著者
佐藤 研一郎 小林 収
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1064, pp.46-53, 2000-10-30

問 日本の半導体産業が直面した大型不況を尻目に、2000年3月期には早々と最高益を更新し、2001年3月期は営業利益率40%に迫る。独り勝ちの原因はどこにありますか。 答 なぜロームが名も無い抵抗器メーカーから始まって、半導体の世界でここまで来ることができたのか。僕はよくみんなに、「魚屋さんになってくれ」って言ってるんです。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1537, pp.42-45, 2010-04-19

昨年から、ジェイコブ・ズマ大統領の政権与党であるアフリカ民族会議(ANC)内でこんな主張が広がっている。若かりし日のマンデラ元大統領も議長を務めたANC青年同盟の幹部らが、キャンペーンを展開したのだ。高まる資源ナショナリズム 過激な議論を展開するANC青年同盟は、将来の政治を担うエリートが集まり影響力がある。それだけに、資源関係者の間で緊張が走った。
著者
中川 ヒロミ
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.427, pp.72-82, 2004-12-01

「我々が参入しなかったら,→ADSLは今ほど普及しなかった。そして今度,我々が選んだのはFTTHだ」。ソフトバンクの孫正義社長は10月,自慢気にFTTHサービス「Yahoo! BB 光」を発表した。いつものように「世界初のギガ・サービス」,「テレビの見方を変える」などの孫節を連発して,自社サービスを強力にアピールした。
著者
成澤 浩
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1538, pp.112-114, 2010-04-26

ご存じのようにNHKの放送は受信料で成り立っています。家に訪れる集金スタッフに支払っている方も多いでしょう。集金スタッフは全国に約4700人います。私たちは、スタッフが協力して権利を守るために結成された組織です。 実は、集金スタッフは、NHKの職員ではありません。3年ごとに「委託契約」を結んで働く個人事業主とされています。
著者
海老沢 勝二
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1289, pp.189-192, 2005-04-25

僕が一番怖いのは、弁解したと受け取られることなんです。弁解すると、男らしくないとか言われるでしょう。それが一番嫌だから。その辺はきちんと書いてください。 1月25日、いわば受信料収入減少の責任を取る形で、私はNHK会長を辞任しました。きっかけとなった不祥事については、非常に残念に思うし、いろいろなところで申し訳ないと陳謝しました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1223, pp.28-33, 2004-01-05

12月3日、米ニューヨーク州にあるゼネラル・エレクトリック(GE)の研修所。全世界31万人の社員から選ばれた次代のGEを担う30〜40代の幹部50人が、ジェフリー・イメルト会長兼CEO(最高経営責任者)の前に勢揃いした。彼らの話にじっと耳を傾けたイメルト会長は、本社に戻るといくつかのビジネスについて具体的な検討に入るよう指示した。
著者
片山 善博 高橋 秀典
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.484, pp.32-35, 2009-11-27

知事に当選する前に鳥取県政を勉強し、当選後は財政改革が重要だと考えていました。当選後に大型事業を精査し、大型の箱もの事業をいくつかやめました。 中止した中部ダムも、精査した事業の一つです。中部ダムの機能は大きくは利水と治水。このうち利水は、地域の状況を考えると要らないのではないかとすぐに判断できた。
著者
加藤 光男
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.897, pp.16-21, 2009-04-13

名古屋市のビジネス街の中心地、伏見地区のオフィスビルを建て替えた。既存の建物は、旧日本興業銀行の名古屋地区の拠点でもあった名古屋興銀ビル。伝統と格式、重厚さが特徴だったが、興和不動産はイメージの一新を求めた。 「誰もが第一印象で美しいと感じる洗練されたデザイン。街の活性化にも貢献するエレガントなビルにしたいと考えた」と興和不動産の名倉三喜男社長は語る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.481, pp.160-165, 1999-10-25

日本マクドナルド(東京都新宿区)は1998年12月期決算で,5期連続増収増益を記録した。ハンバーガー市場における売上高シェアは60%と第2位以下を大きく引き離す。躍進をもたらした戦略は,「商品の低価格化」と「大量出店」である。藤田田でん社長が94年から打ち出した二大戦略を,全世界で利用する購買情報システムや,店舗開発のためのシステムが支えている。
著者
宮坂 賢一
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.329, pp.82-85, 2012-02

