著者
池川 雅哉 木村 美恵子
出版者
日本ビタミン学会
雑誌
ビタミン (ISSN:0006386X)
巻号頁・発行日
vol.83, no.8, pp.453-460, 2009-08-25

Lithium (Li) is the smallest of the alkali metals. Medical application of Li for treating mood disorders was preceded to the studies on its actions for human health. Traces of Li were detected in human organs and fetal tissue. Li is found in variable amounts in our environment and in foods. In some areas, the drinking water also provides significant amounts of the element. Animal experiments on rats and goats maintained on low-lithium rations showed to exhibit higher mortalities as well as reproductive and behavioral abnormalities; however, it is still debatable that Li is essential as an ultra trace nutrient. The biochemical mechanisms of action of Li appear to be multi-factorial and are inter-correlated with the functions of several enzymes, hormones, vitamins and minerals. Here we reviewed lithium occurrence, dietary intakes, and nutritional essentiality as well as pharmacological properties with special references to cancer and stem cell biology.
著者
西川祐信 画
出版者
菊屋喜兵衛
巻号頁・発行日
1736

西川祐信画。女性風俗絵本。半紙本3巻合1冊。享保21年(1736)正月、京都・菊屋喜兵衛板。紅絵。丁付に「葛上」「葛下」「葛後」とあることを勘案すると、上下2巻、後編1巻という構成である。元来は2冊本であったので、すべて3巻本から構成される『絵本倭文庫』に収める際の修訂増補かといわれる。序に「業平の昔をおもふより筆を染て、春の花に艶なる粧、夏は若葉の蓁々たる風俗、秋の月のまはゆき面影、雪の肌の素を後にして書集ぬる」と、作画動機を述べる。上巻はじめに詞書きを伴った伊勢物語絵4図を置き、以下、老若貴賤の当世風女性の四季折々の風俗図を、詞書きのない絵だけで収める。菊見、訪問、茶屋遊び、花火、入浴、雨の他行、田舎遊行、遊里、揚屋、遊戯、色子と幅広く取り上げており、とくに後編に多い、色子の図は特筆すべきであろう。(鈴木淳)
著者
和多 昭夫
出版者
密教研究会
雑誌
密教文化 (ISSN:02869837)
巻号頁・発行日
vol.1962, no.61, pp.82-94, 1962-10-30 (Released:2010-03-12)
著者
和多 昭夫
出版者
密教研究会
雑誌
密教文化 (ISSN:02869837)
巻号頁・発行日
vol.1961, no.55, pp.29-38, 1961-06-01 (Released:2010-03-12)
著者
箱山 洋
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.197-202, 2015-07-30

特集:生態学におけるモデル選択の総括として、3つの論点を議論した。第一に、予測において問題とする自然現象(確率変数)を明確にすることの重要性について論じた。第二に、自然の構造の科学的証拠を得るためのモデル選択の規準を論じた。サンプルサイズが小さい場合、AICは真のモデルの構造から遠いモデルを選ぶ傾向があり、科学的証拠としては弱点がある。近似による不一致は、サンプルサイズによらない真の分布と近似分布の乖離であることから、その推定量を科学的証拠のための規準として提案した。第三に、豊かなモデル構築の方法論と適切なモデル選択の規準が、データから有益な情報を引き出すことを、まとめとして論じた。
著者
箱山 洋
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.157-167, 2015-07-30

データにモデルを当てはめるとは、観察した自然現象を確率変数で表現し、その確率分布を推定することである。頻度論的な立場からは、自然、もしくは、そのメカニズムを確率モデルとして正しく表現した「真のモデル」が、データを発生させたと考える。未知の真のモデルの確率分布をデータと近似モデルから精度よく推定できれば、結果としてよい予測につながる。本質的に、近似モデルのパラメータ数とデータに含まれる情報量が、確率分布の推定精度を決定する。また、一般に利用できるデータの量は限られている。したがって、与えられたデータに対してパラメータ数の異なる複数のモデルを用意し、最善のモデルを選択すること、すなわち、モデル選択が一つの統計学的な問題となる。ここでは、このようなモデル選択と予測に関する基本的な考え方を、ヒストグラム・モデル、線形回帰モデルを例としながら説明する。
著者
山口 正太郎
出版者
神戸大学
雑誌
經濟學商業學國民經濟雜誌
巻号頁・発行日
vol.38, no.6, pp.919-938, 1925-06
著者
石井 正和 大西 司 長野 明日香 石橋 正祥 相良 博典
出版者
特定非営利活動法人 日本禁煙学会
雑誌
日本禁煙学会雑誌 (ISSN:18826806)
巻号頁・発行日
vol.10, no.5, pp.85-93, 2015-12-21 (Released:2015-12-26)
参考文献数
20
被引用文献数
2

