著者
山本 秀夫
出版者
岡山県立記録資料館
雑誌
岡山県立記録資料館紀要 (ISSN:18808506)
巻号頁・発行日
no.15, pp.1-20, 2020-03
著者
小山 聡子 大江 篤 近藤 瑞木 斎藤 英喜 水口 幹記 竹下 悦子 山田 雄司 北條 勝貴 赤澤 春彦 佐々木 聡
出版者
二松學舍大學
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-10-21

本研究では、前近代日本の病気治療と呪術の変遷について、各自の専門とする時代を中心に史料調査などを行なった。1年に2回から3回の研究会を開き、各自の調査および研究成果を報告し、議論してきた。本研究では、日本についても、東アジア全体で考えていくべきであるとする認識を持ち、海外の研究者とも連絡を密にしてきました。2018年8月には、中国の浙江工商大学を会場に、国際シンポジウム「東アジアの歴史における病気治療と呪術」を主催した。本研究の成果は、前近代日本の病気治療と呪術に関して、各自の専門分野から論じた論集を2019年度末までに出版する予定となっており、現在、準備中である。
著者
横井 彩 眞鍋 求 能登 舞 蓮沼 直子 野澤 一美 川口 尚子 情野 治良 奥田 誠 吉田 康弘
出版者
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
雑誌
皮膚の科学 (ISSN:13471813)
巻号頁・発行日
vol.17, no.6, pp.347-353, 2018 (Released:2019-08-13)
参考文献数
7

乾皮症に対して,保湿剤によるスキンケアが有用であることは広く周知されている。そこで今回,我々は同一分子内に両荷電を有する両親媒性キトサン誘導体である部分ミリストイル化カルボシキシメチルキトサン(以下 PMCMC)を配合した O/W 型乳液を開発し,乾皮症を有する被験者19名に対する保湿効果を検討した。 4 週間の使用試験の結果,皮膚所見(乾燥・落屑)・角層水分量・経皮水分蒸散量・痒みのいずれの項目も,試験開始時に比べ有意な改善が認められ,対照として用いたW/O 型乳化製剤のヘパリン類似物質製剤(医薬品)と同等であった。また,興味深いことに,被験者による使用感評価は対照よりも高く評価された。これらの所見は,PMCMC 配合乳液が医薬品と同等の保湿効果と高い使用感特性を有することを示唆するものである。よって,本製品はアドヒアランスやスキンケアの継続性を高め,また QOL の向上に寄与することが期待される。 (皮膚の科学,17 : 347-353, 2018)

1 0 0 0 基督教年鑑

著者
和氣清一
出版者
キリスト新聞社
巻号頁・発行日
vol.1948, 1948
著者
馬 剛
出版者
静岡大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

ノビレチンはポリメトキシフラボノイドの一種であり、シークヮーサーやポンカンなどカンキツのごく一部の品種に含まれる。本研究課題では、ノビレチンを多く蓄積する ‘太田ポンカン’とほとんど蓄積しない‘宮川早生’の果皮を用いてマイクロアレイ解析を行うことにより、ノビレチン生合成を調節する転写因子を単離する。単離した転写因子をアグロインフィルトレーション法を用いてカンキツ果実またはカルスに導入し、機能解析を行う。本研究では、カンキツ果実におけるノビレチン生合成に関わる遺伝子の発現調節機構の解明を目的とする。
著者
久田 孝
出版者
一般財団法人 日本健康開発財団
雑誌
日本健康開発雑誌 (ISSN:2432602X)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.22-29, 2018 (Released:2019-10-26)
参考文献数
8

背景・目的 日本国内の沿岸地域で、海藻風呂、特にカジメ風呂が伝統的に利用されてきた。カジメ類はミネラル、海藻ポリフェノール含量が高く、機能性食品の素材として非常に有望である。これらの機能性成分は海藻風呂でも有効と考えられるが、まだ詳細な検討はされていない。そこで本研究では、これらの機能性成分について、海藻風呂濃度での生理活性を明らかにすることを目的とした。方法 文献やウェブ情報より全国で海藻風呂を提供している機関、使用法、現地の様子を調査した。乾燥アラメEisenia bycyclisの熱水抽出液について、海藻風呂濃度における表皮菌数、肌水分に及ぼす影響、また抗酸化特性を検討した。結果 千葉県、茨城県、三重県、石川県などでカジメ風呂が提供されており、太平洋側ではアラメが多く使用されている。アラメ風呂の濃度において、粘度、抗菌性、肌水分に及ぼす影響は顕著ではなかったが、抗酸化性、特にスーパーオキシドアニオン (O2-) ラジカル消去能は顕著であった。考察 O2-ラジカルは生体内で最初に発生する活性酸素で、その抑制が活性酸素による様々な損傷から細胞を保護すると考えられている。今回示されたカジメ風呂濃度でも十分にその機能が期待できることから、今後、表皮における O2-ラジカル消去能が実際の肌および身体全体の健康に及ぼす影響について検討する必要がある。
著者
柚木 靖史
出版者
広島女学院大学人文学部
雑誌
広島女学院大学人文学部紀要 (ISSN:24353124)
巻号頁・発行日
no.1, pp.72(1)-50(23), 2020-03-13

