著者
前田勇著
出版者
杉本書店
巻号頁・発行日
1958
著者
前田勇著
出版者
杉本書店
巻号頁・発行日
1966
著者
村口 孝子 平野 裕美 木村 由里 前田 陽子
出版者
鳥取看護大学・鳥取短期大学
雑誌
鳥取看護大学・鳥取短期大学研究紀要 = MEMOIRS OF TOTTORI COLLEGE OF NURSING AND TOTTORI COLLEGE (ISSN:21898335)
巻号頁・発行日
no.85, pp.61-72, 2022-07-01

本研究では,3 年間の成人看護学実習の前後,実習指導者の実習指導行動がどのように変化したのか,また,実際指導を受けている学生が実習指導をどのように評価しているのか調査した.分析した結果から,指導者は学生の理解に努め指導に当たっていたが,学生は指導者が思っている以上に緊張が強く,指導者の指導を十分に受け入れていなかった.指導者は指導が十分にできていないと感じていたが,学生は実践家としての役割モデルとして指導を受け止めていたことが考えられた.
著者
大歳 英征 中原 崇 波多 悠輔 前田 達哉 小林 孝史
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2022-IOT-58, no.8, pp.1-8, 2022-07-05

SSHは,認証と暗号化の技術を用いて安全に遠隔サーバへのアクセス環境を提供し,UNIX 等の OS で広く用いられている.しかし,その目的がサーバへの直接的なシェル操作であることから,企業の機密情報などを狙う攻撃者からの標的となりやすい.日常的に SSH サーバのログを監視・分析することは,それらの脅威に対処することに有用であるが,監視・分析作業は管理者にとって労力がかかることである.そこで,本稿では,グラフ理論を用いた SSH サーバログの統合管理およびリアルタイムに可視化するシステムを提案する.
著者
立川 雅司 加藤 直子 前田 忠彦 稲垣 佑典 松尾 真紀子
出版者
日本フードシステム学会
雑誌
フードシステム研究 (ISSN:13410296)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.268-273, 2022 (Released:2022-03-31)
参考文献数
11

Agricultural genome editing is now entering a practical application stage. However, hitherto, there has been little research into or comparisons of international consumer understanding of these genome editing innovations. Therefore, a comparative Japanese, American, and German study was conducted using the same web-based questionnaire to elucidate the issues surrounding genome editing governance, the current state of regulations, and personal opinions about the use of agricultural genome editing technology. It was found that the Japanese felt that there should be strict regulations, and the Germans had the greatest concern about the use of the technology.
著者
前田 清司
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.11, no.10, pp.36-41, 2006-10-01 (Released:2009-12-21)
参考文献数
5
著者
前田 洋枝 杉浦 淳吉 安藤 香織
出版者
NPO法人 日本シミュレーション&ゲーミング学会
雑誌
シミュレーション&ゲーミング (ISSN:13451499)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.12-23, 2022-06-30 (Released:2022-06-30)
参考文献数
34

環境政策に関する科目において,Covid-19の流行により2020・2021年度に説得納得ゲームをZoomのブレイクアウトルームを使用してオンラインで実践し,2019年度の対面授業での実践と比較した.2020年度は説得納得ゲーム相互観察版を参考にしつつ,独自の改変点として説得者が被説得者に説得を行う説得セッションと観察者が説得者・被説得者に対して気づいた点をフィードバックするフィードバックセッションを交互に行うなどした.2021年度は説得者1名・被説得者2~3名とし,説得者が複数の被説得者に説得できるようにするなどした.最後にオンラインでの実践の成果・長所と課題・展望について,2021年度のゲーム後のアンケートの結果も提示しながら,参加者はオンラインでのゲーム体験からも説得が成功した時の喜びや達成感を感じ,環境配慮行動への理解を深めたことや,ブレイクアウトルームの自動割当機能を使用する利点やアイデアカードの活用について論じた.
著者
前田 奎 大山卞 圭悟 広瀬 健一 尾縣 貢
出版者
日本コーチング学会
雑誌
コーチング学研究 (ISSN:21851646)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.175-184, 2018-03-20 (Released:2019-09-02)
参考文献数
18
被引用文献数
2

The purposes of this study were to clarify the influence of physical strength on throwing distance, and to estimate strength requirement for each target throwing distance of discus. The questionnaire method was used to investigate parameters about morphology and physical strength for 114 male discus throwers. Pearson’s correlation coefficient was calculated to investigate the relationships between the parameters and throwing distance. Then, multiple regression analysis was carried out to clarify influence of the parameters on throwing distance. As a result, all parameters correlated significantly to throwing distance. The parameters of morphology to have great influence on throwing distance were span of arm and body weight. The parameters of physical strength to have great influence on throwing distance were backward over head shot throw, snatch, standing five steps jump, 30m dash, in descending order. In addition, physical strength requirement corresponding to throwing distance of discus was gained by estimating the standard value of each parameter from the regression analysis. Strength requirement shown in this study has a high practicality for coaches and throwers in planning training programs and setting goals.
著者
塩野 裕之 桑原 修 前田 元 太田 三徳 宮崎 実
出版者
The Japanese Association for Chest Surgery
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.8, no.7, pp.773-778, 1994-11-15 (Released:2009-11-10)
参考文献数
10

