著者
雑賀 広記 三浦 直樹 王 碩玉
出版者
バイオメディカル・ファジィ・システム学会
雑誌
バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 (ISSN:13451537)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.61-66, 2009-06-20 (Released:2017-09-04)
参考文献数
15

本研究では,脳活動を入力信号とするBrain-Computer Interface(BCI)の開発を行っている.本論文では黙読を入力信号に利用した簡易な言語活動BCIシステムの構築を目指し,近赤外線分光法(NIRS)を用いて文章黙読時の脳機能計測および脳血流量動態データのリアルタイム処理を行った.実験結果より,文章黙読時における脳血流量動態変化より簡易なON/OFFスイッチ操作が可能となったことから,言語活動BCIの実用可能性が示された.
著者
金岡 晃
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2017-IOT-39, no.7, pp.1-4, 2017-09-22

SOUPS (Symposium On Usable Privacy and Security) はセキュリティとプライバシのユーザビリティに特化した内容を扱う国際会議である.2017 年 7 月 12 日から 14 日に米国サンタクララで開催された SOUPS2017 (Thirteenth Symposium On Usable Privacy and Security) では,パスワード,IoT,モバイル端末での支払い,開発者向けユーザビリティ,ユーザの振る舞い,フィッシングなど多岐にわたる発表がされた.本稿では SOUPS2017 の概要や発表された論文についての概要を報告する.
著者
鳥飼 弘幸
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.64-69, 2014-06-05 (Released:2014-07-31)
参考文献数
18

本稿では様々なニューロハードウェアの幾つかの側面からの比較を概観します.そして我々のグループで近年開発を進めている非同期分岐プロセッサとその位置付け,そしてそのニューロハードウェアへの応用例について解説します.
著者
中村 芳平
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.287, pp.32-35, 2000-06-08

■グルメ杵屋の椋本彦之社長が,資本・業務提携している元気寿司の社長を兼務することになった(6月27日就任予定)。上場外食企業2社,しかも本社は大阪と宇都宮と,東西に分かれる企業の社長を兼務するのは,異例なことといえる。だが,椋本は,経営不振に陥った学校法人,大阪・初芝学園の理事長を兼務し,再建した実績を持つ。
著者
目時 光紀
雑誌
天使大学紀要 = Bulletin of Tenshi College
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.53-60, 2014-06-30

本稿では、T大学看護栄養学部に在籍する学生の入学形態と英語力の関係について報告する。T大学の入学者選抜方法は、指定校推薦入試、公募制推薦入試、社会人入試、一般入試、センター試験利用入試の5つである。このうち、英語科目の受験が求められるのは、一般入試とセンター試験利用入試のみである。本研究では、2012年度入学の1年生にG-TELP Level 4(300点満点)を実施し、英語科目受験群(一般入試入学者、センター試験利用入試入学者)と英語科目非受験群(指定校推薦入試入学者、公募制推薦入試入学者、社会人入試入学者)のスコアーの平均値に統計的な有意差があるかどうかを調査した。調査の結果、英語科目受験群のほうが英語科目非受験群よりも平均点が約34点高く、統計的な有意差も見られた。
著者
島岡 政基 真野 健 西垣 正勝
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2017-IOT-39, no.6, pp.1-5, 2017-09-22

国際会議 IFIPTM は,関連するセキュリティとプライバシーの問題を含む,トラストおよびトラストマネジメントに関する問題の研究成果を共有し,今後の研究開発の新たな課題と方向性を明らかにすることを目的としている.本稿では,2017 年 6 月 12 日から 16 日までスウェーデン Goteborg 市においてChalmers

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出版者
巻号頁・発行日
vol.第585-587,
著者
石橋 康久 松本 雄二郎
出版者
The Japanese Society for Medical Mycology
雑誌
真菌と真菌症 (ISSN:05830516)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.188-192, 1985-09-20 (Released:2009-12-18)
参考文献数
13

わが国における角膜真菌症について検討するため1983年1月より12月までに角膜真菌症と診断された症例の有無, およびそれらがどのように診断, 治療されているかなどについてアンケート調査を行なった. 対象は昭和59年2月現在で日本眼科学会の専門医制度の研修施設に認定されている619施設である.1. 回答は344施設 (55.6%) より得られた344施設のうち症例のあったものが97施設 (28.2%) で合計176症例であった. これらの日本における分布を示した.2. 角膜真菌症と診断された176例のうち角膜実質の鏡検によるものが12.5%, 培養によるものが13.1%, 鏡検および培養によるものが21.0%, 経過および治療などによるものが53.4%であった.3. 治療に用いられた薬剤はピマリシンが最も多く82.4%であり, 次いでアムホテリシンB32.4%, 5-FC12.5%であった. その他ミコナゾール, ナイスタチン, ケトコナゾール, クロトリマゾールが少数使われていた.4. 診断については88.1%が難しい. 7.6%が容易であると答えた. 治療については難しいが93.3%であり, 容易であるが3.2%であった. 眼科用の抗真菌剤の必要性についてはほとんどが必要であると回答した.
著者
明神 聖子 馬場口 登
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2017-IOT-39, no.5, pp.1-6, 2017-09-22

本稿では,メディアを介した伝達情報の不定性と,それによって人が騙されるときの思考状態について考察を与える.メディアを介して人から人へ情報として伝えようとしても,別々の認知体系を持ち,それぞれの閉じた世界の中で情報の解釈を行う我々は,全く同じ意味内容を共有することはできないといわれている.そのような意味が定まらない情報を人が推定するというプロセスが,単に人と人の間で意味の齟齬を引き起こすだけでなく,人を騙すために機能するというところを数理的に表現し,自己の世界が解釈した対象の意味内容によって,信じるという状態が生じさせられていることを示す.
著者
栗原 将人
出版者
日本評論社
雑誌
数学セミナー (ISSN:03864960)
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.40-45, 2017-08
著者
伊藤 均
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌 (ISSN:00047120)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.24-25, 1976-01-30 (Released:2009-03-31)
参考文献数
7