著者
加藤 信哉
巻号頁・発行日
2011-08-29

平成23年度愛知淑徳大学文学部図書館情報学科 図書館実習
著者
吉田 右子
出版者
大修館書店
雑誌
月刊言語 (ISSN:02871696)
巻号頁・発行日
vol.37, no.9, pp.46-53, 2008-09

アメリカでは、コミュニティの活性化に図書館が不可欠であり、それが民主主義を保障するという認識が広く共有されている。そうした期待を受けて、司書たちがいかに専門的スキル-ライブラリアンシップ-を発揮してきたのか、その実践に学ぶ。
著者
前島 正裕
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館研究報告E類 : 理工学 (ISSN:03878511)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.25-29, 2001
被引用文献数
1

This item is a calculator made by Dr. Tathujiro Sasaki, Mr. Ryo Shiga and others for working out nine simultaneous linear algebraic equations. The original machine was designed and made by Dr. John B. Wilbur in 1936. Some machines of this type were made in the world. However all of them seemed to disappear except this Japanese one. This report shows some details of this machine, which was researched for an exhibition"The Heroes of Information Age"at the National Science Museum in between March 6 and June 5,2001.
著者
中野 敦行 山口 昌樹
出版者
日本バイオフィードバック学会
雑誌
バイオフィードバック研究 (ISSN:03861856)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.3-9, 2011-04-25
被引用文献数
1

唾液アミラーゼ活性(SAA)は,血漿ノルエピネフリン濃度と相関が高いことが良く知られており,ストレス評価における交感神経の指標として利用されている.ストレス研究への利用を目的として,本研究者らは携帯型の唾液アミラーゼモニターを実用化した.このバイオセンサは,使い捨て式のテストストリップと,唾液転写機構を備えた本体(130×87×40mm^3;190g)で構成されている.分析時間は1分ほどで,迅速なSAAの分析が可能である.本論文は,ストレッサーと唾液アミラーゼの変化量の関連性を定量的に示すことで,エビデンスの構築に資することを目的としている.今まで報告されてきた事例研究のデータを用い,ストレッサーを精神的なストレッサー,精神的・肉体的双方のストレッサー(心身ストレッサー),肉体的なストレッサーに分類した.ストレッサーに起因する唾液アミラーゼ活性の変化量を算出し,ストレッサーの種類で比較した.唾液アミラーゼは,その感度が鋭敏なことから,快・不快の判別が可能であることが示された.特に,急性のストレス評価に有効であると考えられた.このバイオセンサは,測定自体がストレスとなることなく,非侵襲,即時,随時,簡便なストレス計測手法として有効である.
著者
小澤 伊久美
出版者
国際基督教大学
雑誌
ICU日本語教育研究センタ-紀要 (ISSN:13447181)
巻号頁・発行日
no.11, pp.37-48, 2001

学習心理学の新しい動向として「状況的学習論」あるいは「文化的実践としての学び」という学習観が提唱されている。外国語教授法においても「知識の注入」から「文脈を伴った実践的学習」へという動きが見られ,外国語教育も学習心理学の変遷と並行する形で発展しているように見受けられる。本稿では状況的学習論が言語教授法そのものではなく,「教師教育」の在り方に与える示唆について議論する。日本語教育における教師教育の分野でも,教師の実践的能力を高めようという動きはあり,状況的学習論がもたらしたような知識偏重から実践的な学びへのパラダイム転換は始まっているのだと言える。しかし,具体的にどのように実践的能力を高めるかについてはまだまだいくつかの試みが始まったばかりであり,特に「実践的専門家である教師」の熟練性あるいは専門性はどのようなところにあるかという点を分析・考察する方法論が日本語教育ではまだ確立されていない。本稿では,教師が身に付けるべき専門性についてのより具体的な研究が必要であり,教育学の分野で佐藤らが進めている研究は,日本語教育の分野に応用するためには実験対象の選択法など検討を要する点があるものの,方法論として活用しうるものであることを指摘した。
著者
吉村 貞司
出版者
日本美術工芸社
雑誌
日本美術工芸 (ISSN:09119221)
巻号頁・発行日
no.442, pp.p26-35, 1975-07
著者
中橋 洋平 岩崎 寛
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.262-265, 2007 (Released:2008-02-21)
参考文献数
9

