出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.368, pp.56-62, 2006-04

店はオーナー1人で成り立つものではない。従業員全員が「こういう店になりたい」と一丸になって初めて、お客に愛される店が生まれる。それには、オーナーとスタッフが価値観を共有することだ。
著者
吉谷 環
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.421, pp.82-85, 2010-01

「ふくふく」の店内。ほかにとんかつ店、ケータリング工場など全6店を経営し、グループ全体で年商12億円を売り上げる左:20代後半の女性から団塊世代の夫婦、ハレの日、法要まで幅広い客層・需要を取り込む。右:日付け入り「本日のお品書き」は季節の花をあしらったオリジナルの紙を使用。毎日メニューを確認して作る上:(左)「ふくふく寿司御膳」(2000円)は1日平均80食出る。
著者
服部 貴美子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.322, pp.88-92, 2002-12

今、大阪で「ディナーの予約を取るのが難しい」と評判なのが、イタリア料理店「スフィーダ アル・チェントロ」(以下、「スフィーダ」)。大阪市営地下鉄の扇町駅から歩いて約7分。日本一長いことで知られる天神橋筋商店街から少し外れたところにある。 エントランスに置かれた黒板を見つめるお客の姿が目に入るや否や、スタッフが大きな扉を開けて出迎えた。
著者
鷹野 美紀
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.350, pp.46-54, 2005-01

2004年6月5日、編集部に1枚のFAXが送られてきた。業績不振を打開するため、思い切って店舗リニューアルに挑むという内容だった。編集部はその後半年の間、リニューアルの過程を取材してきた。そこから導き出されたリニューアルの成功法則は、素早く手を打つ「先見性」と、資金面などの「計画性」だ。始まりは読者からのリニューアル決意表明 FAXの差出人は、今井清尚氏。
著者
神農 将史
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.450, pp.61-64, 2012-02

カフェなどの経営に携わった後、2002年にコンサルティング会社アンドワークスを設立。飲食店だけでなく、様々なサービス業で接客指導や開店サポートを行う 地下鉄・御堂筋線と南海電鉄などが通る大阪府堺市・中百舌鳥町。駅から徒歩2分、人通りが多い踏み切り近くに焼き鳥店「鶏小屋」はある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.303, pp.42-45, 2001-08

■「座して動ぜず」と見られた吉野家ディー・アンド・シーが、ついに値下げ戦争に参戦した。7月26日に西日本地区、8月1日から東日本で「牛丼並盛」を400円から280円に値下げ。「安さを求める顧客ニーズとズレていた」(安部修仁社長)ことが業界の雄を動かした。これで、牛丼価格のスタンダードは200円台へと下がった。
著者
芦部 洋子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.415, pp.102-105, 2009-08

1960年大阪府生まれ。高校卒業後、飲食店経営を目指して辻調理師学校(現・辻調理師専門学校)に入学。卒業後、リーガロイヤルホテルに入社、2年間ウエイターを務める。82年退社して焼き鳥店に勤務し店舗拡大に尽力。85年独立して「鳥貴族」オープン、91年からFC展開。05年に東京進出し全国展開を目指す。09年7月末現在、139店舗(うち直営63店舗)、社員数143人、直営年商45億円。
著者
羽野 羊子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.484, pp.34-36, 2014-07

骨付鶏は柔らかくてジューシーなひな鳥と、歯ごたえがあり噛むほどにうま味が広がる親鳥という、肉質と味わいの異なる2種類を用意。両方食べ比べるお客も多いが、新規客はまずひな鳥を注文するので、7対3でひな鳥が出る。 唐揚げは、骨付きブツ切り、骨なし…
著者
鷹野 美紀
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.321, pp.84-87, 2002-11

広島市を中心に急展開している、フリーオーダー制の焼き肉食べ放題店がある。「七厘炭牛(しちりんたんご)」だ。2000年8月に1号店を広島市中区に出店して以来、2年余りでフランチャイズチェーン(FC)店も合わせて9店を出店(直営3店)。昨年はBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の影響を受けたものの、2002年3月期のチェーン総売上高は5億円近く。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.295, pp.105-107, 2001-01

うどん店のメニューの中で、脇役的な存在の「カレーうどん」——。そう思っていたら、すぐにその考えを改めていただきたい。東京・巣鴨の「古奈屋」では、その脇役を堂々たるメインに育て上げ、月商500万円を叩き出す。席数はわずかに12席、午前11時30分から午後4時までの4時間30分に、平日で170杯、土日は250杯を売り切るというから「驚異的」としか言い様がない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.402, pp.53-60, 2008-09

