著者
Munoz A. Santisteban R. Rubio M. D. Vivo R. Aguera E. I. Escribano B. M. Castejon F. M.
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.59, no.9, pp.747-752, 1997-09-25
被引用文献数
2 11

8頭のアンダルシア馬 (3〜4年齢) の適性が分析された. 動物は砂質の走路で種々の2段階からなる運動テストに供した. 第1段階は4スピード (4.17, 5.56, 6.96, 8.33m/sec) を段階的に増加させ, 各々の速さで, 1,000mの距離を最大下強度で走行させた. 動物は, 4スピードの間毎に2分休ませた. 第2段階は最大相の終了2分後, 1,000mを最大スピード走行させた. 心拍数, 血漿乳酸濃度, 速度, 血液のPCV, とpHのデータを得た. 最大心拍数, 最大速度, 乳酸濃度, 乳酸のピーク値, 最小pHと最大PCVは機能的指標として評価された. 馬を分別することを可能にする重要な要素はこれらの適性値と馬を管理するトレーナの情報と関連させることである. 馬を分別するために変動する最高の弁別手段は最小pH, 乳酸濃度, 最大心拍数, と最大速度であった. 最大PCVとの関連において, 8頭の馬に差は認められなかった. 運動耐性テストにおけるこれらの機能的指標の各々の影響が議論された.
著者
Cibelli Jose B. Lanza Robert P. West Michael D.
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.22-29, 2002-02

2001年10月13日,アドバンスト・セル・テクノロジーの研究室。私たちが数カ月の実験を重ねて追い求めてきたものが,顕微鏡の視界に姿を現した。
著者
Albert B. Lord
出版者
Harvard University Press
巻号頁・発行日
1960
著者
B. Mai Anh Legaspi Roberto Inventado Paul Cabredo Rafael Kurihara Satoshi Numao Masayuki
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

As more and more information find their way to the internet, people are able to do more at their own desk than ever before, all in the comfort of a private environment. But as more activities, especially learning, are able to be done through the personal desktop space, the question is then raised of whether or not one is really engaged and/or learning and not being distracted by other things that the internet offer. For this, we propose a model that will associate various sitting postures with a person's level of engagement and/or learning. Said model will know what kind of postures usually indicate a state of engagement to a person's work and learning, and which postures indicate a falling out from that state. We apply machine learning techniques to a database of silhouette images, captured using a Microsoft Kinect, in order to extrapolate patterns that would help link a user's postures to his learning state. Our model can be used to assist users regain learning postures and suggest for a change of activity if prolonged periods of non-learning are detected so that users will gain the most out of their time.
著者
Gurgel Ricardo Q. Cuevas Luis E. Vieira Sarah C.F. Barros Vanessa C.F. Fontes Paula B. Salustino Eduardo F. Nakagomi Osamu Nakagomi Toyoko Dove Winifred Cunliffe Nigel Hart Charles A.
出版者
Centers for Disease Control and Prevention (CDC)
雑誌
Emerging Infectious Diseases (ISSN:10806040)
巻号頁・発行日
vol.13, no.10, pp.1571-1573, 2007-10
被引用文献数
3

We identified 21 rotaviruses in 129 patients with diarrhea in a Brazilian city with high rotavirus vaccine coverage. All rotaviruses were genotype P[4]G2 with 1 mixed infection with P[NT]G9. Although virus predominance could have occurred randomly, the vaccine may be less protective against P[4]G2. Prospective surveillance is urgently needed.
著者
河原 達也 GOMEZ Randy GOMEZ R.B.
出版者
京都大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2010

音声は人間同士のコミュニケーションにおいて最も自然なメディアであり、計算機やロボットとのインタラクションにおいても音声対話は重要な役割を果たすと考えられる。しかしながら、実際の環境において、計算機やロボットから一定(数メートル)以上離れた状況で発話がなされると、残響等の影響が顕著となる。その結果、音声認識や発話の理解の性能が大きく低下し、円滑な対話も困難になる。従来この問題に対して、音声強調・残響抑圧の研究が行われてきたが、人間の聴感上の改善を主な目標としていたため、必ずしも音声認識やインタラクションの性能改善につながるとは限らないものであった。これに対して、音声認識やインタラクションの改善に直接的に貢献するように音声強調を行う方法について研究を行った。今年度は特に、複数の分解能からなるウエーブレット分析の手法を研究した。提案するウエーブレットパケット分解では、遅い残響成分と音声の成分を効果的に分離するように、各々の分解能を設定する。これにより、各々に適切なウエーブレット基底を用いることで、観測された残響のある信号から効果的なウイナーゲインを計算することができる。残響抑圧は、ウエーブレットパケットの係数をウイナーゲインでフィルタすることで行われる、大語彙連続音声認識(JNASタスク)の評価実験において、提案手法はウエーブレット分析に基づく従来法や他の残響抑圧手法と比べて、高い性能を示した。
著者
甲元 啓介 伊藤 靖夫 秋光 和也 柘植 尚志 児玉 基一朗 尾谷 浩 DUNKLE L.D. GILCHRIST D. SIEDOW J.N. WOLPERT T.J. JOHAL G. TURGEON B.G. MACKO V. 田平 弘基 YODER O.C. BRIGGS S.P. WALTON J.D. 宮川 恒 朴 杓允 荒瀬 栄 BRONSON C.R. 小林 裕和 中島 広光
出版者
鳥取大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1996

