著者
堀本 ゆかり 山田 洋一 山下 淳一 丸山 仁司
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.303-310, 2022 (Released:2022-06-20)
参考文献数
16

〔目的〕本研究では,管理業務に携わる理学療法士のコンピテンシー要素を明らかにし,理学療法士のための臨床管理能力尺度の信頼性と妥当性を検証することを目的とした.〔対象と方法〕対象は,臨床業務に従事し,管理業務に携わる理学療法士200名とした.方法は自由参加によるWebアンケートで,基本属性および「看護管理能力を発揮するために必要なスキルと行動特性」68項目を用いた.〔結果〕管理業務に携わる理学療法士のコンピテンシー要素は,「組織開発力」,「管理者としての人柄」,「批判的視点」,「部門管理力」,「専門職観」,「状況対応力」が抽出され,信頼性と妥当性が確認できた.〔結語〕本研究では,理学療法士の管理業務に必要なコンピテンシー要素を臨床管理能力尺度として示し,信頼性と妥当性を検証した.
著者
安藤 真 吉田 和弘 谷川 智洋 王 燕康 山下 淳 葛岡 英明 廣瀬 通孝
出版者
日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.65-74, 2003
被引用文献数
18

Recently, virtual reality technology has been used in numerous practical applications. In this paper, we developed and evaluated a proto-type system of educational VR system by using networked VR technology. To build proto-type systems, we constructed high quality historical VR contents, Copan ruins of Mayan civilization, and integrate two different types of VR systems, theater-type and home-type VR systems. By using VR Theater, a teacher can give lecture on Mayan civilization to his students as if they are in the real Copan ruins. Also, we divide students into four groups and inspect the effect of mutual observation to group stydy. In proto-type system, each group walk through Copan ruins by using home-type VR systems set up in front of the VR theater, and solve historical questions about Mayan civilization. Throughout the experiments, almost all students are interested in Mayan civilization and communicate each other in both real and VR environments.
著者
杉浦 正利 木下 徹 山下 淳子 滝沢 直宏 藤村 逸子 成田 克史 大室 剛志 大野 誠寛
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

第二言語(外国語)で、読んだり書いたりする際に、単語の連続(連語)をどのように処理しているのかを観察した。読解時の視線をミリ秒単位で記録する視線計測装置による実験で、英語では連語の頻度の差により母語話者と学習者の処理は違うという結果が得られたが、フランス語では頻度の差は影響するが母語話者と学習者で処理に差はなく、ドイツ語では頻度の差は母語話者にも学習者にも影響しないという結果が得られた。また、英文を書く際には、書く過程と書いた結果とでは必ずしも連語は一致しないという結果が得られた。
著者
山下 淳一 堀本 ゆかり 千葉 淳弘
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.101-105, 2022 (Released:2022-02-20)
参考文献数
14

〔目的〕理学療法士の「働きがい」の構成要素と影響度を明らかにすることを目的とし調査を行った.〔対象と方法〕当院理学療法士61名を対象に5件法による全18項目のアンケート調査を実施し,重回帰分析およびパス解析を用い分析した. 〔結果〕「働きがい」の構成要素は,「評価」,「処遇」,「人間関係」,「能力向上」,「配置」,「達成感」で構成されていることが明らかとなった. そのうち「働きがい」と特に関係が強い要素は,「評価」,「処遇」,「人間関係」の順であることが明らかとなった.〔結語〕理学療法士に対する「働きがい」を向上させるための具体的取り組みとして,まずは「評価・処遇」の改善が必要であることが示唆された.
著者
山下 淳 淺間 一 新井 民夫 太田 順 金子 透
出版者
日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.282-292, 2003-04-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
98
被引用文献数
6 22

The wheeled robot's ability is one of the most important factors which is influential with efficiency of achieving tasks by robots. Demands for mobile robots change where environment and purpose does, therefore various mechanisms of mobile robots are proposed. However, there is no standard or general guideline of designing moving mechanisms. In this paper, we classify and denote characteristics of moving mechanisms systematically, and indicate the guideline when we design them. Especially we describe omnidirectional robots and irregular terrain robots.
著者
葛岡 英明 加藤 浩 鈴木 栄幸 久保田 善彦 山下 淳
出版者
筑波大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2009

