著者
澤 宣成 伊藤 毅志
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2012論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.6, pp.183-186, 2012-11-09

将棋におけるプレイスタイルである棋風に着目し,人間がどういった特徴要素に対してそれを感じているかを棋譜から抽出した特徴要素の統計的分析によって明らかにすることを試みた.その結果、いくつかの特徴を発見した.
著者
橋本 良明
出版者
金沢大学十全医学会
雑誌
金沢大学十全医学会雑誌 (ISSN:00227226)
巻号頁・発行日
vol.89, no.1, pp.65-89, 1980-02-01
著者
松林 景子 蓮池 公威
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第65回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.126-127, 2018 (Released:2018-06-21)

近年、帳票の電子化が進んでいるが、官公庁や企業では依然として、手書きの紙帳票の管理やシステムへの入力に多くの時間と労力が費やされている。富士ゼロックスではこのような業務に対応するため、手書き用帳票の設計から、印刷、帳票回収後のデータのOCR読み取り・入力、進捗状況の可視化、書類の不備の確認、各種通知文書等の印刷、台帳管理まで、帳票処理に関する業務プロセスをトータルにサポートするシステムを汎用商品化した。この商品化に至る過程では、最初に官公庁向け帳票処理業務のシステムの概念モデルが構想され、そこから個別案件での具現化とモデルの修正を経て商品化を果たした。本稿では、概念モデルを具現化する個別案件からデザイナーが参画しHCDプロセスを実践することにより、システム構築と運用からメッセージと業務モデルを抽出し、汎用商品化を実現したプロセスを報告する。
著者
杉本 信 並木 真理子
出版者
一般社団法人 日本保育学会
雑誌
保育学研究 (ISSN:13409808)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.279-292, 2014-12-25 (Released:2017-08-04)

本研究の目的は,母親の怒り感情の抑制と怒り感情への評価,子育てに関するメタ認知,育児自己効力感の関連を検討することであった。4〜5歳児を持つ母親を対象に,子育てに関する怒り感情の抑制と評価,子育てに関するメタ認知,育児自己効力感に関する質問紙調査を実施した。結果,以下の点が明らかとなった。怒り感情への評価の『他者懸念』と子育てに関するメタ認知の「他者をとおした省察」との間に有意な正の相関を見出し,怒り感情に対して他者を意識している母親は,他者をとおして自分の育児を見直していることを示した。また,怒り感情への評価の『負担感』と育児自己効力感との間に有意な負の相関が見出され,怒り感情を負担であると評価していない母親の育児自己効力感が高いことを示した。
著者
南 学 Minami Manabu
出版者
三重大学教養教育院
雑誌
三重大学教養教育院研究紀要 = Bulletin of the college of liberal arts and sciences, Mie University
巻号頁・発行日
no.4, pp.53-59, 2019-03-30

本研究では、現代の若者がもつ幸福観との関連から生活満足度と協調的幸福感を測定することを目的として検討を行った。結果は、幸福観によって若者を3 群に分けたところ、生活満足度と協調的幸福感において「現状満足群」はほとんどの因子で低く、「全追求群」が高い評価となっていた。これらの結果から、古市(2011;2013)が提唱した若者の価値観の傾向と幸福感を結びつけた解釈は実証的根拠に乏しいことが示唆された。
著者
佐藤 至英
出版者
北翔大学
雑誌
北方圏生活福祉研究所年報 = Bulletin of Northern Regions Research Center for Human Service Studies (ISSN:1342761X)
巻号頁・発行日
no.13, pp.67-69, 2007

フィンランドにおけるホームレス政策は,比較的成功している事例として世界的に注目されている。1987年18,000人近くいた単身ホームレスや1,400世帯のホームレス世帯は,1996年には単身ホームレスが44%,ホームレス世帯は74%減少している。2006年現在,フィンランドにおけるホームレス人口は,単身ホームレス7,400人,ホームレス家族300。フィンランドのホームレス対策において中心的役割を担っているNPO(Y財団)のハンヌ・プットネン代表からホームレス支援活動(永住のための住宅供給)の実態について,またヘルシンキ郊外にあるケアクリニックのジルキ・ラウスバアラ所長ならびに長期入所している元ホームレスの男性2人からリハビリテーション・プログラムの実際について,インタビューした。
著者
曺 圭意
出版者
早稲田大学人間科学学術院
雑誌
人間科学研究 = Waseda journal of human sciences (ISSN:18800270)
巻号頁・発行日
vol.第18巻, no.第2号, pp.215-228, 2005