著者
坂井 健太郎 田中 秀明 古原 千明 下村 有希子 杉山 友貴 吉水 秋子 松井 礼 井上 智博 上野 正克 塚本 竜生 東 治道
出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.283-288, 2018 (Released:2018-04-28)
参考文献数
20

にがりは食塩を海水から精製する過程で得られるものであり, マグネシウム (Mg) やカルシウム (Ca) などのさまざまな電解質を含む. したがって過剰摂取は電解質異常を起こし得る. 今回われわれは, にがり大量飲用に起因する高Mg血症, 高Ca血症から心肺停止に至った症例を経験したので報告する. 症例は21歳の女性で, にがり1本を飲用し8時間後に当院へ救急搬入された. 搬入時には会話可能であったが, その後心肺停止に至った. 来院時の血液検査でMg, Caの異常高値が判明したため, 蘇生後直ちに血液透析を行った. 血中Mg, Ca濃度は透析開始後次第に低下していき, 第3病日までには正常化した. にがりの大量飲用では電解質をチェックし, 早期に血液透析を行うことが肝要である. また高Mg血症は心肺停止のみならず, さまざまな臓器の出血傾向を助長し得るため, 集学的な全身管理が非常に重要となってくる.
著者
井上 智勝
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.78, no.1, pp.71-94, 2004-06-30

吉田家は、神祇官次官の家柄ながら、一五世紀以降幕末まで神道界に大きな勢力を振るった公家である。特に一五世紀後期に出た吉田兼倶は、家説の超然を説く吉田神道を大成し、それに基づく活動を「神祇管領長上」と称して展開した。この称号は、吉田家が、神紙伯(神祇官長官)を凌駕して自らが神道の主宰者たることを誇示するための偽称・僭称であった。しかし兼倶は、一方で旧来の制度である神祇官の復興にも協力していた。かかる吉田家の一見矛盾する行動は、白川家の家職化した伯職への就任が困難な吉田家が、律令官制を相対化しつつ、神祇官という律令官衛を代表しようとする意図の現れであった。その達成は、系図・文書の捏造による「押紙管領長上」の地位創作と、その神祇官内への位置づけによって図られた。吉田家は旧制度・秩序を否定して自家中心の神祇秩序の構築を図ったのではなく、律令制に由来する正当性を取り込むことでそれを目指したのであった。
著者
市川 有二郎 中田 利明 井上 智博 行方 真優 本田 恵理 石井 栄勇 飯村 晃 藤村 葉子 内藤 季和 田中 勉 高橋 良彦
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.221-235, 2016-05-15 (Released:2016-05-13)
参考文献数
23

手賀沼を流末とする柏市内の調整池の水中ならびに底泥中における放射性セシウムの分布状況と環境動態を検証した。福島第一原子力発電所事故から約4年が経過した時期の底泥から10 kBq/kg以上の放射性セシウムが検出され,調整池は下流域に対する放射性セシウムの供給源の1つであることが裏付けられた。台風などの豪雨時において,水中放射性セシウムの懸濁態の存在割合が平水時と比較して上昇することから,豪雨は放射性セシウムの下流域への流出に関与していることが示唆された。
著者
平井 佑樹 井上 智雄
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.72-80, 2012-01-15

