著者
桑原 真人 クワバラ マサト Masato Kuwabara
雑誌
経済と経営
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.1-49, 1990-06
著者
三吉 明
雑誌
北星論集 = Hokusei Review (ISSN:03871886)
巻号頁・発行日
no.3, pp.143-156, 1966-09
著者
大森 美由紀 寺岡 幸子 伊東 美佐江
雑誌
川崎医療福祉学会誌 (ISSN:09174605)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.160-173, 2017

本研究の目的は,文献検討により OJT における新人教育で師長が果たす役割を明らかにすることである.「新人」と「教育」と「看護管理者」あるいは「師長」をキーワードとして,2002年1月~2014年9月までの文献を検索した.OJT における新人教育の師長の役割について記載の可能性がある 文献を選択し,最終的に38件の文献を分析対象として文献検討を行った.その結果,「担当部署の教 育方針の決定と周知」,「リアリティショック防止」,「個人の能力に応じた段階的・継続的な教育」,「担 当部署の教育体制の整備」,「専門職業人としての自律促進」,「システムへのフィードバック」の6つ の役割を遂行,および期待されていることが明らかとなった.師長は担当部署の目標を設定し周知し, 新人のリアリティショックを防止するために,組織社会化を促し,新人を尊重する姿勢で接しており, メンタルヘルスを把握しサポートしていた.新人の実践能力を把握しながら個別に応じた指導,能力 に応じた業務分担し,自信をもって前進できるよう支援していた.また,チーム体制や教育体制を整 備しながら,効果的な教育を考えていた.そして,看護の概念化を促し,モデルを示すことによって 専門職業人として自律を促し,新人教育における問題をフィードバックしていた.師長は,新人看護 師が職場に問題なく適応し,看護実践能力を獲得できるようにさまざまな戦略が求められていた.
著者
平井 達哉 本川 祐治 佐々木 慎一 丹京 真一
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.627-642, 2018-07-15

近年,ソフトウェアの脆弱性が明らかになってから,その点を突くサイバー攻撃が行われるまでの時間が短くなり,実被害を生じる例が増大している.生じる被害を抑えるために,各事業者では,セキュリティインシデントを未然に防止すること,セキュリティインシデントを生じた場合には迅速に対応することが,急務になってきている.それらを達成できるようにするには,各企業内に設置されているCSIRTが,各地で発生しているサイバー攻撃の動向やソフトウェアの脆弱性の情報,それらへの対策の方法を早期に入手できること,情報システム・機器の管理者や利用者に迅速に対策情報を通知できること,通知を受けた管理者や利用者が各機器に対して迅速に対策を実行できること等が必要である.そのためには,CSIRTがソフトウェア開発企業や国内外の情報収集機関等が発信するソフトウェアの脆弱性やサイバー攻撃,およびそれらへの対策に関する情報を入手し,情報を整理した上で,必要なものを,自事業者内や下位の組織・事業者等に展開できる必要がある.このような背景から,関連する組織,事業者,および人員の間で,情報を共有することを適切に支援するICTシステムが存在することが望まれる.上記観点から,我々はまず,被害を抑制するためにCSIRTが遂行する必要がある作業を分析し,その上でそれらをより迅速にCSIRTが遂行できるようにするためのICTシステムを開発・構築した.現在その有用性について検証を進めている.
著者
小川 文夫 馬場 雅志 日浦 慎作 浅田 尚紀
雑誌
研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2010-CG-141, no.6, pp.1-5, 2010-11-01

広島への原爆投下によって発生したきのこ雲の高さについては様々な議論がなされてきた.我々はきのこ雲の写真をその特徴により分類し,爆心地に高さを変えた物体を仮想的に配置し,推定されたカメラ位置からの画像を生成することによりきのこ雲の高さを推定した.その結果,きのこ雲が成長していく過程が確認され,高さは最大で約 16km となることが分かった.推定には様々な誤差を含む要因が考えられるため,推定結果の精度を増すにはさらなる検討が必要である.
著者
王 耀振
出版者
北陸大学
雑誌
北陸大学紀要 = Bulletin of Hokuriku University (ISSN:21863989)
巻号頁・発行日
no.37, 2014-03-31

From mid 19th century through early 20th century, there arose a surge of loanwords from Japanese into Chinese vocabulary. The loaning of Japanese words during this period covered such aspects as politics, economics, culture and life, etc., marked by large scale and all dimension. Almost half a century later, 1980s when reform and opening-up policy was comprehensively adopted in China witnessed another surge of loanwords from Japanese into Chinese vocabulary. Compared with the previous one, this surge is characterized by its unique feature. Although it is no match for its predecessor in terms of covered fields, it is not at all inferior to its former counterpart in terms of amount of loanwords. This surge of loanwords from Japanese mainly deals with vocabularies in such fields as economics and social culture, whereas those loanwords derived from cartoon culture occupy a large share among the loanwords belonging to social culture. Taking the Japanese loanwords derived from cartoon works as studying object, this article tries to investigate their formation characteristics from the perspective of their development.
著者
松田 健 加藤 雅彦 唐沢 勇輔 丹京 真一 中村 智史 林 憲明 加藤 孝浩
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.447-448, 2018-03-13

