著者
吉原 将大
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2018

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著者
蔵持 不三也
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田大学人間科学研究 (ISSN:09160396)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.67-79, 2004-04-01

In the end of November 1721, a great thief named Cartouche was sent off the scaffold of wheel at the Place of Greve in Paris. Chief of 366 followers forming a group "Cartousien", he committed with his complices many criminal acts like murders and thefts: their victims were a secret agent, messenger, merchant, and so on. Very interestingly, even before the execution of Cartouche, an Italian comedy titled "Cartouche and his company" was put on the stage of the Comedie-Frangaise in Paris, where Cartouche was indentified with Arlequin (Arlecchino), farcical trickster and descendant of "Familia herlechini". One year after the execution of Cartouche, his life story began to be published in the collection of "Bibliotheque blueu", cheep books of the colportage, and seemed to be distributed, by the beginning of 20th century 40,000,000 copies (!) for 40,000 editions. That is veritable best-seller book which shows us the popularity of Cartouche. In the popular imagnation, his negative characters became less distinct as time goes on. Then, laying emphasis on his extraordinary boldness and wiseness, people would get rid of their daily discontents or resentments due to the social injustice and unfairness. As the legendarization of histories makes a Hero, the historicization of legends makes an Anti-hero. We can find there a kind of representation of popular culture.
著者
樋田 勉
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2005

制度:新 ; 文部省報告番号:甲2122号 ; 学位の種類:博士(経済学) ; 授与年月日:2005/10/18 ; 早大学位記番号:新4114
著者
川本 喬
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田大学日本語研究教育センター紀要 (ISSN:0915440X)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.29-41, 2002-04-01
著者
鈴木 雅雄
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

近現代美術史のなかにおけるシュルレアリスムの位置づけは曖昧で周縁的なものだが、近代的な視覚文化、特にポスターや絵本、マンガといった静止イメージを用いる視覚メディアの歴史全体のなかで見たとき、きわめて中心的なものとなる。これらの視覚メディアは、イメージを一つの瞬間の表象と考える限り矛盾としか思えない構造を差し出すことで、見るものに時間や物語を作り出させようとするものであるが、シュルレアリスム美術が作り出したイメージの多くもこの様態を共有し、さらには先鋭化しているのであり、その点においてモダニズム美術に対する一つの挑戦となるのである。
著者
鈴木 豊
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
pp.3-346, 2016

早大学位記番号:新7570
著者
Spears Scott
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2011

制度:新 ; 報告番号:甲3259号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2011/2/24 ; 早大学位記番号:新5561
著者
大高 保二郎
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000

1.《ラス・イランデーラス》解釈の歴史はそのままベラスケス批評史に重なる一方、欧米諸国のスペイン発見やその美術の受容を考察するためのモデル・ケースを提供してくれる。2.ベラスケスの出自は、長い間そう信じられてきたような「下級貴族(hidalgo)」ではなく、16世紀後半ポルトガルからセビーリャに移住した改宗ユダヤ教徒(judeo-converso)の家系で平民出身、公証人や不動産業を営む裕福な家柄であった事実を明らかにした。同時に、スペイン的なバロック絵画の新地平を切り開くためのベラスケス特有の現実主義とヒューマニズムの精神はそのような環境にあって初めて育まれた。3.ベラスケス筆《彫刻家マルティネス・モンタニェースの肖像》は、その図像からして制作動悸の一端を16世紀イタリアの「パラゴーネ」論の延長上に位置付けられようが、それは絵画・彫刻の優劣論争を超えた次元で考察されねばならない。また「五感の寓意」中、視覚、触覚との関連で解釈しうる可能性が残されている。4.国王フェリペ4世のブロンズ製騎馬像の制作が1630年代、フィレンツェの彫刻家ピエトロ・タッカに委嘱されるが、後脚のみで立つ、バロック的動勢の大騎馬像の構想には、当時マドリードの宮廷にあって話題となったレオナルドの通称「マドリード手稿」が関与していたと推察される。5.ベラスケスの宮廷肖像は、16世紀以降のスペイン宮廷肖像の伝統となったフランドル系とヴェネチア系の2系譜を総合しようとするものであった。
著者
田辺 俊介 松谷 満 永吉 希久子 濱田 国佑 丸山 真央 米田 幸弘 斉藤 裕哉 張 潔 五十嵐 彰 伊藤 理史 桑名 祐樹 阪口 祐介
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

