著者
藤井 修
出版者
日本幼稚園協会
雑誌
幼児の教育
巻号頁・発行日
vol.105, no.12, pp.8-12, 2006-12
著者
鳩山 道夫
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.35-37, 1964-01-05
著者
吉田 亘
出版者
筑波大学大学研究センター
雑誌
大学研究 (ISSN:09160264)
巻号頁・発行日
no.28, pp.123-139, 2003-12

ただいま、ご紹介をいただきました吉田でございます。日本に戻りまして約1年が経ちました。学生には、「最近、先生の日本語わかるよ」と言われております。もちろん日本人ですから日本語は使うのですが、1年間くらい往生したこともござい ...
著者
村上 義紀
出版者
筑波大学
雑誌
大学研究 (ISSN:09160264)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.245-261, 2001-03

村上 皆さん、こんばんは。前回お見えいただいた方もいらっしゃいますので、できるだけ前回と重複しないようにお話をしようと思いますが、若干の重複はご容赦いただきたいと思います。いま、山本教授から私を常任理事とご紹介をいた ...
著者
多田 富雄 栃倉 辰六郎 鈴木 紘一 高久 史磨 上野川 修一 白井 俊一
出版者
東京大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1989

本研究では、食品成分の生体防御系に対する作用を、免疫応答系とそれ以外の作用を介した系で解析した。免疫応答系に関するものでは、無菌およびSPFマウスのパイエル板のTおよびB細胞について、フローサイトメトリーを行ない、消化管が免疫細胞分化の場として重要な役割を果していることを証明した。また代表的な牛乳アレルゲンであるαsl-カゼインを免疫したマウスより、Lytー2^+サプレッサ-T細胞をクローン化することに成功した。食品成分の自己免疫疾患におよぼす影響を検討した結果、低カロリー食がBWF_4マウスにおける自己免疫疾患の治療に効果のあることを立証した。さらに食品によるアレルギーの制御を目的として、患者に造血因子GCSFを投与すると、好中球数が増加することを明らかにした。また、生体の防御ポテンシャルを増強する目的で、ハイブリドーマを検定細胞として、食品中に抗体産生を促進する成分を検索し、卵黄リポタンパク質、スキムミルク、ラクトフェリンなどにその効果のあることを明らかにした。つぎに、好中球、マクロファージなどの白血球の局部浸潤を調べる方法を用い、植物性食品を中心に、免疫賦活作用を持つ成分を検索し、キノコ類、緑黄野菜類にその活性のあることを明らかにした。一部にはインターフェロン誘導活性がみられた。免疫系以外による生体防御では次のような成果が得られている。セノバイオティクス(有機人工成分)の解毒、排泄に必須である肝薬物代謝物質の誘導に食餌タンパク質の量、質が大きく影響することを明らかにした。また生体防御において重要な役割を果たしているビフィズス菌の増殖因子であるβーDフコシルグルコースを酵素的に合成した。さらに、生体防御系に重要な役割を果たしているカルシウムプロテアーゼについて、その構造と機能について分子生物学的研究が行なわれた。さらに、消化管に分布する免疫細胞の組織化学的特徴を解明した。

1 0 0 0 OA ESPと記憶 (1)

著者
萩尾 重樹
出版者
鹿児島国際大学
雑誌
鹿兒島経大論集 (ISSN:02880741)
巻号頁・発行日
vol.19, no.4, pp.115-135, 1979-03-15
著者
萩尾 重樹
出版者
鹿児島国際大学
雑誌
鹿兒島経大論集 (ISSN:02880741)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.115-133, 1979-04-15
著者
田中 博 文 勝義 黄 水鎭
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.45, no.11, pp.825-826, 1998-11-30
被引用文献数
1
著者
西尾 雅裕
出版者
法政大学
雑誌
日本文學誌要 (ISSN:02877872)
巻号頁・発行日
vol.61, pp.37-44, 2000-03-24
著者
梁 成吉
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.197-203, 1996-03-05
被引用文献数
1

