出版者
日本幼稚園協會
雑誌
幼兒の教育
巻号頁・発行日
vol.33, no.8, 1933-09
著者
奈良学芸大学庶務課
出版者
奈良学芸大学
雑誌
奈良学芸大学学報
巻号頁・発行日
vol.11, 1954-03-15

人事異動/教育二法案(閣議決定案)/教員養成審議会答申/昭和29年度志願者状況
著者
渡辺 康之
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.238, pp.2-7, 2013-09-25
著者
山下 哲
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.41-44, 2002-01

「グラフ」とは、数個の「頂点」と数本の「辺」(2頂点を端点とする線分)から成る図形のことである。グラフを平面上に描いた図のうちで、自己交差がない図を「平面グラフ」と呼ぶ。一般に、頂点の個数に比べて辺の本数が多過ぎるグラフは平面グラフをもたない。平面グラフをもつグラフを「平面的グラフ」と呼ぶ。各辺の図が直線分である平面グラフを「直線的平面グラフ」と呼ぶ。1948年にFaryは次の定理を証明した:「任意の平面的グラフの任意の平面グラフは、直線的平面グラフに平面上で辺を交差させることなく変形できる。」 グラフを平面上に描いた図の中で、曲線分と一致する部分をそのグラフの「道」と呼ぶ。道は、ちょうど1本の辺に接続している頂点を2個だけもち、その他の頂点はちょうど2本の辺と接続している部分グラフである。Faryの定理を拡張して、次の問題が考えられる:「任意の平面的グラフと任意の数本の道に対して、その平面的グラフの任意の平面グラフが、それら数本の道がすべて直線分である直線的平面グラフに平面上で辺を交差させることなく変形できるための必要十分条件を求めよ。」 グラフを平面上に描いた図の中で、閉曲線と一致する部分をそのグラフの「閉路」と呼ぶ。閉路は、すべての頂点がちょうど2本の辺と接続している部分グラフである。閉路を含まない連結グラフを「木」と呼ぶ。木は平面的グラフである。上述のFaryの定理の拡張問題を一般の平面的グラフについて解決することは難しい。本論文では、木についてFaryの定理の拡張問題を解決した。
著者
岡下 敏
出版者
青山学院大学
雑誌
青山経営論集 (ISSN:05871654)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.1-16, 1997-07
著者
高間 勇一 北山 保博 曹 英樹 棚野 博文
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.688-691, 2007
参考文献数
7
被引用文献数
2

症例は5歳男児.左鼠径部膨隆を認め来院.左鼠径ヘルニアの診断で4歳10か月時にPotts法施行.術後4日目に再発を認めた.左鼠径ヘルニア再発の診断で術後1か月時にMcVay法施行.再手術後16日目に再々発を認めた.超音波所見,MRI所見より左鼠径ヘルニア再々発,大腿ヘルニアの疑いで5歳4か月時に腹腔鏡下手術を施行.左大腿ヘルニアと診断しメッシュを使用したtension freeでの腹腔鏡下大腿ヘルニア修復術を施行した.術後3年経過し再発・合併症を認めていない.小児の大腿ヘルニアは非常に稀であり,正確な術前診断が困難な事がある.再発鼠径ヘルニアの手術に際しては,稀である大腿ヘルニアや直接鼠径ヘルニアの可能性を鑑別できる腹腔鏡下手術が有用であった.小児での腹腔鏡下大腿ヘルニア修復術の報告は本邦では初めてであり文献的考察を加えて報告する.
著者
中尾 薫 安藤 晃裕 平形 美樹人 安藤 直生 竹下 浩一郎 宮本 庸平 望月 英典
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.135, no.5, pp.205-214, 2010-05-01
被引用文献数
2 6

