著者
Peter Mühleder Martin Roth Tracy Arndt Florian Rämisch
出版者
Japanese Association for Digital Humanities
雑誌
Journal of the Japanese Association for Digital Humanities (ISSN:21887276)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.61-83, 2020-11-20 (Released:2020-11-19)
参考文献数
25
被引用文献数
1

The internet provides exciting opportunities for scholars of Japanese videogames. Fans from all over the world passionately collect, order, and share information about their hobby online. In this paper, we will show how we can exploit these potentials for research on Japanese videogames. We call this approach “duct-taping” databases: the integration of information from various heterogeneous, fragmentary online resources with the goal of creating a robust research dataset. We will discuss the potentials and challenges of this approach and show how it allows us to better understand the historical development of Japan’s videogame production.
著者
照井 洋平 中村 陽介 三上 浩司 近藤 邦雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 37.17 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.157-158, 2013-03-08 (Released:2017-09-21)
参考文献数
7

本研究では、協力型マルチプレイアクションゲームにおける、ユーザー体験の共通性について明らかにする。遠隔環境でマルチプレイする場合と同一の実在空間でマルチプレイする場合のそれぞれのプレイ中の脳波を計測し、スペクトル分析を行った。分析の結果,マルチプレイしているプレイヤー間の脳波には共通性が確認できた。このことからマルチプレイをしているプレイヤー同士は同等のゲーム体験をしていることが確認できた。
著者
白岩 洋子 山口 孝子
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3, pp.214-219, 2010 (Released:2011-08-27)
参考文献数
7

ダゲレオタイプはその繊細な表面と環境に敏感な理由から,保存の上でハウジングが重要視される.ハウジングとはこの場合,作品の保護を目的とした額装,収容のシステムを指すが,それ自体が作品の一部となっていることが多い.従って,修理を行う場合は制作された時のハウジングの装飾様式の歴史的価値や特徴を考慮しなければならない.ここでは東京都写真美術館所蔵の2点の作品のケーススタディを通して,それぞれのコンディション及びハウジングに生じている様々な問題を見極め,何を残して,何を新しくするのか,新たなハウジングの目的と方法,修理の際の注意点などを述べた.新たなハウジングが施されたダゲレオタイプは,環境からの影響を抑えることができ,そのハンドリング,展示,保管をより安全に行うことができる.
著者
板野 直樹 木全 弘治
出版者
FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)
雑誌
Trends in Glycoscience and Glycotechnology (ISSN:09157352)
巻号頁・発行日
vol.10, no.51, pp.23-38, 1998-01-02 (Released:2010-01-05)
参考文献数
69
被引用文献数
10 11

今日、ヒアルロン酸は脊椎動物の様々な組織やある種の連鎖球菌の莢膜に広く存在することが知られており、また変形性関節症の関節腔内に注入される補充物として医学応用されるなど、その重要性は年々増加している。ヒアルロン酸は特に、胚時期の細胞増殖や運動性の活発化している組織で、細胞外マトリックスの主要な構成成分として存在し、ヒアルロン酸結合分子や細胞表面受容体との相互作用により、細胞の接着、移動、分化をダイナミックに調節する。さらにこの遍在する高分子は形態形成や再生、創傷治癒、癌の浸潤・転移といった多彩な生命現象に関与することが示されている。他方、ヒアルロン酸の生合成機構解明に向けた研究、特にヒアルロン酸合成酵素を単離し同定する試みが、連鎖球菌や動物細胞を材料に過去十年以上にわたって精力的に行われてきた。ヒアルロン酸合成酵素を同定し、その遺伝子をクローニングすることは、ヒアルロン酸研究に新たな糸口を与えることになるだろう。近年我々をはじめ数グループが、ヒアルロン酸合成酵素の遺伝子を原核・真核細胞からクローニングし、ヒアルロン酸の生合成機構及び機能解析が急展開している。本レビューではヒアルロン酸合成酵素に関する最近の話題を紹介し、ヒアルロン酸研究が直面している問題点を指摘する。また最後に、ヒアルロン酸合成酵素遺伝子のヒアルロン酸生理機能研究への適用や臨床応用にも言及する。
出版者
武蔵野市
巻号頁・発行日
vol.続編 記述編, 2011-03-31

