著者
斎藤 司
出版者
日本刑法学会 ; 1950-
雑誌
刑法雑誌 (ISSN:00220191)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.227-242, 2013-04
著者
Hirotaka IGARASHI Koichi OHNO Aki FUJIWARA-IGARASHI Hideyuki KANEMOTO Kenjiro FUKUSHIMA Yuko GOTO-KOSHINO Kazuyuki UCHIDA Hajime TSUJIMOTO
出版者
公益社団法人 日本獣医学会
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.14-0505, (Released:2014-12-20)
被引用文献数
3 12

Inflammatory colorectal polyps (ICRPs) frequently occur in miniature dachshunds (MDs) in Japan. MDs with ICRPs develop multiple polyps with severe neutrophil infiltration that respond to immunosuppressive therapy. Therefore, ICRPs are thought to constitute a novel, breed-specific form of canine inflammatory bowel disease (IBD). Pattern recognition receptors (PRRs) play a key role in the distinction of pathogens from commensal bacteria and food antigens. Dysfunction resulting from genetic disorders of PRRs have been linked to human and canine IBD. Therefore, we analyzed the reactivity of PRRs in MDs with ICRPs. Twenty-six MDs with ICRPs and 16 control MDs were recruited. Peripheral blood-derived monocytes were obtained from each dog and then stimulated with PRR ligands for 6 and 24 hr; subsequently, messenger RNA (mRNA) expression levels and protein secretion of IL-1β were quantified using quantitative real-time PCR and ELISA, respectively. The levels of IL-1β mRNA and protein secretion after stimulation with a nucleotide-binding oligomerization domain 2 (NOD2) ligand were significantly greater in monocytes from ICRP-affected MDs than in those from control MDs. In addition, IL-1β protein secretion induced by toll-like receptor (TLR) 1/2, TLR2 and TLR2/6 stimulation was also significantly greater in ICRP-affected MDs. These results suggest that reactivity against NOD2, TLR1/2, TLR2 and TLR2/6 signals is enhanced in ICRP-affected MDs and may play a role in the pathogenesis of ICRPs in MDs. Additional studies of the genetic background of these PRRs should be performed.
著者
芳野 重俊 田崎 三郎 都筑 伸二 山田 芳郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-03-27
被引用文献数
4

最近、高密度ディジタル記録においてビタビ検出技術は、PR(Partial Responce)技術と結びついて重要な役割を果たしている。このビタビ検出での問題点は、ACS操作の複雑さと、トレリス線図上の生き残りバスを遡りマージ状態を探索するために多くの処理時間が費やされることである。本稿では、バス形状マトリクスを使用した代数的探索法のバス形状マトリックスをロザリオ型に変更することで、より単純で高速化が可能な探索法を得たので提案する。
著者
神田 学 森脇 亮 鈴木 譲 マティアス ロート ティム オーク
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.47, no.7, pp.493-501, 2000-07-31
被引用文献数
5

地表面被覆の幾何構造が異なる世田谷・銀座・バンクーバーの3都市のコンスタントフラックス層において超音波風速温度計によって計測された乱流データに基づき, それらの乱流統計量に関して考察がなされた.草原上の観察から得られた既存の相似関数と比較検討し, 以下の結果を得た.(1)運動量に対する熱の鉛直輸送効率を表すそれぞれの乱流相関係数の比は, 大気安定度パラメーターに対して3都市ともほぼ同一の関数で表現されるが, 草原上で得られた既存の相似関数と比べて全般に値が小さい.都市では建物のWake効果あるいは熱源の空間的非均一性により, 運動量の熱に対する相対的な交換効率が草原上よりも高いことが示唆された.(2)主流方向風速の標準偏差, 温度の標準偏差, 乱流運動エネルギー散逸率, および温度分散の散逸率の4つの無次元乱流統計量について, 本論で対象とした都市のコンスタントフラックス層で成立する相似関数式が試算された.
著者
村上 圭一 中村 文子 後藤 逸男
出版者
一般社団法人日本土壌肥料学会
雑誌
日本土壌肥料學雜誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.75, no.4, pp.453-457, 2004-08-05
被引用文献数
10

