著者
斎藤 環
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
1990

筑波大学医学博士学位論文・平成2年3月23日授与 (甲第783号)
著者
山田 礼子
出版者
筑波大学
雑誌
大学研究 (ISSN:09160264)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.61-73, 2000-03

ただいまご紹介いただきました山田でございます。本日は、アメリカのプロフェッショナルスクールにおける教育の実際を中心に話をすすめていきたいと思っております。その際、プロフェッショナルスクールとはなにかということからまず ...
著者
藤原 義博 宍戸 和成 井上 昌士
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

知的障害特別支援学校の授業において、やりとり機会と協同的学習機会を創造するのに、以下の設定の有効性が示唆された。即ち、人や物が行動の手がかりとして機能する文脈の設定、活動に共通する具体物や発信や応答を強化する手掛かり教材の活用、集団随伴性の強化を理解させるための個別的支援、教師の役割の子どもへの移行、複数の子どもが同時に参加可能な役割の設定、発信者と受信者双方の同時並行的な参加の設定、であった。
著者
南部 美砂子
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2001

筑波大学博士 (心理学) 学位論文・平成13年3月23日授与 (甲第2488号)
著者
岡野 裕行
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2006
被引用文献数
2

資料編: 付属資料3: 文学館の出版形態
著者
高久 雅生
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2004

筑波大学博士 (情報学) 学位論文・平成16年9月30日授与 (甲第3561号)
著者
湯沢 質幸
出版者
筑波大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1987

1 日本漢字音資料, 取り分け中近世漢字音資料として有用なものを追求すべく, 京都泉涌寺を初めとして東北大学, 京都大学, 国立国会図書館等を巡り, 漢字音文献の調査を行った.2 各調査箇所において, 本研究に寄与する文献のリストアップ及び一部収集をした. 泉涌寺では特に執筆から,宋音(資料)に係わる実際の読経音や経文に付された各種記号の指示内容についての貴重な情報を直接得ることができた.3 本研究開始以前に収集したものも含め, 資料の分析を日本漢字音史の展開を脳裏に置きながら進めた. それとともに, 分析結果のコンピュータ処理を図るため付属部品を購入し, 必要な情報の入力を行いつつ所期の目的に沿って従来の研究を踏まえながら中近世漢字音, そしてその一構成要素であるところの泉涌寺宋音について考察を試みた.4 考察の過程で, 中近世漢字音なかんずく泉涌寺宋音の特徴の把握や歴史的な位置づけをし, さらにそれを通じて中近世日本語の音韻状態を明らかにするためには, 上代以降の日本漢字音史の解明が必要であることが明白となった. そこで, 中近世漢字音・宋音の研究を旨としながらも, 上代中古の漢字音すなわち呉音漢音の研究も行った.5 上記4までの研究の結果, 当初の目的を達成することができた. その成果の一部は, 62年度中に発刊予定の筑波大学の紀要で発表する. なお, 現在, その他の成果の発表を行うべく準備を進めている.
著者
近藤 俊之
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.62, pp.24-26, 2002-06

私は、第3学群工学システム学類を平成9年に卒業し、今はエンジニアとして自動車会社に勤めています。筑波大学を卒業してから早5年が経とうとしていますが、当時の学生生活を昨日のことのように思い出すことができます。必修の単位を …
著者
相原 林司
出版者
筑波大学
雑誌
文藝言語研究. 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.99-120, 1985
著者
大庭 喜八郎 荒木 真之 糸賀 黎 大久保 達弘 永野 正造 須藤 昭二 前田 禎三
出版者
筑波大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1989

本研究は下記の目次(分担)によって研究成果のとりまとめをした。1.研究目的:アイソザイムを利用したブナ天然林の集団遺伝学的解析、それらの林分の立地環境の評価を行い、天然下種更新、萌芽更新の実体を明らかにする。ブナ林の体鶴分析を行い、動植物の保護、生態遺伝学の見地から総合的にブナ林の保全と育成管理の条件を論究する。2.日本のブナ林の概況:ブナ属の種数、ブナ・イヌブナの分布、現存ブナ林面積、地史的なブナの分布と伝播の概要についてまとめた。3.ブナ林の既往の生態遺伝学的研究成果:葉の大きさが南から北へ大きくなり、個体の寿命が本州のブナに比べ北海道のブナに比べ北海道のブナの方が短い。4.ブナ天然林なアイソザイムによる遺伝解析1)調査林分の気象環境・土壌環境と現存量2)(1)ブナ天然林集団間の遺伝解析:11酵素種、14推定遺伝子座の総計47対立遺伝子の分析を行い、集団遺伝学的解析をした。ブナ自体のアイソザイム遺伝変異は他の樹種と比べると相対的に大きいが、林分間の差異は小さく、全変異のわずか1.4%で、残りの98.6%は林分内にあった。(2)ブナ林分内小集団内の遺伝解析:アイソザイムによる家系分析(3)ブナ天然林集団内の形態的変異:成葉、幹足部幹形、樹皮型、萌芽性5.ブナ天然林の維持機構1)ブナ天然林の種子による維持機構:植生と更新稚樹、ギヤップ更新2)ブナ林の萌芽による維持:ブナとイヌブナの萌芽更新の実態6.ブナ天然林の景観分析7.ブナ天然林の保全と育成管理の方策の総合検討1)ブナの遺伝資源保存:アイソザイム分析とブナ保護林の実態の検証2)ブナ林景観保存
著者
小糸 厚 中内 啓光 澤田 新一郎
出版者
筑波大学
雑誌
特定領域研究(A)
巻号頁・発行日
1998

