著者
金水 敏 定延 利之 渋谷 勝己 山口 治彦 鄭 惠先 松井 智子 山口 治彦 定延 利之 鄭 惠先 勅使河原 三保子 渋谷 勝己 松井 智子 吉村 和真 岡崎 智子 菅 さやか
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

役割語とは、一定のキャラクタと対応関係を持つ話し方(語彙、語法、音声的特徴等)のヴァリエーションのことである。本研究では、1)役割語の理論的基盤、2)幼児の役割語獲得のプロセス、3)個別の役割語についての記述的研究と歴史的起源の探求、4)日本語と外国語との対照研究、5)教育への応用、という5つの問題について、検討してきた。その結果、社会的属性が役割語の中核となること、役割語の知識が5歳までに獲得されること等を明らかにした。
著者
原田 孟
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第23回全国大会
巻号頁・発行日
pp.296-301, 2008 (Released:2010-02-10)

"Joho (情報)" this word is used widely in Japan, Korea, China, these east Asian countries. This paper shows the birth of "Joho" and the spread its concepts to the Korean peninsula. It is said that "Joho" this word was made by Tadahiro Sakai in Japan of the Meiji era. After that, this paper argues that how to spread "Joho" this word and its concept to the Korean peninsula. And, thinking about how to change its meaning in Korean society.
著者
岡田 貴憲
巻号頁・発行日
2014-03-25

Hokkaido University(北海道大学). 博士(文学)
著者
鈴木 毅彦
出版者
学術雑誌目次速報データベース由来
雑誌
地理学評論. Ser. A (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.73, no.1, pp.1-25, 2000
参考文献数
81
被引用文献数
15 11

飛騨山脈南西部の貝塩給源火道から噴出した貝塩上宝テフラ (KMT) は,大規模火砕流堆積物と中部~東北南部を覆った降下テフラからなる大規模テフラである.本稿ではその特性・分布・年代を示し,噴出前後に形成された地形面の編年・古地理について論じた.KMTの認定においては,黒雲母・石英・高ウラン濃度ジルコンの存在,火山ガラス・チタン磁鉄鉱の化学組成を指標とした.従来の放射年代値と房総半島上総層群中での層位から,KMTは海洋酸素同位体ステージ (MIS) 17.3~15.2に降下し,その年代は0.58~0.69Maの間と判断された. KMTは関東の狭山面・阿須山面・喜連川丘陵上位面,松本盆地の梨ノ木礫層堆積面形成後まもなく降下した.これら地形面はMIS17~16に形成されたと推定され,当時は扇状地面を広く発達させる地形形成環境があったとみられる.また, KMT噴出時,飛騨山脈中軸部がすでにかなりの高度を有していた可能性を指摘し,阿武隈山地に発達する小起伏面群の形成年代の上限を示した.

2 0 0 0 OA 文部省雑誌

出版者
文部省
巻号頁・発行日
vol.米国教育日誌抄訳, 1875
著者
浜 崇之 中里 秀則 淺谷 耕一 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.692, pp.377-380, 2004-02-27

今日,映像や音声をストリーミングする仕組みとして,P2Pストリーミングが注目されている.このP2Pストリーミングシステムによるライブ中継では,中継ピアの離脱により後続ピアのストリーム停止をもたらす.本稿において,ピアの離脱の影響を低減させたP2Pライブストリーミングシステムを提案する.本提案手法は,広くて浅いP2Pネットワークを構築して,離脱の可能性が低いピアを親とする手法である.文,送信元への複数経路化も検討する.シミュレーションにより,ビア離脱の影響を評価した
著者
佐藤 吉信
出版者
東京商船大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1994