全国の根こぶ病発生地域では土壌中の可給態リン酸の過剰が進んでいたことから,土壌中のリン酸と根こぶ病発生との因果関係について検討した.根こぶ病の発病抑止土壌である黒ボク下層土に0〜50g kg^<-1>のリン酸を添加して,可給態リン酸が0.01〜3.57g kg^<-1>に及ぶ5段階のリン酸添加土壌を調整した.これらの土壌に0〜10^7 g^<-1>(8段階)の休眠胞子を加えた人工汚染土壌を作り,リン酸の増加に伴う土壌への休眠胞子吸着率,ハクサイの根毛感染率,ポット栽培によるチンゲンサイ根こぶ病の発病を調査した.その結果,土壌リン酸の増加に伴い,土壌への休眠胞子吸着率が低下するとともに,根毛感染率が上昇し,根こぶ病の発病度が高まった.以上の結果より,大量の陽電荷を有ずる黒ボク下層土は陰電荷を有する休眠胞子を吸着してその動きを抑制するため根こぶ病の発病を抑止する.しかし,その土壌にリン酸を施用すると,土壌コロイドの陽電荷が減少して休眠胞子の吸着率が低下するため休眠胞子が遊離し,アブラナ科野菜の根毛への感染確率が高まり根こぶ病の発病を助長する.すなわち,土壌へのリン酸過剰施用が根こぶ病の発病を助長することが明らかになった.
著者
神宮字 寛 上田 哲行 五箇 公一 日鷹 一雅 松良 俊明
出版者
公益社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業農村工学会論文集 (ISSN:18822789)
巻号頁・発行日
vol.77, no.1, pp.35-41, 2009 (Released:2010-10-15)
参考文献数
20

フィプロニルやイミダクロプリドを成分とする育苗箱施用殺虫剤は,稲の吸汁性害虫を対象とした殺虫剤であり,育苗箱に用いる.本研究では,本薬剤がアキアカネ幼虫の死亡率,羽化数,羽化行動に及ぼす影響を小型ライシメータにより検証した.各ライシメータは,フィプロニル区,イミダクロプリド区および無処理区とし,それぞれ3反復で実験を行った.アキアカネ卵は,それぞれのライシメータに300卵散布した.そして,各ライシメータ中のアキアカネ幼虫の死亡率,羽化数を求めた.アキアカネ幼虫の死亡率が最も大きい値を示したのはフィプロニル区となり,羽化個体が観察されなかった.イミダクロプリド区では,フィプロニル区に比べて死亡率は低い値を示したが,幼虫の平均成長率および成虫の後翅長が無処理区よりも低下した.また,羽化異常を示す個体が無処理区に比べて高い割合で発現した.フィプロニルやイミダクロプリドを成分とする育苗箱施用殺虫剤の使用は,アキアカネ幼虫の大きな減少を招くことが示唆された.
著者
伊藤 彰則 好田 正紀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.79, no.12, pp.2062-2069, 1996-12-25
被引用文献数
18

日本語連続音声認識のための新しい言語モデル作成法について述べる.英語のコーパスは単語ごとに分かち書きされているために,単語単位のN-gramが容易に作成できる.これに対して,日本語のコーパスは漢字かな混じり文で記述されているために,事前に形態素解析を行って形態素単位のN-gramを作成するか,あるいは文字単位のN-gramを使う方法が提案されていた.本論文では,これらの手法に対して「かな・漢字文字列によるN-gram」を提案する.この手法は,学習テキストから統計的に決めた単位でテキストを分割し,そのN-gramを求めるという手法である.この手法を用いれば,事前に形態素解析を行うことなくN-gramを作成することができる.テキスト分割の手法についてさまざまな方法を比較した結果,学習テキスト中の出現頻度によって文字列を選択する方法が最も良い性能を与えた.また,学習テキストと評価テキストを変えた実験を行った結果,いずれの条件でも従来法を超える性能を得ることができた.

1 0 0 0 OA 太陽暦講釈

著者
遠藤茂平 著
出版者
書籍会社等
巻号頁・発行日
1873
著者
江 志超 張 家重 〓 方〓 〓 培玉
出版者
日本情報経営学会
雑誌
オフィス・オートメーション (ISSN:0389570X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.315-317, 1993-10-25

コンピュータエイデイツドソフトウェア工業(CASE)の研究はじようほう管理システム(MIS)のかいはつひんしつとじどう化程度を高めました。この文章にはエイデイツドMIS需求分析のCASEかんきようのせっけい思想とシステムの組合せをずしようかいします。そのかんきようはMIS向け,ストヲクチヤー化システム分析方法の支持グラフィック化へんしゆうきやせつめいげんごやデータ字典ほど提供します。
著者
ヴォドセク ぺーター 金城 まりえ 河井 弘志
出版者
京都大学
雑誌
京都大学生涯教育学・図書館情報学研究 (ISSN:13471562)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.171-192, 2003-03-31

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。