著者
西本 卓也 西田 昌史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.91, no.12, pp.1030-1035, 2008-12-01
被引用文献数
1

視覚障害者がインターネットを利用するための技術の現状,視覚障害者のための早口音声合成に関する研究,Webページを音声化する技術,漢字を見たことがない方のための仮名漢字変換技術などを紹介する.
著者
阿部 匡伸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.93, no.427, pp.69-75, 1994-01-21
被引用文献数
7

音声変換処理技術は、音声出力を利用したアプリケーションに必要な基本技術である。現在これらの技術は、任意の音声が合成できる規則合成をはじめ、蓄積された音声の高速再制(音声ブラウジング)等に用いられている。本稿では、音声の分析合成方式として、音声のスペクトル包絡に着目した分析合成系、音声の調波構造に着目した分析合成系、短時間スペクトル変換を用いる分析合成系、波形領域で処理する分析合成系をとりあげ、これらの分析合成方式毎に、音声の基本周波数、継続時間、声質の変換方式を幾つか紹介する。
著者
小坂 直敏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響
巻号頁・発行日
vol.94, no.167, pp.23-30, 1994-07-22
被引用文献数
1

この論文は、コンピュータ音楽研究の中の中心的課題の一つである音合成方式の枠組について主に解説したものである。ここで紹介している合成方式は、まず加算合成、phase vocoderを中心とした信号モデル、次に非線形変換式としてのFM合成、ウェーブシェーピング、さらに音源の物理モデルなどである。ここでは特に信号モデルを中心に、その基本式の紹介、およびその方式のねらいなどについて述べた。この他コンピュータ音楽システムなどについても簡単に紹介する。
著者
小林 真雄 伊藤 孝行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.211, pp.1-6, 2009-09-18

昨今,インターネットにおける商取引が盛んに行われている.特にインターネットオークションは大きな市場の一つである.現在多くのオークションサイトで用いられているユーザ評価システムには,取引の情報を反映しきれない等の問題点がある.そこで,本研究ではインターネットオークションにおけるユーザ間の関係性を考慮したユーザ評価システムの提案を行う.本論文では本システムにおけるユーザの評価手法を述べ,またユーザ間の関係性を実取引データを用いて検証を行った.らその結果,既存の評価システムとのユーザランキングにおける比較で高い相関を示し,また既存の評価指標よりも提案する関係性値はユーザを低く評価する傾向にあることが分かった.
著者
佐藤 勝善 飯草 恭一 原田 博司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.425, pp.133-138, 2009-01-28

ITSは渋滞や事故の低減など多くの役割を期待されている.ITSにおいて,車両間通信・路車間通信は大きな役割を果たすが,車両間通信は特に安全運転支援への適用が期待されている.その応用例の一つとして交差点見通し外環境における衝突防止が挙げられるが,このような用途のため比較的周波数が低く回折による回り込みが期待できる720MHz帯がITS用に割り当てることとなった.この周波数帯における車両間電波伝搬特性は現在必ずしも十分に明らかではなく,信頼性の高いシステムを開発するためにはその特性を知ることは重要である.本稿では擬似的交差点構造を用いた720MHz帯における車両間電波伝搬特性について測定を行ったのでその報告する.
著者
管村 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.93, no.32, pp.21-26, 1993-05-21
被引用文献数
6

ここ数年、音声認識、音声合成などの音声情報処理技術の応用が活発に検討されている.パーソナルコンピュータ用の音声認識、音声合成ボートなども開発され、これらの技術が身近かに利用できるようになってきている.この背景には音声合成技術が実用に供せられるレベルにまで連してきたこと、ハードウェアの進歩などが考えられるが、音声による数々のサービスニーズが潜在していることが大きな理由の一つとしてあげられる.特に電話を用いたサービスは、利用者が新たな設備を付加することなく、種々のサービスが受けられるメリットがある.本稿では電話網における音声認識技術の応用を概観すると共に、電話網における音声認識の技術的な課題と解決法について述べる.
著者
管村 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.94, no.372, pp.31-38, 1994-11-25

