3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1910年11月24日, 1910-11-24
著者
新聞之新聞社 編
出版者
新聞之新聞社
巻号頁・発行日
vol.昭和10年版, 1935
著者
千々和 到 矢部 健太郎 大河内 千恵 窪田 涼子 角田 朋彦 長又 高夫 堀越 祐一 山崎 布美
出版者
國學院大學
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

中近世の日本の誓約の文書は「起請文」と呼ばれた。それは、まず約束の内容を書き、そのあとに「もしウソをついたら、神仏の罰をうける」と書く。これまでその最初の史料とされていたのは、1148年の奈良・東大寺に残る文書だったが、2007年に琵琶湖北岸の塩津港遺跡から出土した木簡は1137年の年号があり、千々和が以前に「勧請型起請文」と名付け、中世初期からの存在を指摘した形式のものだった。これは、まず神仏をこの場に招き(これを勧請という)、そのあとに約束をし、それから「もしウソをついたら、神仏の罰をうける」というものである。本研究は、この新資料を起請文の歴史に位置づけ、その歴史を書き直すものとなった。
著者
中村 覚 佐久間 淳 小林 重信 小野 功
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第22回全国大会(2008)
巻号頁・発行日
pp.83, 2008 (Released:2009-07-31)

本論文では,クォートドリブン市場におけるマーケットメーカー(MM)の戦略獲得問題を,MMの利益および約定率の観点から多目的最適化問題として定式化し,多目的遺伝的アルゴリズムにより戦略の最適化を行う手法を提案する.
著者
田村 まどか 福嶌 教偉 白石 公
出版者
特定非営利活動法人 日本小児循環器学会
雑誌
日本小児循環器学会雑誌 (ISSN:09111794)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.100-109, 2017-03-01 (Released:2017-05-13)
参考文献数
9

補助人工心臓(VAD)の開発と承認などにより,移植待機中の患者の状態が多様化している今日の小児心臓移植医療の現場において,移植待機期間中,そして移植後も子どもとその家族への心理社会的支援の提供は重要である.医療環境下にある子どもや家族に,心理社会的支援を提供する専門職であるChild Life Specialist(CLS)は,小児心臓移植医療の現場において,①治癒的遊びと環境の提供,②医療体験への心の準備のサポート,③検査・処置中の心理的サポート,④退院・復学支援,⑤きょうだい・家族へのサポート,⑥グリーフ・サポートなどを通して,子どもたちが主体的に医療に臨めるように医療チームの一員として活動している.CLSを含む移植医療に関わる多職種が,チームで連携し協働することにより,子ども一人ひとりのニーズに合った支援の提供と,その家族全体の包括的な支援が心臓移植待機中,そして移植後も継続して可能になると考える.
著者
宮脇 昇 山本 隆司 横田 匡紀 清水 直樹 西出 崇 後藤 玲子 藤井 禎介 玉井 雅隆 山本 武彦
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非民主主義国では「やらせ」を内在化した情報操作が権力維持のために恒常化している。しかし世界的な民主化の波、インターネットの普及、情報公開制度の拡大により、成功的演出の条件が困難になった。
著者
生方 智子
出版者
明治大学文学部文芸研究会
雑誌
文芸研究 : 明治大学文学部紀要 (ISSN:03895882)
巻号頁・発行日
no.128, pp.51-68, 2016

谷崎潤一郎は、大正期において、分身関係をテーマとした小説を多数発表した。また谷崎のみならず、芥川龍之介や佐藤春夫ら大正期の作家たちも分身小説を執筆している。大正期の文学作品の特徴について考察した川本三郎は、分身小説が生み出された背景に近代特有の時代状況があると論じる。近代とは、産業革命以降、目まぐるしい技術革新に伴って社会変化がもたらされた時代であり、近代に生きる者は、時間的・制度的な安定を失って「近代の特有の病い」としての「自己分裂という現象」に直面することになった。分身小説はこのような近代の体験としての「自己分裂という物語」を描いたと述べる。また、渡邉正彦は、近代という時代に生きる人聞の状況をテクノロジーの体験として問題化し、分身小説は、映画という技術によってもたらされたと論じる。
著者
三巻 祥浩 指田 豊 安達 得夫 吉成 清
出版者
日本生薬学会
雑誌
生薬学雑誌 (ISSN:13403443)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.p86-91, 1994-03

