著者
内田源兵衛 著
出版者
松山房
巻号頁・発行日
1937
著者
細川隆元 著
出版者
中央公論社
巻号頁・発行日
1958

1 0 0 0 OA 三輪氏族譜

著者
三輪信太郎 著
出版者
三輪信太郎
巻号頁・発行日
vol.第3編, 1937
著者
青木 えり 栗栖 聖 花木 啓祐
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集G(環境) (ISSN:21856648)
巻号頁・発行日
vol.68, no.6, pp.II_165-II_176, 2012 (Released:2013-02-13)
参考文献数
40

地方自治体規模で市民の環境配慮行動が重視されているが,行動変容に有効な要因,要因間の関係等まだ明らかになっていない部分も多い.そこで,社会的な要因と個人的な要因の両面から現状を明らかにするため,環境配慮行動に影響を与えうる社会経済的指標を市町村レベルの統計値から調査・整理すると同時に,全国47都道府県を対象に,市民の環境配慮行動実施状況や意識,個人属性を調査する大規模アンケートを実施した.市民の環境配慮行動としては44の日常行動と13の機器導入を対象とし,各行動の実施度の違いや,促進・阻害要因の差異を分析した結果,行動により異なる要因が影響を及ぼすが,全体として個人属性や心理的な要因の方が社会的な要因より大きな影響を及ぼす環境配慮行動が多くみられた.また地方自治体の環境施策では,レジ袋や可燃ごみ有料化が関連行動に正の影響を与えていた.
著者
柳澤 純 加藤 茂明
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000

脂溶性ホルモンであるエストロゲンは、エストロゲン標的組織の細胞内に存在するエストロゲンレセプターに結合する。エストロゲンの結合してエストロゲンレセプター(ER)は、DNA上の特異的な配列に結合し、標的遺伝子の転写を制御することにより、様々な生理作用を現わす。ERの転写制御には、リガンド依存的に結合する一群の蛋白質複合体が必須であることが知られている。これらは、転写を活性化する転写活性化因子複合体と転写を抑制する転写抑制因子複合体に分けられる。われわれは、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ融合ER蛋白質を用いたカラムを作製し、新規ER結合蛋白質複合体を精製した。質量分析による同定により、この蛋白質複合体はTRRAP, GCN5,TAFなどを含み、TRRAPを介して、エストロゲンの結合したERに結合することが明らかとなった。In vitro転写系において、この蛋白質複合体は、ERの転写活性を促進することから、転写活性化因子複合体として機能するものと考えられた。TRRAPのアンチセンスmRNAはERの転写活性を著しく阻害することから、この複合体がERの転写活性化において重要な役割を担っているものと考えられた。さらに、乳がん由来の細胞株であるMCF7に、このアンチセンスRNAを恒常的に発現させたところ、エストロゲン依存的な乳がん細胞増殖が顕著に抑制された。この抑制はER結合領域を持つが複合体を形成しないTRRAPドミナントネガティブ体を細胞内に導入した場合にも観察されることから、TRRAP/GCN5複合体はエストロゲン依存的な乳がんの増殖に関与している可能性が示された。今後さらに解析を進めることにより、エストロゲン依存的な乳がんの増殖機構が明らかになり、新たな抗がん剤の開発に結びつくのではないかと期待している。
著者
柳澤 純 加藤 茂明
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1998

核内ステロイドレセプターの一つであるPPAR(パーオキシソーム増殖剤応答レセプター)α、γ、δは脂質代謝、脂肪細胞分化誘導、血管内皮での泡沫細胞形成等の多彩かつ特異的な生理作用を司っている。PPARはリガンド誘導性転写制御因子として働き、リガンドのシグナルに応じて標的遺伝子の発現を転写レベルで調節する。この際、PPARはRXR(レチノイドXレセプター)とヘテロダイマーを形成し、PPAR、RXR各々のリガンド依存的に転写共役因子群を獲得し、基本転写装置と共に転写を開始する。このようなPPAR機能発現には、リガンドの結合が必須であるが、内因性PPARリガンドは複数存在することが知られている。そのためPPARによる多様な生理作用は、多様なリガンド各々固有の作用が担うと予想されている。その分子メカニズムとして、様々なPPARリガンドが転写共役因子群を選択的に使い分けることで、リガンド固有の作用をもたらしている可能性が考えられる。また、一般に既知核内レセプターリガンドの生合成はリガンド産生酵素により厳密に制御されているため、PPARリガンド産生酵素には未同定酵素の存在が考えられる。そこで、本研究ではPPARリガンド群の特異的生理作用をもたらす分子メカニズムの解明を目指し、I.リガンドによる選択的なPPARgと転写共役因子の相互作用、II.PPAR(a,g)リガンドの同定を目指した新規リガンド産生酵素の検索、の2点を検討した。
著者
小川 佳宏 加藤 茂明 伊藤 信行
出版者
京都大学
雑誌
萌芽的研究
巻号頁・発行日
2001

