出版者
日本婦人航空協会

警視庁航空隊女性パイロット誕生賀正人物天気図 : 婦人警官パイロット 布施谷充紀子 金沢恵子
著者
西村 秦 佐藤 雅之 江川 隆輔 小林 広明
雑誌
研究報告システム・アーキテクチャ(ARC) (ISSN:21888574)
巻号頁・発行日
vol.2015-ARC-216, no.38, pp.1-8, 2015-07-28

マルチコアプロセッサでは,ラストレベルキャッシュ (LLC) を複数のコアで共有している.このため,LLC 上には複数のスレッドで共有しているデータ (共有データ) が存在する.複数のスレッドからアクセスされる共有データは,単一のスレッドからしかアクセスされないデータ (私有データ) に比べ再利用性が高い.しかし,共有データと私有データの区別を行わないデータ管理では,私有データによる過剰なキャッシュ占有のため,共有データを十分に保存できずヒット率の低下を招く.そこで,本研究では,並列プログラムの実効性能向上を目的とし,複数のスレッドに共有されるデータとそれ以外のデータを LLC 上で個別に管理するキャッシュ機構を提案する.提案手法は,LLC 上のデータを共有データと私有データに分けて管理することで,再利用性の高い共有データを優先的に LLC に保持する.これにより,共有データのヒット率が向上し,並列プログラムの実効性能向上が期待できる.シミュレーションによる評価結果から,提案手法は,LRU 置換ポリシに基づくキャッシュ機構と比較して最大 1.70 倍,平均 1.13 倍の性能向上を可能にすることが明らかとなった.
著者
"遠藤 亮子 高橋 平八郎" "エンドウ リョウコ タカハシ ヘイハチロウ" Ryoko "ENDO Heihachiro" TAKAHASHI
雑誌
名古屋女子大学紀要 = Journal of the Nagoya Women's College
巻号頁・発行日
vol.18, pp.59-63, 1972-04-01

"白ネズミ小腸磨砕抽出液を用いてフィターゼ作用を調べた.至適pHがPH6.6とPH8.4の2ケ所に存在し,Mg^<2+>の効果が両pHで異なるところから,白ネズミ小腸には少くとも2種のフィターゼ作用をもつ酵素が存在すると推定した.実験に協力頂いた浅見靖子,友枝由紀両氏に感謝致します."
著者
田村 知博 高野 保真 岩崎 英哉
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.28-41, 2008-09-26

実行効率の良い探索プログラムを書くためには,結果に寄与しない計算を除去する枝刈りが有効であるが,一般に,簡潔なプログラム構造を保ったまま枝刈りの記述をすることは難しい.この問題点を解決するために,Improving Sequence(IS)というデータ構造を用いる手法が提案され,有効性が確認されている.ISとは,ある全的に定義された推移的な二項関係に従い,要求駆動によって単調に最終結果へ近づいていく近似値の列のことである.ISを用いたプログラムでは,枝刈りをするか否かの判断に近似値を用いることができる.従来の純関数型言語上のISの実装はライブラリによるものだったので,近似値の数に比例したヒープ領域を必要とし,効率があまり良くないという問題点があった.この問題点を解決するため,本論文では,ISの近似値が持つ単調性に着目し,また,近似値が枝刈りの判断にのみ用いられ,中間データとしての役割しか持たないことを前提として,純関数型言語において,定数領域しかヒープを消費しないISの実装を提案する.提案手法の効果を確認するため,Glasgow Haskell Compilerに実装を施し,ナップサック問題など,いくつかのプログラムで実験を行った.その結果,問題によってばらつきはあるものの,メモリ消費量において3%~75%程度の減少が見られ,安定的に改善できることが確認できた.また,メモリ消費量を削減することで,多くの場合に実行時間を改善できることも確認できた.
著者
森村 哲郎 杉山 将 鹿島 久嗣 八谷大岳 田中 利幸 Morimura Tetsuro Sugiyama Masashi Kashima Hisashi Hachiya Hirotaka Tanaka Toshiyuki
雑誌
【C】平成22年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
巻号頁・発行日
pp.178-183, 2010-09-02