国立療養所刀根山病院外科において縦隔郭清を伴う肺癌切除術 (以下, 肺癌切除術) 後の乳糜胸を10年間で8例経験した.4例は保存的に治癒したが, 残る4例は再開胸術を要した.後者では再開胸術前に脂肪を経口投与することにより, 胸管損傷部位が明らかとなった.そこで術後乳糜胸予防を目的として, 麻酔導入時に経鼻胃管より脂肪 (牛乳) を注入し, 胸管の流量を増加させ, 縦隔郭清時および術野洗浄時に胸管と乳糜瘻が容易に視認できるようにした.最近14ヵ月間の肺癌切除症例55例全例に対してこの方法を併用したところ, 術後乳糜胸の発症は認めず, また注入に伴う合併症はなく, 乳糜胸予防に有効と思われた.
著者
木村 亨 船越 康信 竹内 幸康 野尻 崇 前田 元
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.120-125, 2009-03-15 (Released:2009-12-14)
参考文献数
25
被引用文献数
3 3

1998年1月から2008年5月までに非小細胞肺癌に対して縦隔リンパ節郭清を伴う肺葉切除または肺全摘を施行した782例のうち,術後乳糜胸を来たした17例(2.2%)を対象とし,乳糜胸の診断,治療方法等につきretrospectiveに検討を行った.6例(35%)は脂肪制限食(A群),8例(47%)は絶食・高カロリー輸液(B群)で治癒したが,3例(18%)は胸管結紮術(C群)を必要とした.術後ドレーン排液量は術後5日間すべてC群で有意に多かった.脂肪制限解除時期(10.1±4.1日vs15.8±10.1日vs21.3±21.4日)はC群で遅く,ドレーン抜去時期(8.7±4.6日vs18.9±11.0日vs12.3±1.5日)と退院時期(28.1±9.9日vs43.8±17.6日vs77.0±66.3日)はA群で早い傾向にあった.術後乳糜胸は発生予防に留意するとともに,保存的治療にもかかわらず1000ml/日以上の排液が持続する場合は速やかな胸管結紮術を考慮すべきと考えられた.
著者
荻原 彰 前田 昌志 森下 祐介 宮岡 邦任
出版者
日本STEM教育学会
雑誌
STEM教育研究 : 論文誌 (ISSN:24346438)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.3-11, 2022-05-16 (Released:2022-06-17)

野外学習においてドローンを利用することは,学習者の等身大の視点に,ドローン画像による上空からのリアルタイムの視点を加えることを可能にする.等身大の視点では見えなかったり,空間的配置がわかりにくいものでも,ドローンによる視点を加えることによって理解を促進する効果が期待できるのである.そこで筆者らは治水学習の一環として,ドローンを使用した野外学習教材の開発を試みた.三重県安濃川に残る伝統的な治水手法である越流堤と霞堤を対象とした野外学習においてドローンを使用し,ドローンからコントローラーに送信される画像を教師のフェイスブックに転送し,ポケットWi-Fiを通じて児童のiPadに配信し,それを教師が説明するという構成の教材である.評価は児童の理解度の自己評価,ドローンで学習したことに対する児童の評価,授業後の振り返りの分析により行った.その結果,ドローンを利用した野外学習教材は治水手法の理解を促す上で一定の効果があったと判断できる.
著者
山口 拓朗 長谷 諭 坂部 龍太郎 田原 浩 布袋 裕士 前田 佳之
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.78, no.12, pp.2772-2776, 2017 (Released:2018-06-30)
参考文献数
17

Interparietal herniaはヘルニア嚢が腹壁の様々な筋層・筋膜間へ進展するヘルニアで,鼠径部に発生するものは鼠径ヘルニアの1亜型と考えられている.今回われわれは,鼠径部interparietal herniaに対しPlug法でヘルニア根治術を施行した1例を経験した.症例は75歳,女性.腹部CT検査で偶然右下腹部に腹壁ヘルニアを指摘され,当科紹介となった.腹部CT検査所見よりSpigelian herniaを疑い,Plug法によるヘルニア根治術を施行した.術中所見でヘルニア嚢は内鼠径輪より脱出し,鼠径管方向ではなく頭側の外腹斜筋と内腹斜筋の間へ進展していた.以上の所見より,interparietal herniaと診断した.本疾患に対して,前方到達法はヘルニア嚢の進展を直視下に観察可能であり,有用な術式と考えられた.
著者
岡田 裕子 赤岩 奈々香 前田 恵里
出版者
一般社団法人 日本臨床薬理学会
雑誌
日本臨床薬理学会学術総会抄録集 第42回日本臨床薬理学会学術総会 (ISSN:24365580)
巻号頁・発行日
pp.1-P-B-1, 2021 (Released:2021-12-17)