きたるべき"マルチメディア時代"に向け,通信インフラの整備が進められつつある.このような状況下で,ここ数年,音声認識,音声合成などの音声情報処理技術の応用が活発に検討され,これらに対する世の中の期待も大きい.パーソナルコンピュータ用の音声認識,音声合成ソフトウェアなども開発され,これらの技術が身近かに利用できるようになってきている.この背景には音声認識,音声合成技術が実用に供せられるレベルにまで達してきたこと,CPU,DSPなどハードウェアの高速化などが考えられるが,音声による数々のサービスニーズが潜在していることが大きな理由の一つとしてあげられる.特に電話を用いたサービスは,利用者が新たな設備を付加することなく,種々のサービスが受けられるメリットがある.本稿では通信分野(電話網)における音声処理技術の応用を傾観すると共に,電話網における音声処理技術の技術的な課題について述べる.
著者
広瀬 啓吉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.520, pp.53-56, 2003-12-12

韻律は、文字言語にはない音声言語特有の特徴であり、人間のコミュニケーションにおいては、言語情報はもちろん、意図、態度、感情といったパラ言語情報、非言語情報の伝達に重要な役割を果たしている。しかしながら、この重要性にもかかわらず、特に工学的見地からは、研究の焦点は主として音声の音韻に置かれてきた。音声言語情報処理研究の今後の発展は、韻律の明確な定式化を行った上で、それに立脚して進めることによって初めて可能になると考えられる。このような観点から、韻律に関連した研究を進めているわが国の主要な研究者の緊密な協力により、韻律の基礎から応用までを統合して発展させ、音声言語情報処理の高度化に資することを目的とした文部科学省特定領域研究が2000年10月からスタートした。総括班を含めた8班の計画研究班体制で4年間の研究を進めた結果、韻律のモデル化、韻律の多様性の分析、韻律コーパスの作成、韻律の観点からの音声合成・音声認識の性能向上、韻律を利用した音声対話システムの開発、医療福祉技術の向上等について多くの成果を達成した。本研究は2003年度が最終年度であるが、それによって定着した韻律研究の流れは今後も継続し、真に使いやすい音声言語マン・マシン・コミュニケーションの実現に大きく寄与すると期待される。
著者
榎本 啓 杉原 明 塩川 茂樹 笹瀬 巌
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.1, 1996-03-11

複数の端末が1つの基地局へ単一チャネルを利用してバケットを送信するランダムアクセス方式が注目されている。その中で、抑止波検知多重接続(ISMA)方式は、基地局がチャネルが空いている時はIdle Signal、使用中はBusy signalを放送し、送信したいパケットを持つ端末は基地局からの信号を検知し、Idle Signalを受信した時のみパケットを送信するので、衝突の確率が低く効率の良い方式として注目されている。ところで、無線通信においても、将来のマルチメディア化へ対応するため、異なる品質を要求する多種のトラヒックを処理するための優先権機能を付加することが望まれている。しかし、従来のシステムでは全てのパケットを平等に扱っており、優先権を付加するためにはプロトコルの大幅な変更が必要となる。本研究では、基地局が複数のIdle Signalを時間差をつけて送信することにより、優先権を有するトラヒックに対応できるISMAの方式を提案し、スループット・遅延特性を評価する。そして、Idle Signalの時間差を調整することにより、優先度を調節することができることを示す。
著者
目黒 浩二 青木 輝勝 相田 仁 斉藤 忠夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-03-27

伝送路の高速化により、伝送速度155[Mbps]以上の高速LAN・MANが実現され、この伝送路を効率良く使用するアクセス方式の研究がされてきた。現在までの代表的なアクセス方式としてATMR(ATM Ring)方式が提案されている。ATMR方式は、トラヒックの分布が、一様でない状態においてもアクセス公平性を保つために、帯域割り当て・リセットアルゴリズムを使用し制御を行っている。この方式では、帯域をすべて使用したノードは、伝送路が空いている状態においても送信できない。帯域割り当てをリセットするためのリセット時間がオーバヘッドとなり、伝送路に使用されない帯域が発生してしまう。本稿では、リセットアルゴリズムを使用せず、アクセス公平性を保ちアクセス時間の揺らぎを抑えたTDSR(Time Division Sloted Ring)方式について提案する。
著者
織田 瑞夫 木村 香代子 玉田 正樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.613, pp.43-46, 2003-01-22

