著者
山根 小雪
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.124, pp.82-84, 2009-10

米オバマ大統領が景気対策法で45億ドルもの予算を計上したのを契機に、世界的な「スマートグリッド」ブームが沸き起こっている。"賢い電力網"は電力インフラの姿を変え、新ビジネスを生み出す革新性を秘める。 スマートグリッドとは、電力網にIT(情報技術)を付加し、高度化した電力網のことだ。
著者
吉川 誠司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.61, pp.208-211, 2000-08

個人間売買でのトラブルや迷惑メール、果てはネットストーカーの調査まで、様々な問題の相談に乗り、解決の手助けをしてくれるボランティアサイト「WEB110」。その生みの親である男は、被害総額90億円の国際詐欺事件「N-BILL事件」の解決で活躍したネット界の名探偵である!。
著者
松井 麻吏奈 満田 成紀 福安 直樹 松延 拓生 鯵坂 恒夫
雑誌
研究報告デジタルコンテンツクリエーション(DCC)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.15, pp.1-6, 2015-01-19

携帯端末へのセンサ搭載やビッグデータへの関心の高まりからセンサアプリケーションと連携したソーシャルメディアが増加している.しかし,炎上やネットストーカーといった情報公開範囲に起因する問題も増加している.本研究の目的は,センサアプリケーションと連携したソーシャルメディアの開発を行う場合の,情報公開基準フレームワークの提案である.関連研究から抽出した情報公開に関する問題点を元にチェックリストを作成し,そのチェックリストを既存のソーシャルメディアに適用することにより,チェック項目に対して必要と考えられる機能についての考察を行った.その結果を一般化することにより,開発するソーシャルメディアの機能から必要となる情報公開に関する機能を提示する情報公開基準フレームワークの検討・考察を行った.
著者
鈴木 武志 坂 文彦 渡辺 郁夫 井汲 芳夫 藤嶽 暢英 大塚 紘雄
出版者
JAPANESE SOCIETY OF REVEGETATION TECHNOLOGY
雑誌
日本緑化工学会誌 = Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.325-331, 2009-11-30
被引用文献数
1

石炭灰の発生量が増加傾向にある現在,その有効利用が一層求められている。石炭灰のうちクリンカアッシュ(以下CA と称す)は,フライアッシュと比較して粒径が粗く飛散のおそれもないため,土壌の代替としての大量利用が期待されるが,利用に際してはホウ素過剰障害の可能性が示唆されている。本研究では,CA を主材料とする緑化基盤で緑化樹木のポット試験を行い,CA の緑化基盤としての有効性を検討した。緑化基盤材料には,CA,真砂土,ピートモス(以下PM と称す)を用い,CA 試験区(CA とPM を混合)をCA 95 %区,CA 90 %区,CA 80 %区の3 区,対照として真砂土にPM を10% 混合したものを設定し,樹木は,アラカシ,ウバメガシ,シャリンバイ,トベラ,マテバシイの5 種を用いて,約7 ケ月間のポット試験を行った。<BR>作製した緑化基盤の化学性,物理性は対照区と比較して有意な差はほとんど無かった。また,国内の法律に照らし合わせると,これらの材料の重金属類濃度は安全であった。緑化樹木の生育に関しては,5 樹種とも,樹高(H),幹直径(D)から表されるD<SUP>2</SUP>H の試験期間中の生長率および試験終了時の新鮮重に,試験区間で有意な差はみられなかった。また,CA 試験区の樹木葉中ホウ素含量は,シャリンバイ以外の4 樹種で対照区に対して高い傾向を示したが,生育障害は確認されず,他の金属類に関しても異常な値は認められなかった。これらのことから,本研究に用いたCA を緑化基盤として大量利用することは十分可能であると考えられるが,実際の利用の段階では,CA ごとの性質の違いを検討していく必要がある。
著者
川崎 瑞穂
出版者
日本オーラル・ヒストリー学会
雑誌
日本オーラル・ヒストリー研究 (ISSN:18823033)
巻号頁・発行日
no.9, pp.107-123, 2013-09-11

In the Arakawa-Shiroku area (located in the City of Chichibu, Saitama Prefecture), there are old kagura (a Shinto-based folk performing arts particular to the location), called "Shinmeishakagura". Because of the lack of documentation, the understanding of kagura's history is difficult. Yadenji Hamanaka (one of the successors of this performance tradition) holds much knowledge of the traditional past. This paper will explain the traditions and shed light on some interesting aspects of kagura. Concerning the understanding of the successors, kagura is known to get its influences from kabuki, and many successors of kagura performance understood this. In the research of this paper, I clarify that kagura contains a very complicated background of influences. This result leads us to the conclusion that there is a stratified structure in the successors' understandings of their art.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1381, 2013-08-12

NTTコミュニケーションズのグループ会社でポータルサイト運営などを手がけるNTTレゾナントは、米AppleのiPhoneなどSIMロックフリーのスマートフォンやタブレットと、NTTコムが提供するモバイルデータ通信用のSIMカード「OCN モバイル エントリー d LTE 980」のセッ…
著者
本間 秀彌
出版者
筑波大学農林技術センター
雑誌
筑波大学農林技術センタ-研究報告 (ISSN:09153926)
巻号頁・発行日
no.17, pp.1-9, 2004-03

水牛の粗飼料消化性をホルスタイン牛と比較すると,高品質飼料では差が認められないが低品質粗飼料の消化率が高い。この理由は,ホルスタインではルーメン(第一胃)内バクテリア濃度飼料の品質に比例して高くなり,そのセルラーゼ活性も ...
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1120, pp.16-19, 2013-10-28

