著者
大山元帥伝刊行会著
出版者
マツノ書店
巻号頁・発行日
2012
著者
渡辺 喜代美
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.266-272, 2010
被引用文献数
1 2

近年,洋雑誌の高騰が続いたため,購読誌が激減してしまった。その打開策として,冊子体を購読中止し,電子ジャーナルを導入し,情報の効率的な活用に努めている。しかし,電子ジャーナルもまた,毎年値上げがあり,今後の利用頻度によっては,別の入手方法に切り替えることも想定される。オープンアクセスやリンクリゾルバ等の活用も含め,今後の活用については課題が多い。本稿では,近年の洋雑誌の価格高騰(いわゆるシリアルズ・クライシス)に対する企業の情報部門における対応について事例を報告する。まず弊社の知的財産部の情報関連実務について2章で紹介した後,3章で雑誌価格の高騰に対する当社の対応について詳述する。4章で,今後の課題と展開について述べる。

1 0 0 0 肺磁図

著者
千代谷 慶三
出版者
克誠堂出版
雑誌
日本胸部臨床 (ISSN:03853667)
巻号頁・発行日
vol.40, no.10, pp.p811-816, 1981-10
著者
川合 康央 惠羅 博
出版者
文教大学大学院情報学研究科
雑誌
情報学ジャーナル = Journal of Information and Communication (ISSN:21856850)
巻号頁・発行日
vol.2, 2007-01-01

本研究は,都市空間における人間行動を,莫際の利用者行動や,実測に基づくモデルによって,その特性を解析するものである。今回は,中規模ターミナル駅である湘南台駅を研究対象として,利用者の行動を実際の追跡調査から明らかにすることから,空間の利用実態を調査する。湘南台に乗り入れている3路線(小田急線・相模鉄道線・横浜市営地下鉄線)と利用者の多い4つの出口の7箇所において調査を行った。また,それを元にCGモデルを作成することで,新しい湘南台駅の空間モデルを検討する。これらは,中規模ターミナル駅の新しい空間構成のあり方に関する基礎的な研究である。This research clarifies human behavior by tracing survey. The survey space is Shonandai Terminal as medium-scale terminal. Based on Actual situation and Sign design, We did Tracing survey on 3 ticket gates and 4 exits.
著者
林 明男 池田 直樹 東条 尚 山本 良二 多田 弘人
出版者
特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.682-686, 2004-07-15
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

気管用ダブルルーメンチューブ使用により第2-5気管軟骨膜様部に損傷を来たした症例を経験したので報告する.症例は48歳女性.身長156cm, 体重48kg.右肺癌cT4N1M0に対し化学療法4コース施行後に右肺中葉切除及び右胸腔内温熱療法を施行した.挿管チューブは左用35Frダブルルーメンチューブ (ポーテックス社製ブルーライン・気管支内チューブ) を使用.挿管は容易であったが至適位置での固定が困難で, やむを得ずチューブを強く押し込んだ形で固定した.術中は左片肺換気を行い明らかな異常は認めず, 抜管後退室した.術後1日目に前胸部皮下気腫を認め増強傾向であったため術後2日目に胸部CT及び気管支鏡を施行.気管周囲に著明な縦隔気腫像を認め, 第2気管軟骨輪部を中心に膜様部が非薄化し裂傷が疑われた.同日緊急手術でこれを修復し, 初回手術後14日目に退院した.文献的考察を加え報告する.
著者
はたなか たいち
出版者
人工知能学会
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