フィッシングの手口の巧妙化が進む中,フィッシングサイトを早期に発見することは被害を最小限に抑えるだけでなく,攻撃者側の準備にかかるかコストを増大させることにも繋がる可能性があるため,フィッシングサイトの早期発見は非常に重要な問題である.本研究では,実際のフィッシングサイトに使用されたドメイン名に含まれる特徴から,新たにフィッシングに使用される可能性のあるドメイン候補を生成・監視することで,フィッシングサイトの早期発見に繋げるための情報収集方法について検討する.
著者
小林 優 吉高 淳夫 平川 正人
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.28(2001-FI-066), pp.135-142, 2002-03-15

本論文では、利用者の分類に対する意図をクラスタリング結果に反映させ、かつ、文書クラスタリングを効率よく行うために、適切なクラスタ代表を求める手法を提案する。本手法では、利用者の分類例示に基づいて形成されるクラスタの主題を表す特徴要素を多く含む文書をサンプルとして選出し、そのサンプルをクラスタに追加することで、クラスタ代表の算出を行う。ここで、追加されたサンプルによっては、適切なクラスタ代表を求めることができない場合があるため、サンプルの追加と除去、クラスタ代表の算出を繰り返し行うことによって、クラスタ代表を洗練する。
著者
岡田 光弘 佐藤 拓杜 稲田 圭介 谷田部 祐介 伊藤 浩朗 小味 弘典
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.1425-1434, 2018-07-15

人間の視野における解像度は視野中心で最も高く,周辺部ほど低下する.この視覚特性に基づき,視野周辺の映像の解像度を削減するFoveated Imaging処理(FI処理)と呼ばれる画像処理技術がある.本論文では,フルHD映像を対象に主観的な解像感を維持したまま伝送ビットレートを削減するために,エンコード前の映像にFI処理を適用した映像圧縮伝送システムを構築する.さらに,このシステムの有効性を評価するために,Degradation Category Rating(DCR)法と呼ばれる主観画質の評価手法を用いて,基準映像に対するFI処理を適用した映像の画質劣化を5段階で評価した.その結果,Degradation Mean Opinion Score(DMOS)の平均値が4.25と画質劣化が気にならないレベルの画質を維持しつつ,9.2~44.7%の伝送ビットレートの削減効果を確認できた.

1 0 0 0 OA 聴秋閣試論

著者
松村 耕
出版者
湘南工科大学
雑誌
湘南工科大学紀要 = Memoirs of Shonan Institute of Technology (ISSN:09192549)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.87-102, 2018-02-01

本稿は、原富太郎によって三渓園に移築された国の重要文化財建造物である聴秋閣について、その既存研究を整理した上で、実測調査を行い考察を加えたものである。
著者
内匠 真也 奥野 航平 大月 勇人 瀧本 栄二 毛利 公一
雑誌
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC)
巻号頁・発行日
vol.2015-CSEC-68, no.12, pp.1-8, 2015-02-26

情報漏洩の多くは人為的なミスにより発生している.そこで,人為的ミスによる情報漏洩を防止するために,ファイルごとに設定可能なデータの機密度に基づいて,データの出力処理を制御するセキュアシステム DF-Salvia の開発を行っている.DF-Salvia では,コンパイラと OS が連携し,プロセス内部のデータフローを追跡する.本論文では,そのデータフロー追跡手法について述べる.具体的には,コンパイラによってデータフローの静的解析情報を生成するとともに,実行時に動的解析を可能とするためのデータフロー追跡用コードを挿入する.OS は,それらの情報をもとに動的にデータフローを解析する.本手法をアプリケーションに適用させた結果,データフローを追跡し,情報漏洩を防止できることを確認した.
著者
石原達馬 吉里幸太 亀岡弘和 齋藤大輔 嵯峨山茂樹
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2013-MUS-99, no.20, pp.1-5, 2013-05-04

音声の基本周波数(F0)軌跡は,話者性,感情,意図など豊富な非言語情報・パラ言語情報が含まれることが知られており,その分析は重要な課題である.我々は基本周波数軌跡の数理的なモデルの一つである,藤崎モデルのパラメータの生成過程をHMMによりモデル化することで,実測F0軌跡から藤崎モデルのパラメータを推定する手法を開発してきた.本研究では,パラメータ推定精度の向上を目指して,藤崎モデルの指令列には典型的なパターン(テンプレート)が存在するという仮説に基づき,分析のための新しいHMMのトポロジーを提案する.定量評価実験により,モデルの持つテンプレート数に対する推定精度の変化を実験により確認した.