著者
澤 和孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.194-201, 2000-03

▲パソコン技術という観点から見ると,1998年のiMac登場はいわゆるレガシー・インタフェースを一気に切り捨てた点が衝撃的だった。iMacは外部機器用のインターフェースとしてUSB(Universal Serial Bus)しか持たず,これ以外はEthernet,モデム,IrDA(後のバージョンでは廃止された)といった通信ポートだけ。
著者
柴田 淳
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, pp.138-145, 2000-08

▲電子メールを取り巻く世界で大きな問題となっているのがスパムメールである。迷惑メールを送るための踏み台にされないよう,SMTPサーバーにセキュリティー対策を施すプロバイダーが増えている。▲しかし,セキュリティー対策が裏目に出て,正規利用者のトラブルを引き起こす原因にもなっているのが現状だ。今回はまず,メール送信時のトラブルの背景や回避方法について検討する。
著者
柴田 淳
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.10, pp.126-134, 2000-10

▼メールの送受信や,サーバーに送る前のデータ加工と併せて,メール・クライアント(メーラー)の大きな柱となる機能がメールの保存/管理だ。メールの「保存形式」はメーラーによって異なる。これは,メールの管理方法に影響するだけでなく,メールファイルが壊れるといったトラブルへの対処法とも大きく関連している。
著者
澤 和孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.5, pp.156-163, 2000-05

▲前回はFireWire(IEEE1394)の概要と開発の経緯,および実際に信号伝送に使われている仕組み,特に4本の信号線で高速な転送を可能にした技術である「DS−Link」について解説した。▲FireWireの特徴はこのほかに,ホットプラグ,自動ターミネーション,異なる機器が同時に混在可能,パソコン抜きでもデータの相互転送が可能,といった主に使い勝手の面が挙げられる。
著者
澤 和孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.152-159, 2000-04

▲今回はFireWire(IEEE1394)について解説する。FireWireを搭載した最初のマックは1999年1月に発表された青白きょう体の「Power Macintosh G3」である。その後,10月に登場した「iMac DV」シリーズでも採用され,新しい「PowerBook」で初めてノート・パソコンに搭載された。
著者
片山 明久 カタヤマ アキヒサ Katayama Akihisa
出版者
同志社大学政策学会
雑誌
同志社政策科学研究 = Doshisha policy and managemant review (ISSN:18808336)
巻号頁・発行日
pp.19-26, 2016-02

20周年記念特集号本稿では、コンテンツツーリズムが情報社会の進展という社会変化に伴って興った新たな観光の潮流と位置付けられること、また観光における「消費者」と「生産者」の二項対立という構図を転換させたパラダイムシフトであることを示した。そしてコンテンツツーリズムにおいて旅行者が真に求めるものを「ものがたり創造」という言葉で提起し、その目的が修学旅行など他の観光形態においても現出し得るという可能性を示した。
著者
三谷 保弘
出版者
保健医療学学会
雑誌
保健医療学雑誌
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.54-60, 2016

<p><tt>本研究の目的は,マーチング演奏が体幹運動と体幹・下肢の筋活動に及ぼす影響について検討することである.</tt>10 <tt>名の女子大学生を対象とし,トランペットならびにマーチングユーフォニアムを用いたマーチング演奏時の体幹運動と体幹・下肢の筋活動を測定した.トランペットならびにマーチングユーフォニアムを用いたマーチング演奏では,いずれも自然歩行に比べて上部体幹の最大後傾角の増大と,上部体幹の最大前傾角,左右傾斜可動範囲,左右回旋可動範囲の減少が認められた.また,僧帽筋,</tt>腰部傍脊柱筋,大腿直筋,大腿二頭筋,腓腹筋の筋活動の増大が認められた.これらの楽器を用いたマーチング演奏では,体幹・下肢の力学的負荷が増大することが示唆された.</p>
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1562, pp.82-85, 2010-10-18

東京・円山町にある創作魚料理店「開花屋 BY THE SEA」は毎夜、そんな評を聞きつけて来た海外観光客で溢れている。 16坪の狭い店内に肩を並べて座り、駿河湾や相模湾から直送された魚の刺し身やマグロのカマのスペアリブなど、ボリュームのある魚料理に手を伸ばす。ビールやワイン、日本酒までもが飛ぶように売れる。
著者
崔 乗日 森田 昌嗣
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.45, no.6, pp.55-64, 1999
参考文献数
6
被引用文献数
2

本研究では, 人々の屋外生活に最も身近な装置類の開発及び計画・設計方法を模索するために, 都市環境装置の一つであり, 街路に数多く設置され種類多様な車止めを研究の対象とする。車止めの製品の特徴と設置上の問題点から車止めのデザインにおいて考慮すべき課題を明らかにすることを目的としている。製品の特徴については, 市販されている車止めの製品調査から整理し, また都市内街路の車止めの実態調査から設置上の考慮すべき事項を整理した。その結果, 製品の特徴と設置上の考慮すべきデザイン課題には, 機能と製造上の解決すべき課題と景観及びメンテナンスにおいて対応すべき課題が関連していることが分かった。その課題解決のための車止めの製品化においては, "標準化"を前提とした"多様化"を踏まえることが, 人々の生活や都市環境との関係を考慮した車止めの製品化を進める一つの方向になり得ることが示唆できた。
著者
松野 元樹 田中 翔 原 拓希 川本 峻頌 下山 翔 川島 崇 積田 大介 城戸 康 橋本 司 高木 友博
出版者
人工知能学会
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

本研究ではマルチエージェントシステムを念頭に、タスク実行に必要なリソースとメンバー能力のマッチング問題を考える。我々はタスク・リソースマッチング問題に対し深層強化学習を用いて現代的な解法を構築し、基準となるいくつかの既存手法と多角的な観点から比較しながら提案手法の評価を行った。数値実験の結果により、深層強化学習は組み合わせ最適化問題において実行時間と組み合わせ精度の両立を狙う際に有用であるということが明らかにされた。
著者
中村 雅美 青戸 勇太 森山 健 前田 俊二 鈴木 寛 堀江 聖岳
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.650-651, 2018

<p>高速道路での逆走は、死亡事故につながる可能性が高い非常に危険な事案である。高齢化の進展といった社会状況のもと、逆走事故の発生件数は依然として多い状況にあり、逆走対策の必要性は高い。我々は、一般物体検出手法であるSingle Shot MultiBox Detectorと動きを捉えるOptical Flowを組み合わせた逆走検知手法を提案してきた。本報告では、提案手法の車両検知精度の評価結果について述べる。</p>
著者
工藤 孝浩
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.80, no.1, pp.66-68, 2014 (Released:2014-01-29)
参考文献数
6
被引用文献数
2
著者
森山 健 青戸 勇太 前田 俊二 鈴木 寛 堀江 聖岳
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.652-653, 2018

<p>現代の車社会において,衝突防止や駐車支援など車両への安全対策や運転支援技術の搭載が加速されている.特に地方においては,車なしの生活を送ることは不可能に近く,事故を未然に防ぐことは,難しい状況にある.本研究は,逆走事故に焦点を当て,逆走車両の識別を目的とするものであり,本報告では、一般物体検出手法であるSingle Shot MultiBox Detectorと動きを捉えるOptical Flowを組み合わせた逆走検知手法を提案する。</p>