本稿は、『源氏物語』の二字漢語動詞を対象に、その語種と使用数を確認し、それぞれの語について、中国文献での意味と『源氏物語』での意味を比べた。その結果、『源氏物語』の二字漢語動詞には、「中国文献(漢籍・仏典)での意味とほぼ一致する漢語」「中国文献に比べて『源氏物語』の漢語の意味が限定的である漢語」「中国文献と『源氏物語』とで、意味が異なる漢語」が認められ、もっとも多いのは、「中国文献に比べて『源氏物語』の漢語の意味が限定的である漢語」であり、この意味の限定化が漢語受容の大きな特徴の一つであることを指摘した。
著者
小林 浩 吉田 昭三 春田 祥司 重富 洋志 吉澤 順子 野口 武俊
出版者
奈良県立医科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01

子宮内膜症からの癌化機序として遺伝子不安定性等を検討した。繰り返す月経血の逆流による酸化ストレスにより、子宮内膜症自体に遺伝子変異が生じており、脱落膜化機能に関連した遺伝子群がメチル化され発現低下していた。これはすでに子宮内膜症患者の正所子宮内膜においてもその発現変化を確認できた。毎月おこる月経血に含まれるヘモグロビンによるヘムや鉄により酸化ストレスによりG→T変異を起こし遺伝子変異が惹起された。元来胎児期から子宮内膜に遺伝子変異を有していると推定された女性が、生後に繰り返す出血により広範囲な遺伝子変異が発生し、鉄による酸化ストレスの影響を受けて子宮内膜症から発がんする機序を検討した。
著者
大西 久仁彦 岩間 章介 飯田 真司 後藤 信昭 隆 元英 河野 邦彦 三島 昭彦 野村 文夫 木村 邦夫 武者 広隆 小藤田 和郎 奥田 邦雄
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.21, no.12, pp.1647-1654, 1980-12-25 (Released:2009-05-26)
参考文献数
27
被引用文献数
2 1

158名の肝硬変症と79名の原発性肝細胞癌患者を血清中HBs抗原の存否,日本酒1日1合以上10年間以上の飲酒歴の有無によりI群:HBsAg(+),飲酒歴(-),II群:HBsAg(+),飲酒歴(+),II群:HBsAg(-),飲酒歴(-),IV群:HBsAg(-),飲酒歴(+)の4群に分け,それら患者の診断確定時の年齢を比較した.肝硬変に関しては飲酒歴を有するII群,IV群の年齢が飲酒歴のないI群,III群に比して共に8歳若く,II群の年齢が39歳で一番若かった.又1日日本酒にして1合以上の飲酒歴のある者では飲酒量の程度は肝硬変の診断時期の年齢に影響せず,1日1合以上3合未満の飲酒でも肝硬変と診断される時期は有意に早かった.原発性肝細胞癌については,HBs抗原保有者において,1日1合以上の飲酒歴がある患者ではその原発性肝細胞癌としての診断確定時の年齢は有意に9年若かった.HBs抗原陰性の者において,1日5合以上の飲酒歴がある患者では,原発性肝細胞癌としての診断確定時の年齢は飲酒歴のない者に比して有意に9年若かった.以上の結果から,長期間にわたる飲酒は肝硬変の進展の重要な促進因子の1つとなっている可能性が考えられる.又原発性肝細胞癌の発生に関しても,長期間の飲酒が1つの促進因子となっている可能性があり,HBs抗原保有者においては軽度の飲酒(1日1合以上3合未満)もつつしむべきである.又HBs抗原陰性者においては大量の飲酒(1日5合以上)をひかえるべきである.
著者
山本 昌宏
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
応用数理 (ISSN:24321982)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.85-95, 2000-06-15 (Released:2017-04-08)
参考文献数
26

We discuss the mathematical analysis in non-destructive techniques and stress the role. For the account, we take one problem of determining subboundaries by means of a stationary heat conduction process. A part of boundary is unknown to be determined from measurements of temperature and heat flux on the rest subboundary. In this problem, we distinguish two schemes: (A) Original continuous forward problem=Discretized forward problem=Inverse problem to the discretized forward problem. (B) Original continuous forward problem=Inverse problem to the continuous forward problem=Discretized inverse problem. As for the second step in the scheme (B), we show the uniqueness and stability for our inverse problem and point usefulness of such results for numerical computations. We assert that the mathematical analysis should eventually synthesize these two schemes.