2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1909年12月28日, 1909-12-28

2 0 0 0 古事記, 3巻

著者
[太安萬侶著]
出版者
古典保存会
巻号頁・発行日
1936

2 0 0 0 OA 本朝六国史

著者
伴信友 校
出版者
岸田吟香等
巻号頁・発行日
vol.5,6 日本書記, 1883

2 0 0 0 OA 拓殖大学一覧

著者
拓殖大学 編
出版者
拓殖大学
巻号頁・発行日
vol.昭和16年10月, 1941
著者
伊藤 健市
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.95-112, 2020-06-25

2 0 0 0 OA ひげ

著者
寺田四郎 著
出版者
聚精堂
巻号頁・発行日
1911
著者
大庭 絵里 Ohba Eri
出版者
神奈川大学経営学部
雑誌
神奈川大学国際経営論集 (ISSN:09157611)
巻号頁・発行日
no.39, pp.155-164, 2010-03

本稿は、犯罪事件を起こした少年が犯罪ニュースの言説においてどのように構築されてきたのかを考察し、少年事件への人々の「まなざし」の変化と厳罰主義について議論することを目的としている。ニュース・メディアとしては朝日新聞を対象とし、少年法が施行された1949年から2004年まで、5年ごとに少年事件の記事を収集した。本稿が依拠する理論的枠組は、メディア表象研究及び言説分析におけるリアリティ構築の観点である。 犯罪事件はいつの時代においても報道されており、とりわけ、1960年代においては犯罪事件の記事は多く、日本社会においては少年事件に対してもきわめて大きな関心があったと考えられる。その後、少年事件の記事数は次第に少なくなる。罪種別にみるならば、かつては軽微な非行や微罪になり得る犯罪事件も報道されていたが、近年になると身体への傷害をともなう事件や殺人など、「凶悪」とされる事件が相対的に多く報道されるようになってきている。 加害少年については、精神障がいの有無、少年の経済環境、家庭環境などが否定的に描かれ、犯罪は「特別な事情」のある人間が犯す出来事として描かれていた。しかし、そのような差別や偏見を助長する表現が減少し、言説上においては、犯罪を起こす少年が「普通」の少年であり得るように描かれ、犯罪少年のイメージは「一般化」した。同時に、犯罪・非行は社会的要因によって起こるというよりも、犯罪事件を起こした少年個人に行為の理由が見いだされるように、ニュース・ストーリーは変化してきた。この言説上の変化は、少年事件に対する人々の「まなざし」の変化を表していると考えられる。 犯罪事件を引き起こす人間に対する厳罰化を求める風潮も、このようなメディアにおける犯罪・非行のイメージの構築と無縁ではない。
著者
平松 隆円
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.48, no.11, pp.750-757, 2007

本研究の目的は, 化粧の日常的な感情調整作用に注目し, 男女別に化粧を含む日常生活行動の心理的負担や化粧 (スキンケア) の感情調整作用について検討し, それらが個人差要因といかに関連しているのかを明らかにすることである<BR>日常生活行動では, 男女とも「友人とのおしゃべり」「睡眠」「音楽」などが気晴らしになり, 「テスト勉強」「通学」「学校の授業」は負担になることがわかった.<BR>スキンケアの感情調整作用には, 『やすらぎ』と『はずみ』があり, 朝と夕という一日の活動の始まりと終わりといった生活サイクルと感情調整作用が関連し, 公的自意識と私的自意識が影響していることがわかった.
著者
加藤 貴雄
出版者
一般社団法人 日本不整脈心電学会
雑誌
心電図 (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.28, no.Suppl2, pp.5-19, 2008-03-25 (Released:2010-09-09)
参考文献数
17
被引用文献数
1 1

QT延長症候群には, 遺伝的素因を有する先天性QT延長症候群と, 種々の外因によって生じる後天性 (二次性) QT延長症候群がある、先天性QT延長症候群は, 遺伝子異常に基づいて詳細に分類され, 病型によってQTの延び方やT波の形態に特徴があり, それぞれの異常遺伝子によるさまざまなチャネル電流の変化との関係が明らかにされつつある.一方, 最近薬剤による後天性 (二次性) QT延長症候群がきわめて重要視されるようになってきた.抗不整脈薬のみならず, 多くの非循環器薬でも高率にQT延長をきたし, 一部Torsades de pointes型多形性心室頻拍による突然死例も報告されている.新たな薬剤開発に際しても, QT延長リスクの詳細な検討が義務付けられるようになってきた, このような状況から, より詳細で客観的なQT時間計測法, QT延長評価法の開発が急務で, 臨床の現場においてもこれに対応したさまざまな工夫がなされている.
著者
浅生 鴨
出版者
講談社
雑誌
群像
巻号頁・発行日
vol.68, no.10, pp.105-119, 2013-10
著者
田村 正人
出版者
日本家屋害虫学会
雑誌
家屋害虫 (ISSN:0912974X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.149-157, 2004-12-15
参考文献数
21