自動車事故の抑制には、運転者のエラーをバックアップする危険回避系を備えた先進安全車の実現が必須である。本研究では、この危険回避系のフエール・セーフ/フエール・オペラブル構成問題と安全性評価について検討し、以下の研究成果を得た。1.自動車が対象物と衝突をするハザードに対して加速インタロッキング、非常停止および操舵制御バックアップを行う危険回避系のフエール・セーフ・フエール・オペラブル・システム構成の可否について検討した。2.ドライバーの居眠りやよそ見などのヒューマンエラーによる追突事故を防止するためにトラックやバスで実用化され始めている車間距離警報装置の事故抑制効果を評価するためにフォート・ツリー解析を実施した。これより追突事故が1/3から1/4に削減できると結論された。また、同様の解析により、警報出力を自動車の停止装置に連結していわゆる非常停止危険回避系を構成した場合、追突事故が1/5から1/8に低減されると評価された。3.大手のトラック運送業者では、交通災害保険をいわゆる自己保険としているため、自己の減少が利潤に直結している。このため車間距離警報装置の利用に積極性がみられる。しかし、個人ユーザでの導入をはかるためには、さらに装置製造コストの低廉化および保険料のディスカウントなどの措置が必要である。4.コンピュータを用いたプログラマブル危険回避系では、技術革新が激しいため故障率など信頼性データが入手できない場合が多々ある。そこで、そのような危険回避系のフェール・セーフ・フェール・オペラブル・システム構成に従って、コンポーネントに近似的な統計量を与えて危険回避系の自己抑制力を評価するA-Cモデル構造関数法を開発し、先進安全車等へ適用を試みた。
著者
石井 智之 井家 敦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.190, pp.59-64, 2010-08-26
被引用文献数
1

近年,P2P(peer-to-peer)技術を用いたストリーミングモデルが注目を集めている.P2Pストリーミングは配信サーバだけでなく参加したピア間での配信も可能とするため,クライアント・サーバ型のストリーミングモデルに比べて負荷分散やスケーラビリティに優れる.このようなシステムにおいて,供給力の高いピアをネットワークの上流に配置することでスケーラビリティをより向上させることが可能である.本研究では,トポロジ構築の際に動的にピアの入れ替えを行うことでスケーラビリティを向上させるアルゴリズムの提案を行う.また提案したアルゴリズムに対して,ピアの離脱が発生する場合と発生しない場合についてシミュレーションにより構築したトポロジの特性を観測する.

2 0 0 0 週刊新潮

著者
新潮社 [編]
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
vol.45(3), no.2235, 2000-01
出版者
學燈社
巻号頁・発行日
vol.42(9), no.569, 1989-08

2 0 0 0 OHM = オーム

出版者
オーム社
巻号頁・発行日
vol.54(1), no.672, 1967-01
著者
村田 陽平 埴淵 知哉
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.154-170, 2011 (Released:2011-02-12)
参考文献数
50
被引用文献数
2 1

本稿は,保健師による地域診断活動の実態を明らかにしながら,健康の地理学の可能性を検討するものである.具体的には,中部地方A地域管内の保健所(2カ所)・市町保健センター(10カ所)の保健師を対象に,2006年10月から2007年2月にかけて地域診断実施に関する半構造化インタビュー調査を実施した.その結果,現状では,多くの保健師が地域診断活動に対して苦手意識を持っており,体系的・理論的レベルにおいて地域診断を十分に実施していないことが明らかになった.一方,暗黙的・経験的なレベルでは,保健師は,地域における人間関係や情報をつなぐ能力を持っていることも導出された.その上で,今後の保健師の地域診断への提言を示し,人間の主観性を射程に入れる健康の地理学の視点が,地域の多様な関係性を結ぶ役割を果たす保健師という専門職の再構築につながることを指摘する.
著者
淺野 敏久 李 光美 平井 幸弘 金 科哲 伊藤 達也
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.138-153, 2011 (Released:2011-02-12)
参考文献数
14
被引用文献数
2 6

江蘇省,浙江省,上海市の境にある中国で3番目に大きな淡水湖である太湖は,流域内の開発が著しく,深刻な富栄養化問題に直面している.2007年にはアオコ(藍藻類)が大発生し,無錫市において数日間にわたって給水が停止し,200万人以上に影響が出るという事件が生じた.この事態に中国では国をあげて,長江からの導水や下水処理場・下水道の重点的整備,排水対策のできない中小工場や畜産施設の閉鎖,養殖場の閉鎖などの浄化対策が短期間に多額の投資のもとに講じられた.本稿では,現地調査と文献等により,その状況を報告し,あわせて中国の環境対策と都市整備の関係について述べる.
著者
大日本名所図会刊行会 編
出版者
大日本名所図会刊行会
巻号頁・発行日
vol.第2輯第3編 江戸名所図会 第1巻, 1922
著者
甲能 直幸
出版者
杏林医学会
雑誌
杏林医学会雑誌 (ISSN:03685829)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.85-91, 2014 (Released:2014-09-30)