本報では,マルチエージェントシミュレーションにより,国際取引市場における二酸化炭素の排出権取引の再現を試みる.各エージェントは排出権の購入,または自国内で二酸化炭素の排出量を削減することにより,自国の二酸化炭素排出の不遵守量をゼロにすることを目指す.また,排出権の購入や排出量の削減には費用がかかるが,各国は排出権を安く買って(または国内で排出量の削減を行って)得た排出権を高く売ることができれば,不遵守量の削減に関する収支を改善することができる.本報では,収支の改善および不遵守量の削減という目的をめざして各国が市場取引や自国内での排出量削減を行った場合の,価格の推移や全体としての削減効率等を相対取引およびオークション取引の場合について観察する.
著者
Loh YinHuei 原 隆浩 塚本 昌彦 西尾 章治郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.203, pp.61-66, 1999-07-23

近年, 無線通信技術の急速な発展により, 移動体計算環境が普及しつつある。移動体計算環境では, 無線の通信範囲の制限や移動体の省電力などのために, サイト間の断線が頻繁に発生する。断線した複数のサイトにおいて, 同一データの複製を更新するトランザクションが同時に実行されると, そのデータの一貫性が損なわれてしまう。そこで本稿では, サイトの断線時に, トランザクションの発生確率とホスト間の断線時間により, データベースの更新制御法をトークン手法と楽観手法のいずれかから動的に選択する手法を提案する。トークン手法では, 断線時に, トランザクションの実行権利を唯一のサイトに与えることで複製間の一貫性を保証する。一方, 楽観手法では, 複数の断線したサイトで同時にトランザクションを実行でき, 再接続時に更新操作の衝突を検出すれば, 一部のトランザクションをロールバックする。
著者
小澤 憲秋 青木 俊徳 加藤 寧 根元 義章
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.84, no.8, pp.1608-1617, 2001-08-01
被引用文献数
7

本論文では,衛星画像における雲域自動分類手法を提案する.提案手法は可視画像と輝度温度画像を用いて,雲域とそれ以外の領域を自動的に分類する.画像を小さな領域(局所領域)に分割することにより,局所領域中での各カテゴリーの特徴ベクトル分布がガウス分布を用いて近似できると仮定し,分布を二つのクラスタに分割する.更に,各クラスタをその後のカテゴリー分類に利用するのに適当であるかどうかの判断を行うための「一致度」を導入し,それを満足するクラスタの平均ベクトルとEMアルゴリズムを用いて分類を行う.一致度を利用することによって特徴空間中のベクトル分布が明確になることを示すとともに,クラスタリングも適切に行えることを示す.提案手法の特徴は,特徴ベクトルが各カテゴリー間を結ぶように連続的に分布することに着目する点にある.各カテゴリー間を結ぶ直線を考え,その直線と各クラスタの平均ベクトルの距離が近いものだけを利用することによって,画像ごとに動的にしきい値を決定する.最後に,提案アルゴリズムををNOAAとひまわりの画像に適用する.専門家が手動で分類した結果等と比較し,良好な分類結果が得られることを示す.
著者
斉藤 正浩 小山 裕介 日下部 岱
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会秋季大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1994, no.1, 1994-09-26

誘導無線方式による車両位置検察について,筆者らは三相3練式誘導線を用いる方式を提案し,位置検知の特性解析を行い報告した.さらに,新交通システム等の車両位置を長距離に渡って高精度に検知する方式への適用を目的に,誘導線の交差周期長を変化させたときの位置検知特性について解析を行った.本稿では,誘導線の交差周期長を変化させた場合について,実寸による模擬実験装置により,位置検知の実験結果を得たので,理論特性との比較を示し考察する.
著者
永田 治人 赤木 克実 成田 誠之助
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-03-27