マサ◎全国を旅して歩く、伝説の料理人。かつては和食や洋食の繁盛店を経営していたこともあるが、とあるきっかけから流しの料理人となった。経営状態の悪い店や悩みを抱えた経営者を見ると放っておけず、料理の腕や経営者としての経験を生かしたアドバイスをし、多くの店を再建しているこの漫画は、飲食店経営者やコンサルタントへの取材に基づいたフィクションです。
著者
芦部 洋子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.447, pp.10-12, 2011-11

1960年大阪府生まれ。高校卒業後、飲食店経営を目指して辻調理師学校(現・辻調理師専門学校)に入学。卒業後、リーガロイヤルホテルに入社、2年間ウエイターを務める。82年退社して焼き鳥店に勤務し店舗拡大に尽力。85年独立して「鳥貴族」オープン、91年からFC展開。2005年に東京進出し全国展開を目指す。11年10月末現在、248店舗(うち直営127店舗)。直営年商は79億円。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.322, pp.94-97, 2002-12

讃岐うどん店「はなまるうどん」が快進撃を始めた。「かけうどん」で14秒、その他のうどんは25〜30秒で出すという、セルフサービスのファストフード店として、今年9月に関東進出1号店となる渋谷公園通り店(東京都渋谷区)をオープン。60席の店に、平日で2000人、週末には、1日2500人が殺到するという人気ぶりだ。 讃岐うどんの本場、高松市で1号店を出したのが2000年5月。
著者
岩田 弘三
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.292, pp.70-73, 2000-10

◆——売上高は300億円目前、5期連続で過去最高経常利益更新と絶好調。業態も順調に拡大されていますが、新業態「サラダバッグ」のその後はいかがですか?岩田 立ち上げてちょうど1年になりますが、その間、我々が考えていた以上の成果を収めてくれましたし、先の潜在的な可能性が見え始めています。
著者
源川 暢子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.397, pp.24-30, 2008-04

上の料理は「トマトタンメン」。東京・新宿の中国料理店「白龍館」の看板メニューだ。黒豚のスジ肉でとった塩味のスープに麺、そしてたっぷりと載せられたトマトとセロリ。いたってシンプルな組み合わせである。 このメニューが、初めて店で提供されたのは昭和28(1953)年頃のことだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.338, pp.30-32, 2004-02

莫大な募集コストを掛け、やっとの思いで採用したアルバイト。なのに、1カ月も経たないうちに辞められてしまった——こんな苦い経験をした経営者や店長は少なくないだろう。本誌のアンケートでも、働き始めて1カ月以内に辞めた経験がある人は38%に上った。 確かに飲食店のアルバイト離職率は高く、平均勤続期間は半年と言われる。
著者
落合 務 永田 雅乙 滝口 智子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.374, pp.66-68, 2006-09

「日本一予約の取りにくい店」のオーナーとして有名なシェフにも、お客が入らなくて苦労した時期があった! その時、彼の目を覚まさせてくれた一言とは……。聞き手=永田雅乙永田:元々、フレンチのシェフだった落合さんが、イタリアンの「グラナータ」の調理長になったのは、イタリア料理ブーム以前のことですよね。落合:そう。
著者
大谷 珠代
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.396, pp.142-146, 2008-04

バッシャーン。エサやりの担当者が大量のサバを海に放り込むと、銀色の巨体が海中から飛び出し、サバに食いついた。「近大マグロ」の名で知られる完全養殖のクロマグロだ。 完全養殖マグロとは、養殖施設内で人工孵化した親から生まれたマグロのこと。これに対し、天然の幼魚を捕らえてきて生け簀で育てたマグロを「畜養マグロ」と呼ぶ。
著者
鈴木 裕美
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.391, pp.148-151, 2007-11

少し高くなった空から入道雲をほうきで掃き出したようにすじ雲がうっすらと線を引くころ上州の山あいを吹き抜ける風は秋の気配を運んでくる。ふた月後の収穫を待つネギの青みがちな緑が広がる下仁田の畑はそろそろ次の種まきの季節。 なだらかな山々に抱かれた群馬県下仁田町。
著者
やぎぬま ともこ
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.385, pp.99-101, 2007-06

⇔お盆は、正式には「盂蘭盆」といい、種々の食物を祖先の霊に供え、亡くなった人たちの冥福を祈る行事。旧暦の7月15日を中心に、13日の迎え盆から16日の送り盆までの4日間がお盆の期間となるが、今では8月15日を中心に、ひと月遅れで盆行事を行うのが一般的だ。⇔この期間は、日頃離れている家族や親しい知人同士が久しぶりに集うときでもある。