著者
原田 泳幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.849, pp.42-45, 2013-12-12

1972年、東海大学工学部を卒業後、日本NCR入社。横河・ヒューレット・パッカード(現日本HP)などを経て、1990年にアップルコンピュータジャパン(現アップルジャパン)入社。1997年、同社代表取締役社長。
著者
原田 泳幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1601, pp.80-83, 2011-07-25

前回まで、データを読み解きながら「解」を探す方法についてお話ししてきました。今日まずお話ししたいのは、これまでの内容と矛盾するようにお感じになられるかもしれませんが「数字やデータだけでは答えは出ない」ということ。もっとはっきり言えば、「リサーチデータで経営戦略を立てるな」と。そういう話をしたいと思います。 黒板(81ページ)の問題を考えてみてください。
著者
河上 淳一 後藤 昌史 松浦 恒明 寄谷 彩 政所 和也 永松 隆 今井 孝樹 烏山 昌起 原田 伸哉 工藤 憂 志波 直人
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.587-592, 2020 (Released:2020-12-18)
参考文献数
26

【目的】本研究の目的は,腱板断裂患者に対し患者立脚評価を用いた治療方針の予測をすることである。【方法】対象は腱板断裂患者229 名で,初診1 ヵ月以降の治療方針(手術または保存)を目的変数,患者立脚評価を説明変数とした決定木分析と傾向スコア分析を行い,治療方針のオッズ比を算出した。【結果】決定木分析にてもっとも手術療法が選択される手術療法傾向群と,もっとも保存療法が選択される保存療法傾向群に分け,それ以外を中間群とした。傾向スコア分析を考慮したオッズ比は,保存療法傾向群に対して手術療法傾向群で11.50 倍,中間群に対して手術療法傾向群で3.47 倍の手術療法が選択された。【結論】腱板断裂患者の治療方針の予測には,SST における4 つの質問の重要性が示唆された。
著者
原田 泳幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1600, pp.74-77, 2011-07-18

前回、僕は日本マクドナルドの改革を始めるに当たって「QSC(品質・サービス・清潔さ)を高めることに専念しろ。それ以外はするな」というところから始めたという話をしました。今日はそうして固めた「土台」の上に、どのように戦術を組み立ててきたかについてお話しします。 黒板(75ページ)にパズルがあります。
著者
原田 泳幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.739, pp.46-49, 2009-09-16

1972年東海大学工学部通信工学科を卒業後、日本NCRに入社。以降、横河ヒューレット・パッカード、シュルンベルジェなど長年にわたってIT業界で活躍し、97年にアップルコンピュータ代表取締役社長兼米国アップルコンピュータ副社長に就く。2004年2月、日本マクドナルド代表取締役副会長兼CEO(最高経営責任者)に就任。
著者
須磨崎 真 磯谷 正敏 原田 徹 金岡 祐次 前田 敦行 高山 祐一
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.58-62, 2015 (Released:2015-07-31)
参考文献数
20
被引用文献数
1 3

症例は30歳,男性.下腹部痛を主訴に来院した.Multi Detector-row Computed Tomography(以下MDCT)所見より病変は上腸間膜動脈により栄養され,回腸の腸間膜付着部に位置することから重複腸管を疑い,同日腹腔鏡下回腸部分切除術を施行した.回腸末端から約80cm口側の回腸に付着する嚢胞性病変を認め,体外にて病変を含めた12cmの回腸を部分切除した.病変部は回腸壁の腸管膜側に付着した6×4cm大の球形の嚢胞性病変であり,消化管内腔との交通は認めなかった.組織学的所見では小腸粘膜と粘膜下層,固有筋層よりなる嚢胞壁を有し,筋層の一部を腸管と共有していたことから回腸重複腸管と診断した.成人発症の重複腸管は比較的稀であり,臨床像も生じる部位によって様々であることから術前診断は容易ではない.本邦における成人発症の小腸重複腸管の臨床的特徴を検討する.
著者
原田 拓馬
出版者
山口大学大学院東アジア研究科
雑誌
東アジア研究 (ISSN:13479415)
巻号頁・発行日
no.15, pp.15-29, 2017-03

