著者
工藤 憲一 猿渡 康文
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2010年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.83, 2010 (Released:2010-11-15)

EverDay Low Price (EDLP) 政策の普及や,公正取引委員会による排除措置命令等に伴い,コンビニエンスストア (CVS) の価格政策に対する疑問も呈されている。 本研究では,CVSの価格政策をEDCP (EveryDay Convenient Price) として再定義し,そこに含意される経済合理性を再認識することを目的とする。 16店舗のCVSとスーパーマーケットを対象にフィールド調査を行って時間価値を計測し,加工食品の価格に対して線形重回帰分析を試行した。 EDCPの価値は,EDLPの価値に時間価値を加えた一般化価値として理解しうる。CVSが提供する最大の時間価値は新商品の訴求による品揃えの新鮮さであり,長時間営業や立地利便性による時間価値は優位性を失う可能性もある。また,消費期限までの残時間は時間価値として有意ではなく,経済合理性の観点からは,CVSの見切り販売は必ずしも支持されない。
著者
居駒 永幸
出版者
日本歌謡学会
雑誌
日本歌謡研究 (ISSN:03873218)
巻号頁・発行日
no.35, pp.10-18, 1995-12
著者
近藤 喜博
出版者
神道宗教学会
雑誌
神道宗教 (ISSN:03873331)
巻号頁・発行日
no.94, pp.p1-32, 1979-07
著者
近藤 喜博
出版者
神道宗教学会
雑誌
神道宗教 (ISSN:03873331)
巻号頁・発行日
no.97, pp.p55-77, 1979-12
著者
門田 有佳子 井上 密義
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.279-282, 2001-08
参考文献数
3
被引用文献数
1

広島県の世羅台地にある社叢緑部において、治山工事に伴い失われたマント群落の復元ならびに創出を試みた。照葉樹と郷土種・草本類を混播して施工し、その後4年間に渡り追跡調査を行った。調査項目は、復元区域と創出区域の2地点における、導入種の成立本数・被度・樹高と侵入種実態調査である。その結果、復元区域では約4年でマント群落が復元し、創出区域では先駆草本・低木による小規模なヤブが出現した。これに、施工地の自然回復力による復元が併せて進行することによって、工事によって森林に与える負荷を早期に軽減させることが可能である。
著者
猿田 正祝
出版者
神社本庁教学研究所
雑誌
神社本廳教學研究所紀要 (ISSN:13422421)
巻号頁・発行日
no.12, pp.183-211, 2007-03
著者
藤田 直子
雑誌
東京大学農学部演習林報告 (ISSN:03716007)
巻号頁・発行日
no.117, pp.21-64, 2007-06

本論文は、2006年に東京大学に提出した学位論文の後半部分であり、前半における自然に対する神道の空間認識と日本人の自然に対する空間概念形成の整理に続く、都市における神社や社叢の緑地としての現状の実態分析及びその評価と位置づけることができる。本研究の立脚点は「緑地」という視点を通して時間的な軸と空間的な軸から社叢空間を捉えようとするところにある。