1 0 0 0 流離の譜

著者
滝口康彦著
出版者
講談社
巻号頁・発行日
1984
著者
川野 晃嗣
出版者
医学書院
雑誌
臨床眼科 (ISSN:03705579)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.76-77, 1993-10-30

斜切開について 超音波乳化吸引術および6mm光学部直径眼内レンズ移植の際に強角膜切開の中心を1時半ないし10時半に置いて12時経線を切開しないでおくと(斜切開すなわち後述のベント切開),術後早期から角膜乱視の変化が少なく長期に安定している(図1)。これはこの切開部位が,外眼器(眼瞼,外眼筋)の影響を受けにくいために創傷治癒が起こりやすいことで説明される。 一般に眼球外の病的組織や器官,あるいは外眼手術が角膜乱視と関連をもつことについては過去に多くの報告がある。古くは霰粒腫が一過性に角膜乱視をひき起こすという報告があり,また眼瞼いちご状血管腫が眼球を圧迫することによって,その圧迫方向に角膜乱視強主経線が形成される報告,また先天性眼瞼下垂による角膜乱視が原因で屈折性弱視をひき起こすという報告,さらに眼瞼下垂の手術法によっては角膜乱視が減少したり増強するとした報告など,またさらには斜視手術後の一過性角膜乱視変化の報告などである。
著者
犬塚 則久 笹川 一郎 吉岡 敏雄 高橋 正志
出版者
歯科基礎医学会
雑誌
歯科基礎医学会雑誌 (ISSN:03850137)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.552-561, 1979

従来, 長鼻類の脱落した臼歯に関する記載が乏しかったので, その形態的特徴を明らかにするためにおこなった。<BR>アジアゾウ4頭からえられた臼歯11点について, 計測, 記載した。<BR>脱落歯の特徴は, 咬板数が少ない, 歯冠長が短い, 歯冠高が低い, 歯根が吸収されている, 近心の咬合面が滑らかで, 象牙質彎入が浅い, エナメル摺曲が不明瞭で, 遠心面の接磨面が広い点にある。<BR>歯根の吸収は, 遠心より近心, 中央部より頬舌両側, 上顎歯では頬側, 下顎歯では舌側の方が対側より顕著である。<BR>脱落歯のなかには, 3年間で歯冠高が14-15mm減少した例 (P1. I, 1-4) がみられた。また, 通常は近心から脱落するはずの臼歯において, 遠心の咬板の一部が3カ月早く脱落した例 (P1. 1, 5-7) がみられた。
著者
(晉) 杜預 撰
出版者
中江久四郎
巻号頁・発行日
vol.[3], 1777
著者
鈴木 啓司
出版者
名古屋学院大学総合研究所
雑誌
名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 = THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; HUMANITIES and NATURAL SCIENCES (ISSN:03850056)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.33-50, 2017-01-31

「モノそのものであること」の言語表現を目指す新物質主義に則り,人間というモノそのものの内部状態である「認識」を形式化しようとする論考の14篇目である。筆者は認識を基本的に「絵」と「地」の構図で捉えてきたが,そこには逸すべからざるトピックがある。境界の問題である。境界は絵なのか地なのか,内部なのか外部なのか,はたまた,どちらでもない独立した第三項なのか。境界について,論理,数学の基礎理論をなす集合論的見地が抱える問題から説き起こし,その限界を克服すべく対数的数概念を提示する。これは認識を表現するうえで以前より述べてきたアイデアであるが,本論ではより認識モデルに即した形で再考する。そして,新たな知識像として,集合論的情報をエージェントが共有するのではなく,動的な底のもとに真数,対数の関係でエージェントが協調する対数的モデルを提出する。要は,概念をモノとして語る言語,これが新物質主義の目標である。
著者
水野 一枝 水野 康 西山 加奈 田邊 素子 水谷 嘉浩 小林 大介
出版者
日本生気象学会
雑誌
日本生気象学会雑誌 (ISSN:03891313)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.65-73, 2017

