著者
今中 武 上原 邦昭 豊田 順一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.349-358, 1987-04-15

Prologには プログラムの大規模化に伴う実行効率の低下 高速集合演算機能などの実用的なデータベース操作機能の欠落などの問題点があることが指摘されている.これらの問題点を解決するために 本論文ではPrologと関係データベースを結合したDB-Prologを提案するDB-Prologでは 関係データベースとの結合に非評価方式と評価方式と呼ばれる二方式を用いている.非評価方式を用いて結合されているデータベースは Prologの内部データベースを拡張したものとみなされ ファクト集合が格納される.このファクト集合は データベースの検索機能を用いて実現したユニフィケーションによって高速に検索される評価方式を用いて結合されているデータベースには 数値 文字列データなどが格納され DB-Prologのシステム組み込み述語を用いて操作される.システム組み込み述語には データの追加 削除 検索などを行う述語のほかに 既存のデータベースにアクセスするための述語などが用意されている.また DB-Prologの評価実験を行ったところ ファクト集合が3 000個を越えると DB-Prologの方が従来のPrologに比べて高速にプログラムを実行できることがわかった.さらに 評価方式を用いて結合されている複数の関係データベースに閉じた世界の仮定を行うことで 知識の多世界化などが可能となっている.
著者
安中 正一
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.14, no.11, pp.660-661, 1959-11-05
著者
永井 豊
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.358-362, 2008-03-01

今回の海外文献特集では,ICC 2006 Conferenceを取り上げた.これはその名の通り,通信に関する国際会議であり2006年6月11日から15日までトルコのイスタンブールで開催された.開催地の地理的特徴から「大陸を結ぶ通信技術」と冠された会議であった.テクニカルセッションは9のシンポジウムにわかれて983の発表があった.本特集ではこの中から,符号理論,衛星通信制御,光ネットワーク,符号量制御に関連する4編を選び紹介する.
著者
田崎 三郎 梅本 益雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, 1986-06-20

この会議の主催者は連合王国にあるIEREであり, 記録技術関連研究に関する成果のみを発表対象としているユニークな会議である.前回まではVideo&Dataであったが, 今回からはAudioが加わった.この会議は1973年, Birmingham大学においてスタートし, 第3回よりSouthampton大学に移り, 今回さらにSussex大学に会場を移して, 本年3月18日から21日まで開催された(前日の17日はTutorial dayで, この企画は毎回行われている).なお, 第5回からは2年おきに開催されている.毎回ほぼ40程度の発表件数と200名前後の参加者があるとのことで, まことにこじんまりとした会議である.日本人参加者は第4回(1982年)まで僅かであったが, 第5回には8名, 今回は9名を数えるようになった.会議は, 毎回シリアルセッション形式で行われている.いずれの開催地においても, 大半の参加者に対して, キャンパス内にあるdormitoyで泊り, 3食を共にしてもらう運営方針がとられている.さらに, 毎夜スポンサー付きの歓迎パーティがあり, そのハイライトにbanquetがある.このため自然に参加者同士語りあう機会が多くなり, 全体として和気あいあいのムードがただよう楽しい会議である.ただ, 会議運用はお世辞にもスタートとはいえず, 今回も相変わらずアナウンスメント等に不備が目立った.
著者
吉原 重康
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.7, no.80, pp.177-182, 1900-05-20
著者
坂口 武洋 坂口 早苗
出版者
川村学園女子大学
雑誌
川村学園女子大学研究紀要 (ISSN:09186050)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.91-106, 2005-03-15

地球は宇宙空間に漂う星雲の破片が集まって,約46億年前に誕生した。地球環境が整い約35億年前に誕生した生命は,長い時間をかけて進化を重ねた。人類の起源は,数百万年前にゴリラ,オランウータン等の類人猿から進化したとされる。人類は文明・文化を築き,自然・社会・文化などの生活環境を変化させ,今日に至っている。人類は発祥以来,他の動物同様他かな増加率であった。しかし,18世紀の産業革命以降,急増している。特に1970年代の人口爆発から,地球上で希有な増加が継続し,2004年には64億人となっている。人類が,今後も繁栄存続できるか否かは,生息できる地球環境をいかに維持していけるか,いかに他の生物と共存できるかにかかっている。そのためには,地球の歴史,環境,人類の発祥,文化などを学び,地球環境の保全がいかに重要であるか,生物の命,健康および存続がいかに重要であるかを,叡智をもって考察することが必要である。
著者
江口 浩二 塩崎 仁博
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.56, pp.73-80, 2008-06-12

最近,確率的トピックモデルに基づく情報検索手法が提案され,言語モデルの枠組みにおいて潜在的ディリクレ配分法(LDA)またはその変形を用いた実験で良好な結果が報告されている.しかしながら,アノテーション付き文書を検索するタスクに対しては,LDA に基づく手法ではアノテーションによって特定された属性型を直接利用することができない.本稿では,アノテーション付き文書コレクションのための新たなアドホック検索手法を提案する.提案手法は多重多型トピックモデルに基づく.これは,Wikipedia におけるエンティティ,カテゴリラベル,その他の語を典型とする,複数種の単語型を直接扱うことができる.この多重多型トピックモデルをアドホック検索に適用する方法を新たに提案し,Wikipedia を用いたエンティティ検索に関する実験によって提案手法の有効性を示す.Very recently, topic model-based retrieval methods have produced good results using Latent Dirichlet Allocation (LDA) model or its variants in language modeling framework. However, for the task of retrieving annotated documents, LDA-based methods cannot directly make use of multiple attribute types that are specified by the annotations. In this paper, we explore new retrieval methods using a 'multitype topic model' that can directly handle multiple word types, such as annotated entities, category labels and other words that are typically used in Wikipedia. We investigate how to effectively apply the multitype topic model to retrieve documents from an annotated collection, and show the effectiveness of our methods through experiments on entity ranking using a Wikipedia collection.
著者
大野 浩之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.36, pp.19-24, 1998-05-15
被引用文献数
1