プログラミング教育では,プログラム言語の文法やプログラム書法を理解する能力とアルゴリズムを組み立てる能力が要求される.プログラム言語の文法や簡単な例題を理解することができても,実際にプログラムを作成するときにはいくつかのつまずきが発生する.プログラミングを行う方法の1つとして,2人1組になって行うペアプログラミングがある.ペアプログラミングによるプログラミングは協調作業であるが,これはプログラミング学習の方法としても用いられている.本研究では,プログラミング学習時のペアプログラミングの成功事例と失敗事例を比較分析した.分析では作業中の会話に着目し,失敗事例の方が発話が長いこと,説明の繰返しが多いこと,一方的な発話が多いことが分かった.この知見は,ペアプログラミングにおいて協調作業がうまく進んでいるかどうかを判断する手がかりを提供し,協調作業の状態推定に有効であると考えられる.In the programming education, the ability to understand grammar of a program language and writing of a program and the ability to assemble the algorithm are required. When a learner actually makes a program, some problems are caused even if a grammar and an easy example of the program can be understood. Pair-programming is one of the programming techniques in which two programmers work together at one work station. Pair-programming is a collaborative work and is used in programming learning. In this research, success cases and failure cases in pair-programming were compared. From the comparison, it was found that the speech length was long, the number of repeating explanation was high and the number of continuous speech was high in failure cases. The insights provide some clues to identify if collaborative work in pair-programming smoothly progresses and to guess the status of collaborative work.
著者
井上 智博 市川 有二郎 内藤 季和 高橋 良彦
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.63, no.10, pp.481-488, 2014-10-15 (Released:2014-10-29)
参考文献数
9

本調査は,千葉県立柏の葉公園内の野球場の芝地において,線量率と芝・土壌中放射性セシウム濃度の経時変化について解析した。採取した芝と土壌を別々に分離して放射性セシウム濃度を定量した結果,全ての調査期間においてサッチ層(芝の根部周辺に位置する芝の刈りかすや枯れた芝の堆積物)に,その下に位置する土壌よりも放射性セシウムがより多く蓄積していることが確認された。芝の深刈りを地表面から20mm深さで均一に行い,サッチ層を取り除いたことで除染効果が得られた。
著者
市川 有二郎 井上 智博 内藤 季和 田中 勉 高橋 良彦
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.64, no.8, pp.521-533, 2015-08-15 (Released:2015-08-28)
参考文献数
38
被引用文献数
1 2

降雨による土壌中の放射性セシウムの移行状況を確認するために,2013年度の梅雨期前後と台風後の千葉県柏市内の土壌を対象に調査した。本調査は,福島原発事故から約2~3年後に行われたが,地表面から深さ5cm以内に95%以上の放射性セシウムが含まれ,降雨による放射性セシウムの鉛直方向への浸透はほとんど進行していないことが示唆された。水平分布については,同一敷地内でも最大で2~3倍程度の差があることが確認された。本調査では,放射性セシウム濃度が明確な粒径依存性を示さなかったが,関東ロームの特異性が影響している可能性がある。
著者
井上 智洋 Inoue Tomohiro
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2011-06

制度:新 ; 報告番号:甲3425号 ; 学位の種類:博士(経済学) ; 授与年月日:2011/6/22 ; 早大学位記番号:新5749
著者
木暮 貴政 井上 智子 白川 修一郎
出版者
一般社団法人 日本臨床神経生理学会
雑誌
臨床神経生理学 (ISSN:13457101)
巻号頁・発行日
vol.41, no.6, pp.505-510, 2013-12-01 (Released:2015-02-26)
参考文献数
19

医療介護用の電動ベッドの背を上げて (上半身を水平から0º, 10º, 20º, 30º起こして) 眠ることの影響を, 主観的睡眠感とシート型体振動計による客観的睡眠指標により評価した。24~45歳 (33.5±5.6歳) の健常者24名 (男性12名) を対象に覚醒時の寝心地を評価した結果, ベッドの背を20ºおよび30º上げた条件では有意に寝返りしにくく寝心地が悪い評価であった。24~42歳 (29.2±5.2歳) の健常男性13名を対象に自宅で4つの背角度条件を1晩ずつ無作為に施行した睡眠評価の結果, ベッドの背を20ºおよび30º上げた条件では睡眠効率が有意に低く, 睡眠感が有意に悪かった。ベッドの背を20ºより上げると寝返りがしにくくなり寝心地も悪くなり, 結果として睡眠に悪影響を及ぼすことが示唆された。
著者
吉村 直子 井上 智雄
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.5, pp.1-8, 2012-03-14
被引用文献数
1

