1 0 0 0 OA 象山全集

著者
佐久間象山 著
出版者
信濃毎日新聞
巻号頁・発行日
vol.巻1, 1935

1 0 0 0 OA 佐久間象山集

著者
雑賀博愛 監修
出版者
興文社
巻号頁・発行日
1942
著者
上野 善道 Zendo UWANO
出版者
国立国語研究所
雑誌
国立国語研究所論集 (ISSN:2186134X)
巻号頁・発行日
no.14, pp.293-322, 2018-01

奄美徳之島浅間方言のアクセント資料の続きを提示する。今回は,上野(1983, 1985)の5~8モーラ語,および上野(1987b)の4モーラ語の2種類の語彙リストを用いて調査をした結果を掲げる。本稿で扱う調査項目は1400語あまりとなる。In this paper, accent data from the Asama dialect in Tokunoshima are presented. The data are based on two word lists: (1) the list of nouns of five to eight morae (Uwano 1983, 1985), and (2) the list of four-mora nouns (Uwano 1987b). The total inventory includes more than 1,400 words.
著者
安本 美典
出版者
筑摩書房
雑誌
言語生活 (ISSN:04352955)
巻号頁・発行日
no.137, pp.46-54, 1963-02
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.371, pp.88-94, 2002-08-05

ADSLの爆発的な普及に危機感を募らせたCATV事業者各社が,通信サービスの拡充に乗り出した。CATV網が持つ可能性を追求し,30Mビット/秒などの高速サービスと,IP電話サービスに活路を見いだそうとしている。 CATVインターネットとADSL(asymmetric digital subscriber line)の加入者数の差は広がる一方だ。5月末時点で,CATVネットの加入者数はADSLのほぼ半分(図1)。
著者
河野 勝 谷澤 正嗣 西川 賢
出版者
早稲田大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2017-06-30

本研究の目的は、北米で親しまれるポピュラー音楽の中で、自由がどのように表現されてきたかを分析することを通して、この概念が一般の人々の日常の生活の中でどのように受容され発展してきたかを実証的に跡付けることである。本研究の計画は、データセット構築、テクスト分析、ケーススタディという三つの柱によって構成される。データセット構築がほぼ完成したので、今年度はテクスト分析の手法を用いて、様々な角度からfreeおよびfreedomという言葉の表出のパターンを検証した。幸いなことに、研究協力者であるハワイ大学のSun-Ki Chai氏が、短い間ではあったが早稲田大学に訪問研究者として滞在したので、彼から極めて的確なアドバイスを受けることができた。そのアドバイスに従い、1)一般的なシソーラス辞典(“Thesaurus.com” )を用いた分析、および2)心理学者たちの間でよく利用されているテキスト分析のソフトウェアである LIWC (Linguistic Inquiry and Word Count)を用いた分析を、それぞれすすめた。また、ケーススタディのための北米での音楽関係者に対するインタヴューもニューヨークで行うことができた。
著者
杉江 秀夫
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.94-98, 2015 (Released:2015-03-20)
参考文献数
14

筆者らは主にグリコーゲンの代謝障害に起因する筋型糖原病, 肝型糖原病を400例以上診断してきた. 従来本症は “糖原病” と呼称しているが, 症例によってはグリコーゲンがほぼ正常あるいはグリコーゲンが逆に枯渇している疾患があることが判明し, 糖原病 (glycogen storage disease ; glycogenosis ; GSD) と呼ぶより, グリコーゲン代謝異常症 (disorders of glycogen metabolism ; DGM) と呼ぶほうがより正確な病態を表す診断名であることを提唱した.  治療的な側面ではPompe病に対する酵素補充療法, McArdle病に対するビタミンB6療法などの成果が報告され, 患者の日常生活動作 (ADL) の顕著な向上を認めている. またグリコーゲン合成系の異常による新たな臨床病型も発見され, グリコーゲン代謝異常症は幅広い臨床スペクトラムを呈する症候群であることがわかってきた. それに加え脳におけるグリコーゲンの役割と, 脳性まひについてその発生起序について考察を加えた.  グリコーゲン代謝異常症は1929年にはじめてI型が報告されて以来様々な酵素欠損が蓄積され現在15病型になっている. 古い疾患ではありながら, 最近その病態, 新たな酵素欠損, 病型の発見が次々となされ, 今後もさらに進展が期待される大変興味深い領域である.
著者
三浦 寛也 森 理美 長尾 確 平田 圭二
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.942-950, 2015-03-15

