1 0 0 0 OA 況斎随筆

出版者
巻号頁・発行日
vol.18-19,
著者
武居 直行 野畑 茂広 藤本 英雄
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.26, no.6, pp.635-642, 2008-09-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
18
被引用文献数
5 7

This paper is concerned with the human-robot system such as power assist system based on the position-controlbased impedance control (admittance control) . The system has two force inputs from the operator and the environment, which may cause the vibratory behavior when the robot comes in contact with the environment. It is because the operational force and the contact force do not balance due to the noise, error, delay and so on. This paper proposes the admittance control with two inputs that achieves steady contact with an environment by modifying the contact force information. The effectiveness of the proposed method is demonstrated through several experiments.
著者
水川 敬章
出版者
名古屋大学
巻号頁・発行日
2013

identifier:http://hdl.handle.net/2237/18593
著者
水川 敬章
出版者
名古屋大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2009

本年度の研究成果としては、以下の4点を挙げることができる。1、前年度より取り組んでいたセクシュアリティに関連する澁澤龍彦の作家イメージの形成の問題を、池田満寿夫等が制作した視覚芸術の作品との関係、そして、三島由紀夫『豊饒の海』などの澁澤が作中人物のモデルとなった小説との関係から検討した。エロティシズムや性をテーマとした澁澤の批評作品が、視覚芸術や小説において解釈され表象されていることが理解された。2、同様に継続的に調査を行った澁澤責任編集の雑誌『血と薔薇』の研究では、1960年代の男性共同体における性的欲望の表象の問題に着目し、サディズムとマゾヒズムに関する思想的問題から検討を加え、その位置付けについて論証した。3、澁澤が形成した文化圏(以下澁澤文化圏)の圏域で発刊された雑誌『an・an』の性表象について、1970~73年の同誌を対象として研究を行った。澁澤訳のシャルル・ペローの童話における少女表象、同誌に掲載されたヌード写真・漫画・言説について分析を行い、60年代の澁澤文化圏が醸成した男性共同体におけるマゾヒズムへの傾倒と、性に関するアナクロニズムが強く表現されていることを論証した。4、澁澤の他の作家や芸術家への影響について、ハンス・ベルメールの受容の問題から研究を進めた。澁澤のベルメール論・球体関節人形論等について分析を行い、その言説に女性嫌悪がある一方で、オルタナティブな性の肯定という生政治に対する批判的な意義があることを確認した。この結果を踏まえ、澁澤のベルメール受容に影響を受けたと考えられる同時代の土方巽の表現と後の世代の押井守の映像作品等について調査・検討を試み、それらに澁澤が展開した批評性の継承があること、特に後の世代の作品には女性嫌悪の超克があることを論証した。1の成果の一部については論文として発表し、2~4の成果の一部については、学会シンポジウムにおいて発表を行った。
著者
高田 肇
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.71-76, 1991-02-25 (Released:2009-02-12)
参考文献数
6
被引用文献数
2 3

ヌルデシロアブラムシの虫えいの発育と有翅虫の虫えいからの脱出について,京都の山地および圃場のヌルデで調査し,次の結果を得た。1) 虫えいは5月中旬から6月上旬に形成され,10月中旬から11月初めに裂開した。3個の虫えいについて,最大長・幅・高を定期的に測定した。その値から求めた「表面積指数」は,虫えい形成後9月初めまで指数的に上昇し,その後増加率はやや低下したが,9月末まで上昇をつづけた。10月にはいると発育は停止した。幹母(虫えい内第一世代)は6月下旬に,第二世代無翅胎生雌は7月末にそれぞれ産子を開始し,最終世代の有翅胎生雌は9月中旬に3齢幼虫になった。8月中に少なくとも1世代は経過すると思われるので,虫えい内では4世代を経ると考えられる。2) 10月に調査した15個の虫えいは,最少1,343匹,最多8,438匹の有翅虫を包含していた。観察した2個の虫えいから,有翅虫はそれぞれ11日,13日間にわたって脱出した。脱出は9∼17時に見られた。時間別脱出虫数は調査した6日のうち5日については,12∼13時をピークとする一山型の消長を示した。
著者
増山 篤
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.43.2, pp.41-49, 2008-10-25 (Released:2017-01-01)
参考文献数
8

都市計画で用いられるデータのうち、ポイントデータは少なからぬ割合を占める。また、ポイントの空間分布パターンを判別する代表的な分析方法としては、最近隣距離法と方格法がある。この論文は、最近隣距離法および方格法による判別結果が、一般的にどの程度まで一致し、相互に従属な関係にあるのか明らかにすることを目的とする。まず、第一に、二つの分析方法による判別結果が完全に一致するための条件を示す。第二に、モンテカルロシミュレーションによって、この条件が満たされることがあるかどうかを検討する。第三に、二つの分析方法による判別結果は、いくらかは相互に従属な関係にあるが、しばしば異なる判別結果を与えることを示す。第四に、二つの分析方法による判別結果が相互に従属である程度を計量化する指標を考え、この指標は非常に低いものであることを示す。最後に、この論文をまとめ、今後の課題を述べる。
著者
Joan Jonas
出版者
現代美術センターCCA北九州
巻号頁・発行日
2011

1 0 0 0 OA 古方薬議 5巻

著者
浅田惟常
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
Lee Hsing-Juin Chang Chih-Luong
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
JSME international journal. Ser. B, Fluids and thermal engineering (ISSN:13408054)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.658-667, 2001-11-01
参考文献数
27
被引用文献数
2 3

The kinetic power and efficiency equations for general jet propulsion systems are classically given in a much cursory, incomplete, and ununified format. This situation prohibits the propulsion designer from seeing the panorama of interrelated propulsion parameters and effects. And in some cases, it may lead to an energy-inefficient propulsion system design, or induce significant offset in propulsion performance as demonstrated in this study. Thus, herein we attempt to clarify some related concepts and to rigorously derive the associated generalized equations with a complete spectrum of physical parameters to be manipulated in quest of better performance. By a highly efficient interweaved transport scheme, we have derived the following equations for general jet propulsion systems: i.e., generalized total kinetic power, generalized kinetic power delivered to the jet propulsion system, generalized thrust power, generalized available propulsion power, and relevant generalized propulsive, thermal, and overall efficiency equations. Further, the variants of these equations under special conditions are also considered. For taking advantage of the above propulsion theories, we also illustrate some novel propulsion strategies in the final discussion, such as the dive-before-climb launch of rocket from highland mountain on eastbound rail, with perhaps minisatellites as the payloads.