著者
半田 邦夫 堀内 生一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.435-440, 1984-02-05 (Released:2009-06-30)
参考文献数
10
被引用文献数
1
著者
金子 順一 堀尾 健一郎
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.1055-1056, 2009

本研究は工作機械の旋回軸加速度を陽に設定可能な新しい知的工具姿勢計画法の実現を目的とする.本報では,工具経路上の各点に対応するM-Mapを用いて干渉領域の時間軸方向への変化を可視化し,これをBezier曲線に沿うように逐次変形することによって干渉の生じない連続的な旋回軸指令値の変化をGPU上で探索可能とするDistorted Spatial Temporal Distribution法の提案を行う.
著者
森 誠之
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.549-554, 1993-04-05 (Released:2009-07-23)
参考文献数
38
著者
後藤 晃平 岡部 貴雄 谷口 淳
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2019年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.568-569, 2019-03-01 (Released:2019-09-04)

ハスの葉やバラの花を例とした撥水構造は同一表面上にマイクロとナノスケールの構造を含んだ三次元構造となっている。このような三次元ハイブリッド構造の作製方法はいくつか報告されているが、本研究では新たな手法としてUV-NIL可能ポジ型EBレジストを用いた方法を提案する。この方法ではUV-NILで作製したマイクロサイズの構造上に直接ナノ構造をEBLで作製することが可能であり、143.6°の接触角を有する三次元構造の作製に成功した。

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著者
秋山 幸雄
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.66, no.9, pp.1362-1365, 2000-09-05 (Released:2009-04-10)
参考文献数
1
著者
大島 徹 藤川 智彦 熊本 水頼
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.1824-1828, 2001-11-05 (Released:2009-04-10)
参考文献数
8
被引用文献数
6 6

It has been reported that, in the two joint motor link system of the human arm, complicate muscular alignments were simplified into three antagonistic pairs of six muscles including mono- and bi-articular muscles and these six muscle strengths were defined as functionally effective muscular strengths (FEMS), and the output force distribution exerted at the endpoint of the two-joint link system comes hexagonal shape, and further the six FEMS could be estimated based on the hexagonal characteristics of the output force distribution. In this study, it has been revealed that the same relationship between the output force distribution and the FEMS could be seen in the human leg as seen in the human arm, and the leg FEMS could be estimated with the ratio between the physiological cross sectional arias (PCSA) of the antagonistic biarticular leg muscles, because of its very little variation among the previous reports.
著者
山下 崇博 小林 健 伊藤 寿浩
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2015年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.329-330, 2015-03-01 (Released:2015-09-01)

現在,高度経済成長期に整備されたインフラの損傷や老朽化に伴う事故が多発している。そこで,本研究ではインフラ構造物及びその構成部材の状態を常時・継続的・網羅的に把握するセンサシートを開発する。シリコンウェハ上に大きさ1mm角,厚さ5μm程度のひずみゲージチップを作製し,スタンピング転写によりPET基材上にアレイ状に実装することで,橋梁などに貼り付け可能な大面積フレキシブルセンサシートを実現する。
著者
山口 恵璃 樋口 寛 山下 淳 淺間 一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.87, no.1, pp.114-119, 2021-01-05 (Released:2021-01-05)
参考文献数
12
被引用文献数
2

This paper proposes a method to improve the accuracy of SLAM in environments with glass by combining LRF and a polarization camera to detect a wide range of glass. Glass confidence of each point detected by the LRF is calculated using the polarization from the polarization camera. The polarization camera acquires the intensity of light passing through the polarizers in four directions. The degree of polarization is calculated from the light intensity of four directions, and is used as the glass confidence. Every time the robot moves, the map and the glass confidence are updated. The robot’s position is estimated using the generated map. Accuracy of the map is improved by considering the glass probability. Improved accuracy of the map also improves the accuracy of self-localization. The accuracy of glass detection was confirmed by the experimental results. The AUC of glass detection was 0.942. As a result, the proposed method was able to produce a more accurate map in the glass area.
著者
篠永 東吾 Bin Md Arifin Mohd Izam Izzuddin 岡田 晃 井上 基弘
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.275-276, 2019

<p>ジルコニアは高強度,高靭性であるため摺動部品等に使用されており,長期間使用のため耐摩耗性の更なる向上が望まれている.一方で,大面積電子ビーム照射法は,材料の極表面を瞬時に溶融,蒸発することで大面積に表面平滑化が可能である.本研究では,大面積電子ビーム照射によるジルコニアの耐摩耗性向上を実験的に検討した.その際,非定常熱伝導解析によりジルコニアの表面温度変化を解析することで耐摩耗性変化を議論した.</p>
著者
杉本 旭
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.75, no.9, pp.1045-1049, 2009-09-05 (Released:2011-02-07)
参考文献数
6
被引用文献数
2 2
著者
飯田 喜介
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.24, no.282, pp.424-426, 1958-08-05 (Released:2010-02-16)
参考文献数
8

Coincidental result of the analysis with the experiment on the relation between the conditions of impact and the deformation was reported previously.Influence of friction at the contact surface was considered analytically in this report, and the result was compared with that of the experiment.The volume (V) of indentation is expressed by coefficient of friction (μ), normal stress (σ) at the contact surface, kinetic energy (1/2mv2) of sphere and diameters (d, D) of indentation and sphere as following;V=1/σ(1+μd/5D)-11/2mv2So far as the indentation is not so large, friction term is negligible.
著者
長山 三男
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.10, no.117, pp.325-344, 1943