ディスカッションマイニングとは,会議における活動を複数メディアで記録し,そこから再利用可能な知識を抽出するための技術である.音楽理論とは,音の時系列を構文解析する技術である.本研究の目的は,音楽理論Generative Theory of Tonal Music(GTTM)の楽曲分析アプローチに基づき,会議記録の各発言の重要度を階層的に表現する議論タイムスパン木の自動獲得である.本稿では,議論タイムスパン木の生成方式について計算機上に実装する手法を提案し,プロトタイプシステムの有効性を評価した.Discussion mining is a technology by which activities in meetings are recorded into some media, from which resusable data is extracted. Music theory is a technology that parses the chronological sequence of musical events. The aim of the research is automatic acquisition of discussion time-span tree, based on the approach to analysis music theory Generative Theory of Tonal Music (GTTM). It expresses a hierarchical importance of statements. The paper presents the method how to generate discussion time-span tree and the results of studying the prototyping system.

1 0 0 0 OA 惣目録

出版者
巻号頁・発行日
vol.[50],
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.471, pp.106-109, 1999-06-07

米パソコン流通業界の各社は,デルコンピュータなど直販メーカーの台頭により存亡の危機にさらされている。その巻き返し策の一つが流通網の徹底した電子化である。米コンパックコンピュータ,米IBMといった主要メーカーをはじめ,パソコン流通に携わる多くの主要企業が参画するコンソーシアム,「ロゼッタネット(RosettaNet)注8)」がその主役だ。
著者
藤澤 隆夫
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.73-78, 2000-02-20 (Released:2011-10-19)
参考文献数
43

近年, 走化性サイトカインであるケモカインが次々と発見・同定され, 多様な生物活性が明らかにされてきている. 好酸球はケモカインレセプターCCR3を発現するが, これに結合するCCケモカイン群が遊走をはじめとした好酸球の多くの機能を誘導する. なかでもEotaxinがもっとも重要であり, 実際にEotaxinがアレルギー疾患の炎症組織で発現が増強していること, その程度が好酸球浸潤や疾患重症度に相関することが知られている. Eotaxinの主な産生細胞は上皮細胞や線維芽細胞で, Th2型のサイトカインにより産生が誘導され, Th1型のサイトカインにより抑制される. eotaxinは強力な好酸球遊走活性のほか, 骨髄系前駆細胞の分化促進, 骨髄からの好酸球動員, 好酸球と血管内皮細胞との接着亢進, 脱顆粒, 活性酸素産生など広範な作用を有し, アレルギー炎症における「キープレーヤー」といえる.
著者
Tsunetaka Ohta
出版者
FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)
雑誌
Trends in Glycoscience and Glycotechnology (ISSN:09157352)
巻号頁・発行日
vol.4, no.15, pp.99-105, 1992-01-02 (Released:2010-01-05)
参考文献数
43
被引用文献数
1 2

哺乳動物において、グルコースの摂取とその血漿中の濃度の維持は特異的なトランスポーターによって行われている。現在、2種類のグルコーストランスポーターの存在が知られている。Na+との共役によってグルコースを濃度勾配に逆らって能動的に輸送するNa+依存型グルコーストランスポーター (SGLTs)と、促進拡散型グルコーストランスポーター (GLUTs) である。これらのグルコーストランスポーターは、細胞の分化、癌化及び糖尿病等幾つかの疾病にも関与していると考えられているが、その機構は未だ明らかではない。分子生物学的手法の導入により、1985年に赤血球型グルコーストランスポーター (GLUT-1) のcDNAがクローニングされて以来、その後の5年間に5種類のGLUTと1種類のSGLTのcDNAがクローニングされた。これによって、グルコーストランスポーターのアミノ酸配列、細胞膜上での配置及び染色体上の位置など多くの事柄が明らかになった。今や、グルコーストランスポートの制御機構を分子レベルで研究することが可能になっており、研究は新たな局面を迎えようとしている。
著者
今村 武史
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.136, no.4, pp.225-228, 2010 (Released:2010-10-08)
参考文献数
8

