著者
藤井 文武 椎木 健裕 澁谷 景子 樫部 直人 丸山 章
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.84, no.861, pp.17-00495-17-00495, 2018 (Released:2018-05-25)
参考文献数
8
被引用文献数
1

This paper proposes an algorithm to generate the augmented reference position trajectory for the realtime 3D robotic phantom system which is used in the quality assurance of the radiation therapy. Quality assuarance is the important clinical part of the radiation therapy which ensures the delivery of the prescribed dose to the tumor of the patient. High precision quality assurance can be a difficult task if the tumor exhibits respiratory induced motion inside the body of the patient, as the motion fluctuates along with time and it suffers large inter-patient difference. This paper presents several algorithms to modify and/or correct the reference tumor trajectory of the patient and generate the augmented reference trajectory sequence for the already existing and tuned control system of the robot manipulator to yield high precision tracking to the original tumor motion trajectory. Experimental validation has been carried out for four lung tumor trajectories in the clinical environment using equipments used in the radiotherapy treatment and it has been shown that the clinical demand on the precision of tumor motion tracking has been satisfied for all the four cases.
著者
田口 弘史
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.123, no.7, pp.414-417, 2003-07-01 (Released:2008-04-17)
被引用文献数
1 1
出版者
潮書房光人社
雑誌
巻号頁・発行日
vol.69, no.12, pp.46-51, 2016-12
著者
徳永 克彦
出版者
潮書房光人社
雑誌
巻号頁・発行日
vol.70, no.11, pp.8-13, 2017-11

1 0 0 0 OA 讀畫齋叢書

著者
(清) 顧修 輯
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.乙集第13册, 1000
著者
加藤 尚吾 青山 朋樹 仙石 慎太郎
出版者
特定非営利活動法人 産学連携学会
雑誌
産学連携学
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.1_47-1_58, 2018

中小企業は我が国の持続的な経済成長や地域経済の基盤を担っているが,大企業と比べて先端科学技術分野への参入は容易ではない.本研究では,産学公連携のために形成・運営されるコンソーシアムが,中小企業の新規参入や事業開発を促進する可能性を論じる.具体的には,幹細胞・再生医療分野に注目し,本分野のコンソーシアム事例を観察・分析した結果,これに参画する中小企業は大企業に比して,大学・公的研究機関との地域を超えた協業機会,ブランドや信用の補完効果をコンソーシアムより享受していることが示された.本結果は,産学公連携のコンソーシアム組織が,意欲ある中小企業の事業展開にさらなる貢献を果たす可能性を示唆するものである.<br>
著者
山根 隆宏
出版者
神戸大学
雑誌
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要 (ISSN:18822851)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.29-38, 2009-09

本稿の目的は,高機能広汎性発達障害児をもつ親の適応に関する研究を概観し,親の適応過程を考察することと,適応に関連する要因の整理をおこなうこと,今後の研究の課題を考察することであった。本稿の構成は,まず障害受容研究のいつくかの理論的枠組みから,高機能広汎性発達障害児の親の適応を捉える上での問題点について論じた。続いて,親の適応に関する問題として,確定診断を得ることの難しさ,障害認識・障害受容の難しさ,養育における高いストレス,抑うつなどの精神的健康上の問題の観点から整理をおこなった。さらに,親の適応に関連する要因として,診断告知の要因,子どもの要因,親の個人内要因,家族・社会的要因,家族のライフステージの5 つの観点が重要であると考えられた。今後の課題として,子どもの障害に対する認識と感情のズレにともなう親の複雑な葛藤を詳細に検討すること,親の適応過程に影響を与える促進要因と阻害要因を特定すること,子どもの診断告知から青年期に至るまでの長期的な視点で親の適応過程を捉えることの必要性が考えられた。
著者
有安 則夫 中原 仁 山田 徹夫
出版者
岡山県農林水産総合センター畜産研究所
雑誌
岡山県農林水産総合センター畜産研究所研究報告 = Bulletin of the Institute of Animal Production Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries (ISSN:2186831X)
巻号頁・発行日
no.2, pp.39-44, 2012-09

超高能力牛群造成高度利用システム化事業は2012年で開始から20年が経過し、県下酪農家では509頭の泌乳成績が得られるまでに至っている。そこで、各酪農家で生産された超高能力牛産子(以下、エリート)および同居牛を対象に牛群検定成績から305日補正乳量等をとりまとめた。1 県下酪農家において630頭のエリートが、さらにその娘牛等704頭を含めると1,334頭((社)ホルスタイン登録協会登録数H24. 2. 29現在)が生産されている。2 エリートの泌乳成績が得られている1998年の補正乳量は県下平均は9,447kgであるのに対し、エリートの平均は9,849kgと402kgの乳量差を認めており、改良に大きく貢献している。また、2010年の県下平均は10,687kg、エリートの平均は11,081kgと乳量差は394kgであり、1998年とほぼ同量の乳量差を維持していた。3 遺伝能力を示すEBV(推定育種価)は、エリートは常に高い値で推移しており、酪農家での同居牛群とのEBVの比較においても高い成績となっており、遺伝能力についても優良な形質を兼ね備えていることがわかった。また、総合指数や産乳成分についても同様であり、それぞれの県下TOP100に占める割合も2割~3割程度で推移していたが、2010-1評価からの構成要素の変更等に伴い、現在では1割を切っている。4 今後はエリートに適した飼養管理技術の指導にも重点を置いていく必要がある。

1 0 0 0 OA 鬼報録並外録

著者
高野, 武貞
出版者
巻号頁・発行日
vol.[11],
著者
寺元 貴幸
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.60-63, 2016-12-15

全国高等専門学校プログラミングコンテスト(高専プロコン)は比較的歴史の長いコンテストであり,文部科学省,総務省,経済産業省等から後援を受け,さらに多くの企業から支援も受けている.今回は3部門のうち競技部門について紹介している.競技部門は毎年ルールや競技システムをフルスクラッチで開発しており,参加者だけでなく主催者側も熱い戦いを繰り広げている.平成27年度に長野市で開催された第26回大会の様子を中心に,競技ルールや競技システムについて報告している.また,本選用に開発した競技システムを他の教育でも活用できるよう,インターネットで公開しているのでその様子についても報告している.