本研究の結果,摩擦圓盤装置が多少の誤差を伴ふも,對空射撃指揮具内の航速測定用計算機構として實用し得るを確認するのみならず,計算機の目的に應じ如何なる注意を拂ふべきやも明瞭にし得たものと信ずる.以上を一括すれば<BR>(1)機素の精度は現在の精密工作法にて充分である.尚送りネヂの中央部分を特に嚴密に工作し誤差を減ずれば一層良い.<BR>(2)組立誤差中,最も影響大なる摩擦圓盤の傾斜はその軸を長くし支持法を適當に改めれば除き得る.目的に應じ(24)式に依り檢討するの要あるは當然である.<BR>(3)滑りとHertzの彈性變形は,それ自身としては顧慮外に置き得る程度である.然し新しく轉動盤を設計するに際しては<I>r</I>/<I>R</I>を次の如く決定すると宜しい.即<BR><I>A</I>=§/μ<SUP>3</SUP>&radic;9/128θ<SUP>2</SUP>(1/<I>R</I>+1/<I>r</I>)<I>P</I><SUP>2</SUP><BR>を觀察するに,立方根内の1/<I>R</I>+1/<I>r</I>の項は,今迄考へてきたる程度の<I>R</I>の大さにては,1/<I>r</I>が遙に大きく,<I>R</I>を増すも餘り變化なし.然るにξ/μの方は表3を見ればτ=20°以以では急激に減少するを以て,τを極めて小にしてみる.即τ=10°とせば<BR><I>M</I>-<I>N</I>/<I>M</I>+<I>N</I>=1-<I>r</I>/<I>R</I>/1+<I>r</I>/<I>R</I>=cos10°=0・98<BR>從つて<I>r</I>/<I>R</I>=1/99.故に<I>r</I>=1・5mmなれば<I>R</I>=148・5mmとなる.これより<BR><SUP>3</SUP>&radic;9/128θ<SUP>2</SUP>(1/<I>R</I>+1/<I>r</I>)=1・05,<BR>又ξ/μ=0・423なるを以て<BR><I>A</I>=0・44<I>P</I><SUP>2/3</SUP>(μ)<BR>となり半減する.然し<I>R</I>=148・5mmの轉動輪は固定式に非れば使用困難であらう.<BR>設計に際しては最初<I>r</I>を決定し,摩耗の状態を實驗し,次に計算機の大さに應じRを適當に定むれば良し.<BR>(4)摩擦圓盤の表面仕上程度は極力良好ならしむ.<BR>(5)接觸壓は摩耗を顧慮しつつ増大するを可とす.<BR>(6)摩擦圓盤の角速度は小なるが良い.且その誤差は1/1000以下ならしめるが良い.<BR>(7)材料は徑年變化少きものを選定し,熱處理に注意を拂ふこと.材質は現在使用中のものにて良し.<BR>(8)最後の調整は計算と實驗とに依り轉動輪の徑を適宜縮少して行へば良し.<BR>要するに固有滑りの物理的基礎附けは未だしなるも,工業的,實驗的には本装置の適用範圍と研究方法とを究明し得たるなり.<BR>尚BushがDifferential Analyserに使用せる摩擦圓盤装置はトルク増幅器を使用する爲轉動輪の採るべきトルクは極めて小にて可なる爲,延いては接觸面積も小となり,Analyser全體にて精度を0・1%以内に收め得ると云ふ.此の精度には,本装置にては(1)乃至(8)項に亘る條件に注意し且2mm以上のρの範圍にて使用するが如き,固定式大型のものを設計製造せば到達し得る筈なり.<BR>又Hertzの彈性變形の基礎的實驗法を擴張應用する時,各種の精密測定器或はスフエロ計等の測定壓及測定端面の問題,又は球軸承の球の變形に伴ふ偏心運動の問題等の再檢討に役立つこと大なるものありと信ずる.
著者
井上 毅彦 槌谷 和義 木村 穣 梶原 景正
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2010年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.585-586, 2010 (Released:2010-09-01)

本研究の目的は糖尿病患者の負担を軽減するマイクロ無痛針を開発することである.我々はストレス評価手法を用いた痛み評価手法を用い,生体へ無痛穿刺が可能なマイクロ無痛針の最大許容外径は100μm未満であることを確認した.しかし,我々が確立した手法では直接的な痛み評価が困難である.本研究では注射針穿刺における細胞組織の損傷および侵害刺激を起因する神経ペプチドを観察し,この痛み評価手法の有効性について確認を行った.
著者
川野 恵一郎 青山 昇
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.51, no.9, pp.1689-1694, 1985

ダイヤモンドと人間との触れ合いは, 富の象徴として古くからあり, 時によっては戦争にまで発展した事実は周知の通りであるが, 近年は工業用として, 広く使われている.特に人工的にダイヤモンドが造られるようになってからの普及度は驚くべきものがあり, 先端技術に寄与する度合は今後ますます増大すると思われる.<BR>当社においても, 硬ぜい材料の研削・研磨用としてダイヤモンド砥石を自社で製造しながら, 工業用サファイア, 同ルビーの加工をはじめ, ダイヤモンドのレコード再生針の製造を通じて, 実績を積み, 最近では後述の工業用ダイヤモンドを使用した製品を製作している.<BR>ダイヤモンドを使用した工業用部品の用途は, 現状では硬度特性を利用することがほとんどであるが, 最高の伝熱性に着眼した利用法も考えられている.<BR>貴金属類も, 今では工業用に数多く使用されているが貴石類も同様に各分野で使用されている.<BR>地殼の形成で作られた天然ダイヤモンドも, 今では人工的に製造され, 近々2~3ctのものも量産的に製造されるようになれば, 用途も更に拡大され先端技術材料としてますます輝きを増すようになろう.
著者
辺見 信彦
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.80, no.11, pp.995-998, 2014
被引用文献数
2