著者
雲英 末雄
出版者
俳文学会
雑誌
連歌俳諧研究 (ISSN:03873269)
巻号頁・発行日
vol.1968, no.35, pp.15-22, 1968-09-01 (Released:2010-08-25)
著者
中村 俊定 雲英 末雄
出版者
早稲田大学国文学会
雑誌
国文学研究 (ISSN:03898636)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.105-131, 1967-03-01
著者
大河内 朋子 OKOCHI Tomoko
出版者
三重大学人文学部文化学科
雑誌
人文論叢 = Bulletin of the Faculty of Humanities and Social Sciences, Department of Humanities : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (ISSN:02897253)
巻号頁・発行日
no.35, pp.71-78, 2018

ゼーバルトの物語世界は「間テクスト性」を特徴とし、主副二つの声が響き合う多声音楽的な物語として捉えることができる。拙論においては、「引用・剽窃・暗示」されたテクスト断片が、ゼーバルトの物語世界を読み解くためのサブテクストであることを、『土星の輪』第7章の分析をとおして考察する。 第7章では、人生における「親和性と照応」という思想が展開されるが、挿入された引用テクストは、各人物相互の「親和性と照応」の根底に、「故郷の不在・喪失」や「中間地帯でのとどまり」というゼーバルト固有の問題圏が隠されていることを明かしている。

1 0 0 0 古戦塲夜話

著者
片山秋扇著
出版者
直寄 [写]
巻号頁・発行日
1617
著者
滝 史郎 小川 勇治
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.55, no.516, pp.2508-2516, 1989-08-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
10

Small scale experiments of unconfined fuel vapor cloud explosions are carried out for various masses of fuel (2.9-25.2 g of iso-butane), and compared with the results obtained by the numerical analysis based o the spherically expanding piston model, where the volume of the piston is expressed by a simple function of time. A self-consistent scaling law of the unconfined fuel vapor cloud explosion is found. The size and the duration of the fireball, and the peak overpressure generated by the explosion of M kg of hydrocarbon fuels, are approximated as follows, although the dispersions in experiments are large. The maximum diameter of the fireball Dmax≒5.5 M1/3 [m]. The duration of the fireball tb≒1.6 M1/6 [s] ; and the peak overpressure of the blast Δpmax≒1.6×103 M2/3r-1 [Pa], or Δpmax/p0≒5.7×10-3M1/3(r/r*)-1, where p0 is the initial pressure and r/r* is the so-called scaled distance. These relations are in good agreement not only with the present experiments but also with the existing experiments for both larger and smaller fuel vapor cloud explosions.
著者
梅澤 勲 野澤 雅子 南雲 紳史 秋田 弘幸
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
CHEMICAL & PHARMACEUTICAL BULLETIN (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.43, no.7, pp.1111-1118, 1995
被引用文献数
5

Three kinds of oudemansin X, (-)-1, (+)-1 and (±)-1, were totally synthesized. The key point in the present chiral synthesis was the enantioselective acetylation of the racemic alcohols, (±)-5 and (±)-8, using lipase in an organic solvent. The synthetic (-)-1 was found to exhibit strong antifungal activity against several molds and yeasts.

1 0 0 0 OA 翰苑遺芳 25巻

著者
[蘇軾] [撰]
出版者
喜承 写
巻号頁・発行日
vol.[4], 1490
著者
矢嶋 尚彦 明道 俊治 森 康男 辻 光弘
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.997-1002, 2003-09-30 (Released:2010-06-04)
参考文献数
8

本論文は, 交通集中渋滞が深刻な地点である中国自動車道下り線宝塚東トンネル付近の渋滞発生時の交通現象に関する研究結果を報告するものである. 当該トンネル付近は, トンネルの連続, 上り勾配やサグの存在, インターチェンジ合流部との近接といった交通容量の低下要因が重なり, 複雑な交通現象を呈している. このような背景から, 本研究は, 車両感知器データ, 走行調査データ, およびトンネル内外のビデオ観測データをもとに, 渋滞発生時における地点別の交通量, 速渡, 車頭時間の変化, 車群形成といった交通特性生について詳細な分析を行い, 渋滞発生のメカニズムについて推定を行ったものである.
著者
小川 正三 崎原 宏 宮下 直之
出版者
医学書院
雑誌
臨床整形外科 (ISSN:05570433)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.199-203, 1986-02-25