レミッチ<sup>®</sup>カプセル2.5 <I>μ</I>g(主成分はナルフラフィン塩酸塩)は,血液透析患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果が不十分な場合に限る)を効能・効果として2009年1月に承認された,選択的なオピオイド<I>κ</I>受容体作動薬である.各種そう痒モデル動物の抗ヒスタミン薬感受性および抵抗性の引っ掻き行動に対して,ナルフラフィン塩酸塩は用量依存的な抑制作用を示し,種々の痒みに対して止痒作用を発現する可能性が示唆された.また,ナルフラフィン塩酸塩の作用が<I>κ</I>受容体拮抗薬nor-BNIの脳室内投与により抑制されることから,中枢神経系の<I>κ</I>受容体の活性化を介して止痒作用を発現するものと考えられた.非臨床および臨床試験から,薬物動態学的特徴として,(1)長期投与により未変化体または代謝物が蓄積する可能性はないと考えられる,(2)投与後速やかに吸収され,肝臓や腎臓に高濃度分布すると共に,薬理作用部位と考えられる中枢神経系にも分布する,(3)CYP代謝反応の主な分子種はCYP3A4であり,それを阻害する薬剤との併用により未変化体の血漿中濃度が上昇する場合がある,(4)ナルフラフィン塩酸塩はP糖タンパク質の基質であるが,併用した他のP糖タンパク質基質薬物の輸送に影響を及ぼす可能性は低い,(5)未変化体およびその代謝物は,透析により除去され,血液透析患者において蓄積する可能性は低い,という特徴を有する.臨床においては,ナルフラフィン塩酸塩2.5および5 <I>μ</I>gの1日1回原則として夕食後の経口投与により,既存治療抵抗性そう痒症を有する血液透析患者に対して止痒作用を示し,その作用は長期の反復投与によっても減弱しなかった.また,動物を用いた依存性試験および臨床試験の結果から,ナルフラフィン塩酸塩が依存性および乱用をもたらす可能性は非常に低いと考えられた.以上のように,ナルフラフィン塩酸塩は,血液透析患者の既存治療抵抗性のそう痒症を抑制し,QOLを向上できる極めて有効な薬剤であると考えられる.
著者
小林 信一 長谷川 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1451, pp.11-12, 2015-02-02

ブロードキャスト・サテライト・ディズニー(BSディズニー)は2015年1月14日、BS放送の無料チャンネル「Dlife」で放送した海外ドラマなどを、放送後1週間無料でキャッチアップ(見逃し視聴)できる新アプリ「Dlife」の提供を開始した。スマートフォンやタブレット…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1521, pp.8-9, 2016-07-18

BS放送チャンネルの「Dlife」を運営するブロードキャスト・サテライト・ディズニー(BSディズニー)は2016年7月14日に会見を開催し、経営の現状や今後の事業戦略について述べた。 代表取締役社長の小林信一氏は、「親会社のウォルト・ディズニー・ジャパンの各…
著者
樋口 精一郎 藤本 智 田中 誠之 鄭 澤根
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌
巻号頁・発行日
vol.1984, no.8, pp.1268-1272, 1984

数種のオルト位アルキル置換ニトロベンゼンおよびパラ置換ニトロベンゼンの1600cm<sup>-1</sup>付近のバンドとパラ置換体に特徴的な1120,860cm<sup>-1</sup>のバンドのラマン散乱強度を検討した。1600cm<sup>-1</sup>のバンド強度の検討から,置換基効果による強度の挙動が局所的な電子密度の変化によるのではなく,分子内電荷移動に関係する電子雲の空間的広がりによることが示唆された。このことは,あつかったバンドに共鳴ラマン効果がかかわっていることを示唆する。そこで,パラ置換ニトロベンゼンの3本のバンドの強度について励起波長依存性を検討した。励起光が短波長になるにしたがい強度はほとんどの場合に増大するが,1600,1120cm<sup>-1</sup>のバンドの強度増大はそれほど大きくないのに対して,860cm<sup>-1</sup>の方は,置換基の電子供与性が強くなり分子内電荷移動型のUV吸収が長波長側ヘシフトするといちじるしく大きくなることが明らかにされた. このように強度を置換基および励起波長という2点から見ることにより,置換基による1120および860cm<sup>-1</sup>バンドの相対強度の逆転というスペクトルパターンの変化,強度のいちじるしい大きさなどの問題を解釈し得ることが示された。
著者
渡邉 勉
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.213-234, 2004-09-30