街路樹周辺の放置自転車問題をとりあげ,首都圏の自治体にアンケート調査を行い,その現状と対応についての傾向の把握を試みた。その結果,特に東京都において,放置自転車が景観や街路樹へ悪影響を与えている事例が数多く報告された。また,街路樹部署と自転車部署間でこの問題に対して意識の違いがあることも明らかとなり,両部署の意思疎通の有無が,街路樹周辺の放置自転車問題改善に影響することが示唆された。
著者
中橋 洋平 岩崎 寛
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.262-265, 2007-08-31

街路樹周辺の放置自転車問題をとりあげ,首都圏の自治体にアンケート調査を行い,その現状と対応についての傾向の把握を試みた。その結果,特に東京都において,放置自転車が景観や街路樹へ悪影響を与えている事例が数多く報告された。また,街路樹部署と自転車部署間でこの問題に対して意識の違いがあることも明らかとなり,両部署の意思疎通の有無が,街路樹周辺の放置自転車問題改善に影響することが示唆された。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1951年06月22日, 1951-06-22
著者
陳 明石 清水 忠男 佐藤 公信 一海 有里
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.7-12, 1999-07-31

商店街の「公有私用型」歩行者空間の例として, 千葉県千葉市の商店街を対象に調査を行った。対象地域の歩行者空間には, 日中, 様々な仮設的要素が路上に観察された。店舗からはみ出している商品や広告物に関しては, 商店側は歩行者の通行阻害になるのを認識しつつ意図的に路上に置く傾向がある。歩行者はそれら仮設的要素を「街の活気が感じられる」「歩きながら店の様子を知ることができる」「気軽に商品を見られる」と肯定的に評価する一方, 十分に歩行者の目を楽しませる魅力がないことについて否定的に評価している。また, 放置自転車については, 歩行者・商店側共に否定的な評価であり, 路上に設置された店舗側からの日除けの支持物についても, 歩行者側は否定的である。これらのことから, 商業地域の歩行者空間に見られる仮設的要素に関する人々の評価は, その種類や置かれ方及び評価する人の立場によって異なり, 相反することもあるといえる。従って, 商店街に活性化を促したり, 人々の利便性や楽しみを生み出すためには, 路上の仮設的要素を一律的に規制するのではなく, 多様な要求を念頭においた制御の仕方が求められる。
著者
渡邊 恵太 加藤 昇平
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

近年,Twitterが即時性の高い大規模な情報源として注目されている.そこからユーザが興味ある情報を即時的に獲得するには従来のキーワード検索では十分に対応できない.そのためTwitterではユーザの興味に合わせた情報推薦機能が求められる.このような情報推薦機能では,ユーザの興味を分析し明らかにすることが重要である.そこで,本稿では語の関連性を考慮したユーザの興味語抽出手法を提案する.

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1933年04月28日, 1933-04-28
著者
中村 裕之 荻野 景規 長瀬 博文 吉田 雅美
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1997

低レベルマイクロ波の全身暴露によってもたらされる内分泌免疫系への影響を脳内神経伝達物質との関連において解明することを目的に、マイクロ波(周波数2,450MHz、強度2mW/cm^2、90分間)暴露による脾臓細胞中ナチュラルキラー細胞活性(NKCA)、血中の諸指標と下垂体と胎盤のβ一エンドルフィン(βEP)の変化を妊娠ラットあるいは処女ラットにおいて検討した。このレベルのマイクロ波は、処女ラット、妊娠ラットでそれぞれ、0.8と0.9°Cの温度上昇をもたらしたが、血中コルチコステロンへの有意な変化は引き起こさなかった。処女ラットでは認められなかったが、妊娠ラットのマイクロ波暴露群のNKCAは非暴露群に比べ有意に減少した。オピオイド受容体拮抗剤であるnaloxoneの前処置では、妊娠期におけるマイクロ波によって低下したNKCAと、上昇したPRL、低下した視床下部medianeminenceのCRHをreverseした。一方、CRH受容体拮抗剤であるα-helicalCRHのicv投与によっても同じく、マイクロ波暴露によって上昇した血中プロラクチン(PRL)と下垂体βEPと、減少したNKCAをreverseした。これらの結果から、妊娠中のマイクロ波暴露による免疫機能低下には、マイクロ波暴露に際して視床下部CRH神経系と、視床下部あるいは下垂体のオピオイド神経系が刺激され、その結果、下垂体PRLが活性化されるという中枢性機序が考えられた。その際のマイクロ波による生体影響は、マイク口波の温熱作用と非温熱作用の両作用によると考えられた。