【目的】 メトホルミンは、海外では妊娠糖尿病に使用可能であり、使用により母体の体重増加や妊娠高血圧症候群、児の新生児低血糖のリスクが低下したことが報告されている。一方、日本では妊婦又は妊娠している可能性のある女性に禁忌であり、現状では大規模データを使用した処方状況の調査は実施されていない。そこで本研究では、レセプトデータを用いて、妊娠中の糖尿病の合併と、メトホルミンを含む糖尿病治療薬の処方状況について調査した。【方法】 株式会社JMDCの保有する妊婦レセプトデータ(2005年1月-2017年6月診療分)107,629名分より、妊娠前に糖尿病(ICD-10コード:E10-E14)、及び妊娠糖尿病(ICD-10コード:O24)と診断を受けていた妊婦及び、妊娠中(出産日から280日遡る)に糖尿病と診断を受けた妊婦を特定し、各病態における診断状況と処方薬について調査した。処方データより糖尿病治療薬(ATCコード:A10)を妊娠中に使用していた妊婦から、処方人数、処方割合について調査した。本研究は高崎健康福祉大学倫理審査委員会の承認を受けて行った。【結果・考察】 妊娠前に糖尿病の診断を受けていた妊婦は 1,502人(1.4%)、妊娠中に糖尿病と診断を受けた妊婦は4,763人(4.4%)であった。妊娠前に診断を受けた群、妊娠中に診断を受けた群の両方で、1型糖尿病より2型糖尿病が多かった。全病態において、インスリン単独治療が最も多く、第一選択薬である傾向が確認できた。次に処方が多いのは、メトホルミンであり、糖尿病治療薬を処方されていない妊婦も多数確認できた。我が国における妊娠糖尿病の罹患率は7-9%であり、本研究のレセプト調査における妊娠糖尿病罹患率と比較すると、大きく差はなく、本データが概ね日本全体を反映していると考えられた。インスリン以外の治療薬が処方されていた妊婦も確認できたが、初期には妊娠に気付かず服用していた妊婦も含まれていた可能性が示唆された。また、メトホルミンに関しては、妊娠0-31日以内に治療を中止している妊婦もおり、多嚢胞性卵巣症候群による排卵障害の治療に処方され、妊娠が判明し処方中止した例も含まれているのではないかと考えられた。【結論】インスリン単独治療が最も多く、メトホルミン使用例も確認できた。今回、メトホルミン服用妊婦数が少なかったことから、メトホルミン服用妊婦数の多い母集団を使用し、安全性について検討することが今後の課題であると考えられる。
著者
片岡 祐子 菅谷 明子 前田 幸英 假谷 伸 大道 亮太郎 福島 邦博 西﨑 和則
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.120, no.2, pp.131-136, 2017-02-20 (Released:2017-03-23)
参考文献数
13

2012年4月難聴遺伝子検査は保険収載され, 現在19遺伝子154変異の検索が行われている. 難聴遺伝子検査は, 聴力型や聴力予後, 随伴症状の予測, 難聴の進行予防といった情報が得られる可能性があるため, 診断や介入, フォローアップを行う上での有用性は高い. 今回遺伝子検査で複数の難聴遺伝子ヴァリアントが検出された症例を経験した. 検索可能な遺伝子数が増加することにより, 診断率の向上が見込める一方で, 複数の遺伝子ヴァリアントが検出され, 結果の解釈に難渋する例も増えることが推測される. 臨床情報との照らし合わせや家族の遺伝子検査も検討し, 患者, 家族が理解, 受容できるように遺伝カウンセリングを行う必要がある.
著者
義山 麻衣 大西 知子 前田 有紀 荒川 丈夫 飯塚 敏郎 小泉 浩一
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
雑誌
Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:13489844)
巻号頁・発行日
vol.97, no.1, pp.76-78, 2020-12-18 (Released:2021-01-08)
参考文献数
4
被引用文献数
2 1

A 73-year-old man was admitted with vomiting and left costal pain.He had undergone pylorus-preserving gastrectomy with B-1 reconstruction and was recently eating many persimmons. Physical examination revealed tenderness in the upper abdomen and left-side ribs. Abdominal CT showed a mass containing air in the gastroduodenal anastomosis. Esophagogastroduodenoscopy revealed a bezoar of about 10 cm in diameter in the remnant stomach. It was difficult to crush the bezoar with a grasping forceps and snare. Coca-Cola was locally injected, which softened the bezoar. We could then crush the bezoar with the grasping forceps and snare, and removed the bezoar. Oral administration or nasogastric lavage of Coca-Cola were reported as treatments for bezoars. In our case, the treatment time of a bezoar was significantly shortened by local injection of Coca-Cola and the bezoar could be treated with a small amount of Coca-Cola compared with that in previous reports.