1994年の暑い夏の最中, 素粒子理論の分野でひとつの「事件」が起きた. コンピュータ・ネットワークを通して毎日眺める新版プレプリント情報に掲載された Seiberg Rutgers 大) と Witten (Princeton 高等研) の共著による2本の論文が原因である. 彼らは, 4次元 (時空(1+3)-次元) の N=2 超対称非可換ゲージ理論の真空構造に関する近似なしの厳密な結果を得たというのである. これが素粒子理論研究者の間で大きな反響を巻き起こした. また, その評判は分野を越えて広まっているようで, 米国では新聞紙上をも振るまわしたとのことである. そこで, この解説ではSeiberg-Wittenの仕事の成果とその意義をまとめてみる.
著者
山本 晋
出版者
公益社団法人大気環境学会
雑誌
大気環境学会誌 (ISSN:13414178)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.133-144, 2003-05-10

大気境界層は大気と陸面間の熱的,力学的相互作用と物質交換に重要な役割を持っている。そこでタワー,飛行機などを観測プラットホームとした野外観測により,陸面と大気間の熱,運動量,微量物質の交換過程,大気境界層の構造を解明してきた。研究の成果は大きく分けると1)大気境界層の構造の解明とそこでの大気汚染物質の拡散モデル構築,2)地球温暖化問題との関わりでは二酸化炭素の循環,収支の解明と森林生態系のC0_2吸収能の評価に応用されてきた。第1の課題では飛行機観測においては晴天時,日中に平坦陸地上に形成され,高度1500m程度に及ぶ混合層の解析を中心に行った。高タワー観測においては,観測高度が300m程度までであることを考慮して,晴天時の夕方から夜半にかけて高度200m以下に形成される安定接地境界層と早朝から日中にかけての比較的低高度の現象である安定接地境界層解消・混合層形成初期過程を重点的に調べた。第2では大気と森林生態系間のC0_2正味交換量(NEE)を野外でのタワー観測に基づき調べ,NEEと気象条件の関係, NEEの季節・年々変化を解明した。岐阜県高山の冷温帯落葉広葉樹林での1993年からの観測ではNEEは平均1.8tC/ha/年であるが,その年々変動は大きい。なお,日本の代表的な森林での観測から2から5 tC/ha/年程度という結果が得られているが,これらの結果は温帯林がC0_2の吸収源であることを示している。しかし,陸上植物生態系のグローバルな吸収・固定量を推定するには,気候,緯度などの異なる諸地域での多様な植物種に対する結果を更に集結し,総合的に解釈することが必要である。
著者
吉野 利夫 藤川 晃三 上瀬 千春 出来 裕三 大森 静雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.25-44, 1987-01-20

今日のテレビ報道情報番組の拡充は目覚ましいものがある.大型ネットワークニュース, ローカルニュース等の充実, そして生活情報のワイドショー化等と, 報道取材合戦は熾烈を極め, 活況を呈している, 朝から夜に至るまで多彩な情報と, 視聴者の関心領域の拡がりに対応して, 放送されている.ニュースの形成もキャスターニュースから記者が現場から伝える「記者レポート」形式となり, テレビ報道は, 新聞から自立して独自のテレビジャーナリズムを追究している.「百聞は一見に如かず」という諺があるが, テレビ映像による情報の伝達は, わかり易さの点で新聞報道をはるかに凌ぐ部分がある.しかしその半面, 絵になりにくい政治・経済の仕組みや話題を, どうわかり易く, 速く, 伝えていくか, 今後の大きな課題である.このような背景のもとに, 報道, 中継技術は生放送をより志向し, 報道速報から大型イベント中継まで, 技術革新とあいまって多様な制作技術をこなすようになった.
著者
坂本 公也 永田 真 保谷 功 井上 憲一 木内 英則 坂本 芳雄 山本 恵一郎 土肥 豊
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー
巻号頁・発行日
vol.42, no.7, pp.840-845, 1993

十分量のステロイドを含む薬物療法によっても鎮静し得ず, therapeutic awakeningを試みることにより改善が得られた気管支喘息の1例を経験したので報告する。症例は33歳の女性で17歳発症の気管支喘息である。重積発作のため近医へ入院したが, 症状の改善が得られず当科へ転送となった。種々の治療により喘息症状の軽快が得られ, 順調に経過していたが, 再度早朝から始まる喘息発作が頻発するようになった。就寝前の気管支拡張剤およびプレドニゾロンの十分量の投与等を行ったが, 喘息発作の改善は得られなかった。therapeutic awakening, すなわち患者を午前3時に治療的に静かに覚醒させサルブタモール2.5mgの吸入投与を行ったところ, 自覚症状および理学的所見の速やかかつ著明な改善が得られた。治療抵抗性のmorning dippingに対して, therapeutic awakeningは試みる価値のある治療手段の1つであると考えられた。