近年の日本のナショナリズムの時点間比較として、前回調査の2009年全国調査データと本科研費によって得た2013年全国調査データを用い、2時点間の比較分析を行った。その結果、愛国主義については大きな変化は見られず、純化主義は一定程度強まる傾向が示された。また排外主義は、対中国・対韓国に対するものと他の外国人に対するものの2種類に分けられた上で、対中国・韓国への排外主義については日本型愛国主義の影響力が強まっていた。この点は、尖閣/釣魚諸島沖衝突事件(2010年)や李 明博大統領の竹島/独島上陸(2012年)ような国家レベルの紛争が、人々の抱く排外主義にも影響した結果と考えられる。
著者
上田 路子 山川 香織 松林 哲也
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

計画していた4つの研究計画のうち、17年度は主に「自殺報道が自殺者数に与える影響の解明」及び「経済実験」の準備の二つを行った。<自殺報道が自殺者に与える影響の解明> 著名人の自殺やいじめ自殺に関するメディア報道をきっかけに自殺が社会全体に広がっていく「ウェルテル効果」は各国でその存在が確認されている。しかし、なぜ自殺に関する報道が自殺者数を増やすのかという因果メカニズムはこれまで明らかになっていない。そこで、自殺報道に接したときに一般の人々や自殺リスクの高い人々がどのような反応を示すかを調べることを目的として、2010年から2014年に自殺によって亡くなった著名人の死後ツイッターに投稿されたポストを分析し、その量と内容を検討した。また、量や内容と自殺者数の関係も分析した。分析の結果、自殺報道後にツイッターで反応が大きかった著名人の自殺の場合には、一般の自殺者数が増えることが明らかになった。一方、新聞やテレビなどでは報道数が多かったとしても、ツイッター上で反応が少なかった場合、自殺者の増加を伴わないことも確認した。先行研究は主に新聞報道の量や内容と報道後の自殺者数の関連を調べてきたが、本研究の結果は新聞やテレビなどのメディアにおける報道を分析対象とするだけでは、一般の人の反応を探るには不十分なことを示唆している。なお、この結果は英文学術誌(Social Science and Medicine)に研究論文として発表した。現在はツイッターに投稿された内容の感情分析を行っているところであり、結果は18年度中に論文として発表する予定である。<経済実験> 実験の実施に支障が出るため、詳細は明らかにすることができないが、実験の準備を進めた。18年度中には実験を行う予定にしている。
著者
高林 龍 小川 明子 末宗 達之 カラペト ホベルト
出版者
早稲田大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2015-04-01

研究初年度内の平成28年3月に「日本における追及権導入の可能性-欧州の見地から-」を、二年目においては、平成29年2月「日本における追及権制度導入への道のり―追及権法早稲田試案―」をテーマとしてそれぞれ国際シンポジウムを開催し、追及権試案を発表するに至った。三年目には、世界知的所有権機関(WIPO)主催の追及権シンポジウムにおいて研究協力者の小川明子が招聘され、追及権試案を発表するという機会を得た。平成30(2018)年12月に山口大学との共催で「美術家のための追及権」をテーマとしたセミナーを開催、同12月19日には、文化審議会著作権分科会国際小委員会において、小川明子が招聘され講演を行った。
著者
松下 洋一
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
1988

制度:新 ; 文部省報告番号:乙694号 ; 学位の種類:工学博士 ; 授与年月日:1988-10-13 ; 早大学位記番号:新1464 ; 理工学図書館請求番号:1247