CXCR4を主に用いるT細胞指向性HIVは一般に病態の進行に伴い出現する。この種のHIVが蔓延した感染者体内のCD4陽性下リンパ球がどのような機構により減少していくのか、あるいはCXCR4指向への質的なウイルス変異が免疫不全の進行に先立って必須であるか否かの二点について依然として明確に答えることはできず、個体レベルでの発症機構解析が必要とされている。マウスは、遺伝的な背景が詳しく解析されており、この病原レトロウイルスと宿主免疫系および宿主細胞遺伝子群との相互作用を明らかにするには、優れた小動物モデル系になりうる可能性を持つ。我々は、ヒトCD4およびヒトCXCR4遺伝子をマウスCD4遺伝子の転写制御領域(CD4エンハンサー,プロモーター,およびサイレンサー)に結合させた二種のトランスジーンを作製、両コンストラクトをマウス受精卵の核内に注入し、それらが同じ染色体に組み込まれたマウスを作製した。このヒトCD4/CXCR4を発現したマウスの胸腺、牌臓および末梢血よりリンパ球を調整し、そのHIV感受性をヒト末梢血単核細胞(peripheral bloodmononuclear cells;PBMC)と比較、検討したところ少なくともin vitroにおいてはCXCR4指向性HIV-1が感染することが確認された。しかしながら、マウスのprimaryのlymphoid系細胞でのHIVの複製は依然として制限されたものであり、CD4とCXCR4のみでは実用的なHIV感染モデルにはなりがたく、さらなるヒト特異的遺伝子の導入が必要であることを明らかにした。
著者
安永 麻里絵
出版者
筑波大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2014-04-25

採用第三年目にあたる平成28年度には、前期にはオランダのアムステルダム大学人文学部美術史学科においてとくに19世紀以降のオランダにおけるインドネシア美術研究と植民地政策の関連について調査研究を行った。これを踏まえ、後期にはこれまでの研究を博士学位請求論文「『展示不可能なもの』の展示 カール・ヴィートのアジア美術研究における美術史学と人類学」にまとめ、東京大学総合文化研究科に提出した。本論文はドイツの美術史家カール・ヴィート(Karl With, 1891-1980)が1910年代から1920年代初頭にかけて取り組んだアジア美術研究を対象とし、その美術史学的方法論と美術館展示における実践の特質を分析するものである。1913(大正2)年にヴィートが日本で行った仏教彫刻研究を手がかりに、美術様式論や仏像写真を介した東西美術史学の学術交差を明らかにするとともに、オランダにおける調査を踏まえ、ヴィートのインドネシア美術研究において人類学や考古学などの隣接諸領域の視点から美術史学的方法論の再構築が試みられていく過程を明らかにした。とくに、1930年代にインドネシアが欧米の観光地化が進む過程でイメージ伝播装置として機能したことが1970年代以降の文化人類学の立場から指摘されてきたグレゴール・クラウゼによるバリ写真については、その初版本編集者としてのヴィートの役割を再考しつつ、異文化の美術研究と観光産業、あるいは植民地の文化保護政策と芸術研究が孕む矛盾がどのように生成されたかを明らかにした。これらの矛盾を踏まえてヴィートが、岡倉天心らによるボストン美術館の仏像展示のヨーロッパへの影響を相対化しつつ、アジアの仏教美術という本質的に西洋美術と異なる美術を西欧観衆に向けて提示するための実験的試みとして、文化人類学的視点と美術史学的視点を融合させた美術館展示を試みていたことを明らかにした。
著者
杉本 武
出版者
筑波大学
雑誌
文藝言語研究. 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.49-62, 1999

日本語の受動文に関しては、これまで様々な研究がなされてきている。特に、生成文法の日本語への適用以後、受動文の生成をどのように行うか等が、日本語文法の中心的な課題の一つとして、しばしば取り上げられてきた。しかしながら、まだいくつかの問題が未解明のまま残されているように思われる。 ...
著者
佐藤 有耕
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.57-59, 2001-06

「どうしておなかの大きな学生がいないの?」、私が院生の時、ブラジルからの留学生がこんなことを言いました。いるわけないよと、当時は不思議に思いました。しかし、その後の自分の教員生活の中では、社会人学生の結婚や産休もありました。子ども連れの入学式や、教室の後ろにベビーカーの赤ちゃんが寝ている光景も目にしました。 ...
著者
高野 奈穂子
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.62, pp.20-23, 2002-06

私は、平成11年に理工学研究科を修了し、現在電器メーカーで働く筑波大学大学院の修了生です。社会人としてようやく3年が経ったばかりですが、今までを振り返って感じた事や、日頃心がけている事を書かせて頂こうと思います。 ...
著者
諸富 祥彦
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.63, pp.14-16, 2003-11

私は、筑波大学第二学群人間学類を1986年に卒業しました。たしか、第7期か8期だったと思います。学類時代の私はプロレス研究会の会長(顧問は体育科学系の森岡理右先生)とカウンセリング研究会の代表(顧問は心理学系の松原達哉先生) …