著者
伊藤 崇達 神藤 貴昭 高嶋 重行 竹内 温子 菅井 勝雄 前迫 孝憲
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.377-385, 2004-03-20
被引用文献数
4

本研究は,自己効力感,不安,自己調整学習方略,学習の持続性に関する因果モデルの検証を行うことを目的とした.自己効力感尺度,学習時の不安感尺度,認知的側面の自己調整学習方略尺度,自己動機づけ方略尺度,学習意欲検査(GAMI)の下位尺度である持続性の欠如が,中学生449名に対して,試験の1ヶ月前と1週間前の2回にわたり実施された.共分散構造分析によって検討を行った結果,以下のことが明らかとなった.(1)自己効力感が高いものほど,認知的側面の自己調整学習方略と内発的調整方略をよく用い,外発的調整方略は用いていなかった.(2)学習時の不安感が高いものほど,認知的側面の自己調整学習方略,内発的調整方略,外発的調整方略をよく用いていた.(3)内発的調整方略の使用は,学習の持続性の欠如と負の関連を示し,外発的調整方略の使用は,学習の持続性の欠如と正の関連を示していた.
著者
千国 幸一 長妻 常人 田畑 利幸 門間 美千子 斎藤 昌義 小沢 忍 小堤 恭平
出版者
Japanese Society of Animal Science
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.340-346, 1994
被引用文献数
6 1

ウシの成長ホルモンは127番目のアミノ酸でLeu/Valの多型が存在する.この多型の原因となる塩基配列の違いを決定するため,黒毛和種,ホルスタイン種,ヘレフォード種,アバーデンアンガス種から成長ホルモン遺伝子のイントロン4とエキソン5を含む652bpの領域をPCRによって増幅し,塩基配列を決定した.その結果,127番目のアミノ酸に対するコドンはA型(Leu)がCTG,B型(Val)がGTGで,1塩基の違いによる多型であることが明らかとなった.黒毛和種においてはさらに,別の部位で新たな多型が認められた.この変異は172番アミノ酸のコドンがACGからATG(C型)となるもので,コードしているアミノ酸はThrからMetに変化する.上記の4品種と褐毛和種について,Alu I切断とドットハイブリダイゼイションを用い遺伝子型を決定した結果,黒毛和種と褐毛和種にはA型(Leu<sup>127</sup>,Thr<sup>172</sup>),B型(Val<sup>127</sup>,Thr<sup>172</sup>),C型(Val<sup>127</sup>,Met<sup>172</sup>)の3種が存在し,分析したホルスタイン種,ヘレフォード種,アバーデンアンガス種には,C型が認められなかった.これらのことから,C型遺伝子は黒毛和種と褐毛和種の共通祖先のB型遺伝子に生じた変異であると考えられた.遺伝子頻度は59頭の黒毛和種で0.500(A),0.144(B),0.356(C)であった.これらの遺伝子型と枝肉形質との間に明確な関連は認められなかった.
著者
白川 慧一
出版者
土地総合研究所
雑誌
土地総合研究 (ISSN:13436600)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.117-138, 2010
著者
岩浪 哲馬 後藤 富朗 平野 智 桜井 優
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, no.7, pp.5-8, 2012-02-09

画像のコントラスト補正は,過度な強調により画質が劣化する,あるいは局所的なコントラストが未改善となるといった問題があり,画像の適応的なコントラスト改善は難しい.また,適応的なコントラスト補正を行った場合には,処理時間が増大する問題がある.そこで本稿では,画像をサブブロックに分割し処理を行う適応的なコントラスト補正法を提案する.提案手法は,ブロック分割による処理時間の削減およびDRSHEを局所領域に応用することで局所的なコントラストの向上を実現でき,Retinex手法と同程度のコントラスト強調度を保ちつつ大幅な処理時間の削減に成功した.
著者
瀬川 信久
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.294-282, 2002-07-11
著者
難波 克行
出版者
公益社団法人 日本産業衛生学会
雑誌
産業衛生学雑誌 (ISSN:13410725)
巻号頁・発行日
vol.54, no.6, pp.276-285, 2012-12-20 (Released:2012-12-12)
参考文献数
10
被引用文献数
1 2