Barks of Prunns lannesiana var. speciosa, P. maximowiczii, P. apetala, P. pendula forma ascendens and P. yedoensis of the subgenus Cerasus, and P. laurocerasus and P. spinulosa of the subgenus Laurocerasus were assayed for their constituents. The barks of the Cerasus plants were formed to be rich in flavonoids and their glucosides, and to contain 5, 4'-dihydroxy-7-methoxyflavanone 5-O-β-D- glucopyranoside (sakuranin) as a common flavonoid. On the other hand, no flavonoid was detected in the barks of the Padus and Laurocerasus plants, but they both contained cyanogenic glucosides as a common component. The difference of the constituents observed between the barks of the Cerasus plants and those of the Padus and Laurocerasus was well correlated to the taxonomic theory proposed by T. T. Yu (1984).
著者
米田 浩久 實光 遼 松本 明彦 岩崎 裕斗 金子 飛鳥 守道 祐人 鈴木 俊明
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.48101928-48101928, 2013

【はじめに】課題指向型の運動学習条件としてpart method(分習法)とwhole method(全習法)がある(Sheaら,1993)。このうち分習法は獲得する動作を構成する運動要素に区分して別々に練習する方法であり、全習法は獲得する動作をひとまとめに練習する方法である。全習法は分習法と比較して学習効果が高く、運動学習の達成度は早い。これに対して分習法は学習した運動の転移が可能なことから難易度の高い運動に有用であるが、獲得から転移の過程を経るため全習法よりも時間を要する。一方、理学療法では早期の動作再獲得を図るため障害された動作の中核を構成する運動を選択的かつ集中的にトレーニングする分習法を採用することが多く、1 回あたりの治療成績は全習法よりもむしろ分習法の方が良好であり、早期に改善する印象がある。そこで今回、分習法による早期学習効果の検討を目的にバルーン上座位保持(バルーン座位)による下手投げの投球課題を用いて全習法と分習法による運動学習効果を比較検討した。【方法】対象者は健常大学生24 名(男子19 名、女子5 名、平均年齢20.4 ± 0.4 歳)とした。検定課題は以下とした。両足部を離床した状態でバルーン(直径64cm)上座位を保持させ、2m前方にある目標の中心に当てるように指示し、お手玉を非利き手で下手投げに投球させた。バルーン上座位は投球前後に各5 秒間の保持を要求し、学習課題前後に各1 回ずつ実施した。目標から完全にお手玉が外れた場合と検定課題中にバルーン座位が保持できなかった場合は無得点とした。目標は大きさの異なる3 つの同心円(直径20cm、40cm、60cm)を描き、中心からの16 本の放射線で分割した64 分画のダーツ状の的とした。検定課題では最内側の円周から40 点、30 点、20 点、10 点と順次点数付けし、その得点をもって結果とした。学習課題は3 種類の方法を設定し、それぞれA〜C群として無作為に対象者を均等配置した。全群の1 セットあたりの練習回数は5 回、セット間の休憩時間は1 分とした。A群では検定課題と同様の方法でバルーン上座位保持による投球をおこなわせた。実施回数は主観的疲労を感じない回数として12 セット実施した。B群は、まず椅座位での投球を6 セット実施した後、バルーン上座位を6 セット実施した。C群では椅座位での投球とバルーン座位を交互に6 セットずつ実施した。学習課題ではお手玉が当たった分画の中央の座標を1 試行ずつ記録し、中心からの距離と方向とした。得られた結果から、検定課題では学習前後での得点の比較をおこない、学習課題では各群の成功例を基に投球結果座標による中心からの平均距離を標準偏差で除した変動係数とセット間の平均距離の比の自然対数を基にした変動率による比較をおこなった。統計学的手法は、検定課題では学習前後の結果比較に対応のあるt検定を用い、A〜C群の比較として検定・学習課題ともにKruskal-Wallis検定とBonferroni多重比較法を実施した。有意水準は5%とした。【倫理的配慮】対象者には本研究の趣旨と方法を説明のうえ同意を書面で得た。本研究は関西医療大学倫理審査委員会の承認(番号07-12)を得ている。【結果】学習課題前後の検定課題の平均得点(学習前/学習後)は、A群11.3 ± 16.4/26.3 ± 15.1 点、B群6.3 ± 9.2/33.8 ± 7.4点、C群10.0 ± 15.1 点/18.8 ± 16.4 点であり、B群で有意な学習効果を認めた(p<0.01)。学習課題中の投球結果の変動係数はA群19.67 ± 1.06、B群8.42 ± 0.49、C群13.50 ± 1.24 で、A群に対してB群で有意な減少を認めた(p<0.05)。また、学習中の投球結果の変動率は群間で有意差は認められなかったものの、他群に対してB群で安定する傾向を認めた。【考察】Winstein(1991)は、分習法はスキルや運動の構成成分を順序付ける過程の学習であるとしており、運動全体の文脈的な継続性を考慮して動作を学習させる必要があるとしている。本研究ではB群によって検定・学習課題とも他群に比べて良好な結果を得た。B群では分習法により投球とバルーン上座位を各々別に集中して学習したが、運動学習中の変動係数の減少と変動率の安定化を認めたことから、バルーン上座位での投球の重要な要素である動的姿勢を集中的に獲得できたことが全習法に対して効果が得られた成因であることが示唆された。【理学療法学研究としての意義】本研究の結果から運動学習課題の設定によっては、全習法よりも学習効果が得られる事が示唆された。特に運動時の姿勢の改善を目的とする学習課題を分習法に組み込むことによって学習効果が向上する可能性があり、理学療法への分習法の応用に有用であると考えられる。
著者
田中 俊明 揚妻 直樹 杉浦 秀樹 鈴木 滋
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 (ISSN:09124047)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.123-132, 1995 (Released:2009-09-07)
参考文献数
12

