著者
小林 雄一
出版者
中央図書出版社
雑誌
国語国文 (ISSN:09107509)
巻号頁・発行日
vol.83, no.6, pp.1-19, 2014-06
著者
近藤 金助 林 常孟 松下 〓
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.354-361, 1927

以上論述した事柄を要約すれば次のやうである<br> 1. 私等はRice-glutelin No. 1.及びNo. 2.に就て其の最適雪出點に及ぼすNaCH<sub>3</sub>COO, NaCl, KCl及びLiClの影響に就きて研究した<br> 2. 其の結果によれば是等の鹽類の存在はRice-glutelinの最適雪出點を等しく酸性の側に變移せしめるそして其の程度は鹽類の濃度によつて一定しない醋酸曹達に就ても同樣であるこのことはMichaelis氏の所論とは一致しないのみならず最適雪出は完全雪出を意味しない<br> 3. 私等はこの事實を此等鹽類より由来する正負兩イオンの蛋白質イオン化力の優劣の差によつて説明し得た但しこの力は鹽類の種類と濃度及び蛋白質の種類によつて特殊なものである<br> 4. 從つて難溶性蛋白質の見かけ上の等電點は試用する鹽類の種類及び濃度によつて不同でてると私等は思ふ
著者
田中 健治 小林 秀誉 永田 忠博 真鍋 勝
出版者
[日本食品衛生学会]
雑誌
食品衛生学雑誌 = Journal of the Food Hygienics Society of Japan (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.63-66, 2004-04-25
被引用文献数
15

米はマイコトキシン汚染の少ない穀物である.ところが,1998年には,台風で倒伏し水に浸かったイネがあり,この米は褐色に着色していた.この年は,国内ではムギの赤かび病が大発生した年でもあったので,この米についてトリコテセン系マイコトキシンの抽出を行い,分析した.定性は,GC/MSで,定量はGC-ECDで行った.その結果,デオキシニバレノール (DON),フザレノン-X (Fus.-X),ニバレノール(NIV)のトリコテセン系マイコトキシンが検出された.米でのDONの汚染は報告されているが,現在著者の知る限りでは,Fus.-Xの汚染報告は初めてである.
著者
林 裕二
出版者
日経ホーム出版社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.284, pp.36-39, 2006-09

もうすぐ第1四半期決算発表。軍師! 決算書から勝利のヒントをつかむための解読法を教えてください。はい。私は今回軍師なんですね(笑)。四半期決算の情報開示が上場企業に義務化されたのは'04年。歴史は浅いんです。四半期決算で開示される書類は厳密には決算書という名前ではなく「四半期財務・業績の概況」。本決算の「決算短信」に比べ簡略化された書類になります。
著者
小倉 昌男 小林 収
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1078, pp.68-72, 2001-02-12

問 ヤマト福祉財団が後押ししている障害者が働くパン屋さん、スワンベーカリーが好調なようですね。 答 ええ。東京・銀座店から始まって、昨年12月には広島県三原市に4店舗目が開店しました。駅前なので、朝7時から夜7時まで開けています。三原の駅前を活性化しようと張り切ってますよ。今、1日に7万から10万円程度売っています。
著者
小林 圭一
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2010

制度:新 ; 報告番号:乙2263号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2010/2/24 ; 早大学位記番号:新5345

1 0 0 0 OA 性法略

著者
畢洒林 (フイセリング) 述
出版者
求故堂
巻号頁・発行日
1871
著者
臺丸谷 政志 小林 秀敏
出版者
The Society of Materials Science, Japan
雑誌
材料 (ISSN:05145163)
巻号頁・発行日
vol.60, no.7, pp.668-673, 2011

The Japanese sword is interesting not only from the viewpoint of traditional crafts of arts, but also from the aspect of modern science and technology because the way of making and its functionality as a weapon are really consistent with modern science. The present study is concerned with the joint between <i>tohshin</i> (blade) and <i>tsuka</i> (hilt) of the sword. Only one <i>mekugi-take</i> (retaining peg made of bamboo) with about 5mm in diameter holds <i>Nakago</i> (tang) in the hilt. However the slender <i>mekugi</i> might not be broken, even in the case of violent sword-fighting. This fact has been historically demonstrated in many battles by Japanese swords. In this study, using a Japanese sword model, it is examined theoretically and experimentally why a <i>mekugi</i> used in Japanese swords might not be broken from the viewpoint of impact engineering. Consequently, it is presumed that such a strong force as breaking <i>mekugi-take</i> does not act on it, because of the location of <i>mekugi-ana</i> (a hole for <i>mekugi</i>) in the tang, which has been made by following the traditional code of swordsmiths.
著者
林 秀謙
出版者
JAPAN BIFIDUS FOUNDATION
雑誌
腸内細菌学雑誌 = Journal of intestinal microbiology (ISSN:13430882)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.1-12, 2006-01-01
被引用文献数
1

