1 0 0 0 OA 山海里

著者
信暁 著
出版者
弘業館
巻号頁・発行日
vol.初篇−3篇中, 1892
著者
武田 京子 大村 佳奈 TAKEDA Kyoko OOMURA Kana
出版者
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 (ISSN:13472216)
巻号頁・発行日
no.8, pp.99-105, 2009

出生後間もない子どもにも、絵本を与えようとする、保護者たちが増えてきている。1960年代のブルーナによる「うさこちゃん(現在はミッフィ)シリーズ」が日本に紹介されてからであり、その後、日本の作家による乳幼児向けの絵本が作られ、「赤ちゃん絵本」のジャンルが確立し、さらに、月刊乳幼児向け絵本も刊行されている。これらの絵本を子どもに与える保護者のほとんどは、「読書活動のスタート」として位置付けており、読書の目的を「知識を習得」「内容の理解」におき、読書時間の長さや読書量(冊数)の多寡を気にしている。 日本におけるブックスタート運動が開始され、全国に広まり定着しつつあるが、現在、ブックスタート運動の本来の目的とは異なった方向に進んでいるのではないか、という疑問が、保護者の発言の中から感じ取られる。同様に、マスコミでも有名大学に合格した親子調査の結果では、幼いころに1万冊の絵本を読んだことが読み書きの習得につながった、と絵本の読み聞かせをすることが大学合格-のスタートであるかのような取り上げられ方がされている。そこで、本来のブックスタートが、どのような経緯で始まり、なぜ日本にも取り入れられてきたのかを振り返り、岩手県で最初に実施した花巻市と類似事業を行っている盛岡市のブックスタート運動の実態を検証しながら、今後の子育てへの活用の仕方について考える。
著者
窪田 隆徳 藤野 博
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.71-81, 2002-05-31 (Released:2017-07-28)
被引用文献数
2 1

音声言語表出面に著しい障害をもつ言語発達障害の1事例に対し、voice output communication aids(以下、VOCAと略す)を使用した喫茶店での注文場面の指導と、家庭へのVOCAの貸し出しを行い、コミュニケーション行動および音声言語表出行動における変化を観察した。その結果、対象児のコミュニケーションスキルが拡大するとともに、非音声型のコミュニケーションモード(指さし・サイン・シンボル)から音声型のコミュニケーションモードへと変換がなされ、音声言語表出が可能となった。それまで、学校や施設などで先行・並行して行われていたコミュニケーション指導に加えて、VOCAを使用した伝達場面設定型の指導によって、コミュニケーション行動の拡大と音声言語表出が獲得されたことから、本研究での対象児のような事例に対しては、VOCAを使用した実用的なコミュニケーション指導が有効であることが示唆された。
出版者
日経BP社 ; 1985-
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.426, pp.62-67, 2017-12

第207回3月期決算企業の中間決算発表が本格化する。ここで通期業績予想を上方修正する銘柄は、来年に向けて好調な株価推移が期待できる。今回は第1四半期決算の進捗率から、上方修正の期待が大きい銘柄を探った。
著者
大久保 光 前田 寛陽 川田 将平 田所 千治 佐々木 信也
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.84, no.861, pp.17-00564-17-00564, 2018 (Released:2018-05-25)
参考文献数
22
被引用文献数
1

The wear acceleration mechanism of a DLC film lubricated with MoDTC solution was investigated by using in-situ and ex-situ analytical techniques: Raman spectroscopy, SEM-EDS, ToF-SIMS, and nano-indenter. From the results, the structural change of the DLC film strongly related to the formation of Mo-carbide containing tribofilms, which were much harder than DLC used in this study. Therefore, the MoDTC-induced wear acceleration of the DLC film is caused by hard Mo-carbide containing tribofilms on a counter-face steel surface.
著者
新見正路
出版者
源正路 写
巻号頁・発行日
1833
著者
伊藤 和行 中田 良一
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2002