平成22年度はまず、柏崎中学校において授業を実施した。生徒を、提案システムを利用した実験群と、提案システムからCG映像を削除した統制群に分け、それぞれの群にプレテストとポストテストを実施した。その結果、地球の自転の理解に関して、実験群の点数の上昇が、統制群の点数の上昇よりも有意に高い傾向があることがわかった。しかし、学習の様子を観察した結果、システムには、俯瞰視点(学習者がタンジブル地球儀を見る視点)と地上視点(地上から空を見上げた状況をCGによって合成した映像)を結びつけることが困難であるという問題点があるという知見を得た。そこで、俯瞰視点と地上視点を結びつける補助として、天球映像を提示することを考案した。これは、半球をスクリーンとして利用し、上部からプロジェクタで太陽の動きを投影する装置である。この装置の有効性を確認するために、被験者を、装置を利用した実験群と利用しない統制群の2群に分けて比較実験をおこなった。プレテストとポストテストによって評価をおこなったが、提案した装置の有効性を示すことはできなかった。被験者の感想や実験の様子を観察した結果、天球映像をあまり参照しない学習者が多いことがわかった。この問題を改善するためには、学習課題や学習のためのインストラクションを見直して、それぞれの装置の機能や目的を意識して学習できるようにする必要がある。また、学習の様子をより詳細に分析し、天文学習において何が問題となっているのかということに対する理解を深める必要がある。
著者
杉浦 正利 木下 徹 山下 淳子 井佐原 均 大名 力
出版者
名古屋大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2004

本研究では、書きことばと話しことばに関する英語学習者の産出データを大量に収集し、各文に英語母語話者による「書き換え文」を付けた上で、自然言語処理技術を応用し「誤り」や「不自然な表現」をコンピューターを使い自動的に抽出・解析・分類し、その特徴を英語教育の専門家が分析することで、英語学習者の中間言語体系全般にわたるエラーの全体像を明らかにすることを目的としている。本年度は、これまでの分析のまとめと、研究成果および開発したプログラムとデータを公開するための環境整備を行った。(1)英語学習者の誤りに関する体系的な分析:話しことぱと書きことばに関する分析を統合した。(1-1)誤用タグの種類と付与方法に関する知見をまとめた。(1-2)話しことばに関する誤用の傾向をまとめた。(1-3)書きことばに関する誤用の傾向をまとめた。(1-4)話しことばと書きことばの誤用の相違点をまとめた。(1-5)英語学習者の言語習得プロセスを誤用データの分析から把握できるような指標の開発を試みた。(2)開発したプログラムの公開:本研究で開発した誤り表現の自動抽出プログラムをWWW上に公開できるようにした。本プロジェクトで得られた知見のみならず、開発したプログラムも広くフリーで使用できるようにする。(3)データベースの公開:本研究で作成した誤りデータベースをWWW上で検索可能にし公開できるようにした。本プロジェクトで得られたデータをまとめ、今後、本格的に誤用研究を行う際に、さまざまな観点から誤用分析を試せるような検索システムを開発した。本研究により、自然言語処理技術の応用による誤用分析の可能性を追求できたとともに、その限界や問題点も把握でき、今後、本格的な誤用分析研究を行うための基礎となる有益な知見を得ることができた。
著者
筑紫 彰太 山内 統広 田村 雄介 山川 博司 永谷 圭司 藤井 浩光 千葉 拓史 山本 新吾 茶山 和博 山下 淳 淺間 一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.86, no.12, pp.1057-1063, 2020-12-05 (Released:2020-12-05)
参考文献数
22

In the event of a disaster, unmanned construction with remotely operated construction machinery is critical for quick disaster recovery. Those machines can weight up to several tons and can easily sink on inadequate soil. Therefore, it is important to judge the trafficability of remotely operated construction machinery at a disaster site. In this research, we propose a non-contact method for judging trafficability. The proposed method classifies the soil type and estimates the water content using spectral images. The cone index is then estimated and the trafficability is judged from the cone index. As experiment, we judged the trafficability for a real construction machine using the proposed method. The results showed the effectiveness of the proposed method based on soil type classification and water content estimation.
著者
草薙 邦広 山下 淳子
出版者
全国英語教育学会
雑誌
ARELE : annual review of English language education in Japan (ISSN:13448560)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.205-220, 2013-03-31