1) リンゴ斑点落葉病菌の宿主特異的AM毒素の生合成に関与する遺伝子: 環状ペプチド合成酵素(CPS)遺伝子のユニバーサルPCRプライマーを利用して得たPCR産物は他のCPS遺伝子と相同性が認められ、サザン解析の結果、AM毒素生産菌に特異的に存在する配列であることが判明した。本遺伝子断片を用いた相同的組込みによる遺伝子破壊により、毒素非生産形質転換体が得られ、さらに野生株ゲノムライブラリーをスクリーニングして、完全長のAM毒素生合成遺伝子(AMT)のクローニングに成功した。AMTは13KbのORFをもち、イントロンはなく、毒素構成アミノ酸に対応するアミノ酸活性化ドメインが認められた。2) ナシ黒斑病菌のAK毒素生合成遺伝子: REMIによる遺伝子タギング法を用いて毒素生産菌に特異的に存在する染色体断片から、AKT1(脂肪酸合成)、AKT2,AKT3(脂肪酸改変),AKTR(発現調節因子)、AKTS1(AK毒素生合成特異的)の5つの遺伝子を単離した。また、AK毒素と類似の化学構造を有するAF及びACT毒素の生産菌も、本遺伝子ホモログを保有することが明らかとなった。3) トウモロコシ北方斑点病菌の環状ペプチドHC毒素の生合成遺伝子TOX2の解析が進み、特異的CPS遺伝子HTS1のほかに、TOXA(毒素排出ポンプ)、TOXC(脂肪酸合成酵素b*)、TOXE(発現調節因子)、TOXF(分枝アミノ酸アミノ基転移酵素)、TOXG(アラニンラセミ化酵素)などが明らかとなった。4) トウモロコシごま葉枯病菌のポリケチドT毒素の生合成遺伝子TOX1は、伝統的遺伝学手法では単一のローカスと考えられていたが、今回の分子分析でTOX1AとTOX1Bの2つのローカスからなり、それぞれ異なった染色体上に存在することが明確となった。5) ACR毒素に対する特異的感受性因子を支配している遺伝子(ACRS)を、ラフレモンmtDNAからクローニングした。この遺伝子は大腸菌で発現した。6) リンゴ斑点落葉病感受性(AM毒素のレセプター)遺伝子を求めて、プロテオーム解析によりAM毒素感受性リンゴに特異的に発現しているタンパク質(SA60)を検出した。7) 宿主特異的毒素の生合成遺伝子は水平移動で特定の菌糸に導入されたと推論できた。
著者
金沢 昭夫 手島 新一 坂本 義信 B.GUARY Jean-Claude
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.42, no.9, pp.1003-1007, 1976
被引用文献数
1 17

This study deals with the variation in the content of lipids and cholesterol in the tissues of a prawn, <i>Penaeus japonicus</i>, with the molting stages, postmolt, intermolt, and premolt.<br> The lipid content was highest in the eyestalk and hepatopancreas among the tissuesexamined. The hepatopancreatic lipid content varied during the molting cycle, reaching a maximum value at the premolt stage. In contrast, that of the eyestalk remained almost constant throughout the molting cycle.<br> The cholesterol content was highest in the eyestalk among the tissues examined. In addition, the hypodermis had a considerably high cholesterol content. During the molting cycle, the cholesterol content of the eyestalk varied, reaching a maximum at the intermolt stage.
著者
WELFIELD John B. 細谷 千博 塩出 浩和 信田 智人 毛利 勝彦 大内 浩 細谷 千博 WELFIELD Joh
出版者
国際大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1995

本研究では、歴史的経緯を踏まえた上で、政治・経済・防衛・パーセプション・経済援助という多岐にわたる側面から現状を分析した。冷戦後において中国の脅威論が日米両国内で議論されているが、軍事的に見て近い将来に中国は東アジアにおいて日米両国の脅威となる可能性は少ない。唯一の懸念は台湾海峡問題であるが、それに対して日米両国は中国に対して封じ込めなど敵対的な対応をするのではなく、積極的に中国が国際システムに参入することを支援していかなければならない。中国が東アジアの国際秩序形成に建設的な働きをするようになれば、台湾問題においても近い将来平和的な解決手段をみつけることができよう。言い換えれば、中国を孤立させない形で、日米両国が東アジアの新国際秩序形成にイニシアチブをとる必要がある。そのためには、防衛面だけでなく、最近の東アジアの金融不安に対する経済援助やマクロ経済調整、知的所有権問題といった面での経済政策での日米の協力や、環境問題や人口問題などのグローバルな問題においての日米両国の協力が重要になってくる。京都における環境問題国際会議に見られたように、これらの問題において日米両国は必ずしも同じ立場であるとは限らない。だが、たとえ立場が違ったとはいえ、日米両国が協力して中国を含めた新国際秩序形成のために最大限の努力をするのだということは忘れてはならない。
著者
JENKINSJ. B.
雑誌
リハビリテーション研究
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.11-15, 1994
被引用文献数
1