著者
三村 昌義
出版者
神戸親和女子大学
雑誌
神戸親和女子大学研究論叢 (ISSN:13413104)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.67-94, 1996-10-01

いわゆる古典落語と称されるものと、新作落語と称されるものとの区別は、曖昧な部分があり、今日、古典とされる話材も、実は、落語が庶民の娯楽の中心であった明治期に、文明開化の風俗、風物を取り入れて新作、或いは改作されたものも多く、又、明治期に輸入された、西洋の話材を翻案したかと思われるものも多く見受けられるように思われる。
出版者
日経ホーム出版社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.304, pp.24-27, 2008-03

配当銘柄を利回りだけで選ぶのは厳禁、と語るのはエース証券の河合達憲さん。河合さんは、配当と株価上昇がダブルで狙える「今が旬」な銘柄のスクリーニング方法を教えてくれた。

1 0 0 0 OA 寺田屋の夜襲

著者
宮崎猛矩 著
出版者
中村書店
巻号頁・発行日
1929
著者
池田 幸穂 幡野 義行 松塚 雅博 濱田 武
出版者
杏林医学会
雑誌
杏林医学会雑誌 (ISSN:03685829)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.47-60, 1999-03-31 (Released:2017-02-13)
参考文献数
13

自然環境の荒廃著しい丹沢山塊における人間活動影響を評価するため降水と沢水の化学動態に基づいて各集水地の地質特性を検討し,個々の水系のキャラクタリゼーションを試みた。山塊主稜線によって分水される東北斜面の中津川,西斜面の玄倉川,南西斜面の水無川,および山塊東端の大山南東斜面の大山川の4水系における沢水,および標高立地の異なる5地点での降水を採取し, ICP発光分析,イオンクロマト,炭素分析によって主要無機化学種を定量した。水系間の比較により,沢水の化学性はそれぞれの水系に固有の性質であることが示唆されたが,降水の寄与による季節変動が認められた。沢水の化学性における降水の寄与を除くため降水中の塩化物イオンに対する各化学種の組成比に基づいて風化起源の濃度を求め,風化起源化学種の組成比の組み合わせによる水系間の比較を行った。その結果,各水系の水質は風化起源化学種間の組成比の組み合わせによる7種類の水質指標によって分類され,それぞれの分布が丹沢山塊の地質区分と良好な対応関係を示すことが分かった。本研究は水系の化学性によって集水地の地質と化学風化の態様に関わる特性を把握する可能性を示し,対象水系における環境影響を評価するために必要な基礎的知見を提供する。

1 0 0 0 OA 古画備考 50巻

著者
朝岡, 興禎
出版者
巻号頁・発行日
vol.[43],
著者
三浦 篤史 青木 芙美 桃井 宏樹 柳沢 国道 大井 敬子 大橋 正明 竹内 玲子 小林 由美子 佐々木 由美 大倉 輝明 跡部 治
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.719-725, 2009-01-30 (Released:2009-04-08)
参考文献数
6

佐久総合病院では,筋弛緩薬,カリウム製剤などはハイリスク薬として扱われているが,インスリンは事故防止のために標準化された対策がなされていない。今回我々は,多職種に渡ったチームを構成し医療改善運動を行なった。チームでは薬剤師が中心となり,Quality Control (QC) 手法を利用してインスリン投与の過誤を防止するための対策に取り組んだ。その結果,インスリン取り扱いに関するヒヤリ・ハットは減少した。薬剤に関したヒヤリ・ハット事例は多く,薬剤師のリスクマネジメントに果たす役割は大きいと考えられる。今後,薬剤師は積極的にリスクマネジメントに関わり,医薬品が関与する医療事故を未然に防止することが望まれる。そのことからも,QC手法を活用し,医療改善運動に取り組むことは効果的な活動と考えられた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.297, pp.61-65, 2014-07

高齢者住宅の場合、営業を強化してもケアマネジャーやMSWから継続的に入居者を紹介してもらうには、信頼関係の構築に時間がかかる。一方で見学時の対応は、その後の契約を直接左右する。そのため同社では、見学から契約に至った割合を示す「見学契約率」(契…
著者
小室 康雄 明日山 秀文
出版者
The Phytopathological Society of Japan
雑誌
日本植物病理学会報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.77-82, 1955
被引用文献数
4

1) 主として東京附近で採集した各種植物モザイク株から判別植物に汁液接種して, キユウリ・モザイク・バイラス (CMV) の分離を試みた。1949年から55年に至る間47科150種 (試料数573点) の植物を供試したが, その中32科68種 (試料数202点) からCMVが分離された。<br>2) 外国でCMVの分離されている植物の中, トマト, タバコ, セルリ等37種の植物では本調査でもCMVを検出することができた。この中わが国で栽培または自生が比較的普通であり, モザイク株からの分離率が50%以上を示したものはキユウリメロン, タバコ, プリムラ, セルリ, ムシトリナデシコ, ハコベ, イヌビユ, フダンソウ, ホウレンソウ, ツユクサ, トウモロコシ等である。しかし次の植物では全く或いは殆んど分離されなかつた。キク, ダリア, マリーゴールド, キキヨウ, トウガラシ, ホオズキ, インゲン, エンドウ, アイリス, スイセン, ヒヤシンス, チユーリツプ, カラー, ユリ類。<br>3) 自然のモザイク株から今回始めてCMVが分離された植物は, シユンギク, カラスウリ, マクワウリ, ヘチマ, ワスレナグサ, シナワスレナグサ, オオトウワタ, ニチニチソウ, オトメザクラ, キバナ, クリンザクラ, ミツバ, イロマツヨイ (ゴデチア), ホウセンカ, アルサイク・クロバー, ダイコン, コマツナ, ヨウシユナタネ, カラシナ, キヤベツ, ハクサイ, セキチク, カワラナデシコ, スイセンノウ, カスミソウ, ミミナグサ, スベリヒユ, センニチコウ, ハゲイトウ, ソバ, ミヨウガ, ムラサキツユクサ, ヤブミヨウガ, サトイモ等30数種である。この中本調査で分離率が50%以上であり, かつわが国で比較的普通に栽培されるものは, シユンギク, ヘチマ, マクワウリ, ミツバ, ダイコン, ソバ, サトイモ等である。<br>4) 東京附近の雑草でCMVによるモザイク株が屡々観察されたのはツユクサ, ハコベ, ミミナグサ, カラスウリ, ミヨウガ等であつた。
著者
原 聡
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

深層学習モデルはその複雑な内部のネットワーク構造がゆえに、モデルがどのような認識機構に基づいて画像認識を行っているかを人間がうかがい知ることはできない。このモデルのブラックボックス性を緩和して説明性を高めるために、特に画像認識の分野において視覚的な説明性を向上させる方法の研究が進めらている。これら視覚的な説明では、深層学習モデルが画像中のどの領域を根拠に認識を行なっているか、その認識対象を特定してハイライトする。本研究では鮮明なハイライトを得るための前処理方法として活性固定化を提案する。活性固定化ではまず前処理として深層学習モデルの認識に寄与している主要な構造だけを残して、残りの非主要部を枝刈りする。その後で既存の視覚的説明法でハイライトを生成する。このように前処理として活性固定化によりモデルの非主要部を枝刈りすることで、非主要部に由来するノイズを除去した鮮明なハイライトを生成できる。