著者
金田 泰雄 村松 宜江 高橋 きよみ
出版者
The Society of Cosmetic Chemists of Japan
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.280-288, 1993-03-22 (Released:2010-08-06)
参考文献数
2
被引用文献数
1 1

Many Japanese women are concerned about the darkness of their skin. However, the treatment for skin darkness have not, until now, been thoroughly tackled because of vagueness of skin darkness.Our study is aimed at clarifying skin darkness.Firstly, a questionnaire on the awareness of skin darkess was conducted on 975 Japanese women to determine the average consumers interpretation of “darkness”. Secondly, evaluations on “subjective” and “objective” darkness in female faces were simultaneously conducted on 167 women with the aim of grasping the relation between subjective and objective darkness in the same person. Finally, components of “objective darkness” were examined, and the following information was obtained.The awareness of skin darkness among Japanese women can be expressed by two factors: a “blackish” factor, and a “drooping” factor, associated with morphological elements.The evaluation of darkness requires the specification of facial sites because degrees of agreement between subjective “darkness consciousness” and objective “darkness impression” are different according to the sites.Components of darkness impression are color tone and morphology. A moderately deteriorated morphology in particular was assumed to have influence on the darkness impression similar to the color tone.
著者
有田 真 井 智史 仰木 淳平 高橋 幸祐 門倉 昭 源 泰拓
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 = Antarctic Record (ISSN:2432079X)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.1-20, 2020-01

南極の昭和基地では,基線値(絶対観測値と連続観測値との差)が特に夏期間において顕著な変化を示す.この変化の要因としては,例えば重機のような磁性体によるノイズや磁力計センサーの傾斜変動や温度変化といった設置環境の変化が考えられる.磁力計センサーの傾斜変動が夏期間の基線値変化に及ぼす影響を調査するために,電子水管傾斜計を用いて傾斜変化を連続観測するとともに,絶対観測を通常より高頻度で実施した(2013 年1 月~2 月,2013 年11 月~2014 年2 月).調査の結果,東西方向で30 秒角から50 秒角程度,南北方向で10秒角程度の顕著な傾斜変化があることが判明した.基線値変化には傾斜変化が大きく寄与していることが分かり,傾斜変化の基線値変化への寄与率は最大で,D成分で60% から100%,H 成分とZ 成分で30% から40% と推定された.At Syowa Station, Antarctica, the baseline values, or the difference between the absolute and continuous measurements, vary relatively significantly in summer. They are possibly due to artificial disturbances from magnetized objects, and/or changes of the instrumental environment such as involving the tilt and temperature of the sensor for continuous observations. To evaluate the effect of the sensor tilt, we continuously monitored its behavior with electronic tiltmeters over two successive summer seasons (Jan.-Feb. 2013, Nov. 2013-Feb. 2014), while also intensifying the frequency of the absolute observation. The variability of the tilt was found such that, its angular changes in the East-West and North-South directions were 30 to 50 and 10 arcseconds, respectively. The observed variations of the baseline values can be attributed primarily to the sensor tilt changes, with its contribution estimated to be up to 60 to 100% for the D component and 30 to 40% for the H and Z components.
著者
Kipp Cannon 端山 和大 伊藤 洋介 高橋 弘毅
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.428-433, 2016-04-15

2016年2月12日午前0時30分(日本時間), 米国の重力波検出器LIGOが, 世界で初めて重力波の直接検出に成功したことを発表した. 本稿は情報処理技術が今回の重力波検出に果たした役割を概観する. また, 稼働が間近に迫っている日本の重力波検出器KAGRA(岐阜県飛騨市神岡町)において,どのように情報処理技術が活用されているかについても紹介する.
著者
日下部 茂 高橋 英一 谷口 倫一郎 雨宮 真人
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.57-58, 1993-09-27

V言語はデータフロー向き関数型言語validを拡張したもので,依存関係のないものは全て並行動作することを前提とした言語である.計算の進行する頂序を規定するのは依存関係だけである.依存関係を持つものの間で頻繁な同期が必要となるが,データフロー同期方式により同期は暗黙のうちに行なわれ,プログラマが明示的に同期を指定する必要はない.ある計算に必要な値がまだ求まっていない場合は,その値が決まるまで実行が中断し,値が求まった時点で自動的に同期がとられ計算が再開する.V言語では,自律して並列に動作するプロセスとしてagentインスタンスを生成し,並列オブジェクト指向風の計算を行なうことができる.agentインスタンスはカプセル化された内部状態を持ち,お互いの間でストリームを通じてデータをやり取りしながら計算を進める.インスタンス間の同期もデータフロー同期方式によって行なわれる.送信側では通信路に次々にデータを流し,受信側では通信路の出口からデータを読みとって計算を進める.データが到着していなければ読みとり側のプロセスは待たされ,データが到着すると待ちが解かれ処理が進む(メッセージ駆動orデータ駆動).ストリームの要素をメッセージとみなせば並列オブジェクト指向と考えることが出来るが,処理内容がメッセージだけで決定するなら,Validの枠組での関数呼び出しで済む.ここでagentを導入したのは,並行に動作し内部状態を持ったプロセスと,それらの間の自由度の高い通信を容易に記述することが目的である.出来る限り関数性を保持するため,agentの内部で状態を保持するためには,再帰で明示的に状態をフィードバックする.本稿ではagentを中心にV言語の特徴とその処理系,並列実行モデルの概略について述べる.V言語プログラムは命令レベルの細並列処理も可能だが,ここでは種々の並列計算機上での実現を意識したマルチスレッド並列実行モデルについて述べる.
著者
近藤 昌和 友永 進 高橋 幸則
出版者
水産大学校
雑誌
水産大学校研究報告 (ISSN:03709361)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.67-73, 2002-02
著者
高橋 信行
出版者
有斐閣
雑誌
書斎の窓
巻号頁・発行日
no.624, pp.2-5, 2013-05

7 0 0 0 OA 変態性慾講話

著者
高橋北堂 編
出版者
三光社
巻号頁・発行日
1921
著者
高橋 英之 堀井 隆斗
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

我々は刹那的な体験を言語などの共有信念にプロジェクションすることで他人と社会的インタラクションを行っている.このようなプロジェクションはコミュニケーションする上で有用であるが,もともとの刹那的体験そのものに含まれていた情報が欠損することで創発の可能性が失われる.今回の発表では刹那的体験から共有信念へのプロジェクションのダイナミクスをモデル化し,インタラクションに宿る創発現象について議論をしたい.

7 0 0 0 OA 亀井算法

著者
高橋栄蔵 編
出版者
仲見堂
巻号頁・発行日
vol.下, 1879

7 0 0 0 OA 亀井算法

著者
高橋栄蔵 編
出版者
仲見堂
巻号頁・発行日
vol.上, 1879