「経営が行き詰まったのは、為替デリバティブが一番の原因だった」──。2011年11月29日、横浜地裁に民事再生法の適用を申請した理由について、ユニテック(神奈川県綾瀬市)の梅田昌弘社長はこう打ち明ける。 為替デリバティブとは、円ドル相場などの為替レートの変動リスクを回避するための金融商品。
著者
柿沼 孝一郎 松本 達彦 芳賀 秀一
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.889, pp.123-130, 2004-12-20

ソニーは,赤色(R),緑色(G),青色(B)の3種類の発光ダイオード(LED)を光源に使うバックライトを搭載する液晶テレビを開発し,世界で初めて製品化した。光の3原色に近い波長から白色光を得ていることから,液晶テレビの色再現範囲はNTSC規格比で105%にも達する。冷陰極蛍光管(CCFL)を光源に用いたバックライトを使う従来品の1.5倍と極めて広い。
著者
倉方 俊輔
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.813, pp.巻末11-13, 2006-01-09

外観の第一印象は「CGと同じ」だ。透明なボックスを白いスロープが囲む。ガラスも壁も平滑で、モノとしての重さが感じられない。窓枠や取っ手が表面に表れていないので、スケールも機能もよくわからない。ヒントは奥に誘うような回廊だけ。 グエナエル・ニコラのスタジオ兼住宅「C1(CURIOSITY ONE)」。ニコラが基本デザインを行い、2005年11月に完成した。
著者
磯 達雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.849, pp.88-91, 2007-05-28

旧中山道沿いの街並みから少し奥まったところに、その建物は見えた。白い。それが第一印象だ。場所は群馬県西部にあるかつての松井田町。現在は合併したため安中市となっている。 この建物は白井晟一の設計により1956年に完成。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.201, pp.94-96, 2006-07

人件費が増大する要因は様々あるが、中でも無視できないのが残業代(割増賃金)。ただし、無理に抑えようとしても、割増賃金に関しては支給額の算出ルールが法で定められている。残業代を固定化する方法もあるが、運用方法を誤るとトラブルのもとになる。また、ルーズな勤怠管理も、同じく問題の火種となりやすいため注意が必要だ。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.182, pp.116-121, 2008-06

ひと言で「設計」と言っても対象の工程は幅広く,使うドキュメントは様々です。工程の呼び方も,基本設計と詳細設計,外部設計と内部設計など,いろいろあると思いますが,今回は,ユーザーの使い勝手に影響するという意味で重要な「外部設計」に当たる部分に的を絞って見ていきましょう。離島:周囲との隔絶 まずは,外部設計工程の成果物一覧です(図1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1029, pp.58-61, 2000-02-21

「面白い人が知事になったものだ」。三重県の経営者たちが、1995年4月に三重県知事に就任した北川正恭から受けた第一印象だ。 地元銀行の百五銀行頭取の川喜田貞久は、北川が雑談の中で「私の仕事は三重県債の格付けを上げることですよ」とさりげなく話したことが今でも印象に残っている。
著者
加古 宜士
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.637, pp.62-64, 2005-10-17

—「情報サービスの財務・会計を巡る研究会」では、会計の専門家として会長を務められましたが、IT取引に対する第一印象はどんなものでしたか。 正直に言ってショックでした。今時、実態に関与しない第3者を経由させるスルー取引や、売った商品をすぐに買い戻したりするクロス取引などが、当たり前に承認され、慣行になっていたからです。いずれも粉飾決算のための手法ですよ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.900, pp.55-57, 1997-07-21

既存メモリーの利点を兼ね備えた半導体が登場。ICカードやタグ中心に実用化が始まった。生産技術が課題。DRAMと比べ4世代分遅れている。「究極のメモリー」・・。半導体の研究者たちの間で、こんな呼び方をされる半導体メモリーの実用化が始まった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.10, no.10, pp.51-53, 2001-11

実は間接材の電子購買は、決して新しい考えではない。3〜4年前ごろから「MRO(メンテナンス・リペア・アンド・オペレーションズ)」といった呼び方で、米国企業を中心にその重要性が盛んに叫ばれていた。 ではなぜここに来て、国内で急速に電子購買に乗り出す企業が増えているのか。
著者
宮本 惇夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1066, pp.el6-12, 2000-11-13

リストラ歌手——さしずめ彼にはそんな呼び方がぴったりだ。サラリーマンにして日本コロムビア専属歌手、そしてリストラと闘う男。彼にはそんな異色の肩書や呼称がズラズラとついている。 物江民夫、57歳。まさに彼はリストラ時代が生んだ、時代の申し子とも言えるビジネスマンだ。 さる2000年5月14日、東京・中野ゼロホールで物江の初リサイタルが催された。