出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.9, pp.34-45, 2011-06-07

63年生まれ。「インターネットアスキー」などの編集長を務め「東京グルメ」「本が好き!」など先駆的口コミサイトを立ち上げた。近著に『Twitter使いこなし術』『facebook使いこなし術』(ともにアスキー新書)。松宮義仁さんYoshihito Matsumiyaマーケティングコンサルタント72年生まれ。

2 0 0 0 OA 南部叢書

著者
太田孝太郎 等校
出版者
南部叢書刊行会
巻号頁・発行日
vol.第2冊, 1931
著者
小川 伊作
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02869756)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.27-48, 1989-12-31

After 1600, The Lute music flourished in France, especially at the reign of Louis XIII and the early at Louis XIV's. Its music is very unique and is said to have formed the basis of the French manner of ornamentations, danse-suit formula, as well as the style of 'Baroque Lute' music, and also have effected the French Clavecin school. This thesis is aimed at translating and examined the forewords of two lute books, Pieces de Luth and Liure de Tablature by Denis Gaultier, who was then one of the representative lutenists active in Paris. These books, published about 1670-80 when the lute music had already began to decline, were one of the most important sources of information of lute playing technique and ornamentations. So this is the first step to reveal the aspects of the seventeenth century's lute music in France.
著者
小川 伊作
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
大分県立芸術文化短期大学研究紀要 (ISSN:13466437)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.151-168, 1994-12-31

The lute book of Jacques Gallot, published in the second half of the seventeenth century in Paris is, along with the two books of Denis Gaultier, very important in the development of French lute music. It is important not because of its repertoire, but because of the information on lute music itself, its ornamentation, and the social conditions surrounding the lute. In this paper I have examined the researches from the end of the nineteenth century until the present, and examined Gallot's lute book by focusing on the author and the age in which the book was published. I then translated and annotated the advertissement, dedication, and instructions.
著者
木下 健
出版者
同志社大学
雑誌
同志社政策科学研究 (ISSN:18808336)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.45-59, 2013-09

論説(Article)本稿は、国会審議における国政調査について取り上げ、その実態を明らかしたものである。衆参における比較を通じて、国会審議の国政調査の量に関する分析を試みた。分析の結果、明らかとなった点は次の三点である。一点目は、付託された法案数が多ければ国政調査の量自体が圧迫される委員会があるということである。二点目は、会期制が国政調査の量に貢献しているということである。これは我が国では会期不継続の原則があるために、臨時国会・特別国会においては国政調査を行なっているという実態があることを表している。三点目は、マカビンズとシュオルツによるパトロール型監視機能は一部の委員会(衆農水委、衆厚労委、参厚労委)において軽視されることを実証した点である。
著者
柏葉 武秀
出版者
応用倫理学研究会
雑誌
応用倫理学研究
巻号頁・発行日
vol.2, pp.135-144, 2005

さまざまな国際環境条約に明記されている「予防原則」は、2003年から2004年にわが国の環境省でも研究会が開かれた事実に顕著に示されるように、現在ますます注目を集めている。先進的な紹介者である大竹によれば、予防原則とは「潜在的なリスクが存在するというしかるべき理由があり、しかしまだ科学的にその証拠が提示されない段階であっても、そのリスクを評価して予防的な対策を探ること」と定義される(大竹・東 2005:18)。応用倫理学的な観点から捉えるならば、予防原則は環境倫理と科学技術倫理を横断するアプローチであるといえよう。 本稿の目的は、F・エヴァルドの予防原則に関する独特の議論を「悪しき霊の再来:予防の哲学の素描」(Ewald 1997)に即して紹介・論評することにある1。エヴァルドは、いまやわれわれは社会的義務と安全の政治哲学に関して、パラダイム転換に直面しているという。19世紀のパラダイムは責任であり、それは20世紀を迎えて連帯のパラダイムに取って代わられた。連帯のパラダイムは福祉国家に対応するものであったが、20世紀後半に入るとこのパラダイムの基礎が揺らぎ、新たなパラダイムが必要となる。それはいまだ名称をもたないのだが、エヴァルドは新たなパラダイムを表現する候補として予防原則を挙げている。 このようなエヴァルドの予防原則論は、フーコー流の「社会史の考古学」ともいうべき歴史認識に導かれたきわめて独創的なものではある。だが、エヴァルドはクセジュ文庫の『予防原則』(Ewald et al. 2001)執筆者のひとりでもあり、フランス予防原則研究の潮流を代表してもいる。したがって、本稿はエヴァルド一人の見解を紹介するのみならず、フランスでの予防原則研究一般に貢献することをも目指している。1節から3節までは、論文の節分けどおりにエヴァルドの議論を要約、紹介する。そして最後に、エヴァルドの予防原則論を同じフランスの論者の論考とつきあわせつつ、論評してみたい。
著者
角田 博保
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.5, pp.411-411, 2017-04-15 (Released:2017-04-07)

次期学習指導要領の改訂に応じて,大学入学者選抜改革推進委託事業が文部科学省で計画され(3年間),大阪大学を代表校とし,東京大学と本会(活動母体は情報入試委員会)が連携大学等として応募し,採択された.事業名:情報学的アプローチによる 「情報科」大学入学者選抜における評価手法の研究開発である.「情報科」入試実施における評価手法の検討,「情報科」CBTシステム化に関する研究,情報技術による入試の評価に関する研究,および,広報活動と動向調査研究についての研究開発に取り組んでいる.今年度は,思考力・判断力・表現力を評価する手法の検討とCBT化を主な柱とし,その有効性評価のために,模擬試験の問題作成を行っている.
著者
柴田 大輔 芳鐘 冬樹
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.277-296, 2016
被引用文献数
1

本研究では,研究評価指標や情報検索技術の改善に利用される学術論文の引用情報について概念的な整理を試みた.第一段階として,引用をタイプ別に分類した様々な先行研究から分類スキーマを抽出し,その観点を(1)意義的観点,(2)評価的観点,(3)機能的観点,(4)形態的観点,(5)位置的観点,(6)社会的観点の6観点に分けて再定義した.第二段階として,第一段階で得られた各観点について尺度水準,推奨される分類スキーマ,活用時の注意点を考察した.従来複合的な観点から構築されていた区分を分離し,異なる観点として位置づけられてきた区分を統合することで,引用分類についての基礎的なスキーマを作成できた.