目的:メンタルヘルス不調者の復職支援の効果を定量的に評価するために,異なる復職支援プログラムにおける復職後の出社継続率と費用対効果を比較調査した.方法:ある企業においてメンタルヘルス不調者に対する新旧2つの復職支援プログラムを実施し,旧プログラムで復職した142例,新プログラムで復職した54例,計196例を対象に分析を行った.新プログラムには,(1) 生活記録表を用いた復職判定,(2) 6ヶ月間の段階的な復職プラン,(3) 定期的な産業医面談,(4) 全社復職プラン検討会などを盛り込んだ.結果:新プログラムの休業期間は中央値で60日ほど長かったが,復職1年後の出社継続率は54.2%から91.6%へと改善し,復職後1年間の生産性も6,226,192万円から8,418,514円へと改善した.復職支援にかかった費用は65,945円から300,898円と増加した.経営者の視点から費用便益分析を実施したところ,本取り組みの投資収益率(ROI)は933%であった.結論:復職後の再発を予防するためには新しい復職支援プログラムが効果的であることが示唆された.
著者
村上 正隆
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.50, no.9, pp.715-720, 2003-09-30
被引用文献数
2

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著者
大學基準協會 [編]
出版者
大學基準協會
巻号頁・発行日
1947
著者
田中 庸介
出版者
思潮社
雑誌
現代詩手帖 (ISSN:13425544)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.p158-162, 1992-02
著者
元廣 高之 真田 俊明 大道 道大 浜田 吉則
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.37, no.11, pp.1777-1780, 2004-11-01
被引用文献数
6 5

症例は60歳の男性で,平成14年2月7日に突然,激しい腹痛を認め来院した.腹部単純X線と腹部CTでは拡張した小腸ガス像と鏡面形成を認めた.腹部超音波検査では,キーボードサインと腹水を認め,絞扼性イレウスの診断で緊急手術を施行した.開腹すると,S状結腸間膜に直径約5cmの異常裂孔が存在し,小腸が貫通して絞扼されており,S状結腸間膜裂孔ヘルニアと診断した.術後経過は良好で第10病日に軽快退院した.成人のS状結腸間膜裂孔ヘルニアはまれであり,文献的考察を加えて報告した.
著者
田辺 俊介
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.235-249, 2004-09-30

本論文は様々な外国人に対する認知構造について、多次元尺度構成法による把握を試みたものである。先行研究を受けつつ本研究では、26国民・民族集団についての類似度データ、10国民・民族集団の一対比較データ、海外経験の有無や外国人友人の有無についてのデータを、主に大学生を対象として収集し、分析した。<BR> 類似度データをクラスカルの非計量多次元尺度構成法で分析した結果、「西洋人(あるいは白人)か否か」、心理的距離、地理の3つの次元によって人々が外国人を分類していることが示された。さらに個人差多次元尺構成度法により認知構造の属性差を検討した結果、旅行経験の有無に関して旅行経験のある人の方が「西洋人か否か」(「白人か否か」)という次元をあまり重視しないという傾向が見られた。また一対比較データを選好度の多次元尺度構成法で分析した結果、「アジアびいき」、「欧米びいき」という異なる選好パターンが存在すること、またイスラム諸国やアフリカ地域の人々がどんな人からも「遠い」存在と考えられていることが示された。
著者
糸魚川 竜士 大山 恵弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICM, 情報通信マネジメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.22, pp.105-110, 2012-05-03

サーバのセキュリティログを頻繁に検査することはセキュリティの確保のために重要である.しかし,監視のための仕組みがなかったり貧弱であったりすると,管理者は外出時などにログを効率的に検査できない.そこで本研究では,サーバの監視状況をツイートとしてTwitterに送信するセキュリティシステムを提案する.そのシステムのユーザは,サーバのログを様々な場所からいつでも検査できる.また,決まったコマンド文字列を含むツイートにより,ユーザはシステムの挙動を制御できる.現在,本システムはApache Webサーバを対象としている.実験では,本システムがWebサーバの監視状況をツイートとして送信したことや,与えられたコマンド文字列に関係づけられた動作を実行したことを確認した.
著者
市井三郎 布川清司著
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
1972