本稿では、職歴データの分析を通じて、近年系列データの分析手法として注目されつつある最適マッチング分析の有効性と問題点を検討する。職歴パターンについては、これまで原(1979)、盛山(1988) などによって検討されてきた。ただ職歴データの分析はあまり進んでいるとはいえない。本稿では、1995年社会階層と社会移動に関する全国調査(SSM調査)の職歴データを最適マッチング分析により検討する。まず入職から10年間、および30年間の職歴データについて、最適マッチング分析によって距離行列を求め、さらにクラスター分析によって、それぞれ6つのクラスターを析出した。また初職、現職、学歴、職歴パターンの関係を明らかにするために、ブール代数分析をおこなった。以上の分析から、既存の類型化とは異なり、職歴の包括的な類型化が可能であることを示し、従来の分析方法では十分にできなかった職歴の新たな分析の可能性があることを示した。
著者
苅田 丈士 工藤 賢司
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
宇宙航空研究開発機構研究開発報告 (ISSN:13491113)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-23, 2004-03

シミュレーションモデルを用いて、単段式スペースプレーン用固定形状複合サイクルエンジンの作動状態およびエンジン性能を計算した。求められたエンジン内の諸量を用いてエンジンの冷却要求、スペースプレーンのピッチングモーメントについて検討した。エンジンはエジェクタージェット、ラムジェット、スクラムジェット、ロケットの各モードで作動する。エンジン作動中は固定形状とした。エジェクタージェットモードおよびラムジェットモードではエンジン出口に第2スロートを設けることなく、亜音速燃焼ガスをチョークさせる。推進剤は液体水素、液体酸素である。高飛行マッハ数域では冷却剤流量が量論混合比流量を上回り、マッハ9以上では比推力の低下をもたらした。空気吸込み式エンジンの有効適用範囲はマッハ11までであった。エンジンはスペースプレーン下面に取り付けられることが想定されている。このような取り付け状態であっても、空気力の作用しない宇宙で、機体のピッチングモーメントは釣り合いを取ることができることを示した。
著者
塩崎 宏子 星野 茂 押味 和夫 溝口 秀昭 続木 千春 肥田野 信 森 茂郎
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.374-378, 1984
被引用文献数
7 12

Neoplastic angioendotheliosisは血管内控に異常細胞が栓塞し,主に皮膚および中枢神経系の症状をきたすまれな疾患である,現在,本邦の3例を含め, 20例足らずの報告があるにすぎず,生前の診断が困難で有効な治療法が確立されていない.われわれは,皮膚症状を呈した本疾患に,多薬併用療法を行ない,寛解を得た症例を経験したので報告する.症例は64才,女性.主訴は発熱,下肢の紅斑および浮腫.現病歴は入院6ヵ月前より,めまい,悪心,意識消失発作,下腿の紅斑.浮腫,汎血球減少症,レイノ-現象が徐々に進行し,全身状態の悪化を伴つた.入院時現症では,眼底の出血および白斑,甲状腺腫大, 1横指の脾腫,腋窩リンパ節腫大を認めた.入院時検査成績では,汎血球減少症,単球の増加および単球類似の異型リンパ球増加, LDHの増加, CRP陽性, T<sub>3</sub>の減少とrT<sub>3</sub>の増加, BMGの増加が認められた.皮膚病変部の生検からneoplastic angioendotheliosisと診断した.本疾患では,従来試みられてきたステロイドホルモンや抗生物質が無効であることが多く,生検にて認められた血管内異常細胞が,悪性リンパ腫の腫瘍細胞に類似したものであることより,悪性リンパ腫に用いられるサイクロホスファミド,アドリアマイシン,ビンクリスチン,プレドニゾロンの多薬併用療法すなわちCHOP療法を施行したところ,寛解を得た.本報告では特にneoplastc angioendotheliosisの治療に関して文献的考察を加えた.