著者
廣岡 正久
出版者
創文社
雑誌
創文 (ISSN:13436147)
巻号頁・発行日
no.410, pp.20-23, 1999-06
著者
佐藤 紘彰
出版者
上智大学
雑誌
アメリカ・カナダ研究 (ISSN:09148035)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.71-89, 1993-04-30

In appealing to his lover or trying to "facilitate the study of the Japanese text, " Arthur Waley translated the 5-7-5-7-7-syllable tanka in five lines, often padding his translations in the manner of Robert Brower and Earl Miner. But in translating The Tale of Genji and Murasaki's Diary he incorporated most of the tanka into the prose, so that an inadvertant reader may never know that Genji contains nearly 800 tanka. Reading Waley's tanka translations incorporated into the prose text, one wonders if it may not be more natural to translate this verse form in one line. After all, unlike most English translators of tanka who believe with Waley that "the tanka is a poem of five lines, " most Japanese tanka writers, Tawara Machi of Sarada Kinenbi fame included, regard it as a "one-line poem." If one function of translation is to reproduce the original, shouldn't the attempt to do so include the line formation as well? Or if the breakup of the five syllabic units is to be stressed, why not go a step further and stress the syllabic count as well? What about the flow of the original? This paper looks at these questions by citing translations of Waley, Brower and Miner, Seidensticker, Bowring, Heinrich, Shinoda and Goldstein, Watson, LaFleur, Rodd and Hen-kenius, McCullough, and Carpenter against Sato's own monolinear translations.
著者
石井 吉春
出版者
生活経済学会
雑誌
生活経済学研究 (ISSN:13417347)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.71-84, 2011
被引用文献数
1

Recently, the management of the municipality hospitals has deteriorated and the approach of various public private partnerships is done in a lot of hospitals to improve management. In the case of PFI, we have only a few examples with less favorable results. But in the case of using Specified Manager and Local Independent Administrative Agency, we see a lot more cases with better results. In this research, the works of the two methods of privatization, Specified Manager and Local Independent Administrative Agency, are examined investigating the actual cases of privatization of municipality hospitals. Most cases using Local Independent Administrative Agency have proved to attain a certain level of efficient management, and most cases of Specified Manager with user-charge system have also attained effective management. However, these results may owe to the advantage of initial operations and the strong sense of crisis on the part of hospital stuff.
著者
樋口 大祐
出版者
神戸大学
雑誌
海港都市研究
巻号頁・発行日
no.7, pp.83-87, 2012-03
著者
稲増 一憲
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.232-236, 2011-04-01

メディア報道を実証的データに基づいて分析する内容分析は古い歴史を持つ手法であるが,コンピューター技術の発展とともに新たな広がりを見せている.本稿では,メディア研究を概観した後,実際の内容分析手順に沿って,手法の概要・留意すべき点などについて解説を行う.
著者
手嶋 毅
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.266-271, 2006-06-01

博物館・美術館は,美術工芸品をはじめ歴史資料などきわめて広い分野にわたり貴重な文化財を保存修復展示している。われわれは,これらのコレクションがさまざまなメディアで広く紹介されることによって,はじめて博物館・美術館へ出かけて本物を観る楽しみへと誘われる。このように所蔵作品の情報公開は,博物館・美術館にとって極めて基本的な活動の一つと位置付けられるようになってきた。近年のデジタルアーカイブ化とインターネットのブロードバンド化の動向により,博物館・美術館の所蔵作品デジタル画像を従来の限られた専門分野のみに提供するのではなく,広く商業的なさまざまな用途へとその利用範囲を広げる先行的な事例が始まってきている。この画像ライセンス事業の事例を報告するとともに権利処理について概観する。
著者
西山 亮
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.1237-1241, 2012-03-25

釈尊もしくは初期の仏教は,インド社会を現代にいたるまで特徴づけている階級差別を批判し,バラモン・クシャトリヤ・ヴァイシャ・シュードラという四姓が平等であることを主張したと伝えられている.その平等論は多くの研究者によって紹介され,そして仏教思想の優れた点として人々に賞賛されてきた.しかし,J. W. de Jong氏("Buddhism and the Equality of the Four Castes," 1988)やDonald S. Lopez Jr.氏(Buddhism & Science, 2008)などの幾人かの研究者によって,八世紀前半に活躍したと考えられている中観派の学匠アヴァローキタヴラタの著書Prajnapradapa-takaの中に,釈尊が説いた四姓の平等に反するような記述がみられることが指摘されている.実際そのテキストにおいて異教徒の典籍であるManusmrtiの一節が引用され,その内容はシュードラに対する差別であることが確認できる.これまでの研究者はみな一様に,このようなManusmrtiの一節をアヴァローキタヴラタが自説の教証として肯定的に引用し,そして四姓の差別を容認していると考えているのである.しかし,当該箇所をよく吟味すると,かれはむしろ伝統にのっとり四姓の差別を批判しているように読みとることができるのである.テキストを読み解く際の鍵となるのは「dbri bkol」というあまり用例の見られないチベットのことばである.
著者
湯田 豊
出版者
神奈川大学
雑誌
語学研究
巻号頁・発行日
vol.5, pp.21-66, 1982