本研究の目的は、学校改革を引き起こす教師が、自身で立案した学校改革案を学校組織の意思決定の場において成立させることを目指し、実践している〈根回し〉に焦点化した上で、特に自己呈示戦略に着目し、その諸相を描き出すことである。本研究の方法として、ゴフマンの演技論的アプローチに依拠して、行為者個人による「振る舞い方」の諸相を持つ自己呈示戦略を分析した清水の枠組みを援用する。学校組織のフォーマルな意思決定の場での学校改革案の成立という目的のもと、その提案以前の段階でのインフォーマルな場で実践される〈根回し〉に焦点化し、そこで組織される自己呈示戦略が、いかなる諸相を持つのか、という点を分析する。本研究の知見は、次の2点である。第1に、学校組織の意思決定の場での学校改革案の提案以前の段階で、インフォーマルな場において実践される〈根回し〉とは、《秘匿性》という基本的特徴のもと、学校改革案の確実な成立を目指して実践されていることが明らかになった。第2に、その〈根回し〉として、学校組織の意思決定の場での権限を持つ存在に対し、学校改革案の成立への支援を促すべく、①《利益供与者》、②《理解者》、③《献身者》、④《秘密の暴露=共有者》という自己呈示戦略を組織していたこと、また、学校組織の意思決定の場で反対意見を出す可能性のある存在に対し、学校改革案の成立の妨害を阻止するために、⑤《相談者》という自己呈示戦略を組織していたことが明らかになった。
著者
加美 聡哲 原田 勇希 山口 智香 岡田 佳都 大野 和則 田所 諭
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.37, no.8, pp.735-743, 2019 (Released:2019-10-18)
参考文献数
19

In our study, we developed AED Gripping System for AED transport UAV in order to deliver quickly to remote places. This system is structured by grippers and a gripping determination system. We introduced Permanent Electromagnets as gripper. The gripping determination system is necessary to confirm that the AED is delivered at the destination, because AED transport UAV flies to remote places which the pilot cannot see the UAV. We developed a new gripping determination system which use the difference of convergence time of counter-electromotive force between gripping or not. We conducted flight experiments and confirmed that the AED Gripping System do not drop the AED accidentally and can confirm gripping status during flight.
著者
山田 浩子 原田 利宣
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.4, pp.47, 2004

アニメのキャラクター(アニメキャラ)の3次元モデル化における定式化は未だ行われていない.よって,この種の非言語メディアにおいては,まずその記述(定式化)が必要不可欠となる.そこで本研究では人の顔を表した造形物に着目し、フィギア、日本人形、およびリカちゃん人形を事例とした。まず、それら人形間、人と人形間を比較し、それらの相違点を、次に浮世絵と日本人形、2次元アニメキャラとフィギアの曲線を比較し、それらの相違点を明確にした。これにより、各人形や浮世絵,2次元アニメキャラの造形様式の定式化が行え、ある被験者の顔形状データから、事例に基づく3次元モデルを創成するシステムの知識ベース構築が可能となる。
著者
山田 浩子 原田 利宣 片寄 晴弘
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.3, pp.6, 2003

今日,ゲームやアニメ作品等で存在する2次元キャラクターを3DCG化や立体造形する傾向にある.また,アニメ等の作品自体の人気をも左右するキャラクターデザインは,今後益々重要となると考えた.そこで,フィギュア,日本人形,およびリカちゃん人形の顔の造形間における相違点,またどのように人の顔を抽象化しているかを明確にすることを目的とした.まず,顔の3次元計測を行い,顔の曲面を構成するキーラインとして断面線を抽出した.キーラインにおける曲率半径とその変化の仕方の分析結果,高速フーリエ変換による曲率半径の周波数分析から各々の顔の特徴分析を行った.そして,解析結果の有用性も検証した.
著者
原田 利宣 山田 浩子
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.5, pp.121, 2005

今日,3次元モデルを用いたアニメの制作が頻繁に行われるようになり,人の顔を抽象化し,簡易に立体造形が行える技術やシステムが必要とされている.そこで,本研究では日本人形,フィギュア,リカちゃん人形を事例とし,各人形の顔の曲面を構成する断面線の抽出とその特徴(人形の様式)の明確化を行い,それら人形間の相違点,また人をどのように抽象化しているのかを明らかにすることを目的とした.また,これらの結果を用いて,ある被験者の顔をある様式の3次元モデルにする際のキーラインに用いる断面線の生成システムの開発を行った.またシステムを使用して得た断面線より3次元モデルを作成し,分析結果の有用性を検証した.
著者
山形 拓 平澤 大 大平 哲也 原田 喜博 前田 有紀 野田 裕
出版者
日本メディカルセンター
巻号頁・発行日
pp.583-588, 2015-04-20

近年,内視鏡鎮静に関してプロポフォールの有用性,安全性が報告されている.プロポフォールは,半減期がきわめて短いため持続投与が可能であり,それゆえ鎮静深度を一定に保つことが容易である.この特性は長時間の安全で安定した鎮静を要するESDには非常に有用である.本稿では,当センターにおけるプロポフォール鎮静方法を紹介する.また,プロポフォール鎮静時の問題点を述べる.第一に,鎮静時の代表的偶発症である呼吸循環抑制の頻度をミダゾラムと比較した.第二に,プロポフォールでも鎮静困難となる場合があり,その要因についても検討した.