近代西欧科学の発展過程においてモデルとなった古典力学は,17世紀後半にニュートンによってその基礎を築かれたとみなされているが,『プリンキピア』における議論はまったく幾何学的なものであって,現代の我々が馴染んでいるような解析的な科学として成立したのは,18世紀中頃から後半のことである.本研究では,この古典力学の解析化・体系化の過程を,その過程において中心的な役割を果たしたレオンハルト・オイラーの力学理論を中心に検討した.彼以前にも,18世紀前半には,ヨハン・ベルヌーイ,ジャン・ダランベール,ダニエル・ベルヌーイらによって力学の解析化の試みがなされていたが,本研究で検討したように,彼らは,幾何学的に微分小量間の関係式を導くことによって物体の軌道を求めていた.それに対して,オイラーは,空間に固定された座標軸を設定し,各座標に対して二階の微分方程式の形式の運動方程式を立てて問題を解くという方法を体系的に用い,運動エネルギーや角運動量の保存則を導出している.さらに彼は,その方法を質点から剛体へと拡張し,剛体の運動方程式を導出した.このオイラーにおける新しい代数的解析学に基づく力学への転換は,本研究で明らかにしたように,1740年代後半に,惑星運動の考察,そして剛体運動の研究と結びついて起こった.また,彼の運動方程式自体も,それ以前と以後とでは数学的表現が大きく変わっていることも明らかになった.すなわち,初期には,運動方程式の導出はガリレオの落下法則と結びついており,距離の一階微分方程式という特異な形態を取っていたのである.後期には座標の二階微分方程式の形態を取るようになり,落下法則の影響も薄れていくが,単位系としてその影響は残っている.本研究の成果として,オイラーの力学に関する重要な論文を翻訳し,『オイラー力学論文集』として刊行する準備を進めている.
著者
佐方 連 村田 英一 吉田 進
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.342, pp.135-142, 2000-10-05
参考文献数
8

近年, 安全・快適・効率的な交通を目的とした高度道路交通システム(ITS)の構築が推進されている.ITSにおける車車間通信は, 各車両が自ら通信制御を行う自律分散システムとなる.この通信方式として複数キャリア周波数を用いた時分割方式を仮定した場合, 周波数及び通信スロットの選択が課題となる.ここで, 車両が同一周波数を使用する車群を形成し車群内において異なる送信スロットを用いるシステムを考える.車両は自律分散的に周波数・送信スロットを選択し, 車群形成する.本稿では車群形成方式として受信電力が大きく且つ使用スロット数の多い周波数を選択する方式を提案する.また, この方式はスロット競合を検出し解決を促すアルゴリズムや車群分割のアルゴリズムも含む.本研究では車両がランダムに周波数・送信スロットを使用した状態からの車群形成特性を計算機シミュレーションにより検討した.検討の結果, 短時間での車群形成での車群形成を実現できることを確認したので報告する.

1 0 0 0 OA 下田取計一件

出版者
巻号頁・発行日
vol.[3],
著者
伊藤 遼 Ito Ryo
出版者
名古屋大学情報科学研究科情報創造論講座
雑誌
Nagoya journal of philosophy
巻号頁・発行日
vol.13, pp.16-25, 2018-06-21

This paper is an attempt to cast light on an idea shared by F. H. Bradley and Bertrand Russell even after the latter revolted against the former's monistic idealism. I argue that both accepted, at least when the latter completed A Critical Exposition of the Philosophy of Leibniz, the idea that every judgment has a state of affairs as its content, where a state of affairs is understood as part of the universe that can be described by a declarative sentence. First, I attempt to show that Russell's tacit acceptance of the idea underlies his claim, developed in the commentary on Leibniz, that if every judgment comprises a subject and a predicate, there can be at most one substance. I then turn to Bradley's thought, arguing that the idea is an immediate consequence of the central tenet of his theory of judgment: every judgment ascribes a universal to reality. Finally, to show that he was indeed aware of the consequence, I introduce what he called the 'problem of error'.

1 0 0 0 OA 御仕置例類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[47] 乙〔第四輯〕 三十二 上 盗物怪敷品取扱候部 盗物と不存商売筋定法を背買取其外取扱候類,
出版者
巻号頁・発行日
vol.[168],