【背景・目的】Fibroblast growth factor10(FGF10)は胎生期において四肢や肺、脂肪組織の形成に必須の増殖因子であるが、成体においては主に脂肪組織において発現が認められ、成体の脂肪組織においてFGF10が重要な役割を担っている可能性が示唆される。一方、FGF10ホモ欠損マウスは肺の形成障害により出生後早期に死亡する。本研究では肥満および肥満合併症の発症におけるFGF10の病態生理的意義を検討するために、FGF10ヘテロ欠損マウス(FGF10+/-)を用いて解析を行った。【方法・結果】標準食飼育下においてFGF10+/-と野生型マウス(FGF10+/+)の体重に有意差は認められなかった。しかしながら、10週齢より高脂肪食負荷を行ったところ両者において体重増加を認め、負荷後4週よりFGF10+/+はFGF10+/-と比較して有意に高体重を示した。負荷後8週目のFGF10+/-(31.5±2.7g)とFGF10+/+(41.8±2.5g)における糖代謝を検討したところ、血糖値に有意差は認められなかったが、血中インスリン濃度はFGF10+/-で低値を示した。糖負荷試験およびインスリン負荷試験においてFGF10+/+と比較しFGF10+/-で良好な耐糖能およびインスリン感受性が認められた。また負荷後8週目におけるFGF10+/-の脂肪組織重量はFGF10+/+の約1/2に減少していたが、組織学的には脂肪細胞の大きさに明らかな差は認められず、FGF10+/-とFGF10+/+の脂肪組織重量の差は脂肪細胞の数の差によると考えられた。【考察】FGF10は高脂肪食による脂肪細胞の増殖を促進し、高脂肪食負荷による肥満に伴う糖尿病発症を促進する可能性が示唆された。
著者
磯野 史朗
出版者
昭和大学・昭和歯学会
雑誌
Dental Medicine Research (ISSN:18820719)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.2-5, 2014-03-31 (Released:2014-07-31)
参考文献数
13

閉塞性睡眠時無呼吸は, 様々な診療科が関与すべき全身性疾患である. 歯科医師は, 病態生理解明, 顎顔面形態解析による原因検索, 口腔内装置や顎顔面手術, 歯科矯正による治療など, すでに重要な役割を果たしている. 今後, 歯科的, 歯科矯正的なアプローチによりこの疾患の予防まで視野に入れた研究の発展が期待される.
著者
Maiko KAWAKUBO Masaki MATSUI Sumihisa ISHIKAWA Atsushi HIRANO Osamu YAMAMOTO Yasuo TAKEDA Nobuyuki IMANISHI
出版者
公益社団法人 電気化学会
雑誌
Electrochemistry (ISSN:13443542)
巻号頁・発行日
vol.82, no.8, pp.642-646, 2014-08-05 (Released:2014-08-05)
参考文献数
14
被引用文献数
2

Degradation processes of carbon negative electrodes for all-solid lithium polymer batteries were investigated using X-ray diffraction (XRD), electrochemical impedance spectroscopy (EIS) and Scanning Electron Microscope (SEM). The cycling performances of the electrodes are significantly affected by the mixing speed of the electrode slurry. The cross-sectional SEM images of the electrodes containing vapor-grown carbon fiber (VGCF) show that more voids remained in the electrodes, if the slurry was mixed at high speed. The voids in the composite electrode expand and increase during the cycling test of the cell resulting in the capacity fading. On the other hand, the electrodes containing carbon nanotubes (CNT) show an opposite trend, because the high mixing speed improves the dispersibility of the CNT resulting in the formation of the less voids in the electrode. The electrode containing both VGCF and CNT prepared at high mixing speed shows the best cycleability among all the electrodes. In spite of some voids initially form in the electrode, the CNT seems to have prevented further increase and expansion of the voids.
著者
新井 揆博
出版者
三田史学会
雑誌
史學 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.80, no.2, pp.153-163, 2011-06

シンポジウム : キャンパスのなかの戦争遺跡 : 研究・教育資源としての日吉台地下壕はじめに保存の会の結成まで保存の会の目的保存の会の組織地下壕の見学会平和のための戦争展保存の会のその他の活動おわりに
著者
横尾民蔵 著
出版者
兵林館
巻号頁・発行日
1907
著者
寺田 美樹
出版者
北陸先端科学技術大学院大学附属図書館
巻号頁・発行日
pp.1-13, 2009-07-09

平成20年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)発表資料,平成21年7月9日開催
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.81, no.8, 1975-08-15

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1935年10月03日, 1935-10-03
著者
吉川勉著
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
1980
著者
立川 陽仁 Tachikawa Akihito
出版者
三重大学人文学部文化学科
雑誌
人文論叢 (ISSN:02897253)
巻号頁・発行日
no.27, pp.191-204, 2010

カナダの太平洋沿岸部において、20世紀を通じて地域を支える一大産業にまで成長したサケ漁業は、現地の先住民社会の経済的な自立も支えてきた。しかし1990年代からのサケ漁業の衰退により、先住民社会は経済的自立を支える新たな方途を模索せねばならなくなっている。そこで一部の先住民に注目されたのが、養殖業であった。養殖業に注目した先住民の一部は、みずからのコミュニティを再び活性化させることに成功しているが、彼らはそれだけに飽き足らず、みずからの成功を他の先住民社会にまで拡大しようと目論んでいる。そのような先住民有志によって設立されたのが、先住民養殖業協会である。本稿は、この先住民養殖業協会の設立背景と現時点における活動を整理し、かつその将来像についても若干の分析をおこなうものである。