著者
飯田 聡 甲斐 誠也 高見 友幸
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.91-96, 2013-09-27

摩訶大将棋は鎌倉時代に創案された大将棋のひとつである.我々の研究グループでは,古文書の記述に基づいた摩訶大将棋の復刻に取り組んでおり,駒の動きや成りのルールについては,ほぼ解明が終わっている.これまでの通説では,摩訶大将棋はその駒数の多さから考えて,実際には指されていなかっただろうとされていたが,そうではなく,実際には非常に面白い対局が実現する.ただ,初心者にとっては,ルールの煩雑さが問題となるため,我々は,対局支援ツールとしてのデジタル摩訶大将棋の開発にも取り組んできた.デジタル摩訶大将棋は,通常の対局モードの他,ネットワーク対局モード,ゲームAIと対局するモードがある.発表では,デジタル摩訶大将棋が持つ対局支援機能,棋譜の保存・再生機能,ゲームAIの機能について解説するとともに,対局を重ねてきたことで得られた摩訶大将棋の戦略についても言及する.
著者
深川 裕佳
出版者
東洋大学法学会
雑誌
東洋法学
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.143(188)-197(134), 2017-03
著者
砂原 由美 Yumi Sunahara
出版者
関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部
雑誌
研究論集 = Journal of Inquiry and Research (ISSN:03881067)
巻号頁・発行日
vol.101, pp.53-67, 2015-03

メキシコ人作家フアン・ルルフォ Juan Rulfo によって書かれた『ペドロ・パラモ』PedroPáramo(1955)は多様な解釈を可能にする文学テクストであり、現在までに多くの研究がおこなわれてきた。本稿ではノースロップ・フライが『批評の解剖』で提示した、主人公の行動能力やプロットに基づいた分類方法に依拠しながら、『ペドロ・パラモ』がどのような物語であるということができるのか、ジャンル論的考察を行った。『ペドロ・パラモ』を「ペドロ・パラモの物語」、「フアン・プレシアドの物語」、「スサナ・サン・フアンの物語」の三つの主要エピソードに絞り考察した結果、行動能力の高いペドロ・パラモは物語の中心から「疎外」され、行動能力の低いフアン・プレシアドやスサナ・サン・フアンは物語の中心に「受容」される、という結論に至り、権力の疎外とコマラの再生の物語を『ペドロ・パラモ』に見出すことができることを示した。
著者
賈 志聖 古殿 幸雄 カ シセイ コドノ ユキオ ChiaChihSheng Yukio Kodono
雑誌
国際研究論叢 : 大阪国際大学紀要 = OIU journal of international studies
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.143-159, 2014-03-31

Tingyi (Cayman Islands) Holding Corp. (the Company), and its subsidiaries (the Group) specialize in the production and distribution of instant noodles, beverages and instant food products in the People’s Republic of China (PRC). The Group started its instant noodle business in 1992, and expanded into the instant food and beverage businesses in 1996. In March 2012, the Group further expanded its beverage business, and a strategic alliance between the Company and PepsiCo in the PRC beverage business was established. The Company exclusively manufactures, bottles, packages, distributes and sells PepsiCo soft drinks in China. The Group’s three main business segments have established leading market shares in the PRC’s food industry. As of December 2012, the Group was the market leader in instant noodles and ready-to-drink teas, gaining 56.4% and 44.2% market shares respectively. In this paper, we try to research the success of management strategy and perform a VRIO analysis of the company.
著者
渡邊 智子 土橋 昇 鈴木 彰 Tomoko WATANABE Noboru TSUCHIHASHI Akira SUZUKI 千葉県立衛生短期大学(調理科学食品学) 千葉県立衛生短期大学(食品学) 千葉大学 Chiba College of Health Science Chiba College of Health Science
雑誌
千葉県立衛生短期大学紀要 = Bulletin of Chiba College of Health Science (ISSN:02885034)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.13-17, 1994

The effect of ozone exposure (concentration : 0 and 0.3 ppm) during cultivation of Winter mushroom (Flammulina velutipes (Curt. : Fr) Sing.) was investigated on the weight and chemical composition (diameter of pileus, lenght of stipe, water, protein, lipid, carbohydrate and ash as major constituents : and thiamin, riboflavin and ascorbic acid as vitamins) on dry matter basis of fruit body i. e., pileus, stipe and the whole. As to 0 day after the ozone exposure treatment, increase was observed on water, protein, ash, thiamin, riboflavin and ascorbic acid in the whole bodies. On the other hand, as to 5 days after the ozone exposure treatment, an increase was observed on diameter, content of lipid and carbohydrate in pileus, on the length, content of carbohydrate, thiamin and ascorbic acid in stipe, and on the content of protein, carbohydrate, thiamin and ascorbic acid in the whole.
著者
小倉 健太郎
出版者
成城大学
雑誌
成城美学美術史 (ISSN:13405861)
巻号頁・発行日
no.21, pp.37-59, 2015-03
著者
紺野 智之
出版者
横浜市立大学
巻号頁・発行日
2017-09-21

2017年度
著者
南雲 夏彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第45回, no.基礎理論及び基礎技術, pp.65-66, 1992-09-28

アブストラクトポードゲーム「フットステップ」の戦略を習得する手法を比較することを通して、駆引きの要素を含むゲームの効率的な学習について検討する。
著者
南雲 夏彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第47回, no.情報科学一般, pp.5-6, 1993-09-27

アブストラクトポードゲーム「フットステップ」の戦略を習得する手法を比較することを通して、駆引きの要素を含むゲームの効率的な学習について検討する。今回はまずランダムプレイヤーに対してどのような作戦が有効か検討し、これらの作戦を習得する為に効率的な手法の検討をおこなう。
著者
安井 裕
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.23, no.8, 1982-08-15
著者
山さき 信行 堀 俊夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.6-13, 2003-01-15

本稿では,まず,本プロジェクトにおける基盤概念となる「リアルタイム性」について述べ,分散リアルタイムシステムを構築するための構成要素となるリアルタイム通信・処理用のプロセッサについて述べる.そして,そのプロセッサを応用した分散リアルタイムネットワークシステムの一例として,分散センサネットワークシステムについて述べる.