災害等の非常時にも信頼できる情報インフラとしてソーシャルメディアは注目を集めている.非常時の情報発信は公共機関の重要な役割だが,ソーシャルメディアのアカウントをどのように運用すべきかは明らかではない.本研究では,東日本大震災の発生前から発生後の 3 ヶ月間を対象として,Twitter における公共機関アカウントの運用状況を調べた.34 アカウントで,投稿数と内容,他アカウントからのフォロー数を関係を調べたところ,発信者である自治体独自の一次情報や個人ユーザへの返信の割合が大きい場合にフォロワー数の増加が著しいこと等が分かった.この分析の結果を踏まえて,災害時の Twitter における公共機関アカウントの運用ガイドラインをまとめた.Social medium has been known as a reliable information infrastructure in emergency. Providing information in emergency is an important role of the governmental institution, yet how the social medium account should be used is unknown. This research investigated the logs of 34 governmental accounts in Twitter for 3 months including the Great East Japan Earthquake. We found that original information and personal replies by the governmental accounts resulted in the increased number of the followers. The operating guideline for a governmental Twitter account was summarized according to the results.
著者
井上 智博
出版者
一般社団法人 日本燃焼学会
雑誌
日本燃焼学会誌 (ISSN:13471864)
巻号頁・発行日
vol.60, no.193, pp.156-162, 2018 (Released:2019-02-15)
参考文献数
21

A traditional Japanese sparkler, called Senko-hanabi, has been popular in Japan since the Edo-period. The simple composition of only 0.1 g black powder wrapped in a twisted paper generates a residue suspended at the bottom end of the paper string, emitting light streaks similar to branched pine needles, with ever smaller ramifications. The surprising events involve an exothermic reaction with the oxygen of air, chemical reactions of metastable compounds in the melt, gas bubble nucleation and bursting, liquid ligaments and droplets formation, all occurring in the sequential fashion. These complex processes at play in fireworks have remained elusive over the centuries. In this article, we introduce the research history on the science of Senko-hanabi starting from the 19th century, originated in Europe and then took place in Japan. We show the recent progress of the detailed cascade occurring at the spark ramifications as successive droplet fragmentation, thus answering a century old question. However, there still remain essential matters, which should be clarified in the future for the full understanding of the fragile beauty.
著者
新井 誠 小堀 晶子 宮下 光弘 鳥海 和也 堀内 泰江 畠山 幸子 内田 美樹 井上 智子 糸川 昌成
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.27-33, 2015 (Released:2017-02-16)
参考文献数
26

統合失調症の精力的なゲノム研究が世界的に取り組まれているものの,統合失調症の病態生理が不均一であるが故に(異種性),その分子基盤を理解する際の大きな障壁となっている。筆者らは,これまでも臨床的な側面から特徴的な病像を呈する症例を集積し,かつ家系症例や希少症例を軸にして,個々の症例が有する分子基盤の一端を一般症例へ敷衍するというストラテジーを実践してきた。この研究手法により,まれな遺伝子変異を持つ家系症例から「カルボニルストレス」という代謝経路の障害を見出し,一般症例のおよそ 2 割に同じカルボニルストレス代謝の障害をもつ比較的均一な亜群を同定した。また,カルボニルストレスを呈する症例群の臨床的特徴を明らかにするとともに,カルボニルストレスの解毒作用をもつピリドキサミンを用いた医師主導治験を実施した。本稿では,これまでのカルボニルストレス性統合失調症について概説し,統合失調症研究における我々の将来展望について述べた。
著者
原 悠歌 井上 智香子
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.9, pp.650-651, 2011-09-01 (Released:2012-09-01)