抄録:脛骨の疲労骨折は決して稀なものではなく,スポーツや軍隊における報告は少なくない.しかしクラシックバレエダンサーにおける本症の報告は本邦においては稀有である.われわれはダンサーにおける本症を5例経験した.症例は男1,女4例で年齢は19歳から30歳までで何れも跳躍時に下腿に疼痛を訴え安静により軽快す.X線像で脛骨中1/3の骨幹部の前面に跳躍型の疲労骨折を認めた.尚27歳の女性の反対側の脛骨に5条,第5例24歳女性の反対側の脛骨に3条の疲労骨折によると思われる横走する骨透過像が認められた.診断は本症の存在を知っておれば困難なことはないが屡々類骨骨腫と誤診され易い.治療は安静,骨穿孔術,骨移植術などを行ったが本症の治癒は遷延され易いので先ず骨穿孔術を行うことを奨める.バレエ人口が急増しつつある今日,今後本症も増加することと思われる.
著者
神園 幸郎 宮里 秀太郎 中 龍馬 Kamizono Sachiro Miyazato Syutaro Atari Ryuma
出版者
琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センター
雑誌
琉球大学教育学部発達支援教育実践センター紀要 (ISSN:18849407)
巻号頁・発行日
no.2, pp.33-45, 2010

本研究は広汎性発達障害のある児童生徒に出現するファンタジーの没入現象について、その特徴と出現の実相を検討した。小中学校に在籍する広汎性発達障害のある児童生徒の担任教師や特別支援教育支援員を対象に、学校場面で出現する児童生徒のファンタジーへの没入現象について聞き取り調査を行った。収集されたエピソードの分析から、次に示す5つの知見を得た。まず、第1にファンタジーの内容はそれぞれの事例に特有なこだわり行動にその起源があった。第2に、ファンタジーの表出形態は特定の人やモノに向けた自問自答様の言語的表出、描画中の独言、動作による表出などさまざまな形態が確認された。第3に、ファンタジーは、現実とファンタジーが一体化した段階から、現実とファンタジーが分離し、ファンタジーを対象化する段階へと発達的に変化した。第4に、ファンタジーへの没入現象には、対人関係に伴う不安や不快を払拭するための防衛機制的な出現の契機と、対人関係の安定を前提として出現する契機の2つが認められた。第5に、ファンタジーへの没入現象は、広汎性発達障害に見られるタイムスリップ現象とは質的に異なるとの見解を得た。以上の知見について、広汎性発達障害の想像性に纏わる先行研究との関連で考察された。
著者
雲井 未歓 渡邉 流理也 小池 敏英
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編 (ISSN:09136606)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.89-101, 2005-03-25

本研究は,高機能広汎性発達障害児14名を対象として行われた集団指導の内容を評価し,その適合性を,対象児の行動特性との関連で明らかにすることを目的とした。14回の指導についての評価結果を,指導のねらいごとに整理して,主成分分析した。その結果3つの成分が抽出され,それぞれ,集団活動への積極的関与,場面理解と自己統制,集団の楽しさへの志向性を反映することが指摘できた。対象児の行動特性は,保護者に対する質問紙調査によって検討した。これらの結果から,対人関係の形成が良好な児では,集団への参加が積極的であるが,言語発達の遅れやこだわりがある場合には,場面理解と自己統制を要する活動で,支援の必要性が高いことが指摘された。また,行動上の困難が全体として少ない児では,集団場面での自己統制がなされやすい一方,集団での積極的な行動や,楽しんで参加することを支援する必要性が指摘された。
著者
青木 宏展 植田 憲
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.63, 2016

本研究は、潜在化の進む千葉県の歴史的造形物の3Dデータを優良な状態で取得・保存するための技術面での重要な要素を抽出し、地域造形の顕在化・共有化に資する3Dスキャンデータの利活用方法について考察を行い、当該地域でのデザイン支援の活動モデルを導出することを目的としたものである。結果、VIUScan使用時での優良データ取得の重要な要素として以下を抽出した。(a)マーカを貼付けた板の上に像を載せ、その上にシール台からはがさない状態のマーカを載せて撮影する、(b)データの取得領域拡張には透明梱包材が有効である、(c)テクスチャ取得にはレーザー照射量、シャッター速度調整が重要であり、取得対象に合わせての手動調整が重要である。また、歴史的造形物の3Dスキャンデータの利活用方法の可能性として以下が導出された。(a)彫刻復元と後代へ伝える造形資料、(b)仏像のミニチュアと地産材を利用したお守り、(c)彫金による製品展開、(d)地域資源としての歴史的造形物の顕在化と共有化に資する展示。最後に、本研究を通して得た知見から、デザイン支援のための歴史的地域造形物の3Dデータを用いた活動モデルを導出した。 <br>
著者
床谷 文雄 Tokotani Fumio トコタニ フミオ
出版者
大阪大学法学会
雑誌
阪大法学 (ISSN:04384997)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.173-197, 2003-11-30

中山勲教授退官記念号