著者
石井義興 吉舗紀子
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.1980, no.14(1980-DBS-020), pp.1-10, 1980-07-10
著者
渡邉 竜太 森部 絢嗣 矢野 航 佐藤 和彦 小萱 康徳 江尻 貞一
雑誌
岐阜歯科学会雑誌 = TheJournal of Gifu Dental Society (ISSN:03850072)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.137-140, 2014-11-20

2011年度朝日大学歯学部の解剖実習に用いた84歳女性解剖体において、左椎骨動脈が直接大動脈弓から起始する例を認めた。大動脈弓から起こる左椎骨動脈は大動脈弓の分枝の破格の一つで、その出現率は約5%と報告されている。大動脈弓の枝の由来と破格について、発生学的な考察を加えた。
著者
喜多 千草 前島 正裕 山田 昭彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.7, pp.728-733, 2013-06-15

本稿は,国鉄初の座席予約システム「MARS-1」を設計し,またソフトウェア工学の分野で多くの成果を上げて活躍された大野豊氏にインタビューした内容をまとめたものである.
著者
鈴木 浩 スズキ ヒロシ Hiroshi Suzuki
雑誌
ルター研究 = Luther Studies
巻号頁・発行日
vol.9, pp.135-150, 2004-10-31
著者
神 展彦 芳賀 直樹 藤代 一成
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.443-444, 2016-03-10

グルーヴとは,演奏における音のうねり,リズムのノリや一体感などを表す音楽特徴の一つである.グルーヴを習得することは多くの時間と経験が必要であり,初心者にとって種々のグルーヴの違いを聴き分けることは難しい.また,グルーヴの分析に関する研究は多々存在するが,いずれの研究もユーザの音楽知識が必要で直感的な結果の読み取りが困難である.グルーヴの差異や特徴を図形としてインタラクティブに描画することで,直感的にグルーヴを捉えることが可能なる.本研究では,入力されたMIDIを,マルチスレッド処理を用いてインタラクティブに図形に変換し,音楽知識の乏しいユーザでもグルーヴの習得に有用である,直感的なリズムを可視化することを目的とする.
著者
五十嵐 悠紀
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.10, pp.1022-1022, 2016-09-15
著者
熊谷 正朗 加茂 雅人 堀川 みなみ 八巻 昌宏
巻号頁・発行日
2012

日本機械学会ロボティクスメカトロニクス講演会
著者
倉爪亮
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.115(2006-CVIM-156), pp.133-145, 2006-11-10

本稿では,Active Contour Model(動的輪郭モデル)の代表的な手法として,KassらのSnakesとOsher,SethianらのLevel Set Methodに焦点を当て,その理論と実装法を概説する.特にLevel Set Methodに対しては,その基本的な考え方から,Upwind Scheme AOS ADIなどを用いた実装法,局所成長速度場と拡張成長速度場,Gemetric Active ContourとGeodesic Active Contour等,LSMを利用したアプリケーションの構築に必要な知識と具体的な手法を解説する.また高速で安定なLevel Set Methodの実装法として,著者らの提案するFast Level Set Methodを紹介し,ビデオ画像上の移動物体のリアルタイム追跡,および3次元モデリングへの適用例を示す.
著者
佐藤 淳
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.42(2007-CVIM-159), pp.33-42, 2007-05-14

コンピュータビジョンでは、90年代に多視点幾何においてテンソル表記が用いられるようになって以来、様々な分野で用いられるようになり、今日ではグラフィックスにおける表現手段として、また認識の一手法としても用いられつつある。本稿では、テンソルの基礎となる多重線形性や多重線形性の上で成り立つ多重線形拘束について解説し、これらが今日の多視点幾何の理論においてどのように応用されているかを示す。テンソルに基づく情報表現や多重線形拘束は、多視点幾何に限らずコンピュータビジョンの多くの分野で応用可能な考え方であることから、多くの読者の参考となることを期待する。
著者
土屋 薫
雑誌
情報と社会 = Communication & society
巻号頁・発行日
vol.18, 2008-03-15