I, 4,1-5。アートマンによる世界創造が説かれている。アートマンは人間の形をしていたのであり, この人間としてのアートマンは自己をアートマン(夫)とその妻に分割し, 配偶となって人類を始め蟻に至るまで一対をなすものを創造した。世界創造が男女のセックスによってなされるという着想は極めて興味深いものがある。創造(srsti)に関して特記すべきことの一つは, 創造者と被造物の間にまったく区別のないことである。I, 4,6。アートマンは人間(=死すべき存在)であるにもかかわらず, 自己のなかから不死なるもの, すなわち, アグニ(火)およびソーマ(湿気)を始めとして神々を創造した。この創造はセックスによるそれと区別して「超創造」(atisrsti)と呼ばれる。I, 4,7-10。ここでは, アートマンが創造であるというよりも, むしろ万物に内在する全体的なものであることが説かれている。そして, それと並んでブラフマンが「この一切」(idam sarvam)であることも述べられている。すべての個別的なものは「名称と形態」であり, アートマンは全体的なものである。ブラフマンもまたアートマンと同じくsarvaである。I, 4,11-15。これらの箇所に関しては, ブラフマンによる世界創造がテーマである。ブラフマン(=バラモン階級)を始めとして, クシャトラ(=クシャトリヤ), ヴィシュ(=ヴァイシュヤ), およびシュードラの神的ならびに人間的な階級の創造が説かれている。そして, 王権をチェックするものとして, ダルマ(法)の重要性が強調される。I, 4,16-17。ここでは, ふたたびアートマンが主題になる。五大祭, すなわち, 神々, 聖仙, 祖先, 人間, および動物に対する奉仕によって, アートマンはすべての存在の生活領域になる。そして, このアートマンは心(manas)として, 自己の配偶者であることば(vac)の助けを借りて創造する。アートマンは心, その妻はことば, その子孫は息, その財産は眼と耳, その行為は身体である。しかし, アートマンは形而上学的な原理ではなく, 心, ことば, 息, 耳, 眼, および身体からなる。アートマンとは, 要するに, 広い意味での「行為」にほかならない。この行為と別にアートマンが存在するわけではない-atmaivasya karma(それの行為がアートマンである)!
著者
福田 瑛子
雑誌
和洋女子大学紀要. 家政系編
巻号頁・発行日
vol.29, pp.129-136, 1989-03-31

綿,絹,ポリエステル縫糸でぐし縫,くけ,まつり縫をし,ドライクリーニングを50回繰り返した引張特性を検討した結果は次の通りである。絹縫糸使用では切断荷重,伸度において低下が顕著に現われ,前報と同傾向がみられた。綿縫糸では切断荷重が低下し,切断伸度の低下はほとんど認められなかった。ポリエステル縫糸は切断荷重,伸度共わずかの低下が認められた。前報のランドリーにおいては,くけ縫の低下が少なかったが,ドライクリーニングにおいては縫い方による差は認められなかった。ドライクリーニングはランドリーよりもおだやかな洗い方であるため,縫製した縫糸の低下も少なく現われた。終わりに,本研究を行うにあたり,ドライクリーニングにご協力いただいたポニー化学ドライセンター部長田村芳男氏に感謝申し上げます。
著者
大野 邦夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.1999, no.57, pp.1-8, 1999-07-16
被引用文献数
4

本報告は,SGML/XMLに関する最大のコンファレンス主催者であるGCAによるXML Eu?rope'99の概要を紹介し,併せてXMLをはじめとするデジタルドキュメントの現代史的な役割の考察を試みるものである。XML Europe'99は,スペインのグラナダで開催されたが,昨年秋にシカゴで開催されたXML'98がビジネス応用指向であったのに対し,地道な研究的,技術的な発表が多かった。どちらかと言うと地味な内容の発表が多かったのであるが,RDBとの相互運用や既存の各種業界のSGMLシステムとの相互運用など,実用期を迎えたXMLの今後の動向を把握するためには有効な情報が多かった。このXMLを用いる知識管理(ナレッジマネージメント)の動向に注目が集まっているが,この動向について,かつてのAIブームの反省を踏まえた考察を試みる。最後に,XMLを含むデジタルドキュメントの日本を中心とした現代史的な課題を述べる。This paper describes XML Europe'99 sponsored by GCA which is the biggest organization to support SGML/XML conferences, and tries to consider the role of digital documents which include XML with a historical view to the current situation. Compared with XML'98 at Chicago, which had been strongly characterized to business applications, the presentations at XML Europe'99 which was held at Granada, Spain, were seemed to steadily coordinated to academic and technological area. Though many of those presentations were not so strongly impressive, they were very informative to know the trend of the practical application fields of XML as the interoperability with RDB and/or existing SGML document systems in various industries. Many people seem strongly interested in the keyword of knowledge management with XML, according to the newspapers, magazine, books, and so on now. An evaluation to the trend is tried out based on the reflection feedback from the previous activities in artificial intelligence fields. Finally, issues to the current digital documents with XML especially in Japan is described.