<p>段ボールベッドが低温環境での入眠過程に及ぼす影響を検討した.対象は成人男性 12 名とし,15℃ RH 60% の環境で床の上(条件 F)と床の上に段ボールベッドを使用(条件 B)した場合の 2 条件で 13:15~15:15 に就寝した.測定項目は睡眠脳波記録,皮膚温,寝床内気候,衣服気候,就寝前後の寝具の評価,温冷感,湿潤感,快適感や睡眠感等の主観申告であった.睡眠には条件間で有意差は見られなかった.背の皮膚温は条件 B で条件 F よりも有意に高かった.寝床内温度は,背部の全就床時間,足部の睡眠後半が条件 B で条件 F よりも有意に高かった.主観申告では,条件 B で条件 F よりも寝ていた時の温冷感が有意に暖かい側,快適感も快適側,寝具も柔らかい側の申告であった.低温環境での段ボールベッドの使用は,背の皮膚温,足部と背部の寝床内温度を高く保ち,寝ていた時の主観的な温冷感,快適感,寝具の固さを改善する可能性が示唆された.</p>
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.689, pp.18-19, 2018-06-11

国指定重要文化財「日本橋」(東京都中央区)の上空をまたぐ首都高速道路の地下化ルートが決まった。既存の首都高八重洲線を500mほど活用して、新たにトンネルを建設する区間を1.2kmに抑えた。2020年の東京五輪後に着工する予定だ。

1 0 0 0 OA 女十題

著者
竹久夢二 画
出版者
加藤潤二
巻号頁・発行日
vol.[2], 1938
著者
齊藤 誠 大西 雅彦
出版者
日本ファイナンス学会 MPTフォーラム
雑誌
現代ファイナンス (ISSN:24334464)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.67-82, 2001-03-31 (Released:2018-12-07)
参考文献数
6

本研究は,2000年4月24日に実施された大幅な日経平均株価構成銘柄の入力れ替え(225の構成銘柄のうち30銘柄採用,30銘柄除外)が,個別銘柄の市場流動性や株価形成に与えた影響を分析している.本研究の分析から得られた主要な結果は以下のとおりである.①銘柄入れ替え発表時点をはさんだ東証株価指数の変化率に比して採用銘柄の株価変化率が高く,除外銘柄の株価変化率が低くなっている.ただし,除外銘柄全体としては,発表後半年の間に相対的な下落を相殺するように株価が回復している.②銘柄入れ替え発表前に比した発表後の出来高の変化は,市場の平均的な出来高の変化に比較して,採用銘柄,除外銘柄ともに増加しているが,発表後4カ月以降は採用銘柄の流動性が高まり,除外銘柄の流動性が低くなる傾向を示している.③銘柄入れ替え実施直前に日経平均株価指数先物価格がその理論値から大きく乖離したのは,銘柄入れ替え発表直後のポジション調整を反映して,継続採用銘柄においても株価が一時的に割安状態になったことを示唆している.以上の実証結果に基づいて,銘柄入れ替えの望ましい実施方法に関して議論している.
巻号頁・発行日
vol.[112] 山王祭礼之部, 1000
著者
野田 茂德 Shigenori Noda
出版者
国際コミュニケーション学会
雑誌
国際経営・文化研究 = Cross-cultural business and cultural studies : 国際コミュニケーション学会誌 (ISSN:13431412)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.63-71, 2016-12

Spring of 1978 has come with the thunderstorm. After the storm, there was a blue sky. If the spring storm is an announcement spring seasons and end of winter, people can withstand the storm, however, natural phenomenon sometimes be very violent.Economist Kenneth E. Boulding has discussed "Limit exists in the Spaceship Earth" as a metaphor for the common destiny in his book "The Economics of the Coming Spaceship Earth" (1966).For the Spaceship Earth to reach mature society, there are many issues and difficulties need to be overcome. Can we expect the mature society after the spring storm for the crew of the Spaceship Earth? What are the fundamental issues and difficulties exist in the mature society?This paper is a study on this subject of "reality and problems of 1978 society".
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.378, pp.34-37, 2006-12

1953年、愛知県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、アイシン精機、リクルート、ノエビアを経て1997年にリスクEヘッジ設立。危機管理コンサルタントとして上場企業などを指導している。近著に「そんな謝罪では会社が危ない」(文春文庫) ピンチに陥ってまず考えるべきは、現状の「復元」ではなく「悪化の防止」—。危機管理コンサルタントの田中辰巳氏はこう話す。