近年のアニメブームにより, 日本国内だけでも年間 100 本以上のアニメが制作されている.それにより, アニメのクオリティーは進歩を遂げており,1 本あたりにかかる制作費や制作時間も上昇傾向にある.しかしながら,アニメを作る際の出資額がそれに伴っておらず, 制作会社の金銭的負担が増加している.一方で,近年,ディープラーニングの飛躍的な発展を背景として,人工知能(Artificial Intelligence: AI) が社会を変える基盤技術として注目を集めている.本発表では人工知能をどのようにアニメ業界に導入していくのか,その際に問題となることはどのようなことなのか,また,創作者と人工知能という視点からアニメ業界を俯瞰し,アニメの未来について述べる予定である.
著者
佐藤 慎 大城 昌平
雑誌
リハビリテーション科学ジャーナル = Journal of Rehabilitation Sciences Seirei Christopher University
巻号頁・発行日
vol.8, pp.107-115, 2013-03-31

骨格筋減少症といわれるサルコペニアは高齢者の虚弱発生の主要な原因であり,老年医学及びリハビリテーションの観点からも重要な課題とされている.近年,国内外問わずサルコペニアに関する知見(判断基準,分類,メカニズム,治療など)が多数報告されている.その中でサルコペニアと栄養との関連性を指摘しているものがある.近年「栄養ケアなくしてリハなし」といわれ,低栄養状態が高齢者の生命予後やActivities of Daily Living(ADL)の悪化につながるとされており,栄養とリハビリテーションの関係が注目されている.本論文では,サルコペニアの概念・メカニズム・治療(栄養介入,運動介入)に関して述べ,さらに今後の課題として,トレーニング介入時の栄養状態に着目することの重要性に関して考察した.
著者
松田 宗 田中 法博 市川 拓磨 望月 宏祐 室屋 泰三 北村 仁美
雑誌
研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2014-CG-155, no.1, pp.1-7, 2014-06-21

分光的な光反射モデルに基づいた工芸作品の CG 再現手法を提案する.本研究では東京国立近代美術館に所蔵されている 「十二の鷹」 を対象とした.この工芸作品は明治期に鈴木長吉によって制作された金工作品である.最初に 「十二の鷹」 の一つの頭部をレーザレンジファインダで形状計測する.このとき欠損部分は複数のレンジ画像から合成して補完する.2 番目に金工作品の各材質をレンダリングするために分光的な光反射モデルを構築する.このモデルは金属,合金,不均質誘電体の反射を記述することができる.本稿では,合金として朧銀の反射特性をこのモデルで記述した.3 番目に RGB カメラ出力から分光反射率を推定するアルゴリズムを提案する.そして,工芸作品の材質はこの分光反射率に基づいて判別される.最後に推定した材質の情報で工芸作品の CG を生成した.
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.642, pp.8-13, 2016-06-27

最終列車が通過してから1時間後の午前1時半過ぎ、横浜中心部の地下を通る横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅構内にブレーカーの音が響き始めた。コンクリートの道床に鉄筋コンクリート(RC)製の枕木を直接埋め込んだ「直結軌道」と呼ぶ地下鉄特有の軌道か…
著者
市川 定夫
出版者
The Genetics Society of Japan
雑誌
JAPANESE JOURNAL OF GENETICS (ISSN:0021504X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.409-423, 1981
被引用文献数
18

Two triploid clones (KU 7 and KU 9) of Tradescantia heterozygous for flower color were exposed to 1 to 42.3R of gamma rays or the scattering radiation in the gamma field of the Institute of Radiation . Breeding. Occurrence of somatic pink mutations in the stamen hairs was investigated 10 to 16 (or 14) days after irradiation. The mutation frequency was found to increase linearly with increasing gamma-ray exposure in the both clones, and the frequencies of 0.437 and 0.468 pink mutant events per 103 hairs per R were determined for KU 7 and KU 9, respectively. When the data collected in the present study were analyzed together with those obtained in earlier experiments in the gamma field, linear relationships of the somatic mutation frequency with gamma-ray (2.1 to 201.6R) and scattering radiation (0.72 to 57.6R) exposures were confirmed. Scattering radiation was found to have a genetical efficiency more than two times higher than that of gamma rays. Variation of spontaneous mutation frequency observed in the present study and in earlier studies was inversely correlated to temperature variation.
著者
寺坂 晋作 竹原 康浩 高畠 靖志 宇野 英一 土屋 良武 林 浩嗣 山村 修 青竹 康雄
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.29, no.6, pp.735-739, 2007-11-25 (Released:2009-02-06)
参考文献数
7
被引用文献数
8 7