本研究は,日本農芸化学会2011年度(平成23年度)大会(開催地 京都)での「ジュニア農芸化学会」において発表予定であったが,残念ながら東日本大震災によって大会が中止となった.日本農芸化学会和文誌編集委員会によって本研究を優れたものと選定し,掲載することとなった.市街化が進む水田地域における外来種ミシシッピアカミミガメの生態を明らかにしたもので,在来種への圧迫や食物連鎖のバランスなど生態系に与える影響を考察する上で重要な知見を得ている.
著者
井上 智洋
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2011

制度:新 ; 報告番号:甲3425号 ; 学位の種類:博士(経済学) ; 授与年月日:2011/6/22 ; 早大学位記番号:新5749
著者
井上 智勝
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.148, pp.269-287, 2008-12-25

本稿は、近世における神社の歴史的展開に関する通史的叙述の試みである。それは、兵農分離・検地・村切り・農業生産力の向上と商品経済の進展など中世的在り方の断絶面、領主による「神事」遂行の責務認識・神仏習合など中世からの継承面の総和として展開する。一七世紀前半期には、近世統一権力による社領の没収と再付与、東照宮の創設による新たな宗教秩序の構築などが進められ、神社・神職の統制機構が設置され始めた。兵農分離による在地領主の離脱は、在地の氏子・宗教者による神社運営を余儀なくさせ、山伏など巡国の宗教者の定着傾向は神職の職分を明確化し、神職としての自意識を涵養する起点となった。一七世紀後半期には、旧社復興・「淫祠」破却を伴う神社および神職の整理・序列化が進行し、神祇管領長上を名乗る公家吉田家が本所として江戸幕府から公認された。また、平和で安定した時代の自己正当化を図る江戸幕府は、国家祭祀対象社や源氏祖先神の崇敬を誇示した。一八世紀前半期には、商品経済が全国を巻き込んで展開し、神社境内や附属の山林の価値が上昇、神社支配権の争奪が激化し始める。村切りによって、荘郷を解体して析出された村ではそれぞれ氏神社が成長した。また、財政難を顕在化させた江戸幕府は、御免勧化によって「神事」遂行の責務を形骸化させた。一八世紀後半期には、百姓身分でありながら神社の管理に当たる百姓神主が顕在化した。彼らを配下に取り込むことで神職本所として勢力を伸ばした神祇官長官白川家が、吉田家と対抗しながら配下獲得競争を展開し、復古反正の動向が高まる中、各地の神社は朝廷権威と結節されていった。また、神社は様々な行動文化や在村文化の拠点となっていた。明治維新に至るまでの一九世紀、これらの動向は質的・量的・空間的に深化・増大・拡大してゆく。近代国家は、近世までの神社の在り方を否定してゆくが、それは近世が準備した前提の上に展開したものであった。
著者
井上 智博
出版者
社団法人 可視化情報学会
雑誌
可視化情報学会誌 (ISSN:09164731)
巻号頁・発行日
vol.35, no.137, pp.8-13, 2015 (Released:2016-04-01)
参考文献数
17

江戸時代以来,日本で広く親しまれている線香花火において,紙縒りの下端に形成された火球から火花(火弾)が飛び出し,遠方で二次的・三次的に破裂する.しかし,線香花火の美の本質である火弾の放出と破裂の機構はこれまで明らかにされてこなかった.本稿では,著者らが行った線香花火の研究のうち,高速度可視化計測事例の一部を紹介する.はじめに,高速度カメラを用いて,火球と火弾を詳細に可視化した.その結果,火球自身または表面の気泡が破裂することで生じる表面張力駆動流れによって,火弾が放出されることがわかった.次に,二色法を適用することで非定常温度分布を計測した.火球温度はK2SとK2CO3の融点で決まり,火弾最高温度はK2SO4の融点で決まることが明らかになった.また,火弾の破裂原因として,火弾構成物質の吸熱分解に伴うガス生成によって液滴微小爆発が起きる可能性が示された.
著者
井上 智勇
出版者
京都大學文學部
雑誌
京都大學文學部研究紀要 (ISSN:04529774)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-74, 1963-12-10