近年、分布Bellman方程式に基づくリターン(積算報酬)分布近似手法が提案され、リスク考慮型強化学習法としての有用性も示された。しかしながら、その収束性に関する解析は十分でない。そこで本報告では、動的計画法により分布Bellman方程式を解いた場合の収束性解析結果を記す。動的計画法により、リターンの初期近似分布に依存せず真のリターン分布に収束することや、真の分布のモーメントに収束する速度について報告する。
著者
松井直幸 木下雄一朗 郷健太郎
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.891-892, 2013-03-06

植物を育成する楽しみに,世話を通じた植物とのコミュニケーションや,成長過程の観察等が挙げられる.しかし,ほとんどの植物は動物と比較して世話等の外部からの刺激への即時的な反応に乏しく,短期間では育成する実感をつかみにくい.そのため,適切な世話のタイミングを逸したり,飽きてしまったりして育成に失敗してしまうことがある.本研究では,育成者が植物育成に意欲的になるようなインタラクションを植物に付与して,両者間のコミュニケーションを促進させることを目的とする.この結果として,植物への興味関心が高まり,長時間を要する育成を継続的により楽しめるようなエンターテインメントシステムを実現する.
著者
菊地 奈穗美 蓮見 益男 山口 政巳 田中 亘 半沢 孝
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第37回, no.ソフトウェア工学, pp.715-716, 1988-09-12

筆者らは、CCITTで勧告されている通信システム用仕様記述言語SDLを用いてソフトウェア開発工程における全工程を支援する通信ソフトウェア設計支援システムを構築中である。本稿では、システム構成から処理図のレベルまでの各階層を一貫して支援するSDL/GRグラフィックエディタの機能と特徴について報告する.
著者
泉田 大宗 橋本 政朋 森 彰
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)
巻号頁・発行日
vol.2010-DPS-142, no.36, pp.1-8, 2010-02-25

本稿では軽量の動的エミュレーションと静的解析を組み合わせたマルウェアの振る舞い解析を自動化する手法について述べる。動的解析により実行時の情報を得るとともに、エミュレーションでは実行されなかった制御フローを静的解析を用いて調べることができる。静的解析ではバイナリコードから制御フローグラフ (CFG) を作成するが、間接ジャンプ/コールの行き先アドレスのような未解決な行き先に対し記号的評価を行い、定数値に帰結させることで順次 CFG を拡大する手法を用いている。記号的評価手法は静的単一代入 (SSA) 形式に変換した上で定数伝播とメモリアクセス解析を行っている。実際のマルウェアサンプルを用いた実験を行い、本手法の有効性を示した。
著者
今西 祐一郎 ハルオ シラネ 久保 木秀夫 赤澤 真理 ファビアン ・アリバート・ナルス 伊藤 鉄也 坂口 貴弘 中村 康夫
出版者
人間文化研究機構国文学研究資料館
雑誌
国文研ニューズ = NIJL News (ISSN:18831931)
巻号頁・発行日
no.19, pp.1-16, 2010-04-26

●メッセージ法人化後第1期から第2期へ国文学研究資料館とコロンビア大学の協力協定の意味●研究ノート国文学研究資料館蔵古筆手鑑2点の紹介 その1中近世における古代寝殿造理解一理想の住宅像と考証研究―●トピックス日本文化とロランバルトのフォトバイオグラフィー公開開始 与謝野晶子の源氏訳自筆原稿画像データベース研究集会「アーカイブズ編成の理論と実践」の開催当館所蔵「春日懐紙」の重文指定について平成22年度展示会・講演会等平成22年度アーカイブズカレッジ(史料管理学研修会通算第56回)の開催総研大日本文学研究専攻の近況表紙絵紹介『伊勢物語』
著者
上井 恭輔 寺田 真敏 趙 晋輝
雑誌
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC)
巻号頁・発行日
vol.2011-CSEC-52, no.52, pp.1-6, 2011-03-03