脳卒中リハにおいて予後予測は重要なテーマである. 今回, 急性期脳卒中患者の予後についてFIMを用いて検討した. 2005年4月から1年間の脳卒中患者208例 (くも膜下出血は除外) のうち, 入院から2週経過時の運動FIMが80点未満の123例を対象とした. 2週時運動FIMより70~79点, 50~69点, 50点未満の3群に分類し, 運動FIM50点未満の83例は, 運動FIM利得15点以上の高回復群 (30例) と14点以下の低回復群 (53例) に細分類した上で, 運動FIMと認知FIM, 自宅復帰率, 歩行獲得率, 在院日数を比較した. 2週時運動FIM50点以上のセルフケア自立群と半介助群では, 退院時運動FIMがそれぞれ80.9, 72.7, 歩行獲得率は100%, 90.9%であり退院までに高いADL獲得が可能であった. 50点未満の全介助群では退院時運動FIMは38.8, 歩行獲得率36.1%と前2群に比べ低値であった. 全介助群のうち高回復群の2週時認知FIMは24.2であり, 低回復群の12.5に比べ有意に高かった. 2週時運動FIMが50以上であれば高いADL獲得が可能である. 2週時運動FIMが50未満であっても認知FIMが高ければ, その後高いADL獲得の可能性が示唆された.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.282, pp.32-33, 2001-06-22

鳥取県が発注した道路の地盤改良工事で,建設業法で禁じている一括下請け(丸投げ)があったとして,国土交通省と鳥取県は6月1日,大手建設会社や地元建設会社など計14社に6月14日から7〜22日間の営業停止処分を科した。 処分を受けた大臣許可会社は,東洋建設,不動建設,フドウ技研,小野田ケミコ,グリーン工業(本社,鳥取市),三洋(本社,大阪市)の計6社。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.442, pp.54-56, 2008-02-22

相次ぐ談合の摘発を受けて、建設業法上の営業停止処分を科される建設会社が続出している。営業停止の期間や適用地域を拡大する罰則強化の流れも止まらない。その一方で、営業停止期間中にしてはならない行為と、してもかまわない行為の線引きにはあいまいな部分が残る。営業停止期間中の建設各社は、処分内容以上の厳格さで自己規制し、慎重に対応している。 「営業停止」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.318, pp.65-66, 2002-12-27

国土交通省は,事故を起こした場合の営業停止処分を2002年5月1日から強化し始めた(下の表を参照)。処分が完了してから3年以内に再び事故を起こせば,営業停止の期間は1.5倍に延長される。「繰り返し事故を起こすと処分が重くなるようにして,抑止効果を期待する」と国交省建設業課の山本博之課長補佐は説明する。
著者
水落 憲和
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.64, no.12, pp.910-918, 2009
参考文献数
45
被引用文献数
1

ダイヤモンド中の単一窒素-空孔複合体中心(NV中心)の観測とその単一電子スピンの操作が実現してから,量子情報処理に関する多くの重要な動作実証実験が室温で行われ,NV中心に潜在していた優れた特性が示されてきている.NV中心の特徴は,室温において量子ビットとして優れた操作性と長いコヒーレンス時間を持つ単一スピンを,伝送に適する光により検出することが可能な点である.本稿では単一NV中心の特徴やこれまでの研究について,最近の筆者らの研究を含め解説する.
著者
野田 康世
出版者
慶應義塾大学日本語・日本文化教育センター
雑誌
日本語と日本語教育 (ISSN:02865742)
巻号頁・発行日
no.40, pp.159, 2012-03

文学研究科日本語教育学分野修士論文要旨