【目 的】 保険薬局の薬剤師による禁煙支援の現状と今後の課題について明らかにする。【方 法】 日本禁煙学会の専門医および認定医(200名)と保険薬局の管理薬剤師(300名)を対象にアンケート調査を実施した。【結 果】 回収率は医師対象のアンケートが49%(98名/200名)、薬剤師対象のアンケートが43%(128名/300名)であった。医師は薬剤師よりも薬局薬剤師による禁煙支援(禁煙の勧め、禁煙補助薬の供給・服薬指導、禁煙指導、禁煙外来への受診勧奨)の必要性を強く感じていた。薬局薬剤師による禁煙支援の現状は医師が望む状況にはほど遠かったが、禁煙補助薬を取り扱っている薬剤師は、禁煙補助薬を取り扱っていない薬剤師と比較して、禁煙支援を行っていることが明らかとなった。医師も薬剤師も、薬局薬剤師がより良い禁煙支援を行うためには、禁煙補助薬の効果や副作用の確認、禁煙治療に対しての継続的なフォロー、医師と協力した支援が必要だと感じていた。【結 論】薬局薬剤師による禁煙支援体制は、医師が望む状況にはなっていなかった。薬局薬剤師がより良い禁煙支援を行うためには、医師と連携した支援を行う必要がある。
著者
木村 美和子 萩澤 美帆 中嶋 正人 二藤 隆春 田山 二朗
出版者
The Japan Broncho-esophagological Society
雑誌
日本気管食道科学会会報 (ISSN:00290645)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.484-488, 2005-12-10
被引用文献数
3 3 6

ガス壊疽はガス産生を伴う壊疽性の軟部組織感染症であり, クロストリジウム属に起因するものと非クロストリジウム属に起因するものとに大別される。従来, 頭頸部領域には稀とされてきたが, 最近報告例が増加し, 強い病原性を呈する可能性があり非常に注意を要する。今回われわれは齲歯が原因と予想される頸部から縦隔まで進展した非クロストリジウム属に起因する頸部ガス壊疽の症例を経験した。本症例は皮下に握雪感を伴い, ガス産生菌によって引き起こされた, 急速に進行する軟部組織の壊死性感染症であり, ガス壊疽と診断した。造影CTにて両側頸部, 縦隔に著明なガス像と膿瘍形成を認め, 術前の病変の進展範囲の判定に有用であった。受診同日に局所麻酔下に気管切開を施行し, 気道確保後, 全身麻酔下に頸部膿瘍切開排膿術, デブリードメント, 縦隔ドレナージを施行し, 術後も呼吸器科と連携して約2週間十分に抗菌薬投与し, 救命しえた。ガス壊疽は症状の進行が非常に急速であり, 炎症の波及の範囲を適切に判断した迅速なドレナージと抗菌薬投与が重要であると考えた。
著者
幡鎌 博
出版者
研究・イノベーション学会
雑誌
研究技術計画 (ISSN:09147020)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.249-262, 2014

本稿では,サービス分野のイノベーション創造を促進するため,ビジネスモデル構築の発想や検討のための方法について考察・提案を行う。その際ビジネスモデルキャンバスの手法を,サービス分野のビジネスモデル構築の方法論に適用する。まず,サービス分野のイノベーションの特徴を,製造業との違いを示しながら考察する。次に,ビジネスモデルの主なパターン(アンバンドル,垂直統合,ロングテール,マルチサイドプラットフォーム,フリー戦略成功報酬)に沿って,サービス分野のビジネスモデル構築について考察する。しかし,そのようなパターンは収益構造や事業構造の面で枠にはめてビジネスモデルを検討する手法であるため,発想する上では限界がある。そのため,広くビジネスモデル創造を伴うサービスイノベーションを生みだす発想法として,5つの方策を提案する。その5つの方策とは,(1)顧客への価値提供が同時に自らへ効果をもたらすかを検討,(2)取り除いたり分離することで新たな価値を提供できないかを検討,(3)多層構造のビジネスモデルを検討,(4)ITとその他のリソースの組み合わせ方を検討,(5)ソーシャルメディアや仲介ビジネスにおいて顧客間の相互作用を検討,の5つである。なお,ビジネスモデルのパターンと発想法の検討の中では,実際の事例とともに,それらの事例に関係するビジネス方法特許も参考にする。
著者
關 一
出版者
神戸大学
雑誌
經濟學商業學國民經濟雜誌
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.457-461, 1912-09