本稿では,ファイル構造が類似するファイルの情報提供を目的としたマルウェア情報提供システムを提案する.提案システムはファイル内容の比較を行えるファジーハッシュのひとつである ssdeep を用いることで,入力された ssdeep の値に対して,ファイル構造が同じファイルだけでなく,構造が類似するファイル一覧を出力する.出力されたファイル一覧は,検査対象のファイルがマルウェアであるかどうかの目安としたり,新種や亜種のマルウェア解析に役立てたりすることができる.
著者
和田 英一
雑誌
夏のプログラミング・シンポジウム2012「ビューティフルコード」報告集
巻号頁・発行日
pp.83-90, 2013-01-11

これまで出会ったプログラムで, これは素晴らしいと思ったもの, うまく出来たと感じたものはいくつもある.そのうちで比較的簡単な小数の十進二進変換, 横方向の和のアルゴリズムなどの優れている例を述べた後, 特にセルオートマトンのプログラミング技法のいくつか, 中でもLife Gameの生死判定, Hashによる高速計算などを紹介する.
著者
寺田 実
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.56, no.7, pp.1541-1548, 2015-07-15

筆者は過去に大きな探索木に対する計数問題を推定するため,乱数による選択と深さ優先探索を組み合わせた手法「複合モンテカルロ法」を考案し,箱詰パズルhexominoの解総数を推定した.今回,その手法に基づき長時間の計算を行った結果,推定値の収束が安定しないという問題点が明らかになった.分析の結果,その原因は推定に用いる分岐数の積のばらつきにあることが分かった.それを軽減するために,分岐数の積に閾値を設けて全探索に入るという手法を新たに考案して計算を行ったところ,従来よりも安定した推定を行うことが可能になった.またこの手法をN-Queens問題についても適用したところ,一定の成果が得られた.
著者
宮下 洋一
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS)
巻号頁・発行日
vol.2010-MPS-80, no.19, pp.1-7, 2010-09-21

論文では,べき乗則から逸脱する領域を含めて幅広く適合する新しい統計分布モデル (一般化べき乗分布モデルと呼ぶ) を提案する.このモデルは,パラメータが特定値のときにべき乗分布になるように拡張した統計分布モデルである.論文では,べき乗則が成立する典型的な実データに対して一般化べき乗分布が幅広い範囲で適用できることを示す.さらに,一般化べき乗分布になるようなデータを生成するダイナミックモデルを提唱する.このダイナミックモデルは,複雑ネットワークの優先的選択型成長モデルと密接な関係を持っている.
著者
長嶋 洋一
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2010-MUS-85, no.1, pp.1-6, 2010-05-20

これまで 3 世代の筋電楽器を開発してきたが、新しい第 4 世代の筋電楽器の研究開発に向けて、新たな筋電情報センシング手法を実験・検討し、また手首から前腕で計測検出できる音楽表現について検討している。
著者
陳 法恩 古殿 幸雄 チン ホウオン コドノ ユキオ Faen Chen Yukio Kodono
雑誌
国際研究論叢 : 大阪国際大学紀要 = OIU journal of international studies
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.37-56, 2014-10-31

The Chinese market is indispensable to international automobile companies, who are thus expanding investment in the country’s automotive industry. To increase their market share in China, automobile manufacturers and independent automotive enterprises have implemented a series of management strategies. Consequently, competition in China is becoming increasingly intense. At the same time, Chinese automobile companies have no international brand recognition. In this paper, an independent automobile enterprise of China examined using the fuzzy 5F (threat of new entrants , rivalry among existing firms , threat of substitute products or services , bargaining power of buyers , bargaining power of suppliers) analysis. We think that the application of fuzzy theory to management methods will contribute to the development of the Chinese automobile industry.