出版者
日経BP社
雑誌
日経メディカル (ISSN:03851699)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.45-47, 2008-04

患者からの通報がきっかけで開業医が個別指導を受けるケースが増えている。領収書発行の義務化など、医療費の情報開示が進んだことが一因で、実際に不正請求が発覚する例も出てきている。 大阪市のJR難波駅近くにある大阪府保険医協会には、患者とのトラブルから税務相談まで会員医師の様々な相談事が持ち込まれる。 その中でも最近、目立って件数が増えているものがある。
著者
西谷 崇志 原 慎平 井上 真郷
雑誌
研究報告ゲーム情報学(GI)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.27(2009-GI-21), pp.101-108, 2009-03-02

本研究ではダーツ01(301)ゲームを対象に研究を行った。ダーツゲームは状態遷移確率がプレイヤーのスキルに依存する不確定ゲームであるため、未だその戦略的側面についてはあまり詳しく研究されていない。本研究ではプレイヤーが狙った点からダーツが二次元正規分布に従って当たるとするモデルで解析を行った。また、01ゲームの状態遷移には様々な経路が存在する点に着目し、動的計画法を用いることでプレイヤーのスキルに応じて平均的に最も少ないラウンド数で終了条件を満たす戦略を得ることに成功した。また、対戦相手が前述の戦略をとるものと仮定した上での、勝率を最大化する戦略も求め、結果を得た。本手法はより一般的な501ゲームにも容易に適用可能である。
著者
柳田 寿一 平田 茂留
出版者
日本古生物学会
雑誌
Transactions and proceedings of the Palaeontological Society of Japan. New series (ISSN:00310204)
巻号頁・発行日
no.74, pp.89-111, 1969-06-30

西南日本外帯の愛媛県上浮穴郡柳谷村中久保付近の石灰岩より産出した腕足類を検討し, 11属14種を識別しえた。これら腕足類化石群の構成要素の多くは, 中国の下部ペルム系太原統および船山統の腕足類化石群のそれらと密接な関係をもち, またテチス地域の各地や南米西部の下部ペルム系産腕足類化石群中にも共通種ないし近縁種を見出しうる。さらにこの腕足類化石群に密接に伴われる4種のフズリナ化石が, いづれも九州矢山岳石灰岩のPseudoschwagerina minatoi帯石灰岩およびこれに対比される各地の下部ペルム系石灰岩を特徴づける種であることから, 腕足類化石群の時代が後期サクマール世であることが明確となった。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1944年06月26日, 1944-06-26
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.270, pp.70-71, 2000-12-22

宅地に通常必要な耐震性を欠いていた——。仙台高等裁判所は2000年10月25日,宅地購入者である原告の請求を退けた仙台地方裁判所の判決を覆し,宅地を造成した被告側の瑕疵かしを認める逆転判決を下した。 訴えていたのは,仙台市内にある鶴ヶ谷団地の宅地を所有する16人。1978年6月12日に起きたマグニチュード7.4の宮城県沖地震で,住宅に亀裂が入るなどの被害を受けた。

1 0 0 0 OA 息軒遺稿

著者
安井息軒 (衡) 著
出版者
安井千菊
巻号頁・発行日
vol.3, 1878
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.145, pp.32-34, 2011-07

東日本大震災は、日本の電力システムに内在していた2つのリスクを顕在化させた。原子力発電で事故が起こった場合の放射性物質による環境汚染リスク、そして大規模発電所の集中立地による災害リスクだ。 3月に東京電力が実施した計画停電は、原発の停止が原因だと思いがちだが、正確ではない。
著者
岸川 健 本城 守義 増崎 一夫
出版者
The Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.61, no.9, pp.819-824,a1, 1993

長崎県の雲仙普賢岳の噴火災害は, 平成2年の噴火以来, まだ, 火山活動を継続しているが, これによる被害は, 人的並びに物的に計り知れない状況である。<BR>本文は, 長崎県が平成4年度に被害農地の復旧・復興計画を樹立したところであり, その概要を述べたものである。<BR>計画の内容は, 有史後の噴火歴や今回の噴火災害の概要, 県内における島原半島の農業並びに被災地域の農業の状況, 土地利用と営農の現況と計画等を踏まえ, 今計画では, 被災地と周辺地域一体について, 区画整理と畑地潅概施設の整備を進めていくことにしており, 事業計画の項目ごとに計画の基本方針を述べている。
著者
佐田 節子
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.420, pp.190-193, 2002-10-28

いわゆるVDT症候群/チェック3つで要警戒/食後のPCで胃もたれ!?/目に悪いトンネル現象/本誌で姿勢をチェック/休憩が能率を上げる
著者
青井 格
出版者
近畿大学産業理工学部
雑誌
かやのもり (ISSN:13495801)
巻号頁・発行日
no.10, pp.25-27, 2009

講談社学術文庫, 2009年
著者
田林 洋一
出版者
小樽商科大学
雑誌
小樽商科大学人文研究 (ISSN:0482458X)
巻号頁・発行日
vol.128, pp.105-149, 2014-12-26
著者
長谷川 端
出版者
中京大学
雑誌
中京大学図書館学紀要 (ISSN:03890120)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.160-123, 2005-05-31
著者
田中 照純
出版者
近畿大学商経学会
雑誌
商経学叢 (ISSN:04502825)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.377-385, 2014-03
著者
志村 圭太 久保 晃
出版者
国際医療福祉大学
雑誌
国際医療福祉大学学会誌 (ISSN:21863652)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.21-27, 2016-03-31

目的:ボリビア人の血圧,酸素飽和度(以下SpO2),および体格の年齢による特徴を明らかにすること. 対象と方法:対象は,ボリビアのコチャバンバ県プナタ市(標高2,600 m)で,JICAボランティア医療分科会による健康啓発活動に参加した17歳から88歳,年齢37.7±18.0歳(平均±SD)の157名とした.年代と性を要因として,血圧,SpO2,身長,体重,Body Mass Index(以下,BMI)を二元配置分散分析で検討し,血圧,SpO2に関して性と年齢で調整したBMIとの偏相関係数を算出した. 結果:年齢では全ての項目で有意な主効果を,性では血圧,身長,体重に有意な主効果を認めた.年齢と性で調整したBMIとの偏相関係数は,収縮期血圧r=0.199(p<0.02),拡張期血圧r=0.345(p<0.001),SpO2 r=-0.207(p<0.01)といずれも有意であった. 結論:ボリビア人の血圧,SpO2,体格には,加齢や性の影響に加え,BMIの影響が存在し,疾病予防には運動,活動,食事などの生活習慣に目を向け,肥満対策に関わる必要性があると考えられた.