学習させた言語理解器を構築し,評価した結果,両者混合学習で最高精度となり,有用性を確認した.
著者
中林 哲夫
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.146, no.4, pp.185-190, 2015 (Released:2015-12-10)
参考文献数
26

精神神経領域の医薬品開発は,国際的にも活発である.これまでのうつ病治療薬の開発は,選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)等が中心であり,これらは今日の標準治療薬に位置づけられている.現在,数多くのうつ病治療薬が使用可能となっているが,うつ病治療の臨床的課題(unmet medical needs)は,複数の抗うつ薬による治療を試みても十分な効果が得られない患者が一定数存在することである.このため,近年のうつ病治療薬の臨床開発では,既存治療薬で効果不十分な患者を対象とした第2選択薬の開発が増加し,そして新規性の高い作用機序を有する化合物の開発が行われている.現在,臨床開発の段階にある化合物には,アミノ酸関連,神経ペプチド類関連の作用機序を有するものがあり,うつ病のモノアミン仮説を超える化合物が開発対象となっている.精神神経領域の医薬品開発を目的とした臨床試験の基本デザインはプラセボ対照比較試験であるが,臨床試験の成功割合は高くはなく,プラセボに対する優越性を示すことも容易ではない.近年は,臨床試験におけるプラセボ反応性が増加傾向にあり,その要因についても検討が進められている.これらの有効性評価に影響を及ぼす要因を特定し,より適切な臨床評価方法を検討していくことは重要であり,精神神経領域におけるレギュラトリーサイエンスの課題と考える.
著者
林 邦彦
出版者
中央大学人文科学研究所
雑誌
人文研紀要 (ISSN:02873877)
巻号頁・発行日
no.81, pp.115-139, 2015

フェロー語によって今日まで伝承されている多数のバラッドの中に,Ívint Herintsson と呼ばれる,アーサー王伝説に題材を取ったと考えられる作品がある。この作品は18世紀後半から19世紀半ばにかけて,一般にA,B,C と呼ばれる3 つのヴァージョンが採録されており,これらはいずれも複数のバラッドから構成されるバラッド・サイクルである。本作品の先行研究ではしばしば物語の素材に焦点が当てられたが,本稿ではこの作品の3 ヴァージョン間の異同に着目し,個々のヴァージョンの形が生成・伝承された過程を浮き彫りにすることを目指し,バラッド・サイクルとしての本作品を構成する複数のバラッドのうち,まずはKvikilsprang と題されたバラッドに対象を絞り,Kvikilsprang の3 ヴァージョン間の比較を行い, 3 ヴァージョン間で見られた主な異同箇所について,Kvikilsprang と同じ題材を扱ったノルウェー語バラッドKvikkjesprakkの該当箇所とも比較を行う。
著者
堀 進悟 副島 京子 篠澤 洋太郎 藤島 清太郎 武田 英孝 木村 裕之 小林 正人 鈴木 昌 村井 達哉 柳田 純一 相川 直樹
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5, pp.11-14, 1997

近隣救急隊の1994年12月から1996年4月まで16ヵ月間の出場記録を調査し,浴室内で発生した急病の調査を行った.浴室の急病は43例で当該期間の全救急件数の0.19%を占めていた.年齢は77±10歳と高齢者に多く,男女比は24例対19例と男性に多かった.診断は心肺停止26例(60%),失神(前駆症)14例,脳血管障害3例であった.各群とも高齢者が多く,明らかな年齢差を認めなかった.浴室急病の発生時期は,心肺停止のみならず,いずれの群も12-3月の厳寒期に集中していた。心肺停止は自宅浴室の発生が26例(100%)で,公衆浴場における発生は認めなかった. 一方, 非心肺停止例では自宅浴室が12例,公衆浴場が5例であった(p<0.01).さらに浴室内の発生場所を検討すると,心肺停止は浴槽内が22例(85%),洗い場が4例,非心肺停止では浴槽内が7例,洗い場が7例,不明が3例であった(p<0.01).溺水の有無を検討すると,心肺停止では21例に,非心肺停止では2例に溺水を認めた(p<0.01).すなわち,心肺停止は非心肺停止例と比較して自宅浴室の浴槽内で発生しやすく,溺水をともない易いことが示された.<BR>本研究により,公衆浴場よりも自宅浴室が心肺停止の危険をもたらしうることが示された.すなわち,身近に救助者がいれば入浴急死は防止できる可能性が示唆された.
著者
林 衛 瀬川 嘉之 山内 知也 藤岡 毅 柿原 泰
巻号頁・発行日
pp.1-94, 2014-11-15 (Released:2016-02-15)

日本の一部研究者が多用するトランスサイエンス,作動中の科学,予防原則といった概念の有効性と使い方を現実の放射線被爆問題を通して検証する。「健康管理のあり方」(瀬川),科学的な問題としてのシーベルトの困難性(山内),長瀧重信らのいう「科学的」とは何か(藤岡),それをとらえきれていない変容するSTSの問題点(柿原)を議論する。1980-90年代におけるSTSの形成過程について論じるOS「STSをつくる社会:日本における科学技術社会論の形成と立論構造の変化」に関連し、本OSでは,放射線問題をテーマに,そのようにして形成されたSTSの今日的課題を浮かび上がらせる。 2014年度 第13回科学技術社会論学会年次学術大会,日程:2014年11月15日(土)~16日(日),会場:大阪大学豊中キャンパス 林衛「【問題提起】被爆による人権侵害問題を通してSTSの到達点と変容を検証しよう」 瀬川嘉之「犠牲を強いられているのは誰か : 「東電原発事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」を分析する」 山内知也「シーベルトで被爆影響は測れるか : 要素還元主義の間違い」 藤岡毅「中川保雄の被曝史研究から引き継ぐべきもの : 科学的とは何か」 柿原泰「放射線リスクコミュニケーションのもたらすもの : 放射線リスクをめぐる科学技術論の変容」
著者
林甕臣 著
出版者
速記大日本字の会
巻号頁・発行日
1887
著者
中村 覚 佐久間 淳 小林 重信 小野 功
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第22回全国大会(2008)
巻号頁・発行日
pp.83, 2008 (Released:2009-07-31)

本論文では,クォートドリブン市場におけるマーケットメーカー(MM)の戦略獲得問題を,MMの利益および約定率の観点から多目的最適化問題として定式化し,多目的遺伝的アルゴリズムにより戦略の最適化を行う手法を提案する.