昆虫の社会とは,「同種の2個体以上の個体間で起こる,種を維持していくうえの協同的相互関係」と定義され,単独生活をするものも含めて,種はすべて社会をなしているとみなされる.したがって「真社会性」とは,(1)両親以外に子育てを手伝う個体がいる(共同育児),(2)2世代以上が同居して一緒に暮している(世代の重なり),(3)子を産む個体と産まない個体(不妊カスト)とがいる(繁殖に関する分業)の3つを完全に備えた「高度に発達した社会」を指す.ハチ(膜翅)目の,このような真社会性に至る道すじには2つのルートが想定される.その1つは,母娘による単一家族ルート(サブソシアル・ルート)で,まず母親が長期間子を世話することで世代の重複が起こり,次に成長した子が妹や弟の世話,巣の掃除や防衛などを分坦するようになり,最終的には自分では繁殖しなくなって繁殖上の分業が成立する.もう1つは,複合家族による共同巣ルート(セミソシアル・ルート)である.まず繁殖メスが複数集まり近接して営巣することから始まって巣や子の防衛に共同で当たるようになり,次に最優位のメスがしだいに独占的に繁殖するようになって,最終的には繁殖の分業が成立するとともに世代の重複によって若いメスが完全にワーカー化するのである.シロアリとミツバチの階級分化には違いがある.シロアリの階級分化は,内因説と外因説があり,前者は遺伝的,あるいは胚の時代に階級分化が決定されているとするもので,後者は卵からふ化した幼虫は,あらゆる階級に分化する能力をもっているが,コロニーの状態によってどの階級に分化されるかが決定される,その決定にはフェロモン,栄養,行動刺激が関係するという説である.一方ミツバチでは,未受精卵(染色体数n=16)からは雄バチが,受精卵(2n=32)からは雌バチが産まれる.さらに女王バチと働きバチの分化は,与えられる餌の質と量の違いにより幼虫期の前期に決定し,階級の維持には起動フェロモン(primer pheromone)が関与する.
著者
田尻 恵乃 藤本 将志 赤松 圭介 大沼 俊博 渡邊 裕文
出版者
関西理学療法学会
雑誌
関西理学療法 (ISSN:13469606)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.105-116, 2009 (Released:2010-01-16)
参考文献数
2

We experienced a patient with post-stroke left hemiplegia exhibiting Pusher's syndrome, who required assistance to maintain sitting and standing positions and to standing up. Hypotonia on the hemiplegic side and hypoesthesia were considered to be the basic problems with the posture and movement of this patient. Moreover, hypotonia of abdominal muscles on the non-hemiplegic side was assumed to be the main cause of Pusher's syndrome, a characteristic of this case. This condition may have induced excessive extension and abduction of upper and lower limbs on the nonhemiplegic side (Pusher's syndrome) in order to maintain posture and movement, leading to the requirement for excretory assistance. The hypotonic abdominal muscles on the non-hemiplegic side were trained through physical therapy, and Pusher's syndrome of upper and lower limbs on the non-hemiplegic side was improved. Following this, postures and movements were modified in consideration of bilateral symmetric sensory input, and movements necessary for toilet use were improved.
著者
牧野 秀子 吉松 藤子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.59-63, 1981-02-20

1) 1/2濃度の牛乳液で加熱したじゃがいもは、有意に硬さが増大した。牛乳の成分別に、いもの硬さに及ぼす影響をしらべた結果では、次の傾向が認められた。牛乳の1/2濃度のカゼイン、カルシウム、リン酸の溶液で加熱したじゃがいもは、それぞれ有意に硬さが増大した。油脂混入液で加熱したいも及び加熱いもを油脂で被覆したものでは、硬さは有意に減少した。2) 1/2濃度の牛乳液で加熱したじゃがいものカルシウム含量は、対照にくらべて、1.73:1の量比で増加したことが認められた。また同濃度の牛乳液で加熱したじゃがいものペクチンは,メタリン酸塩可溶剤分(ペクチン酸塩)が増加していることが認められた。このことから、じゃがいものペクチンは、加熱時に牛乳中のカルシウムと結合して劃分が変化し、いもを硬くする一要因となることがわかった。3)牛乳液加熱いも、及び乳脂混入液加熱いもについて、官能検査により、硬さをたしかめたところ、前者は対照より硬くなり、後者は対照よりやわらかくなることが認められた。一般に、いもの煮汁中に、カゼイン、カルシウム、リン酸のいずれかの成分が溶解している場合、水煮よりもいもは硬くなると考えられる。又、いもの煮汁中に、油脂が混入している場合、或は加熱いもに油脂が付着し、いずれも75℃以上であるか、75℃以上に加温した場合、水煮或は油脂付着がない場合よりも、いもはやわらかくなると考えられる。