The present study investigated effects of agreement type and morphosyntactic regularity on L1-Japanese learners' acquisition of explicit and implicit grammatical knowledge of the English plural morpheme. We adopted a timed grammaticality judgment task (TGJT) to measure implicit knowledge and an untimed grammaticality judgment task (GJT) for explicit knowledge in order to observe differences between learning difficulties in each type of knowledge. Twenty six participants completed the two tasks, and the scores were submitted to a three-way ANOVA (task types, agreement types, and morphosyntactic regularity). Only the main effect of morphological regularity was statistically significant in TGJT, while the interaction between agreement type and morphosyntactic regularity was observed in GJT. This result indicated that the two linguistic factors affect the acquisition of explicit and implicit knowledge in different ways.
著者
田中 徹 清水 勇夫 大﨑 大輔 山下 淳 矢木 一範
出版者
一般社団法人 色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.96, no.6, pp.209-211, 2023-06-20 (Released:2023-06-30)
参考文献数
8

日焼け止めやメイクアップ化粧料において,マイクロプラスチックビーズは,感触改良剤として広く使用されている。しかし近年は,マイクロプラスチック(MP)の環境流出による海洋汚染が国際的な問題として注目されており,MPビーズの代替原料が求められている。そこでわれわれは,この問題を解決すべく,環境に優しい素材としてシリカに着目し,感触特性に優れる球状シリカを開発した。そして,この感触特性に優れたシリカ粒子に対してベヘニルアルコールとジステアリルジモニウムクロリドを併用した複合多層処理を施すことで,MPビーズに近い「柔らかさ」をもつ,表面処理球状シリカの開発に成功した。
著者
山下 淳 二本松 秀樹 山本 和諒 浅井 優太 塩谷 亮太 五島 正裕 津邑 公暁
雑誌
研究報告システム・アーキテクチャ(ARC) (ISSN:21888574)
巻号頁・発行日
vol.2022-ARC-248, no.46, pp.1-13, 2022-03-03

現代の科学技術分野の進歩を支える高性能な大規模並列計算基盤は分散メモリ型と呼ばれるハードウェアの形態を取る.この形態を前提としたシステムでは,高性能なプログラムを実現するために,長い期間を費やして手動でチューニングする必要があり,生産性が問題となっている.このような中,生産性と性能を両立しうる機構としてトランザクショナルメモリ(TM)への関心が高まっている.TM はマルチコアプロセッサ向けに多く研究されてきたが,この機構を分散システムにも適用することで,分散メモリ型におけるプログラミングを単純にすることも可能であるという考えから,分散システムを対象とする分散トランザクショナルメモリ(DTM)が提案されているが,実用的な実装は未だ存在していない.我々は生産性と性能を両立する大規模並列計算基盤を実現するため DTM に着目し,生産性の高いプロトタイプを開発したが,性能面に改善の余地がある.そこで本稿では,DTM の性能を高めるためのソフトウェアキャッシュを設計および実装する.提案する DTM システムの有効性を確認するため,マイクロベンチマークおよび STAMP ベンチマークを用いて評価した結果,プロトタイプと比較してマイクロベンチマークでは 1.56倍,STAMP では 3.64 倍の高速化を確認した.
著者
船田 敏子 内田 徹郎 浜崎 安純 山下 淳 林 潤 貞弘 光章
出版者
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
雑誌
日本血管外科学会雑誌 (ISSN:09186778)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.177-180, 2016 (Released:2016-05-19)
参考文献数
13

要旨:胸腔内型の鎖骨下動脈瘤に対する外科治療は,一般的に鎖骨上アプローチが困難であり,胸骨正中切開が必要になる.今回,冠動脈バイパス術後の右鎖骨下動脈瘤に対してハイブリッド治療を施行し,良好な結果を得た.症例は77 歳男性.以前より指摘されていた右鎖骨下動脈瘤の瘤径増大を認めたため手術の方針となった.CABG 術後で開存した内胸動脈グラフトを有しているため開胸操作を行わず,また,腕頭動脈分岐部に近接した右鎖骨下動脈瘤であったため,開胸操作を行わず,右腋窩-左腋窩バイパス術を行ったのちに右総頸動脈から腕頭動脈にステントグラフトを挿入した.術後造影でエンドリークは認めず,右腋窩-左腋窩動脈バイパスの血流は良好であった.心臓手術後の胸腔内型の右鎖骨下動脈瘤に対して,非解剖学的バイパス術とステントグラフト内挿術を併用したハイブリッド手術は低侵襲であり,有効な治療法と考える.
著者
山口 恵璃 樋口 寛 山下 淳 淺間 一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.87, no.1, pp.114-119, 2021-01-05 (Released:2021-01-05)
参考文献数
12
被引用文献数
2