The purpose of the present survey was to investigate the awareness of the public on the problems arising from provisioning. The social problems of provisioned wild Japanese macaques happens throughout Japan including Yakushima Island in Kagoshima Prefecture. A questionnaire was given to residents in Yakushima and to tourists visiting. Responses were obtained from 438 people. The results may be summarized as follows: (a) The majority of people questioned were aware of some of the social problems in wild Japanese macaques caused by provisioning. (b) Many people gave wild monkeys food for reasons of amusement and in the belief that it improved their situation. This questionnaire revealed that the public understood some of the issues described above but their actions appeared to contradict this. Consequently there is a need to develop a better understanding on the influence of man particularly in regard to feeding.
著者
Shuri Kato Asako Matsumoto Kensuke Yoshimura Toshio Katsuki Kojiro Iwamoto Yoshiaki Tsuda Shogo Ishio Kentaro Nakamura Kazuo Moriwaki Toshihiko Shiroishi Takashi Gojobori Hiroshi Yoshimaru
出版者
日本育種学会
雑誌
Breeding Science (ISSN:13447610)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.248-255, 2012 (Released:2012-11-01)
参考文献数
36
被引用文献数
4 18

Numerous cultivars of Japanese flowering cherry (Prunus subgenus Cerasus) are recognized, but in many cases they are difficult to distinguish morphologically. Therefore, we evaluated the clonal status of 215 designated cultivars using 17 SSR markers. More than half the cultivars were morphologically distinct and had unique genotypes. However, 22 cultivars were found to consist of multiple clones, which probably originate from the chance seedlings, suggesting that their unique characteristics have not been maintained through propagation by grafting alone. We also identified 23 groups consisting of two or more cultivars with identical genotypes. Most members of these groups were putatively synonymously related and morphologically identical. However, some of them were probably derived from bud sport mutants and had distinct morphologies. SSR marker analysis provided useful insights into the clonal status of the examined Japanese flowering cherry cultivars and proved to be a useful tool for cultivar characterization.
著者
井上 義教 藤田 稔
出版者
日本保健物理学会
雑誌
保健物理 (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.93-99, 1973 (Released:2010-02-25)
参考文献数
21

This is a brief investigation of biological dosimetry for human subjects. During the past decade techniques have been developed for the analysis of radiation-induced chromosome aberrations in human lymphocytes. As a result, a vast amount of studies on chromosome aberrations induced by radiation in human lymphocytes have been carried out. These studies have revealed the relationships between aberration frequencies and absorbed doses. At present this method appears to be the most readily quantifiable one of biological dosimetry available.The problems associated with the use of this method in estimating radiation dose are discussed. These problems include time of sampling after irradiation, culture time, dose rate, type of radiation, temperature at the time of irradiation, etc.

3 0 0 0 OA 一般天文学

著者
平山清次 著
出版者
共立社
巻号頁・発行日
1931