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1938年08月26日, 1938-08-26

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1899年02月27日, 1899-02-27

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1885年05月08日, 1885-05-08

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1888年06月18日, 1888-06-18

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1896年04月07日, 1896-04-07
著者
田代 隆良 諌山 有葵奈 川原 享子
出版者
長崎大学
雑誌
保健学研究 (ISSN:18814441)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.7-14, 2011-08

2009年,新型インフルエンザA(H1N1)が全世界で大流行した.長崎大学は,発症者は医療機関を受診し,診断結果を大学に報告すること,自宅療養することなどの感染対策情報を掲示板と大学ホームページで発信した.本研究の目的は,長崎大学における新型インフルエンザ流行と学生の行動を解析することである.2009年7月から2010年2月の間に全学部学生7,489人中841人(11.2%)が感染者リストに登録された.2010年6月に3年次学生721人を対象に実施したアンケート調査では,インフルエンザ様症状のあったもの226人(31.3%),新型インフルエンザと診断されたもの164人(22.7%),診断結果を大学に報告したもの120人(16.6%)だった.新型インフルエンザ罹患率はマスク着用率の低い学部で高かった.学生は新型インフルエンザと感染防御に関する情報を主に友人から得ており,掲示板やホームページからは少なかった.大学は全学生に確実に情報を提供すべきであり,学生は適切な感染防御対策を実行すべきである.
著者
糸魚川 淳二
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.97, no.3, 1991-03-15
著者
小野 三嗣 荻野 光男 本間 達二
出版者
日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.35-38, 1964
被引用文献数
3

特別には運動などを行つていない, 医科大学の男子学生について, 能動握力と受動握力及び肩帯固定力を測定し, 次の結果を得た。<BR>1) 能動握力と受動握力とは, その被験全例について, 相関係数を求めると0.52となるが, 約5%の極端なものを除外すると相関係数は0.42に低下する。<BR>2) 受動握力と肩帯固定力との相関係数は, 0.67で, 比較的強い正相関を示す。<BR>3) 力を一定にして浅指屈筋の遠位端, 筋腹中央, 近位端附近の皮膚表面から誘導した筋電図では, 能動的な場合も, 受動的な場合も殆んど差異を認めなかつた。
著者
河合 利修
出版者
日本赤十字豊田看護大学
雑誌
日本赤十字豊田看護大学紀要 = Journal of Japanese Red Cross Toyota College of Nursing (ISSN:13499556)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.77-79, 2011-03-31

人道法国際研究所(International Institute of Humanitarian Law)主催の「国際人道法の現代的課題に関する第33 回円卓会議」(XXXIIIrd Round Table on current problems of IHL)が、「世界規模の暴力-影響と対応」(Global Violences:Consequences and Responses)のテーマのもと、平成22 年9 月9 日から11 日まで、イタリア・サンレモ(San Remo)において開催された。イタリア北西部に位置し、フランス・ニースに近いサンレモは、地中海に面する保養所という雰囲気であり、音楽祭が有名である(現在でも、音楽祭は続いている)。これは、日本赤十字社から会議に派遣された小職の報告である。
著者
河合 利修
出版者
日本赤十字豊田看護大学
雑誌
日本赤十字豊田看護大学紀要 = Journal of Japanese Red Cross Toyota College of Nursing (ISSN:13499556)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.77-79, 2011

人道法国際研究所(International Institute of Humanitarian Law)主催の「国際人道法の現代的課題に関する第33 回円卓会議」(XXXIIIrd Round Table on current problems of IHL)が、「世界規模の暴力-影響と対応」(Global Violences:Consequences and Responses)のテーマのもと、平成22 年9 月9 日から11 日まで、イタリア・サンレモ(San Remo)において開催された。イタリア北西部に位置し、フランス・ニースに近いサンレモは、地中海に面する保養所という雰囲気であり、音楽祭が有名である(現在でも、音楽祭は続いている)。これは、日本赤十字社から会議に派遣された小職の報告である。
著者
中島 秀紀 立園 恵巳子 神田 幸則
出版者
九州大学大学院総合理工学研究科
雑誌
九州大学大学院総合理工学報告 (ISSN:03881717)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.329-336, 1992-12-01

A recent model by Kammash and Galbraith (Nuc1. Fusion 29 (1989) 1079) for the energy gain calculation of the Magnetically Insulated Inertial Confinement Fusion (MICF) pellet has employed an incorrect expression for the equation of motion. Use of the correct expression can substantially change the prediction by the model. The input energy may require, at least, an order of magnitude increment to obtain the energy gain factor Q values in the hundreds.