分散システム運用技術シンポジウム'98で行われたパネルディスカッション「Intranetの現状と将来」では,壇上の7名のパネラを含む会場の参加者は,イントラネットが抱える問題点を明らかにしていったが,時間制限のために,十分な議論がされたとは言いがたかった.しかし,今後も継続して議論する必要があるという認識が参加者間に芽生えたので,今回の研究会において再度パネルディスカッションを開催し,議論を続けることになった.本稿は,今回のパネルディスカッションの参考資料である.すなわち本稿では,著者が考えるモバイルコンピューティングとイントラネットとの関係,著者の研究室での実践例,今後の展望などが述べられているが,あくまで今回のパネルディスカッションの議論のきっかけを提供することを意図して執筆されている.実際のパネルディスカッションの内容は,本稿をきっかけにして著者の予想をこえた内容になることが期待されている.A panel discussion was held at the last session of the Distributed System Management Symposium '98. All attendees of the session had made discussion about how to manage their intranet better than now. However, the discussion ended without any conclusions because of the limitation of the discussion time. Therefore, we planed another discussion based session at this symposium. This paper has been prepared for the discussion. We introduced the relationship between mobile computing and the intranet, implementation at our laboratory, and future study. They are just introduced for the purpose of providing baseline of the discussion. The actual discussion at this symposium should be succeeded with new conclusion for all intranet system administrators.
著者
山本 強 土居 意弘 西村 浩二 相原 玲二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.440, pp.139-145, 2001-11-14

JGNが提供する超高速ネットワーク環境は配信されるコンテンツの高品質化、大容量化だけでなく、これまで実現できなかった新しいサービスを可能にすることができる。本報告では新映像フォーマットとしてネットワーク上でリアルタイム中継可能な映像フォーマットを紹介する。従来から全周映像は特殊な光学系を用いて実現されていたが、収録系が大型になること、前処理が必要な場合が多いことなどから蓄積コンテンツを対象として開発されていた。本研究ではネットワーク上でのリアルタイム中継を目的として収録系からシステムを検討し、小型かつ実時間中継可能な方式が実現できたので報告する。
著者
法律相談部
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.213-221, 1958-09-25
著者
濱田 美奈子 玉田 春昭 中道 上 武村 泰宏 大平 雅雄 バーカー マイケル
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.298, pp.29-34, 2005-09-10

プログラミング実習において, 教授者は限られた実習期間内で教育効果を上げるために学習者の自発性を高める必要がある.そのため, 教授者は学習者の自発性の高さを実習期間中に把握し, その後の実習に効果的に反映させることが求められる.著者らは自発性の一因として感情に着目し, 実習時に学習者が抱く感情の強さから自発性を測定することができるか調査した.その結果, 4つの感情の強さを測定することで, 学習者の自発性の有無の可能性を示すことができた.
著者
高桑 昭
出版者
立教大学
雑誌
立教法学 (ISSN:04851250)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.88-105, 1992-12-25
著者
波多野 力 枝松 礼 平松 緑 森 昭胤 藤田 勇三郎 安原 多恵子 吉田 隆志 奥田 拓男
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Chemical & pharmaceutical bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.37, no.8, pp.2016-2021, 1989-08-25
被引用文献数
14 532

The scavenging effects of twenty-five tannins including low-molecular polyphenols on the superoxide anion radical (O_2^-) generated in the hypoxanthine-xanthine oxidase system were estimated by electron spin resonance (ESR) measurements of the adducts formed by 5,5-dimethyl-1-pyrroline-N-oxide (DMPO) and the radical. The scavenging effects of tannins and related polyphenols having ortho-trihydroxyl (pyrogallol) structure [galloyl, hexahydroxydiphenoyl (HHDP) groups in hydrolyzable tannins, galloyl group in acylated proanthocyanidins, and the B-ring of some flavan-3-ols] were stronger than the effects of unacylated proanthocyanidins. The effects of tannins and related polyphenols on the superoxide anion radical were also compared with those on the 1,1-diphenyl-2-picrylhydrazyl (DPPH) radical. Each tannin in an ethanol solution of DPPH radical reduced the intensity of the signal of the DPPH radical, and gave a weak signal assignable to a radical derived from that tannin, in a similar way to the appearance of the signal of dl-α-tocopherol radical, accompanied with reduction of the signal of DPPH radical, in a mixture of dl-α-tocopherol and the DPPH radical. In contrast to the case of the superoxide anion radical, the effects of unacylated proanthocyanidins on DPPH radical were comparable with those of the other types of tannins. The scavenging effects of all of the tannins and related polyphenols tested in the experiments on DPPH radical were stronger than that of dl-α-tocopherol.