「メディア・ビオトープ」という概念は生態学の隠喩として発想される。分子生物学の知見に基づけば, 一部の不完全な情報からでも必要な情報をつくりだして生命を維持しようとするのが生物であるが, 生物体内の分子レベルで起こるこのような動的平衡をつくりだすことが, メディア・ビオトープの基本的な構築条件だと思われる。これを社会単位で構想するとき, 日常と非日常のバランスモデルである聖―俗―遊の三項図式の中で「遊」概念が注目される。多様なメディア構成と情報から, ゆるやかな情報クラスターが生成され, 情報と人間とがアドホックに出会う場こそがメディア・ビオトープの具体的な姿の一つだとすると, その要件は「潜在性」にあり, アブダクションに至る以前の「共感」段階にこそ, その本質がある, ということができる。これは一種のマッチング・システムであるが, 重要なのは結果ではなく, むしろマッチしなかったときに自己塑性されるセカンド・オピニオンを得るための, 冗長性を保持するしくみづくり, ということができるだろう。
著者
田中 一成 池田 紀子
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.378-385, 2016-10-15

特許は企業活動にとって欠かすことのできない財産であり,開発した技術の資産化と資金調達を含む経営判断においても重要である.特許を生み出したり,活用したりするためには特許調査を行う必要があり,その過程で特許文書を読むという作業は避けて通れない.一方で特許文書には独特の読みにくさがあり特許文書を読み解く作業が負担になってしまう.特に特許文書の独特の書き方に不慣れな技術者にとっては深刻な問題である.本稿では,特許文書を読むノウハウを機能として作り込むことによって,特許文書を読む作業を支援するシステムを構築したので報告する.さらに,化学分野に特化した特許読解支援システムの応用を通してさまざまな情報を統合し利活用する可能性について述べる.
著者
CHO Heeryon 稲葉 利江子 石田 亨 高崎 俊之 森 由美子
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.110(2006-ICS-145), pp.1-8, 2006-10-25

絵文字メッセージをやり取りして人間同士が意思疎通するには,コミュニケーションに参加している人間たちが同じ絵文字解釈(意味理解)を持たなければならない.絵文字コミュニケーションシステムの潜在利用者である日本と米国の子供たちが,同じ絵文字解釈を持つかを調べるために,システムで利用される120個の絵文字の意味を問うアンケート調査を行った.結果,ジェスチャー,色と性別,時間,空間,馴染みのもの,顔/表情の六つの領域に関係する19個の絵文字に対して,両国の子供が異なる解釈を持つことが分った.ここでは,多様な解釈を持つ絵文字を,絵文字コミュニケーションシステムでうまく利用するための方法として,絵文字の解釈語リストと頻度情報を利用し,たくさんの絵文字の中から検索語に関連する絵文字を検索する方法を提案する.提案手法は,絵文字の意味的なあいまい性を考慮した検索を実現し,文化的な解釈の差を扱う検索システムの土台となる.
著者
江口 実希 國方 弘子
出版者
ヒューマンケア研究学会
雑誌
ヒューマンケア研究学会誌 = Journal of Japanese Society of Human Caring Research (ISSN:21872813)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.17-26, 2015-03-31

本研究の目的は、看護師のnegative な気分に影響を与える認知プロセスを明らかにすることである。看護師を対象に自記式質問紙調査を行い、回答に欠損値がない381 名のデータを分析に用いた。認知モデルとして「看護師のスキーマ、推論の誤り、自動思考、negative な気分の因果モデル」を措定し、共分散構造分析を行った。分析の結果、モデルのデータへの適合度は良好であり(CFI:0.958、RMSEA:0.041)、スキーマから推論の誤りに向うパス係数は0.542、推論の誤りから否定的自動思考は0.533、推論の誤りから肯定的自動思考は-0.217、否定的自動思考からnegative な気分へは0.738、肯定的自動思考からnegativeな気分へは-0.155 であった。以上よりnegative な気分は、スキーマ、推論の誤り、自動思考のプロセスを経て形成されることが示唆された。