メタボリック症候群や糖尿病の成因・増悪因子と考えられるインスリン抵抗性は,インスリン作用の中でも特に,血糖降下作用の障害を主徴とする.血液中の糖は細胞内に取り込まれることによって減少することから,インスリン抵抗性の機序は最終的に,細胞内への糖取り込みというインスリン作用の障害に帰結されると言える.脂肪細胞などのインスリン標的細胞を用いたインスリン依存性糖輸送の分子機構は,これまで数多くの研究報告が蓄積され,全体像が次第に明らかとなってきた.これらの細胞ではインスリン刺激に反応して,糖輸送体タンパク質GLUT4に特異的な小胞が細胞膜表面へ輸送され,GLUT4タンパク質が細胞膜表面へ発現することによってはじめて細胞内への糖取り込みが可能となる.このインスリン依存性糖輸送のステップは,糖代謝におけるインスリン作用の律速段階であり,GLUT4タンパク質の細胞膜発現量はインスリン抵抗性の程度と逆相関することが知られている.つまり,GLUT4輸送に対するインスリン作用機構を理解することは,細胞レベルでのインスリン抵抗性機序の解明につながるものと考えられる.一方で,これまで糖輸送体GLUT4に関する多種多様な実験法が報告されてきたため,各実験結果によって示される範囲が曖昧になりやすく,目的を得るのに適した実験法の取捨選択に戸惑うところでもある.この稿では,糖輸送に関する細胞内インスリン作用の解析を行うための種々の実験法を紹介し,相違点とその長短を概説した.
著者
宮本 理人 土屋 浩一郎
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.138, no.7, pp.933-938, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)
参考文献数
11
被引用文献数
3 3

Sodium-glucose transporter (SGLT)-2 inhibitors, which are currently in clinical use in most of the world, are unique as their hypoglycemic effects are completely independent of insulin action. Potential benefits and indications for the treatment of other diseases like circulatory and renal disorders are attracting attention. SGLT2 inhibitors not only reduce blood glucose levels but also alter the whole-body energy balance to lower body weight, which should result in the amelioration of multiple metabolic disorders like metabolic syndrome. In the symposium, we briefly introduced the physiological as well as biological functions of SGLTs and discussed strategies for drug design by looking back at the history of drug discovery for SGLT2 inhibitors. We also shared our recent data on their combined usage with other hypoglycemic agents and effects on glucagon secretion, which are current clinical topics relevant to SGLT2 inhibitors. Among those topics, strategies for drug discovery of SGLT2 inhibitors are discussed in this review.
著者
山下 靖雄
出版者
Japanese Association for Oral Biology
雑誌
歯科基礎医学会雑誌 (ISSN:03850137)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.188-238, 1976-06-30 (Released:2010-10-28)
参考文献数
100
被引用文献数
3 3

爬虫類は, 魚類や両生類から哺乳類への移行として, 系統発生学的に重要な位置づけがなされている。したがって, 歯の形成機構を究明するための比較発生学的研究の一端として, 爬虫類のワニを材料とし, 内エナメル上皮の初期段階から, エナメル質基質形成期末期にいたるエナメル芽細胞の形態と構造に関する時期的な推移について, 透過電子顕微鏡を用いて観察をおこなった。内エナメル上皮は, エナメル芽細胞に分化をおこすにしたがって伸長するが, ワニでは細胞の伸長が緩慢で, 象牙質基質形成の後期に, 核とGolgiの移動が行なわれ, さらにエナメル質基質の形成がやや進行した後に, 細胞長が最大となる。芽細胞が分化をおこす過程や形態と構造の推移に関しては, 魚類とは多少異なる点もあり, 基本的に哺乳類のそれと類似し, 中胚葉エナメル質の魚類から哺乳類への移行を示している。