1 0 0 0 IR 大和名所往来

出版者
: 鉛屋安兵衛 : 文化13(初版天明7)
巻号頁・発行日
0000

[頭書]商売往来/小野篁歌字尽/七伊呂波/二四孝絵抄/大日本国尽/書初乃詩歌/七夕の詩歌/小笠原諸礼之図式/百官名尽/東百官/京町づくし
著者
Arata Hidano Yoko Hayama Toshiyuki Tsutsui
出版者
National Institute of Infectious Diseases, Japanese Journal of Infectious Diseases Editorial Committee
雑誌
Japanese Journal of Infectious Diseases (ISSN:13446304)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.396-402, 2012 (Released:2012-09-25)
参考文献数
23
被引用文献数
4 7

Rabies was eliminated in Japan over 50 years ago; however, the recent increase in the movement of humans and animals across the world highlights the potential threat of disease reentry into the country. The immune status against rabies among the dog population in Japan is not well known; thus, the purpose of this study was to estimate the prevalence of dogs with effective immunity from the vaccination history using a web-based survey. We found that 76.9% (95% confidence interval, 75.8–78.1) of dogs in this study population belonged to the population in which 90% were assumed to have the internationally accepted antibody titer. We showed that dogs taken less frequently for walks were less likely to be vaccinated. Additionally, the frequency of encounters with other dogs during walks and the number of individuals in households were associated with vaccination history. To our knowledge, this study is the first report estimating the prevalence of dogs in Japan with effective immunity against rabies. Further, we identified the population with low vaccination coverage as well as the heterogeneous characteristics of vaccination history among the dog population. These findings contribute to the implementation of an efficient strategy for improving the overall vaccination coverage in Japan and the development of a quantitative risk assessment of rabies.
著者
田崎 美弥子 山本 幹男 小久保 秀之 小林 宏
出版者
東京理科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

本研究の目的は、喜怒といった対立する情動が混在するNon-Dialecticな東洋圏と混在しないDialecticな西欧文化圏において顔表情認知過程において差異があるかどうかを検証することである。本研究は4つの実験から構成された。実験1では、3名ずつの日本人と中国人との顔表情認知を喜び、怒り、驚き、軽蔑、嫌悪、恐れの顔表情と喜びを基点としてそれぞれの情動への変化する過程の中間表情を示す26枚顔表情刺激を使って、カードソーティングを実施した。また中国人学生には面接インタビューを行った。実験2では、同じ刺激材料を用いて、139名の日本人学生にスクリーンで刺激材料を8秒、白紙を3秒提示することを交互に26回繰り返して、その顔表情認知実験を行った。正答率の分析し、同じ日本人でも日本人の顔表情で正確に識別されるのは、笑い顔であり、「喜び、驚き、怒り」は「恐れ、嫌悪、軽蔑」より識別されやすいことがわかった。また実験3では、日本人と中国人に近赤外線、分光血流計OMN-3000を使い、実験1と2の刺激材料を提示したときの脳の血流変化を測定した。その結果、中国人は右前頭前野腹外側部の血流増加が顕著に認められた。日本人は相対的に血流増加が目立たず、課題負荷が少ないことが推測された。実験4では人種的にはヨーロッパ系であるものの情動表出が明確なラテン系の文化圏にあるブラジル人にとってどのように日本人の顔表情変化が認知されるかを検証した。その結果、喜怒哀楽が激しいブラジル人にとっては、日本人の笑い顔と驚き顔以外は識別が不可能であることがわかった。本研究から、笑い顔はともかくほかの曖昧な顔表情は同じ日本人にとっても難しいこと、さらに同じNon-Dialecticな文化圏であるアジア圏の中国人にも笑い顔と驚き顔以外は識別が難しく、Dialecticな文化圏であるブラジル人にとっては同じ結果が示された。以上から、日本人の曖昧な顔表情は特にほかの文化圏では極めて識別が難しく日本人の海外でのミス・コミュニケーションの一要因になっているのではないかと示唆された。

1 0 0 0 動物の解剖

著者
下泉重吉編
出版者
紀元社出版
巻号頁・発行日
1965
著者
田中亮著
出版者
古今書院
巻号頁・発行日
1967
著者
木俣 美樹男 阪本 寧男
出版者
日本雑草学会
雑誌
雑草研究 (ISSN:0372798X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.p103-111, 1982-08

目本産力モジグサ属植物のうちで,雑草性の高いカモジグサ(Agropyron tsukushiense var. transiens)の普通型と早生生態型およびミズタガモジグサ(A humidorum)について,繁殖様式と生育場所との相互関係について検討した。これら2種が同所的に生育する静岡県三島市の休閑困における野外調査によると,カモジグサの早生生態型は種子でのみ実生を生じさせていたが,ミズタガモジグサは種子および桿の断片から実生を生じさせていた(第1表)。早生生態型の桿の断片は越夏後に腐敗して萌芽せず,ミズタガモジグサではほぼ半数の桿の断片が萌芽していた(第2表)。ミズタガモジグサの桿はほぼ7節よりなっているが,水岡耕起の際に1〜3節をもつ断片にされることが多かった。桿の断片は3節をもつものがもっともよく萌芽していた(第3表)。ヵモジグサの普通型と早生生態型およびミズタガモジグサの種子を温度および水条件による14の処理区に貯蔵し,経時的に発芽試験を行なった(第1図)。この結果によると,カモジグサの普通型は畑条件下でよく発芽し,早生生態型は州および湛水条件下でよく発芽した。ミズタガモジグサは種子の休眠が深く,湛水条件下でも比較的よく発芽力を維持した。カモジグサの普通型と早生生態型およびミズタガモジグサの桿の1節をもつ断片を温度および水条件による8処理区に貯蔵し,経時的に萌芽試験を行なった(第2図)。この結果によると,カモジグサの普通型および早生生態型の桿の断片の腋芽は休眠性が弱く,7月にはほとんどが萌芽した。しかしながら,ミズタガモジゲサの桿の断片の腋芽は休眠性が強く,9月まで著しい萌芽カミみられなかった。これらの結果は,休閑田における野外調査の結果とよく一致した。すなわち,カモジグサの早生生態型の株は休眠性が弱く湛水下で腐敗し,多年生であるにもかかわらず,自然状態では一年生植物のように種子によってのみ繁殖する。普通型は,種子が湛水・高温条件下で腐敗するので畦より水田中には侵入できない。ミズタガモジグサは種子のほか,株および多年生化した桿によっても繁殖し,水田への適応性が認められた。
著者
庄山 正仁 倉地 敏明 二宮 保
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-I, 通信I-情報通信システム・理論 (ISSN:09151877)
巻号頁・発行日
vol.78, no.11, pp.614-620, 1995-11-25

力率改善形コンバータの出力端子間には,通常,大容量の電解コンデンサが用いられており,高周波スイッチングによるリプル電圧の低減と同時に低周波リプル電圧の低減も行っている.この場合,電解コンデンサにリプル電流が流れることにより,その等価直列抵抗において電力損失を生じ,素子温度を上昇させ,ひいては素子の寿命を短くしかねない.従って,この電解コンデンサを流れるリプル電流の実効値を正確に見積もることは,電解コンデンサの選定を的確に行い,期待寿命を確保するうえで非常に重要である.本論文では昇圧形の力率改善形コンバータを例にとり,出力端子間に用いられる電解コンデンサのリプル電流について詳細な解析を行った.具体的にはリプル電流を低周波成分と高周波成分に分け,それぞれの周波数成分におけるリプル電流の実効値を導出した.また,解析の妥当性を実験により確認した.