1 0 0 0 IR Energetik再考

著者
木村 直弘
出版者
関西学院大学
雑誌
人文論究 (ISSN:02866773)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.45-56, 1989-06
著者
川上 大輔 金子 仁美 嵯峨山 茂樹
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2010-MUS-84, no.6, pp.1-6, 2010-02-08

和声は西洋音楽の重要な要素であり、特に音楽音響信号からの和声推定や自動採譜などにおいては、精密な和声進行の統計的モデルが必要である。筆者らは、和声に関する研究推進のため、人手による和声ラベル作業の容易さと、コンピュータ可読性の両立を主眼にして、和声記述仕様を策定し、それに基づいて和声の18世紀から20世紀初頭までのクラシック音楽作品60曲に機能和声ラベルデータを付与した。その和声系列を統計解析し、音楽的な知見から説明を試みる。また、統計的和声モデルとしてN-gramモデルに関して、Nの値、スムージング法等を検討する。調や機能和声などを反映した詳細な和声進行のモデルは、従来の和声モデルよりperplexityを低くできることを示す。
著者
臼杵 年 佐藤 公紀 古屋 諭 佐藤 眞 鈴木 利治
出版者
社団法人 砥粒加工学会
雑誌
砥粒加工学会誌 (ISSN:09142703)
巻号頁・発行日
vol.49, no.9, pp.496-501, 2005 (Released:2006-08-11)
参考文献数
11
被引用文献数
1

本研究は, チタン合金の低コスト加工化を目的として, ハイスを母材とするコーテッドエンドミルを用いたチタン合金の高速ドライ加工の可能性を調査した. その結果, ハイス工具を用いてTi-6Al-4VをV = 100m/min以上と, 従来の同材料をハイス工具で加工する切削速度よりも高速での加工が可能であったが, 加工能率は超硬工具の約1/2であった. しかし仕上げ面粗さは, 超硬工具の約1/2と, 良好な加工面が得られることがわかった. このことから, 仕上げ切削での適用が推奨される.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1161, pp.140-146, 2002-10-07

東京駅八重洲地下街の一角。ファンケルのサプリメント専門店「元気ステーション」には、今朝も出勤前の会社員らが列を作っている。40代前後の男性から旅行者風の若い女性まで、客層はまちまちだ。 「青汁豆乳をください」「鉄分まんてんプルーンを1つ」。
著者
稲掛 伝三 山田 陽巳 瀬川 恭平
出版者
遠洋水産研究所
雑誌
遠洋水産研究所研究報告 (ISSN:03867285)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.53-81, 2001-03
被引用文献数
13

1995年、1996年の冬季に対馬海峡で記録型標識を装着、放流したクロマグロ幼魚105個体のうち、これまでに24個体を回収した。そのうち、放流後1年以上を太平洋で過ごしたと思われる5個体の標識データから、それらの回遊経路を人工衛星から観測された海洋構造と対比した。この結果、北西太平洋では春季に黒潮続流域を西進、夏季に三陸沖を黒潮分派に沿って北上、秋季に親潮前線に沿って東進、冬季に日付変更線付近の黒潮続流域に向かって南下、という海洋構造に応じた時計回りの回遊パターンが認められた。また、生息水温の昇温・降温にともない、クロマグロ幼魚が表層水温18℃前後の水塊へと移動する傾向が認められた。さらに春季ブルームの消長などクロロフィルa高密度域の推移も本種の回遊経路に影響を及ぼしていることが示唆された。
著者
佐藤 貞雄 斉藤 工 大柳 康
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.57-59, 1991
被引用文献数
1

ガラス繊維を30%充填した液晶ポリマー (以下LCP-GF30と呼称) とポリカーボネートなど汎用樹脂の<I>p-v-T</I>特性を独自に設計-試作した装置を用い, 温度20~325℃, 圧力0~150MPaの節囲で, 等温圧力変化法によって検討した. その結果, ポリカーボネートの大気圧下溶融温度領域の比容積は熱膨張によって7%増大し, 負荷圧力の増加とともに漸次減少する. これに対してLCP-GF30の比容積は0.15% (325℃において) 程度増大するだけでその変化量は前者に比べて著しく小さく, また, 圧力 (最大150MPa) を負荷してもその比容積は大気圧下室温のものとあまり変わらない. したがって, 定常状態におけるこの種液晶ポリマーの比容積は温度・圧力の影響をあまり受けないことがわかった.
著者
梅垣 真祐 桜井 渉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OPE, 光エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.97, no.312, pp.7-12, 1997-10-14

1次の電気光学効果(EO効果)を用いた導波路光変調素子用材料として, 加工性に優れた電場配向ポリマーの研究が盛んに進められている。一方, 有機結晶を用いた研究は放擲された感さえある。我々は, 大きなEO係数を有しているにもかかわらず, 微細加工に難のある有機結晶を利用する方法として, 電場誘起チャネル導波路によるEO光変調素子を検討している。本稿では, 目的の素子形態を用いて有機結晶MNAのEO係数およびその波長分散を測定した結果とチャネル型EO素子設計の指針について報告する。