This paper proposes a method to improve the accuracy of SLAM in environments with glass by combining LRF and a polarization camera to detect a wide range of glass. Glass confidence of each point detected by the LRF is calculated using the polarization from the polarization camera. The polarization camera acquires the intensity of light passing through the polarizers in four directions. The degree of polarization is calculated from the light intensity of four directions, and is used as the glass confidence. Every time the robot moves, the map and the glass confidence are updated. The robot’s position is estimated using the generated map. Accuracy of the map is improved by considering the glass probability. Improved accuracy of the map also improves the accuracy of self-localization. The accuracy of glass detection was confirmed by the experimental results. The AUC of glass detection was 0.942. As a result, the proposed method was able to produce a more accurate map in the glass area.
著者
山下 淳
出版者
日本保健物理学会
雑誌
保健物理 (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.263-274, 1976
被引用文献数
2

<i>Tradescantia</i> in studies on genetic effects of low level radiation is briefly introduced. Radiosensitivity, method of screening stamen hair mutation, materials in current uses, spontaneous mutation rate, and modifying factors are refered. For stamen hair mutation b values in exponential model were lower in irradiation with low dose rate and at high environmental temperature. The dose response curves under these modifying conditions, when extrapolated to low dose range, well fit to the line which was obtained by Sparrow's experiment of low level irradiation. In chronic irradiation, the frequency of stamen hair mutation reaches to the constant value after 17 days from the start of irradiation, and is as much as 4 times higher than the peak value in one day irradiation at the same exposure rate. The spontaneous mutation rate of KU-7 varied with temperature. The increase with 1&deg;C increment of mean temperature was -0.04%. Uses of <i>Tradescantia</i> in monitoring the environmental radiation is discussed.
著者
アルカラス ジョエル マツサレム 山下 淳 佐藤 員暢
出版者
農業食料工学会
雑誌
農業機械學會誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.80-89, 2008-03-01
参考文献数
3

グリーンハウスにおいて, トラクタ・トレーラからなる連結車両 (TTC) の運転操作を容易にするため, 機械式けん引制御システム搭載のトレーラ車両を開発した。このTTCは, 旋回角が小さく, 狭い通路で運転するとき, 旋回半径を減じること, 直進後退時に発生するジャックナイフ現象やジグザグ走行を防止することを目的にして考案されたものである。コンクリート路面上でTTCの旋回半径及びヨーレートを測定した結果, 旋回半径は従来の一点ヒッチ式に比して約16%, 内輪差は約20%と小さくなること, 直進後進時には従来型はジグザグ走行し, 無操舵の場合にはジャックナイフ現象が現れるが, TTCはトラクタとトレーラが一体構造になるため, ヨーレートは0.025~0.05deg/sと小さいことが判明した。
著者
樋口 寛 藤井 浩光 谷口 敦史 渡辺 正浩 山下 淳 淺間 一
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.222-232, 2018 (Released:2018-05-15)
参考文献数
21

This paper presents an effective 3D measurement method from the inside of large structures such as railway vehicles, elevators, and escalators. In our proposed method, images are captured by a moving measurement device, which is composed of a ring laser and a camera, from the inside of the target object. Structures of the target are reconstructed from these images by integrating cross-section shapes, obtained by the light-section method, into unified coordinate by pose changes estimated by Structure from Motion (SfM). We focus on the method to extract information necessary for the light-section method and SfM from the captured images which contain both laser light and texture information. A color filter used in the proposed method enables to extract areas irradiated by the laser for the light-section method. Further, a new block matching technique is introduced to avoid the influence of the laser light, which causes to detect wrong corresponding points. In experiments, we confirmed the validity of the proposed 3D measurement method.
著者
禹 ハンウル 間所 洋和 佐藤 和人 田村 雄介 山下 淳 淺間 一
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.304-309, 2020 (Released:2020-02-13)
参考文献数
18

近年,自動運転の開発が世界的に進んでおり,技術の完成も近づいている.しかし,その途中段階として,人が運転する車と自動運転車が混在する環境が想定される.本研究では,自動運転車の後ろを追従する運転者を推定の対象とし,車両挙動から運転者の操作特性を時系列で推定する手法の構築に取り組む.