著者
保坂 俊司
出版者
中央大学政策文化総合研究所
雑誌
中央大学政策文化総合研究所年報 (ISSN:13442902)
巻号頁・発行日
no.19, pp.3-20, 2015

As wars and conflicts break out around the world today, we Japanese also have to think of peace seriously. However, peace has not been discussed very deeply in Japan, because the meaning of the word is ambiguous in Japanese language.In this article, I will try to clarify the background of the meaning of peace in Japanese in terms of Japanese culture and spirituality. In this first of the series, I will consider the philosophy of peace in Indian Buddhism which is the origin of Buddhism, the foundation for Japanese culture.Then, we will find out the philosophy of peace which is different from the one of Western civilization. Especially, from the thoughts of Buddha, the founder of Buddhism, we can learn the original form of the philosophy of peace underlying Japanese culture.
著者
宮田 幸一
出版者
創価大学
雑誌
創価大学人文論集 (ISSN:09153365)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.A35-A60, 2004-03

To discuss some of the problems in the relationship between the teaching of nonviolence and Japanese Buddhism, we have to distinguish some levels of nonviolence. At an individual level, some people such as monks and nuns can live without using violence an
著者
外薗 幸一
出版者
鹿児島国際大学
雑誌
鹿兒島経大論集 (ISSN:02880741)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.59-81, 1988-02-20
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1230, pp.38-41, 2004-02-23

1971年、日本人の食生活に大きな影響を与える2つの食品が登場した。1つは東京・銀座に出店した米マクドナルド。もう1つが日清食品の「カップヌードル」だ。 マクドナルドはハンバーガーの低価格販売が裏目に出て、業績不振に陥った。
著者
ロング ダニエル 任 榮哲
出版者
学術雑誌目次速報データベース由来
雑誌
言語研究 (ISSN:00243914)
巻号頁・発行日
vol.117, pp.37-67, 2000

本論では,「方言認知地図」という手法を用い,韓国の大学生400人余りを対象にしたアンケート調査から,韓国語の地理的変種に対する使用者の認識を追究する.結果としては,まず,方言の認知領域が行政区画である「道」と一致する傾向の強いことがわかった.そして,韓国人は,北部諸方言の詳細な特徴がわからなくても「北のことばは自分たちとは違う」と意識しており,朝鮮半島を南北に分断する政治的境界線がインフォーマントの言語変種意識に強く反映されている.また,ソウルで話されていることばが「最も快適なことば」として全国的に高い支持を得ているものの,それが「標準語」ではなく,「ソウル方言」と認識されているという興味深い結果も得られた.さらに,偏差値を算出すると,それぞれの地方の話者が母方言への愛着を持っている様子が浮き彫りになった.なお,各地で地元の方言が好意的に捉えられている中で,慶尚道だけに「方言コンプレックス」の傾向が現れるという特徴的な現象も見られた.
著者
西本 右子
出版者
神奈川大学
雑誌
年報 (ISSN:13420917)
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.185-186, 2004-03

1 0 0 0 有馬温泉論

著者
村上 次男
出版者
甲南大学文学会
雑誌
甲南大学文学会論集 (ISSN:04542886)
巻号頁・発行日
no.9, pp.48-70, 1959-03
著者
Lunine Jonathan I.
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.9, pp.32-40, 2004-09

7年前に打ち上げられた火星探査機カッシーニが,7月,ついに土星に到達した。今後4年にわたって土星を周回しながら,環の構造の解析や磁気圏の形の測定など,様々な調査を通じて,太陽から遠く離れた神秘の惑星,土星の謎に迫る。
著者
佐藤 髙司
出版者
共愛学園前橋国際大学
雑誌
共愛学園前橋国際大学論集 = Maebashi Kyoai Gakuen College ronshu (ISSN:2187333X)
巻号頁・発行日
no.15, pp.115-122, 2015

本稿では、母語を日本語とする児童生徒への方言教育には、方言の保存継承を目的とするもの、共通語教育を目的とするもの、言語教育の基礎づくりを目的とするものの三つがあることを述べ、そのうちの言語教育の基礎づくりを目的とする方言教育の小学校における具体的指導案例(単元例)を提示する。国立国語研究所主催の学術国際フォーラム「日本の方言の多様性を守るために」は、平成22(2010)年12月18日(土)に開催された。このフォーラムでは、4人のパネリストが各言語・方言が置かれている現状を報告し、ことばの多様性を守ることの重要性について、パネルディスカッションが行われた。本稿はこのパネルディスカッションから多くの示唆を得た。本稿では、母語を日本語とする児童生徒への方言教育のうち、言語教育の基礎づくりを目的とする方言教育について論じる。言語教育の基礎とは、様々な言語を様々な言語体系としてとらえることができる感覚やセンスのことである。言語教育の基礎づくりとは、その感覚やセンスを磨くことである。この言語教育の基礎づくりを目的とする方言教育には、日常使用している日本語を用いて行うことができるために、低年齢の子どもから対象に行うことができるという最大の利点がある。本稿で示す指導モデルは、小学校の低・中・高学年の3学年からなる。低学年では、方言かるた遊びを通して、自分自身が使用している言語が一つの言語体系であり、その他にも異なる言語体系が存在することを無意識のうちに感覚として意識させるねらいがある。中学年では、低学年において無意識的に感じた異言語体系を作為的にその存在を意識させるねらいがある。高学年では、地元の方言かるたをつくる活動を通して、自方言を一つの言語体系として明確に意識させるねらいがある。研究ノート
著者
伊藤 綏 加藤 督介 三宅 良彦
出版者
Japanese Society of National Medical Services
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5, pp.445-451, 1975

胃液酸度に関する研究は多いが, これに比べ胃液ペプシンについては基礎的なものの歴史は古いけれど, その臨床的研究はごく最近になつてからである. この原因は多くの研究者が指摘してきた通りペプシン測定法にあつたことは確かである. 我々は比較的簡単な操作で多くの検体を処理し得るSamloff-KleinmannのRadial diffusion法の今村氏変法を用いて胃液ペプシンと消化器疾患との関係を研究した. 目的は胃液酸動態の研究から最近では消化性潰瘍発生の主因はペプシンに移つていることと, 肝, 膵, 腸疾患にみられる消化性潰瘍の発生病理に対する従来の胃酸による説明は不可能であり, どうしても消化管ホルモンとそれに密接な関係を有するペプシン活性が問題となつてくるので, この点を解明することに重点を置いて研究を進めた. 今回は各種酸度を呈した胃炎, 胃潰瘍, 十二指腸潰瘍, 胃癌, 肝炎, 肝硬変症, 胆石症計78例について酸度とペプシンとの関係を観察した.