米Apple社は2013年9月に、従来機種と同じAl製筐体を採用した「iPhone 5s」と、樹脂製の筐体を採用した「iPhone 5c」の2機種を発売した。同社がiPhoneシリーズで同時に複数機種を展開するのは初めて。本誌が2機種を分解したところ、Apple社が部品や基板設計を高い水準で…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1524, pp.74-77, 2010-01-18

東京都足立区にある都立江北高校には、午後5時になると帰宅の途に就く全日制のクラスの生徒に代わって、思い思いの格好をした定時制高校の生徒たちが登校してくる。 生徒の数は1学年当たり約90人。だが、卒業まで学び続ける生徒は約半数に過ぎない。退学の理由は様々だが、特徴は経済的に苦しい家庭の子供が多く、学費免除のケースが多いことだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1569, pp.102-107, 2010-12-06

11月中旬の土曜日。コネクターやリモコンなどを製造する部品メーカーSMKは、東京都内で全世界の営業拠点責任者・担当者やアジアの代理店・特約店を対象に研修会議を開いた。 参加者は日本国内から約150人、海外は台湾などからテレビ中継を通じて約90人。同社では冒頭、全員が社歌を斉唱し、企業理念と行動指針を唱和することがほぼ慣習になっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1399, pp.11-12, 2013-12-23

携帯電話 携帯データ通信を手掛けるMVNO(仮想移動通信事業者)各社の株価が2013年11月下旬から軒並み急上昇し、現在も高値圏を維持している。 日本通信の株価は11月上旬まで6000円弱で推移していたが、12月2日にピークを付けて高値で1万4000円に迫った。現在は反動…
著者
岡本 栄一
出版者
一般社団法人日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.35-48, 1985-11-25

The concepts of "public" and "private" can be stated respectively (1) statutory social services carried by public agencies, and (2) voluntary social services carried by voluntary citizens, groups, private agencies and organizations. We can also say that, statutory services are "the welfare of public guarantee" while the voluntary ones are "welfare of participation". We need both of them if we want to attain a highly developed stage of welfare society. Volunteer activities today, however, is finding itself in the situation far from the above mentioned dual-poles structure of "public" and "private". Rather, "the administrative logic of centralistic delegation" is governing the whole social service scene. The "public" seems to be controlling not only the contents of voluntary services, but also the training and organization of the volunteers. As a result, many difficulties are arising. I would like to mention following three points as essential to overcome those difficulties. (1) To distinguish what the public sector can do from what cannot do. Then to make citizen's volunteer activities more effective to widen and strengthen the autonomy of the local governments. (2) To clarify the basic characteristics of voluntary activities in welfare services. (3) To emphasize the importance to follow "the principles of independence and cooperation" as well as "the principle of support without control".
著者
松島 由紀子 舩曵 信生 中西 透
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.301, pp.19-24, 2010-11-12
被引用文献数
4

本グループでは,社会人,学生,子育て家庭など,忙しい人の手料理支援を目的として,主調理者とその補佐役の副調理者による調理作業をシミュレーションすることで調理時間を算出する調理モデルと,それを用いた調理手順スケジューリングアルゴリズムを提案している.本論文では,調理時間精度の改善と利便性向上のために,これまで考慮していなかった,「電子レンジによる加熱」,「食材の混ぜ合わせ」の2つの調理手順に対する拡張を行う.また,拡張後のモデルを用いて,副調理者の実行可能手順の増加による調理時間の短縮効果を調査する.6種類の料理を用いた評価実験で,拡張後のモデルと実際の調理結果での時間差が約2分となり,調理時間精度の改善が確認された.また,様々な料理数での調理モデル計算により,副調理者の実行可能手順の増加と共に調理時間が短縮されることが示された.
著者
片山 直美 山口 貴代 大島 加奈子 小野田 さつき 古山 直美 冨永 美知穂 田中 理恵 瀬古 友美 住田 実穂
出版者
Japanese Society of Taste Technology
雑誌
美味技術研究会誌 (ISSN:13481282)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.9, pp.39-47, 2007

2015年には団塊の世代がすべて65歳を超えて4人に1人が高齢者という, 文字通りの超高齢社会を迎えるわが国において, 加齢に伴う身体機能の低下のため, 栄養不足や誤嚥性肺炎などの原因となる嚥下機能低下による摂食障害は大きな問題として取り上げられることが推測される。そこで本研究は現在市販されている嚥下食品に対して, 「見た目」や「香り」などの主観的な要素と「飲み込みやすさ」などの客観的な要素を取り入れて評価を行うことで, より良い嚥下食の開発に役立てることを目的とした。被験者として健康成人16名(20.4±0.51才, 女性:名古屋女子大学家政学部食物栄養学科学生)を用いて, 嚥下食品(全176品目)に対して評価した。方法は, 被験者に「見た目」「味」「香り」「のど越し」「舌触り」に対してそれぞれの食品を食べた後, 10段階評価を行なわせた。結果, 冷たくてのど越しの良い「ゼリー類」に高い評価が下された。また「煮こごり」「カレー」「シチュー」など香辛料を用いたさまざまな食品が選ばれ, 香りや見た目に違和感のない食品に対する評価が高かった。今後, 作成される嚥下食において「香り」と「見た目」の一致は重要で, さらに「香辛料」を用いて食欲をそそる調理方法が必要である。また盛り付けに対する配慮が必要である。
著者
中村 良夫
出版者
公益社団法人地盤工学会
雑誌
土と基礎 (ISSN:00413798)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.1-2, 1991-04-25
被引用文献数
2