現在、多くのマルチメディアデータベースが公表されているが、画像の検索時には、蓄積されている画像データに文字情報をリンクし、その文字情報をキーとして検索するものがほとんどである。そこで我々は、画像処理を用いて画像そのものから特徴量を抽出し、その特徴量によって画像を検索するというデータベース(GDbase)の開発に取り組んできた。画像の特徴量および類似度の比較には様々な形式や方法がある。GDbaseはそれらをシステム本体に依存しないように実装する。本稿では、GDbaseの構成について述べ、どのようにして多様な形式・方法を実装し、拡張性をもたせているかについて説明する。
著者
河村 晃好 黒武者 健一 佐藤 亮一 芥子 育雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.192, pp.9-16, 2001-07-11

膨大な量のデジタルコンテンツが蓄積されるようになり, ユーザが興味を持っている情報を選択的に探し出すのは困難になってきている.ユーザが欲しい情報を得るためには, 検索についての専門的な知識や技術も必要になってくる.そのため, ユーザの嗜好を学習し, 嗜好に合致した情報だけを推薦するリコメンダシステムが注目されている.本論文では, 簡単なアンケートを元にユーザグループを決めた後, グループ嗜好モデルを利用して検索キーワードを拡張するコンテンツの検索方式と視聴履歴による検索とを融合した嗜好類推型検索方式を提案する.さらに, ユーザにお薦めコンテンツを推薦する検索サーバのプロトタイプについて紹介する.
著者
石川 博 久保田 和己 金政 泰彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.201, pp.19-23, 1999-07-21

XMLデータはWeb情報システムやEC/EDI応用で広く使われていくことが予想されるが、そのような応用では大量のXMLデータを通常対象とする。そのためには利用者がサーチ条件を指定できるようにして本当に必要なXMLデータのみを検索できるようにすることと、複数のXMLデータソースを統合利用できるようにすることが必要である。このためにXQLというXMLデータの問い合わせ言語を提案する。XQLは従来のデータベース標準(SQLやOQL)との整合性を考慮して設計されている。本稿ではXMLデータの問い合わせ言語の要件と機能について説明し、XML問い合わせ処理システムxQuesのためのXQLの実装について触れる。
著者
長谷山 美紀 永井 信夫 三木 信弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.76, no.12, pp.1714-1724, 1993-12-25
被引用文献数
23

入力信号が未知のモデルについて,周波数重みを付けたモデル同定を可能とするARMA4線格子形フィルタが既に提案され,その応用が重要であることが述べられているが,乗算器個数が多いことが欠点とされていた.そこで本論文では,このような同定法が可能な乗算器個数の少ないARMA格子形フィルタの実現法を提案する.乗算器個数の削減は,直接計算量の削減につながり,特に適応処理を行う場合には重要である.本論文では,2種類のフィルタの実現法を提案している.提案されている2種類のARMA格子形フィルタは,実現に用いられる予測誤差の違いにより異なった性質をもつ.本論文では,提案する二つのフィルタおよび乗算器個数の多い従来のフィルタについて,各々を用いる場合にどのような点が異なるかを示す.最後に,本論文で提案するフィルタおよび従来のフィルタは,得られたラティス構造を保ったまま,信号合成フィルタとして用いることができることから,そのような応用を行った場合の係数感度についての考察を実験により行う.実験より,乗算器個数の削減による感度特性の劣化が生じていないことを確認する.
著者
大倉 計美 飯田 正幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.96, no.93, pp.23-30, 1996-06-14
被引用文献数
8

本報告では、移動ベクトル場平滑化話者適応化方式(VFS)における内挿処理および平滑化処理の制御方法について述べる.本方法は正解音素HMM系列という事前情報に基づく制約から得られる音素HMM系列ξ_cと,あらゆる音素HMM系列の生成をゆるした条件下において得られる音素HMM系列ξ_gとの比較から得られる音素HMMの状態系列誤りを情報として内挿および平滑化を制御することにより,平均ベクトルの推定精度を向上させるものである.今回,最大事後確率推定法(MAP推定法)とVFSとを組み合わせたMAP-VFS法をベースとした話者適応化手法に本制御方法を適用した結果を示す.