これまでヒト大腸内菌叢の研究は培養可能な細菌を中心に行われて来た.しかしながら,70~80%の細菌が難分離,難培養性細菌で占められているために,培養法ではヒト大腸内細菌叢の全体像を理解する上では不十分であった.本研究はヒトの大腸内菌叢とその機能を明らかとするために,16S rRNA遺伝子ライブラリーおよびT-RFLPを用いて大腸内菌叢の解析を行った.得られた約1800クローンの解析を行ったところ,個体差はあるが約75%のクローンが未同定な菌種の配列に分類され,未同定な細菌が多数存在することが明らかとなった.系統解析の結果,成人男性では <i>Clostridium leptum</i>サブグループ(<i>Clostridium</i> rRNAクラスターIV), <i>Clostridium coccoides</i>グループ(<i>Clostridium</i> rRNAサブクラスターXIVa), <i>Bacteroides</i>グループが主要な構成菌種として常在していた.一方,高齢者では <i>C. coccoides</i>グループの検出率が低く,"<i>Gammaproteobacteria</i>"に属するクローンが高頻度に検出されることを明らかにした.菜食主義者では <i>C. leptum</i>サブグループ,<i>C. coccoides</i>グループ,<i>Bacteroides</i>グループ, <i>Clostridium</i> rRNAクラスターXVIIIに含まれる菌種由来の配列を検出した.以上の成果からヒト大腸内菌叢の全体像の一部が明らかとなった.消化管各部位における腸内菌叢の多様性を解析するために,老人の消化管各部位における大腸内常在菌の16S rRNA遺伝子ライブラリーとT-RFLPより解析を行ったところ,空腸,回腸においては" <i>Gammaproteobacteria</i>",<i>Lactobacillus</i>,<i>Streptococcus</i>, <i>Enterococcusグループ,Bacteroidesグループが高頻度に検出し,盲腸,直腸ではC. coccoides</i>グループ, <i>C. leptum</i>サブグループ,<i>Bacteroides</i>グループ,"<i>Gammaproteobacteria</i>"に属する菌種を検出し,消化管各部位おいて腸内菌叢の構成パターンが異なることを認めた.さらに大腸内常在菌の機能解析の一環として,食物繊維分解に関与している考えられるキシラナーゼ遺伝子を培養することなく,eDNA-PCRにより増幅を行ったところ,5種類の新規キシラナーゼ遺伝子の取得に成功し,ヒトの大腸内のキシラナーゼ遺伝子は多様性に富んでいることを示した.さらに高頻度に得られたキシラナーゼ遺伝子を自己組織化地図(Self-Organizing Map)により解析を行ったところ, <i>Bacteroides</i>また近縁の菌種由来の遺伝子であることが推定された.以上の成果から分生物学的手法を用いることによるヒトの大腸内菌叢が明らかとなった.<br>
著者
田辺 仁志 中山 忠三 浅山 哲 内海 進 栗栖 弍彦 市川 吉夫 河合 孝 鮎沢 千尋 河原畑 勇 福原 敏彦 橋本 陽子 久保 正太郎 楠野 正夫 中村 二郎 宮沢 左門 有賀 久雄 宮島 成寿 今井 退 小田 常治 川森 郁郎 川瀬 茂実 石川 義文 沖野 英男 山口 孝根 三好 健勝 倉田 啓而 鮎沢 啓夫 山口 定次郎 小林 勝 岩下 嘉光 細田 茂和 松沢 則子 山崎 寿 小林 あつ子 山田 たけを 市岡 正道 丸山 長治 高須 敏夫 佐藤 清 山崎 昭治 酒井 英卿 片岡 平 梅村 義雄 村上 昭雄 田島 弥太郎 鬼丸 喜美治 佐渡 敏彦 広部 達道 沓掛 久雄 渡部 仁 長野 ヒロ 小林 悦雄 佐伯 佳之 阿相 敏雄 佐藤 正市 平田 保夫 武井 隆三 長島 栄一 高沼 重義 蒲生 卓磨 一場 静夫 宮川 千三郎 清水 滋 堀内 彬明 波島 千恵子 安江 昇 辻田 光雄 真野 保久 板垣 正男 田中 義麿 中山 光育 筑紫 春生 土井 良宏 山下 興亜 長谷川 金作 小林 勝利 石戸谷 幸雄 楠木園 正雄 橋口 勉 吉武 成美 赤井 弘 森 精 有本 肇 小西 孝 小野 四郎 荒井 三雄 加藤 康雄 土橋 俊人 後藤田 さっき 吉田 勝 進士 安治 青木 一三 小松 計一 鳥居 礼子 橋本 嘉男 清水 正徳 坂口 育三 小笠原 真次 中川 房吉 北村 愛夫 佐藤 歌子 大野 巌 原田 泰介 関 文夫 石垣 隆謌 嶋崎 昭典 大沢 定敏 小島 哲雄 布目 順郎 小川 敬之 松田 和夫 大工原 建
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.207-221, 1965

126) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第1報) 発生実態調査と多角体の性状について<BR>127) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第2報) ウイルスのキンケムシに対する感染力とウイルス伝播の-知見<BR>128) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第3報) ウイルスの交差感染について<BR>129) 野外昆虫多角体病と家蚕多角体病に関する研究 (VIII) 家蚕, サクサンなどに感染性を示す核多角体病ウイルス
著者
小林 祥泰
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会学術総会抄録集 (ISSN:18801749)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.24-24, 2006

いま、全国のへき地医療機関から産婦人科を始めとした医師不足の悲鳴があがっている。この傾向がとみに顕在化したのは平成16年度から施行されたマッチングシステムを取り入れた新卒後臨床研修制度以降であるが、このシステムだけが元凶ではない。へき地の自治体が大学医局に医師派遣を頼り切って医師育成の努力をしてこなかったこと、大学自体も地域医療人育成を念頭に置いていなかったことにも一因がある。マッチング制度は研修医に選択の自由を与え、病院には臨床教育の充実を求めている。大学医学部が本来最も重視されるべき臨床教育を見直さなくてはならない時が来ている。日本の臨床教育は欧米に比して実践的でなく、英国視察団の「卒業時の臨床力不足」指摘が新臨床研修制度のきっかけとも言われている。日本では今まで臨床教育に対する熱意は研究、臨床の次であり、まして臨床医を育成するのに必要な患者や家族とのコミュニケーション教育の機会も乏しかった。このような教育は大学病院だけでは出来ない。大学病院でも実践的な米国式のクリニカルクラークシップ(CC)への移行が必要である。さらに地元の地域医療に熱意を持つ学生を入学させることも重要であり、我々は2006年度から独自の地域枠推薦入試を開始した。これは県内へき地出身者対象で、地域医療機関で体験学習して評価を受け、さらに市町村長等の面接も受けるというものである。文科省特別教育研究経費で専任助手を採用し、地域を巡回して啓蒙した結果、優秀な人材を確保することが出来、来年度定員を倍増した。実践的臨床教育のためCCの実践化、シミュレーター活用、WEB登録評価方式を導入したが、さらに指導医の意識改革のため、2005年度地域医療人育成GPでのべ46名の指導医等を米国医学教育の現場体験視察に派遣した。シアトルのワシントン大学では医学部のない周囲の4州のために約70名の地域医療人育成プログラム(州の頭文字をとって通称WWAMI programと呼ばれる)を30年前から実施し、通算帰州率70%という効果をあげている。我々はWWAMI siteの診療所等まで訪問し、へき地における臨床教育の実際、地域医療人育成にかける彼等の熱意を目の当たりにしてきた。また、コロラド大学とセントルイス大学の家庭医学コースの臨床教育も見学体験してきた。これだけ多くの指導医が早朝からレジデントや学生と一緒に回診やカンファレンスに参加したのも珍しいが、まさに「百聞は一見にしかず」で実践的臨床教育とは何かを全員が実感して帰国した。帰国後、WWAMI program指導者を招いてのFDを兼ねた研修報告会は盛況で他の教員や学生の啓蒙に貢献した。さらに1年生から、現場で活躍している地域医療人の講義を組み込み、6年次には3週間の地域医療実習を開始した。研修担当専任講師も採用し、遠隔医療システムも導入、中長期的な地域医療人育成に取り組んでいる。