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
井上 智 費 昌勇
出版者
獣医疫学会
雑誌
獣医疫学雑誌 (ISSN:13432583)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.11-17, 2014-07-20 (Released:2015-01-07)
参考文献数
21
被引用文献数
3 3

Taiwan has been considered canine rabies free for 52 years after the elimination of endemic dog rabies in 1961. However, three ferret-badgers (Melogale moschata) were confirmed as rabies and reported to OIE by Taiwan government on July 17, 2013. This was the first rabies positive during rabies test under the surveillance of animals from 1999 in Taiwan. Through inter-ministerial collaboration by the Rabies Control Central Epidemic Command Center established on August 1, 2013, there have been no human infections reported according to the increased health education, vaccination of dogs and cats, and the use of preand postexposure prophylaxis in humans. Interestingly, rabies virus isolated from Taiwan ferret badgers has been a distinct lineage within the group of lineages from Asia, phylogeographically. It was also reported that the most recent common ancestor was originated 91-113 years ago. This was a strong impact for the consideration of a rabies free status in Japan. The last case of indigenous human and animal rabies in Japan was reported in 1956 and 1957, respectively, and, since then, there has been no report about animal rabies. Until now, under the Rabies Prevention Law (MHLW, 1950), the Infectious Diseases Control Law (MHLW, 1998) and the Domestic Animal Infectious Diseases Control Law (MAFF, 1951) substantive efforts to prevent rabies have been adopted by the central and local governments, veterinarians, and physicians (e.g. registration and control of stray dogs, rabies diagnosis in suspected cases, appropriate PEP for human, import and export quarantine of animals, notification system for the importation of animals, rabies vaccination of dogs). However, three imported human cases were reported. In 1970, a college student suffered from rabies in Tokyo after a trip to Nepal where he had been bitten by a stray dog. Two patients returned from the Philippines were coincidentally reported in Kyoto and Yokohama in November 2006 after a 36-year absence (http://idsc.nih.go.jp/iasr/28/325/tpc325.html). Two cases in 2006 were dealt in accordance with The Guideline for Rabies in 2001 (MHLW) in terms of the initial response and medical practice. This guideline played a successful role in those two cases and was result of the follow-up amendment and drill of measures and contingency plan had been deemed because of any inappropriate public health response or delay at an early stage of rabies cases, even in doubt, leading to unnecessary, excessive social anxiety. In addition, the Guideline for Rabies Control in Japan 2013 was come out focusing on an action plan after the confirmation of rabid animals. In reaction to the outbreak of rabies in ferret-badgers in Taiwan, the Guideline for Animal Rabies Survey was also reported on March 2014 for the capacity building of rabies diagnosis and report system on animal rabies in the local government of Japan.
著者
井上 智博
出版者
大阪府文化財センター
雑誌
大阪文化財研究
巻号頁・発行日
no.47, pp.35-48, 2015-12
著者
高津 良介 牧 宥作 井上 智雄 岡田 謙一
雑誌
情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) (ISSN:21878897)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.19-25, 2016-02-18

オーケストラをはじめとした複数人での演奏を支援する研究が広く行われている.その中で,演奏の中心となる指揮者が不在な環境に焦点を当てて,図形やコンピュータグラフィクスによる人型モデルなどによる仮想指揮者を用いて支援する研究が存在する.しかし,これらの研究では演奏者全体に向けた簡易な指揮しか行えないことから,演奏者に十分な指示ができないという問題があった.我々はこの問題を解決する新たなアプローチとして,演奏者のパートや役割に応じて個別に指揮する仮想指揮者を用いた合奏支援を提案する.これにより,各パートの演奏者に詳細な指示を行うことができるようになり,指揮者不在の環境において演奏者にとって演奏しやすい指揮環境を構築することが期待できる.実験により,本提案を演奏で使用した際の影響を評価した.